今年初のプロレス観戦は、Noahの武道館大会。
いい試合はいろいろあったけど、まずはGHCジュニアの金丸VS高岩。高岩は他団体ながら、Noahではいつもいい試合をみせてくれます。それにしても金丸、強くなったなあ。
三沢・力皇VS天龍・越中。この試合は盛り上がりました。やはり三沢と天龍のからみ。延々と続くエルボーと水平チョップの打ち合いは、観客の期待に応える見事な応酬でした。それにしても天龍、54歳の割には驚異的強さと凄みを持っているなあ。もうちょっとNoahに参戦して,小川とか秋山とかと絡んでほしいものです。あと、力皇もこの中に入って遜色なしです。あのパワーと打たれ強さは見ていて気持ちがよいです。この中に入ると越中はちょっと苦しい。危なさ,凄み,打たれ強さに欠けるため、このメンバーに入ると彼がやられ役かなあ、というのが最初っからわかってしまいます。残念。
そしてメインは小橋VSみのる。プロレスのスタイルが全く違う二人、噛みあわない試合になるのではと恐れていましたが、杞憂に終わりました。お互いのいいところが出たよい試合でした。みのるは距離をとりながら関節技を仕掛け、小橋はみのるの動きを力技で突破していくのですが、やはり小橋が一枚も二枚も上。どんなにやられても負ける気がしません。フィニッシュはオーソドックスなバックドロップの連発からラリアート。最後は意地でもラリアートで決めてやる、という決意が伝わりました。
ただ、昔はこのような団体やプロレススタイルの違う戦いというのは、ピリピリというかギスギスというかドキドキというかそんな雰囲気がありましたが、それはなかったです。やっぱ、団体の枠を越えた試合がずいぶん多くなっちゃって、お互いの団体のプライドと存続をかけた緊張感というのはちょっと薄れてきましたね。昔の全日本のころの、川田とオブライトの初対戦のときは、ほんとドキドキしたものです。
あと、本日は森嶋の怪我からの復帰戦。からだはややだぶついてたけど、思ったよりはまともな動き。ただ、怪我する前からそうだたけど、彼の試合には切れのいいアドリブがない。ちょっとでも自分の考えた試合の流れからはずれると、動きがフリーズしてしまいます。からだが反応するように、もっと練習しないと。それにしても彼のバックドロップは凄まじい。滞空時間と破壊力と説得力、もしかしたら現在最高のバックドロップの使い手かも。
必ず満足して終わるNoahのプロレス。ああ、今日も行ってよかった・・・・
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