インド旅行記17「穴場!」
インド旅行3日目の夜、ジャイプールでのできごと。
夜にガイドさんからお誘いがありました。「きれいで楽しいところがあるので、行きませんか? 75ドルですが。」 どうせしょぼいオプショナルツアーだと思って断ろうとしたのですが、なにぶんツアーメンバーは私ひとり。断りきれず、結局行くことになりました。
で、行く途中の車の中で、ガイドさんが話しかけてきたこと。「ここへ行ったことがばれるとまずいので、秘密にしてください。」 え? やばいとこなの? けっこうビビりながら目的地に向かったのですが・・・・。
結局行き着いたのが、遊園地みたいなところ。ひとまず安心。秘密にしてくれというのは、マニュアルにない行動だったからなのかな?
ここは、どうも地元の高級な遊園地のようです(確かチョキダニと言っていたような気がします)。地元以外にはあまり宣伝されていないようで、当然ながらガイドブックにも載っていません。けど、いろいろなものがあって、たいへん楽しかったです。。
・いろいろな大道芸をやっている
・ラクダや馬にのせてくれる
・恐竜時代とか原始時代の再現(しょぼいですが・・・・)
・民族芸能や踊りをやっている(おまえも踊れということで、見よう見まねで踊ってきました・・・・)
・輪投げとかダーツとか弓とか
日本のレベルからすると全体的に非常にしょぼいのですが、子供に帰ってたいへん楽しめました。ここは穴場!
で、ここで心に残ったこと3つ。
ひとつ目は、観覧車。
乗るところが6つしかないこじんまりした観覧車なのですが、なんか妙にすっきりしています。よ〜くみてみると、どこにも駆動装置がありません。なんと! 2人の人間が手で回しているのです! なんという力技! 日本じゃ絶対見られないだろうなあ・・・・。
ふたつ目は、大道芸。
このような高級遊園地であっても、大道芸をする人はかなりカーストの低い人らしいのです。要するに、とても貧しいということ。芸をやる人は、大人も子供も目や表情が異常に真剣なのです。失敗するとチップがもらえない、即生活にかかわる、といった緊張感があるのです。こういう事情を知ってしまうと、リラックスして楽しめるという感じではありません。ついつい「がんばれ!」「失敗するなよ!」といった感情移入をして、応援してしまいました。みんな真剣に生きているんだなあ、と勉強させられました。
みっつ目。
ここで食べた料理が、1週間のインド旅行の中で一番おいしかったです。
てなわけで、インド旅行3日目無事終了。
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