インド旅行記11「風の宮殿」
インド旅行3日目は、引き続きジャイプール。
ジャイプールは、ピンクシティと呼ばれているように、街全体がピンク色(というより明るい茶色)に塗られています。実はもともと灰色だったんだけど、1883年にイギリスの王子が来訪するにあたって、歓迎の意味を表すピンク色に街全体を塗ったのだそうです。それ以来、今もピンク色に塗り続けられているとのこと。なんかすごいエピソードだなあ。
で、今日の観光は、まずは風の宮殿から。
風の宮殿は、1799年に建てられたラージプート様式の5階建ての建物です。宮廷の女性が姿を隠したまま外をのぞけるように、細かい透かし彫りが施されています。この透かし彫りのため、風が吹き込んできて内部の温度が下がり、天然のクーラーとなっていたようです。
風の宮殿は、実はけっこう楽しみにしていました。しかし実際は、「ああ、こんなものか。」って感じ。確かにデザインは美しいし、特に不満はないんだけど、なぜかインパクトを感じませんでした。期待が大きすぎたのかなあ。
また、風の宮殿は交通量の多い道路に面していることもあって、落ち着いてゆっくり観ることができません。車から降りてちょこちょこっと写真を撮るくらい。もうちょっとじっくり観たら感想も変わっていたかも。
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