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2005.05.30

インド旅行記23「ガンガー沐浴」

050530

インド旅行5日目は、ヴァラナシ(ベナレス)。早朝のガンガー(ガンジス川)での沐浴見学です。

ヴァラナシは、ヒンドゥ教徒にとっては最も重要な聖地です。ガンガーで沐浴するために、インド中から年間100万人もの人が集まるそうです。なぜか日本人もけっこうやってきて、住みついてしまう人もいるようです。

ガンジス川は非常に長い川であり、どこが聖地になってもおかしくないのに、なぜかヴァラナシ付近が最大の聖地になっています。その理由は、唯一ヴァラナシ付近だけガンジス川が南から北に向かって流れており、下から上に登るイメージ、すなわち天に昇るイメージがあるからだそうです。
人々は全身川につかったり、水を口に含んだりして身体を清めています。そうして現世の罪を清めて来世の幸せを祈っているのです。

早朝のヴァラナシの沐浴は、さすがに心にしみるものがありました。毎日のように見ている朝日も、ガンジス川で見ると、なにかいつもと違ったもののように見えてしまいます。感動。
しかし実際は、ガート(沐浴場)の付近は結構壮絶な状態なっています。まず、川は非常に濁っています。沐浴しているすぐそばで、身体を洗ってる人や洗濯している人がいます。沐浴場のすぐ横には、火葬場があり、灰は川に流されます。ちなみに、沐浴場のすぐそばで、牛の死体がぷかぷか浮いていました・・・・。

ほとんどの人が真摯に祈りを捧げている中で、パンツ1枚で沐浴している日本人観光客を目撃。おもしろ半分に見えて、ちょっと不愉快でした・・・・。

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