« 2004年11月 | トップページ | 2005年1月 »

2004.12.29

京都旅行の帰りに・・・・

0412227babasan02

2001京都旅行も無事終了し、いよいよ横浜に向かって帰途についたときのこと。
京都から名神高速道路に入って一路横浜に向かったのですが、ほとんど走らないうちに、何の用もないのになぜかいきなり休憩したくなりました。ということで、確か草津PA(菩提寺PAだったかな?)に入りました。すると、オレンジ色のハデなバスがとまっていました。なんか気になって近くにいってみたら、ボディにでっかくジャイアント馬場さんの姿が! そうです、全日本プロレスの外国人移動用バスだったのです! 全日本プロレスファンの私としては大喜び。まさに引き寄せられたとしか言いようがない偶然でした。
とりあえずは、バスの横にとまって写真を1枚。当然レスラーがいるんだろうな、と思ってウロウロしてみたら、やはりいました! 最強タッグシリーズに参戦中のスティーブ・ウイリアムスやらジョニー・スミスやらジョージ・ハインズやら、なじみのレスラーが。会場では何度となく見ているレスラーたちですが、こういう形で遇うのは、また新鮮でした。2メートルを超える大男が狭い電話ボックスで電話かけてたり、我々と同じようにファストフード食べてたり、普段の姿を見ることができ、とってもよかった!
ほんとは話しかけたり一緒に写真を撮ってもらったりしたかったのですが、せっかくのプライベートタイムをジャマしちゃいけないと思い、必死に我慢しました・・・・
その後、バスが発車して北上を始めたので、せっかくだからしばらく一緒に走りました。とっても貴重な体験でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.27

貴船神社、補足

0412227

ちょっと前、貴船神社についての書き込みをしました。そのとき、写真をなくしたと思ってましたが、本日めでたく発見。写真をみて思い出したことを補足します。
ここは、灯籠が灯される夕暮れ時、しかも雨が降っているときがベスト!
以上!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.25

地主神社の楽しいお話

0412225

清水寺で感動しつつ、気になったのがすぐ近くにある縁結びの地主神社。若者や海外の観光者にも有名なスポット。当然ですが、私も、拝んだうえに、縁結びのお守りも買ってまいりました・・・・(笑)。
なかには有名な「恋占いの石」があります。ふたつの石の間を目をつぶって歩いて、無事にたどりつけると恋の願いがかなうそうです。バランス感覚の悪い私は怖くてチャレンジできませんでした・・・・。
なぜ、この神社が清水寺と同じ場所にあるのかはわかりません。今の位置にある地主神社は清水寺と同様江戸時代初期のものです。しかし、神社の由来は、神代の昔、つまり日本の建国以前とされています。「そんな昔のこと、わかるのかよ!」と突っ込みを入れたくなりますが、マジで突っ込みをいれた人がいるのです。アメリカの原子物理学者ボースト博士。彼は、研究を重ね、「恋占いの石」は縄文時代の遺物であると証明したのです。ボースト博士、恐るべし。「他に研究することはなかったのか!」とさらに突っ込みを入れたくなりませんか。

観光地的には大きな見所があるわけではないのですが、楽しいお話が満載なので、評価は ★★★★。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.22

別格の清水寺

04122203 04122202

清水寺。奈良時代の778年に延鎮上人により開山し、坂上田村麻呂により整備されたお寺です。当時の建物はほとんど焼失し、今あるのは江戸時代初期に再建されたものが多いようです。

で、清水寺の最大のポイントは、早朝の6時から拝観できること。6時に行けば、ほとんど人がいない状態でじっくりと見学できるのです。見学当日、まだほとんど真っ暗なときにホテルをでて、寒いなか自転車をこぎ、予定通り6時頃に現地に到着。坂の下に自転車をとめて清水坂を登るあたりからテンションが高くなっていきます。仁王門,西門,三重塔と見学していき、回廊から清水の舞台で有名な本堂が見えた頃にはもう最高潮。ぼんやりと霞がかかった風景,ほとんど人のいない静かな雰囲気、鳥の声、見事な紅葉。やはりお寺はこうでないと。本堂から眺めた風景も、奥の院あたりから眺めた本堂も、本堂以外も含めて何もかも、感動しました。

ちなみに、本堂を下ったところにある音羽の滝は、小さな3つの滝で構成されています。その3つの滝は、それぞれその水を飲むと、長寿・健康・勉学に効くといわれています。もう30年近くも前に修学旅行でここに来たとき、どれが勉学だっけ?とか言って大騒ぎしたのを思い出しました。なつかしかったなあ。

で、予想通り8時を過ぎたあたりから人が多くなってきて、9時には団体さんが殺到してきたため、一時退却。他の寺院などを見学してから、夜になってからライトアップを楽しむため再び清水寺を訪れました。それはそれできれいだったけど、これはおまけのようなもの。やはり清水寺は早朝につきる!

そういったわけで、観光地的評価はもちろん ★★★★★ 。文句なし!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.20

本日の気温31℃?

土日には、たいてい愛車Renault21号でお出かけします。といっても買い物とか食事とかその程度なんですけどね。
昨日も17時頃にちょっと食事にお出かけ。で、エンジンをかけてパネルを見ると、そのときの外気温26℃。そんなにあったかいのかな? もっと寒く感じるけど体調でも悪いのかな? と思いつつしばらく走ると、いつの間にか外気温は31℃に。いくらなんでも12月の中旬に31℃はないよなあ。温度を検知するセンサーが壊れているのかなあ。表示がおかしいだけならいいんだけど、本当に31℃だと判断して冷房が入っても困るよなあ。12月に。
さすがに13年半もたつと、いろいろなトラブルが出てくるもんだなあ・・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.19

物欲との戦い

1年に何回か、必要もないのに高額なモノが欲しくてたまらなくなります。けど、お金には限りがあります。我慢も大事。で、今年はどうだったか?
まずはiMacG5。これについては、パソコンっていうものはモデルチェンジした頃が買い頃、という開き直りがあったので、迷わず購入。
次が、カーナビ。最近はHDDタイプのカーナビが出てきて、性能もかなりアップ。しかも音楽も録音できてCDチェンジャーの何十倍分の音楽も聴けるものもあります。これは欲しい! けど、1年に何回も遠出しないのに、カーナビが必要か? そもそも、13年以上乗り続けている車にカーナビが必要か? と無理矢理カーナビが必要ない理由を考え、必死に我慢しました。
次がデジカメ。PowershotG2をもってるんですけど、G6が発売されて、心が揺れました。もちろん性能はかなりよくなってます。買う気満々でお店に何回も行きました。けど、店頭でG6をさわるたびにテンションが落ちてきます。G2とそんなに変わらないじゃん。要は、今もってるG2の完成度がかなり高かったということで満足し、G6は見送りました。
だがしかし。せっかくコンパクトデジカメを我慢したと思ったら、今度は一眼レフのデジカメ、EOS20Dが発売。一眼レフデジカメはもともと全然興味がなくって、20Dもはじめは全然魅力を感じませんでした。ところが。何回もお店に行って20Dをさわればさわるほど欲しくなってしまう。そんな魅力をもったデジカメなのです。ということで。昨日、買ってしまいました。きっと新しいレンズも買うことになるんだろうなあ。
ああ、また無駄遣いをしてしまったのかなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.16

貴船神社は時間切れ

2001年京都自転車旅行ですが、貴船神社にだけは車で行きました。なぜなら、雨が降ってたから。で、あとから調べてみると、貴船神社は雨乞いの神社だそうな。京都旅行はずっと晴れだったのに、貴船神社に行ったときだけ雨だったなんて、何かの縁を感じます。
で、行ったことは行ったんだけど、時間が遅くなっちゃって、拝観時間には間に合いませんでした。残念。けど、薄暗くなった参道の両側に並んだ朱色の灯籠にちょうどあかりが灯されていて、非常にいい雰囲気でした。それが見られただけどもよかったです。
で、今Weblog書いててひとつ問題が発覚。参道&灯籠の写真を撮ったはずなのに、アルバムに写真がないのです。おかしいなあ。どこへいったんだろうなあ。探さないと。

参道しか見てないけど、観光地的評価は ★★★★ の価値はありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.13

アクセス1000突破!

本日ふと気づくと、アクセスカウンターが1000を突破していました。9月12日にWeblog初めてちょうど3ヶ月。この数が多い方なのか少ない方なのかさっぱりわかりませんが、私の書いたものが多くに人に読まれていると思うと、たいへんはりあいがあります。今までは国内旅行記を中心に書いてきました。国内旅行記の他にも、海外旅行記,車の話,1970年代を中心とした音楽の話,F1の話,古めのアニメとか特撮の話,メカの話,プロレスをはじめとしたスポーツの話,本の話,北海道の話など、書きたいことはたくさんありますので、これからもおつきあいよろしくお願いします。
ちなみに。私の応援するJ2最下位(つまりプロのサッカーチームで一番弱い)コンサドーレ札幌が天皇杯8強進出!夏の甲子園の駒大苫小牧の奇跡の優勝に続き、天皇杯も北海道勢が制覇だ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.12

延暦寺は根本中堂につきる!

041212

大原を見学後、延暦寺へ。バスで八瀬まで行き、比叡山ケーブルとロープウエイを乗り継いで、比叡山山頂へ。琵琶湖側から比叡山へ入る人が多いらしく、こちら八瀬側はガラガラ。山頂からは、延暦寺へ行くシャトルバスがでています。けど、バスが来る時間までだいぶ待たなきゃならなかったので、のんびり歩いて行くことにしました。
順路に沿って行ったつもりなんだけど、どんどん山道になっていって、まるで登山をしているような状態。人もほとんどいないし、ほんとにこの道でいいの?もしや遭難するのでは?みたいに不安になりました。やっと建物が見えてきたときには心底ほっとしました。で、山道から延暦寺に自然に入ってしまったため、ラッキーというか反省というか、料金を払わずに延暦寺の敷地内に入ってしまい、そのまま観光してしまいました・・・・。だって料金を払うところがなかったんだもん・・・・。
で、延暦寺所感。最澄が開いた天台宗の総本山とか、織田信長に焼き討ちにあったとか、だれでも知ってる有名なことはいろいろあります。また、広大な敷地にいろいろな有名な建物もあります。このようにそれなりの見所はたくさんあるのですが、なんといっても延暦寺は根本中堂につきる! 薄暗い(というか真っ暗に近い)内陣では、毎日国の安泰と国民の繁栄を願って護摩が修せられ、不滅の法灯が輝き続けています。荘厳というかなんというか、もう言葉には表せない感動。建物がすごいとか仏像がすごいとかそういうことではないのです。身を切るような緊張した空気、言葉を発することを許さない圧倒的な迫力、そういった雰囲気そのものに感動したのです。

観光地的評価は、根本中堂だけで ★★★★★。文句なし!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.11

大原の隠れたみどころ

041209

勝林院と来迎院。ともに声明の道場として建てられたお堂です。声明とは、仏教音楽のようなものらしいです。いちどちゃんと聞いてみたいものです。
勝林院と来迎院は、ともに三千院の近くにひっそりと建っています。三千院と違って訪れる人もほとんどおらず、ひっそりと静まりかえっています。それがいい。建物自体は大きな特徴もない平凡なもの。けど、それがいい。ネームバリューに引かれて三千院を訪れる人は多いけど、勝林院とか来迎院とかこういうところに良さを見いだすのが本来の京都の味わい方なのかも、と思ったりします。

観光地的評価は、★★★★ 。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.08

三千院のせいではないのだが・・・・

0412080001.jpg

2001年京都自転車旅行。さすがに大原は遠くて坂道が続き、自転車では厳しいので、バスで行きました。
大原といえば三千院。平安時代は皇族がお住まいだったそうです。初めて行くので結構楽しみにしていました。
だがしかし。印象が非常に悪いのです。何が悪いかというと、まず満員電車のような人ごみ。これは自分もその観光客のひとりだし、文句は言えません。まあ、しかたない。
問題は、なぜかとてもたくさんいるおばさんのグループ。べつにおばさんがきらいというわけではないのです。ただ、とにかくこのおばさんたち大声でしゃべりまくるのです。なにがおかしいのか、大笑いしまくるのです。もうまわりのことなどいっさい考えないのです。この人たち、いったい何しにきてるんだろ。しゃべって笑っていたいんだったら、一日中茶店にでもいりびたっていりゃいいのに。
前にも書いたように、京都円通寺では、風情を守るために小学生以下の拝観を禁止していました。三千院も、ぜひともおばさんたちを入場禁止にしていただきたい。

そんなわけで、三千院には何の罪もないのですが、観光地的評価は ★★。
じっくり見られたら★★★★くらいだったかも。残念!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.07

死力をつくした忘年会予約

私はもう中年といってもいい歳。なのに、会社の私の所属する部門では、最年少です。ということは。宴会の幹事ってことになります。ちなみに私はお酒が全然飲めないんですけど・・・・。
で、ぶーぶーいいながらインターネット情報をもとに会場探し。本日は12/7(火)なので、12/17(金)の予約くらいなんとかなるだろう。この考えがあまかった。年末の金曜日ってことで、どこも予約でいっぱい。電話をかけてもかけてもダメ。で、インターネットサイトの「宴会予約・相談無料サービス」みたいなところを発見して窓口に直接電話をかけたんだけど、12/17日の金曜日、といった瞬間に間髪を入れず「ダメです。」という回答。まいった。その後延々2時間いろいろなところに電話をかけたあげく、やっと決定。ああ、疲れた・・・・
ちなみに、こんなに予約のために電話をかけまくるなんて、セナや中嶋さんが活躍していた頃のF1のチケットをとったとき以来だなあ・・・・。まあ、このときは5時間くらいは電話かけ続けたんですけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.06

武藤社長のやり方を否定する

12.05全日本両国大会。
よかった試合は、まずカズ・ハヤシvsNOSAWA論外。ジュニアらしい動きのあるいい試合でした。
諏訪間幸平vsベイダー。勝負は最初からわかっていたけど、諏訪間がベイダーをジャーマンで投げ捨てたときは感動しました。たった5分の試合でしたが、諏訪間はいいところを見せ、ベイダーは自分の仕事をしてました。
RODvs健介ファミリー。これも楽しかったので良しとしましょう。
そしてやっぱり川田vs天山。川田が首を痛めたときはどうなるかと思いましたが、やはり全日の川田。見事に実力と意地を見せてくれました。
で、以上のようなよい試合もあるのですが・・・・。武藤社長の作り出す世界、武藤社長のプロデュースと思われる試合がいけない。
マシン軍団。何じゃこりゃ。全日のファンはだれもこんな茶番を望んでいないぞ。
グレート・ムタ。何じゃこりゃ。最初から最後まで会場がシーンと沈黙していたぞ。
試合で盛り上げてこそ全日。力と技と体のぶつかり合いこそ全日。武藤社長、へんな小細工はいいから本質に立ち返ってください・・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.05

12.04Noah横浜文化体育館

雨の中、プロレス観戦のため横浜文化体育館に行ってきました。今大会の見所は、GHCジュニア戦とGHCヘビー戦。
ジュニアは金丸VS杉浦。期待通りの好試合。杉浦が力強さを見せてなかなか良かったのですが、それにも増して金丸は強かった。金丸は、デビュー間もないころはこれといって取り柄もなく、小さくまとまってしまうタイプかなあと思っていたのですが、こんなに安心してみていられる強いチャンピオンになるとは思わなかったです。
そして、ヘビーは小橋VSグラジエーター。この試合はたぶん小橋が勝つだろうと予測できました。問題は、グラジが何を見せてくれるか。グラジはスタミナが問題だと思っていたのですが、予想通り10分過ぎからガス欠状態。しかし、グラジはがんばった。あれだけヘロヘロになっても瞬間的なパワーはすばらしい。ヘロヘロになりながら、もっている力・技を全て見せてくれました。結果的にはなかなかいい試合でした。
試合終了後、出口のところで菊地選手が新潟地震の援助のための寄付金を募っていました。小額ながら寄付をし、菊地選手に握手をしていただきました。菊地選手は最近なかなか活躍できず前座のやられ役のようになっていますが、その鍛えられた体はすさまじい。ばあどが100万年かかってもプロレスラーにはなれないだろうなあ・・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.04

夕暮れの下鴨神社

041204.jpg

下鴨神社。正式には、賀茂御祖神社。かもみおやじんじゃ? ふりがなふらないと絶対読めそうもない名前ですねえ。ちなみに、京都で最も古い神社のひとつだそうです。
下鴨神社に着いたのは、もう日がかたむいたころでした。人もあまり多くなく、夕日のあたる中、枯れ葉の舞い散る参道をさくさく歩くのはちょっといい感じ。しかし、建物そのものは特に強烈なインパクトはななかったです。どうしてだろ。世界遺産なのに。
けど、こういうところの近くに住んでいて、毎朝神社の中をのんびりお散歩できたらいいだろうなあ。そういう日常的な良さは感じました。ここはわざわざ観光に来て一瞬見ておしまいというところではなく、たぶん毎日来て日常の良さを感じるべきところなのだろうと思います。

ということで、観光地的評価をしてしまうと ★★★ どまり。けど、いいところかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.03

円通寺の庭

京都の円通寺は、けっこうな坂道をずーっとのぼったところにあります。高いところにあり水の流れを利用できないため、こういった寺院につきものの池を造ることができなかったそうです。自転車で行ったのですが、途中あまりの急な坂のため、おりて自転車を押すこともありました。坂のせいなのか、単なる体力不足か微妙なところですが・・・・
この円通寺は、わびさびに結構気を使っているようです。ひとつは写真禁止。入るときにカメラを預けなければなりません。もうひとつは、小学生以下の拝観禁止。こういうところも珍しいですよね。おかげさまで人も少なく、静かでのんびりとできました。
円通寺そのものは非常にこじんまりしています。見所は、縁側から見た風景です。座敷の奥まったところに座って外を眺めると、一番手前に座敷と建物の一部が、その向こうに枯山水庭園が、さらにその奥には見事な杉木立が、そして一番向こうには比叡山が見られます。絶妙なバランスと奥行き感は感動ものです。写真を残せなかったのは、残念!
しかしこの風景も、周辺の開発が決定したためかなりの影響を受けるようです(2001年時点での話)。京都市というとそういった景観とか風情とかを大事にするイメージがありますが、必ずしもそうではないようです。いろいろなところで開発優先の事業を許可しているようです。こういった景観を保護するということは、例えばキトラ古墳や高松塚古墳を保護するのと全く同じような配慮をしていいと思うのですが・・・・

観光地的評価は、★★★★★ でいいんじゃないでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.01

銀閣寺はよいです

041130.jpg

銀閣寺。正しくは東山慈照寺というのかな? 足利義政が金閣寺にならって1482年に造営させたものです。
私ばあどは、どちらかというと金閣寺より落ち着いた感じの銀閣寺のほうが好みです。足利義政は芸術をこよなく愛したらしく、銀閣寺にはしぶいワビ・サビの世界がちりばめられています。観光客も、金閣寺の観光客よりも落ち着いていて、静かにじっくりと鑑賞していたような気がします。
また、このお寺も他の有名な寺院と同様、美しい庭園とセットになっています。庭園は、上段は枯山水庭園、下段は池泉回遊式庭園と2段に構成され、中央に錦鏡池があります。起伏のある遊歩道は散歩には心地よい道で、いろいろな角度から銀閣寺を眺めることもできます。紅葉も大変美しかったです。
で、調べてみてわかった銀閣寺に関する意外な事実。
1.『銀閣と呼ばれているけど、最初から銀箔は使われていなかった。』    う〜ん、これは意外でした。じゃあ、なんで銀閣寺って呼ばれるようになったんだろ。金閣寺に対するライバル意識なのかな?
2.『銀閣寺の庭園は、西芳寺(苔寺)をマネしたものである。』       そういえば雰囲気が似ているかも。
3.『一度も火災とかにあわず、創建当時のままの姿を保っている。』     ということは、本当のほんもの。これは貴重かも。

そういうわけで、銀閣寺の観光地的評価は ★★★★★

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2004年11月 | トップページ | 2005年1月 »