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2005.06.30

またまた物欲

年に何回か欲しくてたまらなくなり、結局いつも熱が冷めて買わないもの。カーナビ。
先週末、熱海旅行から帰るときに渋滞にまきこまれました。しかも、カーオーディオまで不調に。
HDDカーナビを買えば、ナビゲーションの他に音楽も聴けるし、全てが解決だなあ。今度こそ買おうかなあ。

最近のデジカメのすばらしさ。
私は、3年以上前に買った比較的高級なコンパクトデジカメPowershotG2を使っています。で、先週末の熱海旅行のとき、小さな子供たちが動き回る写真を撮ったんだけど、全ての動作が遅くてシャッターチャンスをのがしまくり。いい写真が撮れませんでした。
一方、おととい会社の送別会で使った会社の備品の最新コンパクトデジカメIXY55。すばらしいですね。動作は機敏でシャッターチャンスに強いし、コンパクトだし。ああ、コンパクトデジカメも新しいのが欲しくなっちゃったなあ。

FAX。送信はできるけど、受信できなくなりました。たぶん、プリンタのインクジェットのあたりがおかしいもよう。直すと高そうだし、FAXも買っちゃおうかなあ。

それにしても、どうして欲しいものって重なっちゃうんだろう・・・・。

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2005.06.28

都会の中の自然

050628

私のマンションは、横浜の住宅街のまっただ中にあります。どこを見渡しても住宅街。

その中で、10年近く前かな? マンションのすぐ前にあった立ち入り禁止のどぶ川みたいなところが、たいへんきれいな人口の川&遊歩道として生まれ変わりました。住宅街を縫うようにして流れるほんと小さな川なんですけど、たいへん雰囲気が良いのです。
このあたりの企画を実現したのは多分横浜市。川と遊歩道をつくった後も、小さな魚を放流したり、ザリガニを放したりして、ちゃんとフォローしていて、ご立派。完全に近隣住民の憩いの場となっています。土日なんかザリガニ取りの子供たちの歓声でやかましいくらい。けど、最近都会ではこういう子供たちの歓声とを聞くことが少なくなってきたので、とてもいいんじゃないかな?

で、このように横浜市ががんばって地道な活動をしているせいか、人口の川なのにいろいろな野鳥とかがやってくるようになりました。コサギとか、ゴイサギとか。噂では、カワセミを見たと言う話も。いったいどこからやってくるんだろ。大学時代、野鳥の会をやってた私としては、大喜び。もっとたくさん野鳥がやってこないかなあ。

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2005.06.27

熱海旅行

6/25〜26と熱海旅行に行ってまいりました。
ちなみに参加メンバーは、友人A&嫁&息子2人、友人B&嫁&息子1人、友人C&娘1人。独身単独参戦は私だけ。さすがに浮くなあ・・・・。
子供の構成は、小3,小1,4歳,3歳の4人。みんなかわいいもんです。私もなんとか子供の中にとけ込んで一緒に遊んでもらいました。けど、元気に動きまくる子供の相手をしていると、もうへとへと。たった1泊2日でこんなにたいへんなんだから、毎日相手をしているお母さんたちはたいへんだろうなあ。頭が下がります。
ちなみに帰りは大渋滞。熱海から横浜に帰るのに、普段なら2時間くらいなのに4時間かかりました・・・・。

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2005.06.25

取扱説明書は読めるように作ってください

比較的最近買った携帯電話、Foma P900iV。
携帯自体は気に入ってるんですけどね、最大に問題は取り扱いの難しさ。あまりの機能の多さに、何から何まで直感的に操作できません。

しかも、取扱説明書がまた凄まじい。B6サイズで厚さ1cmくらいのものが2冊! たかだか携帯電話を説明するだけでなんで2cmもの本が必要なの? とても読む気にならないです。
ちなみに、デジタル一眼レフカメラEOS20Dの取扱説明書は、B7サイズで厚さ5〜6mm。つまり、携帯電話の取扱説明書のほうが、デジタル一眼レフカメラの取扱説明書と比べて約8倍もの体積があるのです。
iPod shuffle なんか実質的に取扱説明書はないし、取扱説明書が必要もないほど操作はシンプル。
まあ、比べるようなものでもないんですけどねえ・・・・。


 

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2005.06.23

インド旅行記39「カメラ編」

そういえば、インドへ行ったときのことでカメラのことを書くのを忘れてました。

今回のインド旅行に持っていったカメラは、デジタル一眼レフのEOS20D,デジタルコンパクトのPowershotG2,銀塩一眼レフのEOS7。
で、実質6日間で何枚の写真を撮ったか。
EOS20D → 371枚
PowershotG2 → 149枚
EOS7 → 5枚。
銀塩カメラはほとんど使いませんでした。

ちなみに、銀塩一眼が主力だったときは、1日に撮る写真の量はせいぜい36枚取りフィルム1本だったので、6日だとまあ200枚ちょい。
つまり、デジタルになって写真を撮る量が倍以上増えているんです。
写真の量が増えてるからといって、いい加減に撮ってるわけではありません。今まではフィルムがもったいなくて瞬発的に押せなかったシャッターが、押せるようになったんです。シャッターチャンスにちゃんと反応できるようになってきたのです。シャッターチャンスをのがさないと言う基本的なことができるようになってきたのです。
当然ながら、いい写真を撮れる確率も上がってきました。
まあ、じっくり写真を撮るときには、デジタルも銀塩も差はあまりないんですが・・・・。

これからは銀塩カメラは使わなくなってしまうんだろうなあ。ちょっと寂しいような気もするけど・・・・。

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2005.06.21

ウルトラ雑誌!

050622

先日本屋に立ち寄ったとき、ふと目についたのが、Kodansha Official File Magagine「ULTRAMAN」!
なんとウルトラシリーズの雑誌が毎月25日に2冊ずつ定期的に発売されてるではありませんか! とりあえず発売済みのウルトラマン第1集とウルトラセブン第1集の2冊をゲットしました。

私にとってストライクなウルトラシリーズは、ウルトラQとウルトラマンとウルトラセブン。この3作には非常な思い入れがあります。そのうち本blogでいろいろ書いていこうと思います。

ちなみに、今回購入したウルトラセブン第1集には、「ウルトラの華!ヒロイン大集合」と称して、第1作目から最新のウルトラシリーズまでのヒロインが特集されています(総勢30数名!)。それを見て思うこと。やはり、アンヌがダントツ! 文句ナシ!

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2005.06.20

F1アメリカGPには参りました。

皆さん、F1アメリカGP見ましたか?
F1中継が始まって以来一度も欠かさずF1を見てますが、過去最低のF1でした・・・・。
誰が悪い、ということもないのでしょう。みんなが安全のためにしたことだから、しょうがないのでしょう。みんながルールを守った結果なので、しょうがないのでしょう。とにかく全てが悪いほうへ悪いほうへと行ってしまったような気がします。

しかし、見に行ったファンはたまらないよなあ。
あと、ミシュラン陣営のスポンサーも大損だよなあ。

それにしても、シューマッハとバリチェロが絡みそうになったシーン、ドキッとしましたねえ。二人ともリタイヤしちゃったら、表彰台はジョーダンとミナルディが独占したわけですから・・・・。

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2005.06.19

インド旅行記38「総括」

インド旅行記は本日で終了。
インド旅行全体についての総括です。

インドは、歴史的建造物,遺跡,宗教的なもの等、全てにおいて見所満載で、観光に徹するならすばらしいところです。今回の旅行も、観光という意味では満足のいくものでした。

だがしかし。実はインドに着いた初日から、毎日のように日本に帰りたいと思っていたのも事実です。体調が万全ではなかったというのも確かに理由のひとつです。けど、インドの貧富の差とかカースト的身分差別を目の当たりにすると、楽しんでばかりもいられない何かを感じてしまうのです。
インドの場合納得できないのは、決して国そのものが貧しいわけではないことです。街を歩いていても、かなりの確率で明らかな金持ちに遭遇します。しかし、とんでもなく貧しい人も同じだけ見かけるのです。つまり、お金の配分に異常に偏りがあるように見えるのです。カースト的身分差別がそのままお金に直結している感じです。政府はもうちょっとなんとかできないのかなあ。

インドに行った人は、人によって両極端の感想を持つそうです。
ひとつ目は、たいへん気に入って何度でも行きたい、というタイプ。
ふたつ目は、もういいや、というタイプ。
私としては、両方そのとおりだなあ、と思います。
観光に徹して写真撮ってお土産買ってそれだけで満足(しかも買い物は値切りまくり)という人は、何度でもインドへ行きたいと思うでしょう。
実際にインドの文化に触れて、宗教的思想的なものに共感する人も、インドへは何度も行きたいでしょう。
しかし、観光を楽しみながらも、貧富の差,カーストの厳しさ,あまりにも生活に必死な貧しい人たちを見て心を痛め、そのくせして何もできない中途半端な善人は、もうインドは見たくない、と現実から目をそらすような気がするのです。
たぶん普通の日本人は中途半端な善人が圧倒的に多いはず。私も中途半端な善人のようです・・・・。

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2005.06.18

インド旅行記37「宗教編」

インドにはいろいろな宗教があります。
一番多いのがヒンドゥ教で、80%位なのかな? その他にも、イスラム教,シーク教,仏教,ジャイナ教など、たくさんの宗教があります。
宗教はデリケートな問題であり、私としても宗教に関しては否定的な意見を持っています。本来ならあまり触れたくはないのですが、やはりインドということで宗教についてちょっとだけ書きます。

まず、インドに行ってちょっと違和感があったこと。ターバンを巻いている人がほとんどいないのです。インドといえばターバンというイメージだったのですが・・・・。
そのへんをガイドさんに聞いてみると、ターバンを巻くのはシーク教の人なんだそうです。シーク教徒は人口の数%なので、あまり出会わないわけです。しかもシーク教だからターバンを巻かなければならないというわけでもないみたいです。シーク教は髪の毛を切らない戒律があるので、髪がじゃまだからターバンを巻いているということみたいなんです。
それにしても、なんで日本人にとってはインドイコールターバンみたいなイメージがあるんだろ? やはりカレーのCMのイメージなのかな?

次に、ジャイナ教。
ジャイナ教は、非常に厳しい戒律がある宗教です。その中のひとつが不殺生。動物は一切殺しません。それもかなり徹底しています。インドでは、夏なのにマスクをしている人をときどき見かけます。その人は高い確率でジャイナ教の信者で、微生物をうっかり吸い込まないようにしているんだそうです。もちろん病気の予防という意味ではなく、微生物を殺さないために。
ちなみにガイドさんもジャイナ教でした。当然のように菜食主義。ガイドさんに日本から持ち込んだお菓子をあげたときも、「これには肉は入っていませんよね?」と念を押されました。
これだけ徹底しているとそれはそれでたいしたものです。「クジラは知能が高いから殺すな」とか「イルカはかわいそうだから殺すな」とかヒステリックに言っておきながら、豚や牛や鶏をバンバン殺して食いまくる欧米人(特にアメリカ人!)よりよっぽど考え方が一貫していて、ある意味共感しますよねえ。

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2005.06.17

インド旅行記36「雨!」

050617

インド旅行の最終日、昼過ぎには公式の観光は全て終わりました。

日本へのフライトの時間までまだだいぶ時間があったので、ホテルの近くをちょっと散策しました。広い道に面したにぎやかな商店街みたいなところでした。まあ特筆すべきことはないただの街並なんですけど、市場や商店街を自分の足で歩くと、その土地のだいたいの雰囲気がわかるので結構好きです。

お散歩が終わってまだ時間があったので、ホテルのロビーでガイドさんとお話ししながら時間をつぶしていると、15分くらいかなり激しい雨が降りました。
で、気づいたこと。土砂降りと言っていいような雨が降ってるのに、傘をさしてる人を一人も見かけなかったのです。しかもみんな雨宿りするわけでもなく、普通に雨の中を歩いているのです。
そのへんガイドさんに聞いてみると、「インド人は雨が降っても傘をさす習慣はありません。ごくまれに傘をさす女の人はいますけど。」とのこと。
こういうちょっとしたことに日本との違いが感じられ、外国に来たんだなあと妙なところで実感しました・・・・。

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2005.06.15

インド旅行記35「紅茶屋さんで」

デリーでの観光が終わった後の話。
お土産用に紅茶でも買おうと、ガイドさんに「いいお店ない?」と聞いたところ、とあるお店に連れてってくれました。6畳くらいの狭い店内にいるお客さんは、みんな日本人。きっとこのお店はガイドさんとコネクションのあるお店なんだろうな。
で、ふと壁を見ると、なんと片岡鶴太郎さんのサイン入り写真が飾ってました。来店した芸能人のサイン入り写真を飾るのは日本人くらいかと思ってましたが、そうでもないみたいです。
インドでも鶴太郎さんは有名なのかな?

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2005.06.14

インド旅行記34「クトゥブ・ミナール」

050614

インド旅行の事実上の最後の観光地がクトゥブ・ミナール・・・・のはずだったのですが、残念ながら連れてってもらえませんでした。
インド最古のイスラム遺跡ということで結構楽しみにしていたのになあ。予定表では行くことになっていたはずなんだけど。時間がなかったとは思えないし、たぶんガイドさんが風邪気味で体調悪そうだったんで、パスしたんだろうなあ。
結局、ちょっと小高い丘にあるしょぼいジャイナ教の寺院から、遠〜くに小さ〜く見えるクトゥブ・ミナールを眺めただけ。う〜ん、残念。

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2005.06.13

大荒れ!F1カナダGP

今年のF1は客観的に見れば確かにおもしろいですよね。
誰が勝つかわからないし。接近戦も多いし。

だがしかし。琢磨がんばれ!ホンダがんばれ!という立場でみると、もう最悪。
なんか呪われたように、トラブルや事故やいじめが重なりまくり。あああ、いつになったらポイントをゲットできるんだろ・・・・。

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2005.06.12

インド旅行記33「フマユーン廟」

050612

フマユーン廟は、16世紀のムガル帝国の皇帝フマユーンの霊廟です。

この建物もやはりムガル帝国のもの。ほんとインドにある大きな歴史的建造物は、ムガル帝国時代のものが多いです。その中でもフマユーン廟は結構古いもので、後のタージ・マハルをはじめとしたムガル帝国の建築物の原型になっているようです。

造りはおなじみの赤砂岩と白大理石の組み合わせ。広い敷地の中にメインの美しい建物があるほか、きれいな庭園やら古い門やらがバランスよく配置され、見所が満載です。野生のクジャクとか、日本では見られない鳥や動物も結構見られたし。観光客もほとんどいないため、ゆったりと見学できました。

それにしても、こんなにきれいで立派な建築物なのに思いのほか人が少ないのです。タージ・マハルはあんなに人でごった返していたのに。
そういえば、インドのいろいろな観光スポットは、人でいっぱいのところとガラガラのところと大きく分かれているように感じます。なぜだろ?と考えてみると、それはやはり宗教的な信仰の対象となっているかどうかが大きなポイントのような気がします。例えばタージ・マハルは、明らかに単純な観光客よりも、信仰の対象として訪れているイスラム教の信者が多いようです。

このへんが日本の観光地との大きな違いなのかな? 例えば、法隆寺が聖徳宗の信者でごった返すことはないし、金閣寺が臨済宗の信者だらけということもないですよねえ。
こういう違いを発見するのも、インド旅行の楽しみのひとつです。

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2005.06.10

インド旅行記32「大統領官邸&国会議事堂」

050610

ツアーの予定には入っていなかったのですが、インドの大統領官邸と国会議事堂にも連れて行ってもらいました。

ここは、インドには珍しく、歴史的背景とか宗教的背景とかをあまり考えなくてもよいところ。
で、ここの感想。広い! 敷地面積も広ければ、道そのものも広いのです。日本だったら、こんなに土地を確保するのはさぞかしたいへんだろうなあ。
広いんだけど、人も車も全然いません。そういえば、ガイドさんも、車から降りて写真撮ってすぐ行きましょう、といった慌ただしい雰囲気でした。
ここらでウロウロしてると厳しいチェックでも受けるのかな?

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2005.06.09

インド旅行記31「インド門」

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デリーのインド門。

形や大きさだけ見ると、パリの凱旋門と同じような感じなのかな?(凱旋門は見たことがないので比較できませんが・・・・)
しかし、インド門は第1次世界大戦等で亡くなった兵士を弔うために建設された門であるのに対し、凱旋門は勝利を祝福する門ということで、性格は違っています。

インド門は、1929年に完成した比較的新しい建造物です。
新しいだけあって傷みも少なく、ご立派。
でも、確かに雄大でかっこいい建造物なんですけど、インパクトはあまり感じませんでした。私としてはやはり古い建造物のほうに興味が向いていて、最近の建造物はどうもなあ・・・・。

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2005.06.08

インド旅行記30「ラージ・ガート」

050608

ラージ・ガート。
デリーにあるマハトマ・ガンジーさんのお墓です。広い公園の中にぽつんとあります。
ここは観光地という感じではありません。地元の人がお散歩がてら立ち寄るようなところです。そしてガンジーさんを思うところです。
堅苦しいところはなく、ほんと庶民的な雰囲気があります。生前のガンジーさんの人柄がわかるような気がします。

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2005.06.06

インド旅行記29「ラール・キラー」

050606

さあ、いよいよインド旅行の最終日、デリー観光です。

最初はラール・キラー。この要塞もムガル帝国時代のものです。けっこう雄大な建物のように見えたんですが・・・・。いろんな意味で印象に残ってないんです。
理由その1。
入場しませんでした。遠くから眺めるだけ。ここは、ツアーでは入場しないことになってたのかな?
理由その2。
逆光でよく見えなかったんです・・・・。
理由その3。
17時間列車に揺られた後の最初の観光ということで、テンション低かったんです・・・・。

05060601

あと、ラール・キラーのすぐ近くにあるヒンズー教の寺院も遠目に観光したんですけど、不覚にも寺院の名前を忘れてしまいました。
知ってる人がいたら教えてください!

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2005.06.05

インド旅行記28「列車の旅その2」

050605

ヴァラナシ&サルナート観光後、デリーに戻る交通手段ですが、これがまたまた列車です。

往路と同じようなタイプの寝台車でした。もともと列車に乗ることそのものが今回の旅の楽しみのひとつだったので、往路は窓から外を眺めながらの楽しい旅でした。
ところが復路の席は残念ながら2階です。ということは。窓がない! さすがに外の景色を全く見られずに17時間というのはつらかったです。ベッドも上等なものではないので、腰が痛くて眠れないし。

しかも。
列車は13:45発なのですが、食堂車がないので、夕食は乗車前にお弁当を持たされるのです。気温が40℃を超える夏のインドで、お昼に渡されたお弁当を夜に食べる! これは無茶でしょう。案の定、変な臭いがしてとても食べられるような状態ではありませんでした。このツアーを企画したH.I.Sさん、この企画は無理です。なんとかしてください。そのうち病人がでます。

で、私もガイドさんも夕食なし。日本から持ってきた残りのお菓子をガイドさんにもわけてあげて食べました。
そのお菓子は、リコピンとかビタミンとかが入った栄養食。もちもちした感じのスティック状のケーキの中にジャムが入っているものです。日本のお菓子を食べるのは初めてというガイドさんでしたが、このお菓子はえらい好評。あまりおいしいので、半分だけ食べて残りはお母さんのために持って帰るとのこと。
母親思いのガイドさんでした。

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2005.06.04

インド旅行記27「サルナートの考古学博物館」

サルナートの考古学博物館は、ダメーク・ストゥーパのすぐ近くにあります。
展示物はB.C.3世紀からA.D.6世紀くらいのものが中心です。博物館そのものはさほど有名ではなく、展示物も特別ものすごいものはありません。

もともと私は、博物館のたぐいがあまり好きではありません。ボロボロの仏像とかボロボロの書物とかボロボロの衣類とか見るのはなんかもの悲しいし、腐ってるみたいで気持ち悪いし、照明も暗くて陰湿な雰囲気のところが多いから。

だがしかし、ここは結構気に入りました。
理由その1。
館内が明るく、照明も上手。普通の博物館は、光で傷む展示物が多いので、展示物を守るため照明を暗くしているところが多いようです。しかし、展示物が粘土や石ばかりなので、明るくても大丈夫なのでしょう。
理由その2。
主な展示物はB.C.3世紀からA.D.6世紀のものということで、非常に古い! やっぱ博物館はこうでなきゃ。

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2005.06.02

インド旅行記26「ムルガンダ・クティ寺院」

050602

仏教の聖地サルナートでは、ムルガンダ・クティ寺院にも立ち寄りました。

ここは1931年に建てられた仏教のお寺です。
歴史も浅いし、造りもさほどインパクトなし。ただ、寺の内壁の壁画は日本人の手によって描かれたということで、それなりの感慨はありました。

さてここからが問題。ここは仏陀が初めて5人の弟子に説法を行なった場所ということで、お寺の横にはその様子を再現したお人形さんがあります。これがいけません。いなかの遊園地のお化け屋敷においてある人形を想像させるような、威厳のかけらもない雑な造り。この人形があるだけで、なんか全てがインチキくさく感じてしまいました・・・・。

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2005.06.01

インド旅行記25「ダメーク・ストゥーパ」

050601

仏教の聖地サルナート。
悟りを得た仏陀が初めて説法したところとされています。ということで、ここには仏教関係の遺跡がたくさんあります。

そのなかのひとつが、ダメーク・ストゥーパ。直径28m,高さ34mの石とレンガのかたまりです。ストゥーパってなんだ?と思って調べてみると、仏舎利を納めた建造物とあります。要はお墓? ピラミッドみたいなものなのかな?

で、ダメーク・ストゥーパはいろいろ改修されて現在に至っているのですが、最初に造られたのは、グプタ朝の時代(5〜6世紀頃)なのです。これは古い!
インドの歴史的建造物は、多くはヒンドゥ教やイスラム教関係で、意外と新しいものが多いようです。一方、仏教系の遺跡や建造物は、仏陀の時代に近い古いものが多いようです。要するに、インドにおいて仏教は、古くはメジャーな宗教だったけど、時代とともにヒンドゥ教やイスラム教にとってかわられたということなのでしょう。

それにしても、仏教の建築物や仏像というと、日本では木でできたものをイメージしますよね? インドでは石とかレンガばっかりです。お国柄がでるもんだなあ・・・・。

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