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2004.10.31

京都観光を自転車で

2001年の11月末、京都観光に行ってまいりました。
京都はこれで3回目。高校の修学旅行のときが1回目。当時北海道函館市に住んでいたので、大移動です。8月末の修学旅行で、もう暑かった記憶しかありません。
2回目は1990年頃で、木曜金曜と会社の出張で大阪に行ったついでに、土曜日曜と京都を観光しました。このときは短時間だったためかなりザックリとしか観光できませんでした。しかし、このときの驚きは、高校のときのすっかり忘れてしまっていた記憶が次々とよみがえってきたことです。例えば、龍安寺の裏側にあるどうでもいいような岩とか。清水寺にあったちっちゃなお地蔵さんとか。そういうどうでもいいような記憶が次々とよみがえってきて、不思議な気持ちになりました。あと、やはり高校のときとは古い歴史的遺産に対する感じ方が全く違っていました。もう感動するする。2回目の京都なのに、1回目より100倍くらいは感動しました。トシをとるということは悪いことばかりではないのだな、と思いました。
今回の3回目は紅葉の時期に合わせました(結果からいうと、例年より紅葉が早かったため、ピークをやや越えたときに観光することになってしまいましたが)。横浜から車に自転車を積んでいき、京都の中ではほとんどを自転車で移動しました。宿泊は、今出川通と東堀川通の交差点近くのプチホテルペンション京都。この辺が北山とか東山とか嵐山とか多くの観光地の真ん中にあり、自転車で移動しやすいということでここにしました。4泊5日と比較的ゆっくりと観光できるので、結構楽しみでした。
次回から詳細について書いていきます。

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2004.10.28

継続は力なり?

ばあどが地道に続けていること。
その1。社会人になってから乗ってる車,原付全てについて、給油のたびに給油量とか走行距離とかを記録し、また修理の履歴とかを毎回つけています。2代目プレリュードは4年間,3代目プレリュードは4年間,Renault21は13年半,原付のLiveDioZXは8年間。燃費管理や車の調子を見るために始めたのですが、今となっては我が子の成長の記録をアルバムにしてるようで、愛着がわいてきます。
その2。去年5月に退院して以来、毎朝体温,血圧,体重,心拍,体脂肪率を測定しています。最初は病気の再発を恐れて体温の測定が主だったのですが、最近は体重の測定が主です・・・・。
その3。今年8月末から家計簿をつけ始めました。すると、毎日お金を使うたびに意識するようになってきました。ただ家計簿をつけるという行為だけで、意外と無駄な出費を抑えることができるかも。
その4。blog。このblog『ばあどの雑木鳥』を始めてから約1ヶ月半。日常的に書く内容を考えて自分の行動を振り返り、書くときには文章とかに変なところがないかとか考えながら書く。結構自分のためになってるような気がします。また、1ヶ月半の間に述べ400人以上の人に見ていただいているというのも元気づけられます。
ということで、日常的に何かを続けるということは、やはりいろいろな面でいいことがあるものです。

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2004.10.26

交通事故にあったときのこと

今年の3月、自転車で通勤中、交通事故に遭いました。
会社の直前の交差点で青信号で横断歩道を渡っていると、前方から全く前を見ていないワゴン車が右折してきて私の自転車に右側面から衝突。幸運にも怪我はたいしたことはなく、膝を打ってちょっと出血、あとは手首をひねった程度でした。
そのときの加害者が同じ会社の30歳くらいの女性(面識はなし)。で、事故ったときの対応が異常に早い! 私がショックでふらふらしている間に、警察に電話をかけ、会社に電話をかけ、保険屋に電話をかけ、ほぼ全ての対応を終了。警察が到着した直後には、保険屋も現場に到着するテキパキぶり。ものすごく冷静な人なのだなあと思っていたのですが、後から友人に聞いたところ、その女性はフダつきのとばし屋で、交通事故慣れしているとのこと。どうりで・・・・
その交通事故のとき、私ばあどのとった不思議な行動。
その1。ぶつかってとばされて道路に転がったあと一番最初にした行動は、信号を確認したこと。なぜかそのとき上司の顔が頭に浮かんで、私に非がある場合は上司に迷惑がかかると思ってトッサに信号を確認のです。上司がまたいい人で迷惑かけたくなかったんだよなあ・・・・。もちろん信号は青でした。私に責任はナシ!と知ってひと安心。
その2。自転車は全損なのに、妙に怪我が小さい。不思議に思って、加害者の車はどうなっているんだろうと思ってみてみたら、ボンネット上に私の右足の靴の跡がくっきり残ってました。どうも、ぶつかった瞬間に私は無意識に車のボンネットを蹴って車からできるだけ離れるように飛び退いたらしいのです。無意識とはいえ、すばらしい反射神経! けど、無意識だからできたんだろうなあ。意識したら絶対できなかったんだろうなあ・・・・。
ということで、今回の交通事故の教訓。青信号のときですら渡るときには注意しましょう!

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2004.10.24

iMacG5登場!

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本日よりiMacG5による投稿です。
ばあどのパソコン歴は、LC630→iMac233→iMac400SE→液晶iMac→iMacG5と、すべてMacです。まあ、もともと他の人と同じものはイヤ、というひねくれた性格なのでMacを選択してます。というのは半分冗談ですが、半分はほんとです(笑)。Macというのは、モノとして持つ喜びがあるような気がします。確かに他の人とのファイルのやり取りやソフトの豊富さ、周辺機器等でMacに対応していないものが多い等、普通に使う分にはWindowsマシンの方が便利なのは明らか。しかし、Macには独特の魅力があるんだよなあ・・・・。
で、iMacG5。確かに初代iMacのようなインパクトはないし、2代目液晶iMacのようなサプライズもないですよね。ただ、性能的には文句ないし、使ってるうちにじっくりとなじんでくることに期待して購入しました。最初にびっくりしたこと。前のiMacからのデータの移行がめちゃくちゃ楽! 新旧のiMacをFirewireで接続し、データ送り側のiMacを「T」キーを押しながら起動します。そして、新iMac側の画面でデータ移行したいデータにチェックを入れるだけ(Panther のターゲット・ディスク機能)。すると、旧マックのデータやソフト,さらにはインターネットの設定やデスクトップの壁紙まで、全てが移行されます。基本的にパソコンが苦手なばあどは、パソコン買い換え時のデータ移行や設定が大嫌いだったのですが、あっという間に終了。こういうユーザーフレンドリーなところがあるからMacはやめられないです。
ただ、現時点でひとつだけ文句あり。冷却のファンがときどき作動するのですが、思いのほかうるさいです。静かな部屋で集中したいときとか結構気になります。これは要改良です。まあ、G5は発熱量が多いのでしょうがないのかなあ・・・・
詳細なインプレッションは、また気がついたときに投稿します。

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入院したときのこと

成人スティル病で38日間入院したときのこと。
最初の1週間は何の病気かもわからずひたすら検査。やはり何の病気かわからないということは、非常に精神的につらいものがありました。
治療は、ひたすらステロイド剤の点滴に終始しました。
ステロイド剤は非常に効果があって、高熱等の病気の諸症状は最初の2週間くらいで概ね収まりました。最後の2週間くらいは、健康そのものといった感じでした。

で、入院中に思ったこと、経験したこと。
1.点滴のせいか、もうめちゃくちゃトイレが近くなりました。1日で30回以上。もうたいへんでした。
2.病院食がおいしかったこと。もう食べることしか楽しみがなかったせいもありますが。毎食AとBの2つの定食から1食を選べるシステムだったんですが、こんなに真剣にメニューとにらめっこして食事を選んだのは初めてでした。
3.ニュースを見まくったこと。入院と同時にイラク戦争が始まって、1日中そのニュースを見てました。
4.看護婦さんに感動したこと。看護婦さんてなんて大変な職業だろう。お医者さんより現場に密着しているという点で、お医者さんよりはるかに大変な職業ではないでしょうか? しかもどんなに大変なことでも患者のわがままにも嫌な顔をせずににっこり笑って対応します。もう本当に感動しました。(しかも私の病棟の看護婦さんは非常にかわいかったし・・・・)。お世話になった看護婦さん、ほんとにありがとうございました。
5.入院生活はほとんど不自由はなかったんだけど、唯一困ったのが洗濯。独り者なので大変困りました(親兄弟は北海道、私は横浜)。そのときお世話になったのが、たまたま病院の近くに住んでいてお見舞いにきていただいた会社の職場の先輩の奥様。毎週のようにお見舞いにきていただいて、洗濯物を引き取って洗濯をしていただきました。本当にありがとうございました。
6.たくさんの友人や会社関係の方にお見舞いにきていただいたこと。本当にありがとうございました。
7.主治医の先生は、まだ若い人で、一見頼りなさげな人でした。しかし、明るくて深刻な雰囲気が全くなく、私にとっては非常にリラックスしていられました。おかげさまですっかりよくなりました。どうもありがとうございました。

まあ、そんなこんなで無事退院。病気のつらさはともかくとして、いろいろなことが勉強になり、非常に有意義な入院生活でした。

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2004.10.23

成人スティル病とは

さて、私が以前1か月半の入院をしいられた成人スティル病とは、どんな病気なのでしょうか?
まず、年間発症者が日本で約1,000人程度の非常に珍しい病気です。男女比は1:2で、年齢は20〜40歳に多いそうです。つまり、40代なかばの男性である私が発症したのは非常に希なケースのようです。
原因は全く不明らしく、ウィルスなどによる感染が引き金となり、それに免疫異常がからんで発症するようです。

主な症状は、発熱,皮疹,関節炎,リンパ節腫脹,肝障害,高度の炎症所見。
私の場合は、以下の症状でした。
1.発熱。夕方から夜間にかけて39℃以上の発熱があり、昼間は平熱。この状態が数週間続きました。
2.炎症。まず、口内炎多発。喉が痛み腫れます。リンパ節腫脹もみられ、喉の両側が腫れました。
3.粘膜過敏。タバコや女性の化粧のにおいが強烈に感じられ、電車の中ではむせ返るようになりました。
4.関節症状。手を握っても痛みと腫れのためため最後まで握りきれません。膝の曲げのばしでも痛みがありました。
5.皮膚症状。お風呂に入ると腕の当たりに赤い発疹がでます。ただし、痛みやかゆみはありませんでした。

治療は、非ステロイド抗炎症薬が第一、ステロイド剤が第二の選択で、これで抑えられないときには免疫抑制剤を併用するようです。私の場合は、ステロイド剤の投与によって病状が改善されました。

私はこの病気の症状がおさまって約1年半になりますが、この病気は比較的再発が多いそうです。また、長期的にはリウマチのような慢性の関節破壊に至ることもあるそうです。

このような珍しい病気は発見が遅れることが多いので、大事になりやすいです。風邪とか花粉症とかだろうと軽く考えずに、きちんと対処しなければならないな、と感じています。

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2004.10.21

成人スティル病発症

去年、成人スティル病という珍しい病気にかかり、1か月半ほど入院しました。その経緯を書いてみます。
2003年初めからちょっとした寒気と発熱が続きました。そのうち喉がちょっと腫れ初め、さらに口の中にかなりの口内炎ができました。どんどん口内炎がひどくなってきたので、2月に入ってから最初は耳鼻咽喉科に行きました。風邪が原因でからだのバランスが悪いのでしょうということで薬をいただく。その後1週間後以上発熱が続いて症状が悪化してきたので、またまた同じ耳鼻咽喉科へ。すると、『とりあえず同じ薬を出しますからもうちょっと様子を見ましょう』と。
全然直らないのに同じ薬はないでしょう、とムッと来て、今度は小さな内科へ。やはり風邪でしょう、ということで風邪薬を出されました。そうこうしているうちに2月後半になると発熱がエスカレート。毎日会社へはなんとか行けるんだけど、会社では午後になると寒気がし始め、帰りの電車では歯がガチガチなり続けるほど震えが来ました。家にたどり着いて熱を測ると39℃以上。そして朝になると37℃くらいに熱が下がって、なんとか会社へ行く。こんな状態がしばらく続きました(ほんと測ったように夜だけ発熱しました)。
さすがにおかしいと感じ始め、違う内科(3件目の病院)に行ってみました。そのときもやはり風邪ではないかということでしたが、もっと大きな総合病院でちゃんと検査をしてみたほうがいいのでは、と言われました。
で、3月中旬に有名な総合病院(4件目)へ行きました。そこで血液検査とかしたのですが、特別に悪いところは特定できません。しかし、症状からして入院して徹底的に検査をしたほうがいいと言うことになり、さらに別の病院(5件目)を紹介されてすぐにそちらの病院へ行くように言われました。
で、その日の内に紹介された病院へ行ったところでもうからだに限界が来ていたみたいで、問診とか受けてる時に熱が39℃を超え、そのまま車椅子で病室に運ばれてそのまま入院となりました・・・・

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2004.10.20

やせて太ってまたやせる

2003年の初頭からちょっとした病気にかかり、3月末から5月初まで入院しました。
この間に体重6kg減。その理由は、もちろん病気のせい。そして規則正しい病院食(最近の病院食はすばらしい!  ほんとバランスがとれてておいしい!)。からだが軽くなって、かえって健康になったような気がしました。

で、退院後、約1年で体重11kg増。その主な理由は、服用し続けた薬(プレドニン)の副作用です。それと近所に非常においしい台湾料理屋さんを発見して毎日あぶらっこいものを食べてたのも原因かな?  もともとの体重より5kgほどアップです。これには参った。あきらかにからだの動きが悪くなりました。そして何より、ウエストがでかくなって今まではけてたズボンがほとんどはけない! これではいけないということで、ダイエット開始です。ダイエットと言っても、無理しなくても続けられる程度の軟弱ダイエットです。

その結果、5ヶ月たった現在で、体重5kg減。元に戻りました。その原因として考えられること。
1.服用していた薬を飲まなくて良くなった。
2.会社の食堂や外食などメニューにカロリーが表示されているときは、可能な限りカロリーの低いものを食べ続けた(ご飯も小ライスに変更)。
3.通っていた台湾料理屋さんが閉店した。
4.ダイエット食品AburaMagic服用(食事のときの一緒に飲むと、油分を吸収させずに固めて排出するカロリーカット)。
5.お酢ダイエット(毎日もろみ酢飲み続けた)。
6.にがりダイエット。
いっぺんに実行してしまったので、どれが一番効いているのかよくわかりませんが、数字順に効果があったような気がします。要するに、へたなダイエット食品をとることよりも食事に対する自制心というか体重に対しての意識というか、そういったものが結構重要なんだなあ、という気がします。

ちなみに、誤算がひとつ。体重は元に戻ったんだけど、ウエストが元に戻らない!  太ったまま。どうしよう。やっぱりからだを動かさないとだめなのかなぁ・・・・

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2004.10.18

最後は奈良町

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今回の奈良旅行の最後を飾るのは奈良町。
奈良町は元興寺の門前町として11から12世紀に形成された奈良で一番古い町だそうです。
奈良町を散策して、いろいろなところをのぞいてみました。
奈良町物語館。ここは特にコメントなし。
奈良町資料館。昔ながらの生活に密着したものが展示されており、こじんまりした中にもいい味を出していました。
ならまち格子の家。奈良町の伝統的な町家を再現しています。単なる昔風の家なんだけど、そういう素朴なところがよいです。こういうところはけっこう好きです。
時の資料館。見てみたかったけど、定休日でした。なんか今回の奈良旅行は行く先々でお休みのところが多かったです。
庚申堂。見たはずなんだけど、印象なし。
御霊神社。縁結び関係の神社らしい。おもいっきり拝んでまいりました。
元興寺。世界遺産の割にはぱっとせず。雨にも降られてあまりいい印象がないです。
で、奈良町全体として好感が持てたのは、元興寺とかを除いて基本的に無料で見学できたことです。ただ町を歩いてふらりと見たいところを見る。そういう気軽な散策が楽しめました。

観光地としての評価は ★★★★

で、これで奈良旅行終了。さて横浜に帰りましょう、という段階になって困ったことがひとつ。お土産を買わなくちゃ! 奈良の町全体を通してこれと言ったお土産屋がなく、気が付いてみればお土産らしいお土産はほとんど買ってませんでした。駅の近くに車をとめて、あわててお土産を買い込みました。そういえば、食という意味でも奈良にはこれと言ったものがなかったような気がするなあ。

まあ、なんだかんだ言っても非常に楽しい奈良旅行でした。(死ぬほど暑かったけどね。)
同行のどすこい君、お疲れ様でした。

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新薬師寺12神将

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いよいよ奈良旅行最終日。
本日のメインイベントは新薬師寺。新薬師寺は747年に光明皇后が建立、天平の昔には100人以上の僧を抱える大寺でしたが、今はほとんどが失われてこじんまりとした寺になっています。見学できるのが、事実上国宝の本堂だけで、その中には本尊の薬師如来坐像,それを守る12神将が安置されています。

本尊の薬師如来は木造で国宝。しかし、メインは何と言っても12神将。子の宮毘羅(くびら)・丑の伐折羅(ばさら)・虎の迷企羅(めいきら )・卯の安底羅(あんてら)・辰の末爾羅(あにら)・巳の珊底羅(さんてら)・午の因達羅(いんだら)・未の波夷羅(はいら)・申の摩虎羅(まこら)・酉の真達羅(しんたら)・戌の招杜羅(しょうとら)・亥の毘羯羅(びぎゃら)の12体。そのうち11体が国宝。波夷羅のみが安政の大地震で欠損したため、昭和の補作となっており、国宝指定外。残念! しかし、12体全てがすばらしい。姿はとてもリアルで、顔の表情も厳しい中にも神の神々しさがあります。
12神将は、土でつくった塑像です。この「塑像」は土を焼くこともなくただ乾燥させるだけなので、奈良盆地の高温多湿の悪条件下で1,200年余り保存できたのは奇跡的なんだそうです。色は土色でそれ自体非常に自然で完成された感じです。しかし、本堂内で上映されていたビデオを見たら、もともとは顔は青色で、着ているものも赤や緑や金色や非常にカラフルに着色されていたのを知ってびっくりしました。

ちなみに、私は亥年なので、毘羯羅大将を拝んでまいりました。

観光地的評価は、もちろん ★★★★★ ! 
文句なし!

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2004.10.17

奈良のライトアップ

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奈良は、夜になるといろいろな建造物がライトアップされます。
今回見学したのが、浮見堂,朱雀門,興福寺五重塔。
残念なことに、この日の夜は結構な雨。
興福寺五重塔に行ったときが一番雨が強く、車の中から眺めただけでした。
朱雀門は最近の再建らしく、新しくてきれいなのでライトアップが非常に鮮やかです。ただ、やはり歴史が積み重なった風情が感じられず、映画のセットを見ている感じでした。
浮見堂は場所がわからず、探して探して同じようなところをぐるぐる回ってやっと発見。なかなかいい感じのライトアップで、池の上に浮かんだその姿はなかなか幻想的でした。結構歴史のある建造物だと思っていたのですが、後から調べてみると、大正時代に建てられたものということで、比較的新しいものであることが発覚しました。

奈良のライトアップ全部ひっくるめて、評価は ★★★★

晴れた夜にゆっくりと見たかったです。

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2004.10.16

東大寺(大仏以外編)

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大仏様を見終わったあとは、まずは校倉造りで有名な正倉院へ。思ったよりはるかに大きく、雄大な感じです。ちょっと遠くからしか見られないようになっているのが残念。
正倉院を見終わったあとは、坂道を上りながら二月堂へ。この二月堂へ向かう坂道は、これと言った名所ではないのですが、なかなか雰囲気がいいです。人通りも少なく、お散歩するにはいいかも。
坂道を登りきってさらに階段を上り詰めると二月堂。この頃には結構体力的にヘロヘロになっていて、休憩所で休憩しながらタダでいただいたお茶がたいへんおいしく感じました。二月堂そのものは、斜面に建った非対称な感じが特徴的で結構好みです。舞台から見た眺望もたいへんいい感じです。
そこから下っていくと、鐘楼があります。これも地味だけど立派な国宝。ほんとこのあたりは国宝だらけです。
最後は南大門をくぐって東大寺とお別れです。
南大門は、鎌倉時代の再建だそうですが、大仏様の門だけあって、巨大で荘厳です。左右には有名な阿吽の金剛力士像が建っています。運慶と快慶が一門を率いて75日で完成させたと言われていますが、ほんとなのかな?  金剛力士像そのものはなかなかなんだけど、鳩害防止のためと思われる金網で囲まれているのがちょっと興ざめです。まあ、どこの仁王様も同じような理由で金網で囲われているので、仕方のないことなのですが。

大仏様&大仏殿を除いた東大寺周辺の観光地としての評価は  ★★★★

ということで、奈良旅行4日目昼の部終了です。

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2004.10.14

奈良の大仏、very good !

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奈良旅行もいよいよ東大寺。
東大寺は非常に広くて見どころ豊富なので、大仏編と大仏以外編の2回にわけて感想を述べます。
まずは大仏編。
通称、奈良の大仏。本名、毘盧遮那仏 。
工事に携わった人の数は延べ260万人余といわれ、鋳造に使われた銅だけでも499t、メッキに使われた金は440kg だそうです。
さすがに迫力で圧倒されます。
非常に人気の大仏様、どうしてそんなに人気があるのか考えてみました。
理由その1。単純に大きいこと。やはり日本の象徴となるものは、大きいというのがポイントで、富士山もそうですし、戦艦大和もそうですよね。
理由その2。大仏様は心が広いです。他の仏像とかは当然ながら写真撮影禁止ですが、大仏様は写真オッケー。非常に庶民的ですよね。
理由その3。大仏様は美しい。他の仏像とかは、表面の金箔がボロボロにはがれたり、塗装が中途半端にはがれたりして結構痛々しいものが多いです。ところが、大仏様はお肌がつやつやで、大変美しいです。
一方、大仏様の人気の影で、目立たないのが大仏殿。つまり、大仏様の家です。実は大仏殿、知ってる人は少ないですが、世界最大の木造建築物です。建物だけでも価値としてはすごいのに、すっかり大仏様の人気に隠れてしまっています。残念! ピラミッドの横に座っているスフィンクスみたいなもんですね。

ということで、観光地的評価は、大仏様と大仏殿セットで ★★★★★

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2004.10.13

奈良国立博物館、なかなか

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奈良旅行記復活です。
4日目、興福寺見学の後奈良国立博物館へ。
実はあんまり期待していなかったのですが、これが思ったより良かったです。
特にこれと言った目玉的展示物はなく、ハッキリ言って地味な印象ですが、仏像,絵画,考古物などがバランス良く配置され、飽きません。(唐招提寺から出稼ぎ中の薬師如来立像とかが目玉といえば目玉でしたが)
館内もきれいで、好印象。
展示物の中で以外と受けたのが、無名の12神将。
12神将はいろいろなところにあるのですが、ここの12神将は、十二支にちなんだかぶり物をしています。たとえば、亥の神様だったら、頭にイノシシのデザインのかぶり物をしています。
日本の神様仏様関係の像にはめずらしくユーモアがあってなかなか良かったです。

観光地としての評価は ★★★★

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2004.10.11

台風の中のF1、その3

毎年F1に一緒に行っているばあどを含めた男ばかりのF1軍団約数名には、F1の他に現地での楽しみがひとつあります。
それは非常においしいケーキ屋さんA。
F1終了後に宿に向かう途中そのケーキ屋さんAにより、各自ケーキを買い出して宿で食べる、というのがお約束になっています。
友人のKさんにいたっては、年に1回しか行かないのにケーキ屋さんAのポイントカードを作っており、毎年こつこつとポイントをためています。
で、今回の大誤算。ケーキ屋さんA、店内改装のためお休み。
これでは納得できない。
ということで、宿の女将さんに『近くにおいしいケーキ屋さんはありませんか。』と質問。
とても丁寧にケーキ屋さんBを教えてくれました。
女将さん、ありがとうございます。
で、ケーキ屋さんBでケーキを食べた後、帰りにダラダラとドライブしていると、さらにちょっとオシャレなケーキ屋さんCを発見!
そこでもケーキを買ったのでした・・・・
鈴鹿に何をしに行っているのか、よくわからない2004年F1でした。

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台風の中のF1、その2

台風の中のF1のエピソードその2。
結果的に、今回のF1は、以下のように開催されました。
10月 8日(金)大雨の中、予定どおりフリー走行。
10月 9日(土)台風のため予選を含めて全て中止。
10月10日(日)予選&決勝。
で、友人のKさん。
仕事の都合上ばあど一行とは同行できず、10月8日に新幹線で千葉県から移動、フリー走行終了後にサーキットに到着、ばあどと合流。F1フリー走行は見られず。
10月9日は予選中止のためF1見られず。
で、10月10日にはどうしても帰らなければならない用事があるため、10月9日に新幹線で千葉県に向かいました。
すなわち! わざわざ千葉県から鈴鹿までF1を見に来て、F1の走行する姿を全く見ずに帰ったのでした・・・・
しかも!! 10月9日の午前11時半には鈴鹿の近くの駅から電車に乗ったのに、名古屋についた時点で新幹線が止まっており、東京に着いたのが10月10日の午前2時というありさま。なんて不幸な・・・・
今回の台風は、いろんな意味でいろんなところに被害を与えているんですよねえ・・・・

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台風の中のF1、その1

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さて、ただいまF1鈴鹿サーキットから帰ってまいりました。
今回のF1は、台風のため強烈な状態でした。
まず、10月7日(木)の夜に車で横浜をスタート。
10月8日(金)午前3時にサーキットの近くの東名阪自動車道御在所SAに到着。
ここで時間調整のため車の中で仮眠。
午前6時に起きたら、もう土砂降り。
そのままサーキットに向かい、雨の中フリー走行を観戦したのですが、カッパを着ているにもかかわらず、下半身ずぶぬれになりました。
で、見終わった後に1時間ほど離れたところにある旅館に行って、さあ、明日の予選はどうなるのかねえと友人と話し込んでいると、宿の60歳くらいの仲居さんが、『明日の予選は中止みたいですねえ。』と一言。
え?マジ?サーキットに問い合わせるとやはり中止とのこと。
鈴鹿に通い続けて15年のF1ファンより先にそのような情報を得るとは、さすがプロの仲居さん。ばあどの負け。
結局10月9日(土)は、一日中テレビで台風情報を見ながらダラダラしてました。
10月10日(日)に予選・決勝が立て続けに行なわれ、結果はみなさんご存じだと思いますが、大忙しの2004年F1でした。

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2004.10.07

15回目の鈴鹿サーキット

奈良旅行記はまだまだ続きますが、ちょっとお休みしてF1のお話。
今週末いよいよF1日本GPです。
私ばあどは、1990年以来毎年行っているので、今年で15回目です。
1986年から1989年は会社の都合で行けませんでした。
私のF1の最初の記憶は、多分グラハム・ヒルという名前。
F1に興味を持ち出したのは、ニキ・ラウダとかその時代。
そしてF1にはまったのが、中嶋悟さんのF1参戦でした。
そしてアイルトン・セナ。
この2人が同時に走っていた1990年前後の時代は、ばあどにとって最高の時代でした。
1990年のときなんか、決勝の日のチケットがゲットできなかったため、当時住んでいた川崎からから鈴鹿まで予選だけ見に行って、決勝は帰ってテレビ観戦、ということもありました。
この2人がいなくなってからは、やはりちょっとテンションが落ちていました。
しかし、今年は佐藤琢磨くんもホンダも非常に好調な今年は、久々に期待いっぱいです。
(自分の車はRenaultなのに、やっぱりホンダを応援してしまいます。)
ということで、本日から鈴鹿へ行ってまいります。
cocologも10月10日までお休みです。
雨が降らないといいんだけどなあ・・・・

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2004.10.06

興福寺は阿修羅につきる

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奈良旅行4日目。
当日は車をホテルにおいて一日中奈良公園歩きをしました。
で、最初は興福寺。
平城京遷都以来、この地にあったわけだけど、戦火や災害で消失し、創建以来の建物はひとつもなし。
皇室や藤原氏のお気に入りで、一時期異常に発展し、室町時代にかけては大和一国を支配するほどの力を持っていたそうです。
そんなメジャーなお寺なわけだから、豪快なエピソードも多いです。
興福寺の僧兵は平家武士団も恐れるほどだったとか。
飛鳥の山田寺の仏を奪い取ったとか。
明治の廃仏棄釈で一人の僧侶もいなくなり、五重塔も売りに出されたとか。
その時多くの仏像が薪になり、生き残った仏像が国宝になって今に至るとか。
そこそこの見どころはあるし、仏像も豊富だけれど、圧倒的なのが阿修羅像。
すばらしい!
他の仏像には絶対にないあの独特の表情、線が細くてもしっかり芯のとおった体型,指先まで何の無駄もない姿勢、自分からは決して威嚇していないのに自然に溢れ出ている殺気。
阿修羅像を見るだけでここに来た価値があります。
当然ながら写真は禁止ですが、きっとどんなにがんばってもナマで見た感動は写せないでしょう。
ああ、明治時代に薪にならずにほんとによかった!

観光地としての評価は、まあ ★★★★ くらいかな?
けど、阿修羅像に限れば、もちろん ★★★★★ !

おまけ
興福寺国宝館で急におなかの調子が悪くなり、係の人にトイレの場所を聞いて五重塔の先の公衆トイレまで全力疾走しました。
興福寺国宝館にはトイレがないので気をつけましょう。

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2004.10.05

若草山、これさえなかったら・・・・

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風邪かなんかで発熱し、2日ほど寝込んでました。
で、知らないうちにイチロー新記録達成。
リアルタイムで見られませんでした。残念!

で、奈良旅行記の続きです。
馬見丘陵,法隆寺,唐招提寺,薬師寺を見学後、思いのほか時間があまりました。
ということで、悩んだ挙げ句、当初の予定に全くなかった新若草山ドライブウェイ(奈良奥山ドライブウェイというのが正しいのかも)でも走ってみようということになりました。
東大寺側から入って若草山へ。
午前中晴れていたのがこの頃には霧雨模様。
それでも若草山山頂付近の駐車場から山頂付近を歩いてみました。
若草山からは、東大寺のあたりをはじめとして、奈良のだいたいのところを一望できます。
晴れている時、または夜景を見るときなどはすばらしいかも。
山頂には以外にも5世紀頃築造の鶯塚古墳もあり、こんなところにも古墳があるとはさすが奈良!
ただ、これさえなければ、というのがひとつ。
山頂付近は一面芝生なんだけど、もう絶対に踏まずには歩けない、というほど一面シカの糞!
まあ、これも含めて奈良なんでしょうけどね。
あと、後で調べてわかったんだけど、ここは春期(3/20〜6/15)と秋期(9/10〜11/25)は入山料は有料みたいで、我々が行った真夏は無料でした。
春と秋はなんかすばらしいものがあるのかな?

観光地としての評価は、 ★★★
ただ、行く時期や天候条件によっては ★★★★ だったかも。

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2004.10.01

薬師寺、ちょっと違和感が・・・・

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唐招提寺見学後は、お約束のように近くの薬師寺へ。
薬師寺は、もともと天武天皇が藤原京に創建したものを、718年に現在の所に移転したものだそうです。
歴史は古いんだけど、ほとんどの建物は兵火や天災で失われて、1900年代に建て直されたもの。
創建当初の唯一の遺構は東塔のみです。
再建された建物が多いので、当然のように当時の配色まできっちり赤や緑に再現され、非常にカラフル。
建物は立派で配置も悪くないんだけど、なんか違和感が・・・・
新しい建物だということを知っているための先入観なのかなあ。
カラフルな色がなんかウソくさいのかなあ。
色は当時の再現なので、ウソなわけはないんだけどなあ。
本尊の薬師三尊像はそれなりに美しかったんだけどなあ。
どこが悪いというわけではないんだけど、なんかしっくりしない薬師寺でした。

観光地としての評価は ★★★

で、そのあと近くのがんこ一徹長屋へ行きました。
伝統の一刀彫りや赤膚焼を継承する工芸職人の集まった長屋。
で、8月1日から8月31日まで、夏期休暇。
休み長過ぎるんじゃないの?
夏休みの観光客の多い時期にそんなに休むなんて、さすががんこ一徹!

観光地としての評価は、コメントできません・・・・


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