コーヒーダイエットってほんと?
本日の『あるある大辞典』でコーヒーダイエットの特集をやってました。
その番組の中で、「コーヒーはダイエットに有効」「コーヒーの消費量No.1はアメリカ」と言ってました。
ちょっと待ってちょうだい。アメリカ人は太ってる人が非常に多いのに、この話の展開はおかしくありませんか?
気になったので調べてみました。
まずは肥満について。
アメリカ人は成人の2/3が肥満で、年間40万人以上が肥満が原因で死亡しているとのこと。やはりアメリカは肥満大国ってイメージは当たってるらしいです。
次にコーヒー消費量。
確かに国としての総消費量No.1はアメリカ。けど、人口が多いんだから消費量が多いのは当たり前。(ちなみに日本は第3位でした。)
で、一人当たりのコーヒー消費量に換算すると、アメリカは10位くらいになります。上位はフィンランドとかノルウエーとかベルギーとか北欧勢で、消費量は年間一人当たり10kgくらい。アメリカは4kgくらいで、日本は3kgちょっと。なんだ、アメリカ人って特別コーヒー好きってわけじゃないんだ。
結局この番組の中では、コーヒーをたくさん飲んでる国の人が痩せてるとか、そういった相関関係については全く述べていませんでした。なんか都合のいい方向へ話を持って行っている感じでした。
『あるある大辞典』は長寿番組で、いろいろためになることを放送していますけど、100%正しいことばかりとも限らないし、誤解もありそう。視聴する我々もむやみに信じるんじゃなくって、自分で調べてみるっていうことも大切ですね。
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