別格の清水寺
清水寺。奈良時代の778年に延鎮上人により開山し、坂上田村麻呂により整備されたお寺です。当時の建物はほとんど焼失し、今あるのは江戸時代初期に再建されたものが多いようです。
で、清水寺の最大のポイントは、早朝の6時から拝観できること。6時に行けば、ほとんど人がいない状態でじっくりと見学できるのです。見学当日、まだほとんど真っ暗なときにホテルをでて、寒いなか自転車をこぎ、予定通り6時頃に現地に到着。坂の下に自転車をとめて清水坂を登るあたりからテンションが高くなっていきます。仁王門,西門,三重塔と見学していき、回廊から清水の舞台で有名な本堂が見えた頃にはもう最高潮。ぼんやりと霞がかかった風景,ほとんど人のいない静かな雰囲気、鳥の声、見事な紅葉。やはりお寺はこうでないと。本堂から眺めた風景も、奥の院あたりから眺めた本堂も、本堂以外も含めて何もかも、感動しました。
ちなみに、本堂を下ったところにある音羽の滝は、小さな3つの滝で構成されています。その3つの滝は、それぞれその水を飲むと、長寿・健康・勉学に効くといわれています。もう30年近くも前に修学旅行でここに来たとき、どれが勉学だっけ?とか言って大騒ぎしたのを思い出しました。なつかしかったなあ。
で、予想通り8時を過ぎたあたりから人が多くなってきて、9時には団体さんが殺到してきたため、一時退却。他の寺院などを見学してから、夜になってからライトアップを楽しむため再び清水寺を訪れました。それはそれできれいだったけど、これはおまけのようなもの。やはり清水寺は早朝につきる!
そういったわけで、観光地的評価はもちろん ★★★★★ 。文句なし!
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