インド旅行記04「交通事情」
インドの交通事情は、かなりすさまじいです。
町の中はもう車でいっぱい。それなのに信号が驚くほど少ないのです。
しかも、車,オートリキシャ,人力車,バイク,自転車,リヤカー等が同じ道で好きな車線を適当に走っています。ちょっと車が少なくなるとこんどは放し飼いの牛がウロウロと道に出てきます。ジャイプールあたりになると、これに交通手段としてのラクダと象が加わります。要するに、スピードの全然違うものが何のルールもなく同じ道を走ってるわけです。
道を走っているもの全ては、他の車に全く注意を払っていないように見えます。クラクションをならされてはじめて道をちょっとあける感じ。そんなんだから、車はとにかくクラクションをならしまくり。すれちがうのも何センチ単位。インド人は実は驚異的に運転はうまいのかも。
バイクは基本的にはフルフェイスのヘルメットをしている人が多いんだけど、ヘルメットが異常に小さく見えます。衝撃吸収の部分がほとんどないのかも。だいじょうぶなの? ノーヘルの人もけっこういるし、3人乗りや4人乗りの人もけっこう見かけましたが、つかまらないのかな?
ほんと、1週間インドを車で移動して、交通事故が一度もなかったのが信じられません。日本人は、インドでの運転は絶対やめたほうがいいと思います・・・・。
あと、車はかなりの数がディーゼルのようで、燃料も粗悪なものを使っているようです。バイクは多くが2ストのように思われます。つまり、都市部は排ガスによってとんでもなく空気が悪いのです。自由時間に町をお散歩したんですけど、暑さでダウンする前に空気が悪くて気持ちが悪くなってしまいました。これと比べると、東京の都心部は思わず深呼吸したくなるようなさわやかさを感じます・・・・。日本は意外と排ガス規制がうまくいっているのかな?
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