9.18Noah武道館大会観戦記
9.18Noah武道館大会を観戦してきました。
あいかわらずのレベルの高さ、観客を喜ばせるパフォーマンス。今回も十分に楽しんできました。その中で、選手&試合に関するコメントを少々。
志賀賢太郎。
病気療養のため2年8ヶ月休んだあとの再起戦でした。長い間よくあきらめずにがんばったね。ただ、試合となると、スタミナどころか基本的な力が弱くなっていて、見るのもつらい状態です。あまり無理せずしっかりとからだを鍛え直すようにしてください。
森嶋猛。
なんでそんなにいいからだをしていて、すばらしいバックドロップも持っているのに、いつも期待はずれの試合しかできないのでしょう。多分まちがいなく精神力の弱さが問題。彼にはなにか本格的な試練を与えて、それを自ら克服する機会をあたえなきゃダメかも。
SUWA。
彼は悪役としてすばらしい。試合の前や、試合の中のポイントポイントで非道の限りを尽くして、観客を煽ってテンションをあげさせます。しかし、基本的にはすばらしいレスリングをして、レスリングでも観客を引き込みます。はじめのうちはブーイングの嵐だったけど、最後はSUWAコールがおこっていました。単に試合をぶちこわすだけの全日のブードゥーマーダースとはえらい違いです。
小橋・田上VS秋山・天龍。
すばらしい。みんなプロ中のプロ。自分だけでなく相手も光らせる秋山のセンス。小細工なしにプロレスの凄さを観客にぶつける小橋の一途さ。55歳にもなっても全く衰えをみせない天龍の意地。雰囲気にのせられて普段以上の力を出して観客をびっくりさせる田上の爆発力。これはいい試合だったです。
力皇猛。
彼はほんと強くなりました。張り手とかぶちかましとか無双とか、非常にいい技ももってるし。今回も三沢に勝つとは思わなかったです。ただ、なぜか彼の試合はまだまだトップクラスのものとは思えないのです。試合が終わったあとの爽快感がなぜか今一歩なのです。何が悪いのかな? まだ精神的な余裕がないのかな?
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