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2005.06.01

インド旅行記25「ダメーク・ストゥーパ」

050601

仏教の聖地サルナート。
悟りを得た仏陀が初めて説法したところとされています。ということで、ここには仏教関係の遺跡がたくさんあります。

そのなかのひとつが、ダメーク・ストゥーパ。直径28m,高さ34mの石とレンガのかたまりです。ストゥーパってなんだ?と思って調べてみると、仏舎利を納めた建造物とあります。要はお墓? ピラミッドみたいなものなのかな?

で、ダメーク・ストゥーパはいろいろ改修されて現在に至っているのですが、最初に造られたのは、グプタ朝の時代(5〜6世紀頃)なのです。これは古い!
インドの歴史的建造物は、多くはヒンドゥ教やイスラム教関係で、意外と新しいものが多いようです。一方、仏教系の遺跡や建造物は、仏陀の時代に近い古いものが多いようです。要するに、インドにおいて仏教は、古くはメジャーな宗教だったけど、時代とともにヒンドゥ教やイスラム教にとってかわられたということなのでしょう。

それにしても、仏教の建築物や仏像というと、日本では木でできたものをイメージしますよね? インドでは石とかレンガばっかりです。お国柄がでるもんだなあ・・・・。

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