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2005.11.30

02年北海道「キャンプ編」

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2002年の北海道旅行の最終日はキャンプで1泊。
同行のどすこい君がけっこうアウトドア派で、キャンプ用具一式を持っていたので、たまにはキャンプしよう!ということになったのです。

場所は・・・・憶えてない! たった3年前なのに。記憶力最低・・・・。
だいたいのところは、サロベツ原生花園のちょっと下、けっこう内陸部、小さな街の住宅街のまっただ中、といったキャンプ場でした。

そのときのエピソード。
1.たしかガスコンロを忘れて、大慌てで探しまわって小さな金物屋さんでガスコンロをゲットしたこと。
2.キャンプ場の管理人さんが、「数日前に近くに熊が出てるんで、気をつけてキャンプしてください。」とかムチャなことを言っていたこと。あんな住宅街にも熊は出るんだ・・・・。
3.真夏なのにたいへん寒かったこと。死ぬかと思った。
4.焼き肉がたいへんおいしかったこと。けど、翌日なぜか腹痛。

40歳を越えた男二人の色気のないキャンプだったけど、こういったイベントはいくつになっても楽しいものです。
しかし、次の日はやっぱりからだがガタガタでした。トシだよなあ・・・・。

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2005.11.29

風邪とトシ

金曜日にちょっとした風邪の兆候があって、土曜日曜と寝込みました。
で、月曜日に会社に行ったけど使い物にならず、午後休暇をとって帰宅。本日火曜日、なんとか会社に行ったんだけど、やはりえらく不調。なんとか一日をがんばって帰宅。現在微熱中。
おかしいなあ。若い頃は風邪って一日で治るもんだと思ってたんだけどなあ。やっぱトシのせいかなあ・・・・。

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2005.11.26

02年北海道「サロベツ原野編」

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サロベツ原野は、南北30km東西8km面積2万haに渡る大きな原野。ほとんどが湿原と泥炭地です。そのなかで、サロベツ原生花園はちょっとした遊歩道(木道)が整備されており、観察に適しているそうです。ということで、そこを散策してきました。

サロベツ原野というのは「湿原の中にいろいろな花が咲きまくっていて・・・・」というイメージがあったのですが、花はほとんどナシ。ひたすら湿原がベターッと続いているだけ。行った季節が悪かったのかなあ。う〜ん、残念!

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2005.11.24

02年北海道「苫前風力発電編」

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苫前の風力発電所。なんか風景としていい感じがしませんか。私は工学部卒でメカ設計系のお仕事をしているせいか、どうしてもこういったものに興味があるのです。

発電所というと、どうしても環境問題とか景観の問題とか地域住民との共存とか難しい問題を抱えているケースが多いですよね? その点、風力発電はいろいろな意味でいいんじゃないかな? 
けど、年間の発電量に占める風力発電の割合は、デンマークでは10%なのに対し、日本では0.03%とのこと。まだまだだなあ。
 
あと、いいところばかりのように思える風力発電も、やはりいろいろな問題があると聞きます。
1.景観の問題。私は美しいと思うんだけどなあ。
2.野鳥がよりつかなくなったりぶつかって死んだりして生態系が乱れる。昔、野鳥の会をやっていた私としては、この問題も軽視できないなあ。
3.落雷とかでよく壊れる。いろいろ対策をとってはいるんだろうけど、いかにも雷が落ちそうなデザインだよなあ。
4.発電量が安定しない。これは天候に左右されるので、解決が難しそう。
5.コストが高い。これは近い将来技術で解決してほしいなあ。

いろいろと問題はあるけど、火力発電や原子力発電に頼っていては将来はありません。なんとか実用的になってほしいものです。

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2005.11.23

コンサ残念!

我がコンサドーレ札幌、J1昇格ならず。残念!

まあ、昨年はJ2で最下位。すなわち日本のプロのサッカーチームの中で一番弱かったわけですけど、今年はずいぶん期待できるレベルになってきました。私が生観戦したときもちゃんと勝ってくれたし。

来年こそはJ1昇格だ! がんばれコンサ!

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02年北海道「旭岳編」

さて、2002年の北海道旅行のメインイベントともいえる旭岳です。

実は、2002年の北海道旅行はずーっと曇りがちでした。このときの旭岳も完全に雲の中。こりゃなんにも見えないんだろうなあとあきらめ半分でロープウエイに乗ったのですが、上に着いてびっくり。雲の上に出て、すばらしい天気でした。雲海も見事で、たいへんよい眺めでした。

散策コースをのんびり歩いたんですけど、煙を噴いている山や池や残雪や雲海や高山植物と、みたいものが全てそろっていて非常によかったです! 

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特に高山植物はたくさん種類があって見応えがありました。

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しかし、散策路をしばらく歩いたとき、アクシデント発生! 同行のどすこい君、カメラのフィルムがないのに気づいたのです。そこからどすこい君だけスタート地点の売店まで戻って、フィルムを買って帰ってきたんですよね。体力的に自信のないどすこい君、よけいな体力を使ってしまいましたねえ。ご苦労さん! 
けど、当時はまだ写真に強い情熱があって、体力的につらくてもフィルムを買いに戻るだけのガッツがあったということですよね。すばらしい! 
今ならたぶんフィルムを買いには戻らなかったんじゃないかな? どうです? どすこい君!

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2005.11.21

02年北海道「ケンメリ編」

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美瑛は、ちょっと前までは観光地っぽい雰囲気はほんとなんにもありませんでした。ただ雄大な風景だけ。それが北海道っぽくてよかったわけです。
そのせいか、美瑛の風景はいろいろなCMとかに使われていました。そのひとつがケンメリの木。ケンメリのスカイラインのCMに使われた木です。

1972年に発売された4代目スカイラインは、ケンとメリーのスカイラインというキャッチフレーズでキャンペーンがはられ、それが大当たり。車も大ヒットし、CMソング「ケンとメリー〜愛と風のように〜」も大ヒットしました。ああ、なつかしい。

で、ちょっと前に本ブログで書いた食玩の話。
ちょうど美瑛のケンメリの木のあたりを観光する前日に、タイムスリップグリコのおまけでケンメリのスカイライン(恋人付き)をゲットしていたわけです。こりゃちょうどいいや、ってことでケンメリの木をバックにしてケンメリのスカイラインの写真を撮ったわけです。ナイス発想だったけど、写真の構図がイマイチだったかな?

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2005.11.20

プロレスのハシゴ

本日11/20、12時から全日本プロレス、17時からプロレスリングノアとプロレス観戦のハシゴをしました。

この日一番印象に残ったのは、全日本プロレスに出場したディーボン&ババレイのダッドリーボーイズ。
すばらしい! この人たち、実力がある上に、お客さんを喜ばせることに対して非常に熱心。試合でも試合後でも、お客さんの期待に見事に応えてくれました。ああ、楽しかった。
けど、アメリカのWWEからはあっさりクビになっちゃったんだよな。どうしてだろ?

他にもいい試合はいろいろあったような気がするんですけど、トータル15試合、約7時間の観戦で、もう意識が朦朧としてあまりよく憶えてません・・・・。さすがに疲れました・・・・。

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2005.11.19

意外とよかった紅葉の名所

紅葉でも観ようかと本日ちょっと遠出しました。
場所は東名高速の袋井の近くの小國神社。

たいした期待もせずドライブのついでに行った程度だったんですけど、思いのほかよかったです。
本日11/19時点では紅葉のピークには10日くらい早すぎて、まだほんのちょっとしか色づいていませんでした。けど、渓流に沿って延々と見所が続いていて、非常にいい感じ。ピークじゃないせいか人通りも少なく、のんびり観賞できました。

ちょっと残念、というか失敗したのが観賞した時間。3時頃に着いたんで、もう既に日が陰り始めていて、光を浴びた華やかな紅葉を観ることはできませんでした。紅葉を観る時間は、やはり光がいっぱいの午前中が一番いいんだろうなあ。私は朝が弱いので、どうしてもいい時間に着けないんです・・・・。

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02年北海道「美瑛編」

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美瑛は私のお気に入りのスポットです。北海道を旅行するときは必ずといっていいほど立ち寄ります。

美瑛はもともと観光地ではなく、写真の大好きな人が風景写真を撮りにいく、そんなところだったような気がします。丘陵と畑がひたすら続いていて、立ち寄るところといえば前田真三さんの拓真館くらい。この何もなさがよいのです。何もないようで、ほんといろいろなところに美しい風景がちりばめられているのです。

私は写真好きなので、なんとかいい写真を撮ろうとするのですが、こういった何もない美しい風景って写真を撮るのが難しいんですよねえ。何回も美瑛で写真にチャレンジして、未だに満足のいく写真を撮ったことがありません。特に2002年の旅行のときはずーっと曇りがちだったし。
美瑛の写真といえば、前田真三さんが有名です。彼の写真は、私なんか100万年かかっても絶対撮れないようなすばらしい写真ばかりです。
同じ構図で同じ風景を撮ってるのに、なんでこんなに差が出るんだろ。プロのセンス、プロの技術、プロの機材、シャッターチャンスが来るまでひたすら待ち続けるプロの根性、全てにおいて違うんだろうなあ。

で、最近の美瑛はというと、ずいぶん人気が出ちゃって、すっかり観光地っぽくなってしまいました。風景を観るポイントには駐車場ができてるし、売店とかもいろんなところにできたし。
別に観光地が悪いってわけじゃないんだけど、人が集まってくると必ずマナーの悪い人がいて、観光地をぶちこわしていくんですよねえ。美瑛もそうならなきゃいいんだけど・・・・

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2005.11.17

若い人のモチベーション

本日会社でちょっとしたイベントがありました。
自分の部門内で自分たちのやっていることを展示して紹介しあい、情報交換を図るイベントです。内容は、新しい試み,将来につながる技術,開発革新の手法等の紹介。日常のメインの仕事である製品設計業務ではなく、将来につながる活動を紹介しあうものです。展示するほうも見学するほうも強制的ではなく自主参加で、自由な雰囲気で語り合いましょう、みたいな場です。

コンセプトそのものはなかなかいいもので、わたしも説明員の一人としてその場に参加しました。
で、非常にがっかりしたことがひとつ。自主参加ではあるんだけど、若い人たちがほとんど来てくれないのです。来てくれた人の大半が管理職とかそれに相当する人たちなんです。

まあ、たまたま日常業務が非常に忙しい時期にある人もけっこう多く、それらの人たちが日常業務を優先して来れなかった事情はわかります。けど、それにしても若い人の参加が少なすぎます。管理職がヒマで若い人だけ忙しいということでは絶対にありません。明らかに忙しい時期にある管理職でも顔を出して議論に参加してくれています。

これはどういうことなんだろ?
やはり最近の若い人たちは自分の目の前の仕事に追われちゃって、視野が狭くなってるんじゃないかな? 将来を真剣に考える危機感がなく、次のこと新しいことを考えなくなってるんじゃないかな? 自分のことだけやってりゃいいと思っているのかな? 

私はどちらかというと有能な管理職ではないんだろうけど、それでもこういう場を有効に使って、新しい知識を手に入れたり若い人と同じ立場で語りあいたいというモチベーションや危機感はまだあります。うちの部門全体として、まだ管理職のほうがこういったモチベーションや危機感を持っているような気がします。

目の前のことしか見えない若い人たち、自分の業務以外をみようとしない若い人たち、将来を考えようとしない若い人たちが将来は会社をささえていく立場になるわけです。うちの会社、将来大丈夫なのかなとちょっと不安になった一日でした・・・・。 

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2005.11.16

02年北海道「食玩編」

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2002年の北海道旅行は3泊4日だったかな? 
この年はちょうど食玩ブームが始まった頃でした。

2002年の旅行のときは、我々が子供時代に親しんだ懐かしい食玩が出まわっていました。タイムスリップグリコ(第2弾)。1960〜1970年くらいの懐かしいもののシリーズです。
で、タイムスリップグリコをコンビニでひとり1個ずつ買い、宿で開封して中に入っているものを見せあって喜ぶ、という子供のようなことを企画しました。

1泊目。
どすこい君のゲットしたもの。ケンメリのスカイライン。おお、なかなかいいじゃん。
で、私のゲットしたもの。ケンメリのスカイライン。
なんだ、ダブりかあ。ダメじゃん。ということで二人で大笑い。

2泊目。
どすこい君のゲットしたもの。学校給食セット。おお、これはいいかも。
で、私のゲットしたもの。ケンメリのスカイライン。
またかよぉ。食玩4つ買って、3つまで同じものとは。二人して再び大爆笑。

何百円程度の食玩で、旅の楽しさが倍増しました。

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2005.11.15

02年北海道「麓郷の森編」

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麓郷の森は、テレビドラマ「北の国から」で使われた「黒板五郎の丸太小屋」のあるところです。
私はこのドラマを1回も見たことがないし、何の思い入れもないんだけど、富良野に来るたびに立ち寄ります。

森の中にいくつか木の建物があるおちついた公園、という感じかな? 
併設の喫茶棟のカレーやケーキもなかなかうまいし、ちょっと立ち寄って休憩したりお茶を飲んだりするのにちょうど良いスポットかも。ちょっとしたお土産を買うのにもちょうどいいところですね。那須野ゆたかさんの写真が展示されているのもポイント高いです。私的には、なかなか気に入っているところです。

だがしかし、わからないのはここの異常な人気。
観光シーズン(夏休み)には観光バスが何台も乗り付けて、いつも人でいっぱいです。たかだかテレビのセットがあるだけなのに。客観的に見ると、たいした観光地ではないと思うんだけどなあ・・・・。

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2005.11.14

マンセル Pole to Win !

いよいよ始まりました、グランプリマスターズ!
45歳以上の往年のF1ドライバーによるワンメイクレースです。
niftyのモータースポーツニュースによると、第1戦の勝者は、マンセル! 
順位は以下の通り。

1位 ナイジェル・マンセル
2位 エマーソン・フィッティパルディ
3位 リカルド・パトレーゼ
4位 アンドレア・デ・チェザリス
5位 デレック・ワーウィック

ああ、なんて懐かしい名前が並んでるんだろ。
ちなみに、1位と2位の差は0.408秒、1位と3位の差は20.662秒。タイム差をみると、上位2台の大バトルだったことが予想されます。1位のマンセル(50歳)はさすがだけど、2位のフィッティパルディ(58歳!)もすごすぎる! 3.5リッターのレーシングカーで30周バトルする50歳と58歳!

ああ、見たかったなあ。なんでテレビ中継しないんだろ。けっこう視聴率高いと思うんだけどなあ・・・・

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2005.11.12

02年北海道「富良野編」

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2002年の北海道旅行、まずは富良野です。

富良野というと、お花畑。いろんなところにお花畑があります。
このへんには何回も行ってるんだけど、実は私は一番いい時期に行ったことがありません。ラベンダーをはじめとした花のピークは概ね7月くらいなんだけど、夏休みの関係で8月にしか行ったことがないんです。それでもだいたいの雰囲気は味わえるんですが・・・・。

で、お花畑のなかでも有名なのが富田ファーム。
できればここに寄るのはちょっと避けたいところ。なぜなら、ここは最近えらく観光地化されていて、人でいっぱいだからです。北海道に来てまで人ごみの中、というのはちょっとねえ。けど、やっぱりここは非常にきれいなので、どうしても行ってしまいます。

富田ファームのえらいところは、入場料が無料なこと。本州だったら間違いなく入場料500円くらいはとるんじゃないかな? それくらいの価値は十分にあります。

あと、ここはショップが充実しています。
花を加工したグッズとか、富良野でしか買えないような富良野ならではのお土産がたくさん用意されています。ドライフラワー専門の大きなショップもあって、ドライフラワー好きの私は大喜び。ただし、ドライフラワーはかさばるんで、横浜に持って帰るのはたいへんなんだよなあ・・・・。


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2005.11.11

02年北海道「始まり編」

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ここ10数年、夏休みは友人のどすこい君と小旅行をしています。
2005年,2004年,2003年の旅行はすでにこのブログで紹介していますが、今回のシリーズは2002年の北海道旅行です。

北海道は私にとってもどすこい君にとっても故郷です。ということで、結構いろんなところに行っていますが、何度行ってもどこに行っても北海道はいいものです。

私は横浜在住、どすこい君は苫小牧在住ということで、まずは私が苫小牧のどすこい君のところに合流。そこからどすこい君の愛車「いすゞビッグホーン号」でドライブ旅行の始まりです。

2002年の旅行で行った主なところは、富良野,美瑛,旭岳,サロベツ原生花園,苫前などです。

詳細については次回以降で!

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2005.11.10

ガメラ登場!

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本日発売の特撮ヒーローBESTマガジン、今回のメイン特集はガメラです。平成ガメラ3部作には一切触れず、昭和ガメラだけを特集しています。

私は幼少の頃「ガメラ対バイラス」を映画館に観に行った記憶があります。なつかしいなあ。

日本の有名な怪獣映画といえばゴジラですが、私は昔からガメラ派でした。なんでなんだろ。自分でもよくわからないのですが。
ゴジラとの違いとというと、以下のような感じかな?
1.怪獣プロレス的な格闘シーンが多い。しかも、第1ラウンドは必ずコテンパンに負ける。そして次の戦いで大逆転!という爽快さがある。
2.対戦相手の怪獣が独特のバタ臭さがあってステキ。(不思議なことにゴジラの対戦相手は洗練されたデザインのものが多いんだよなあ)

ちなみにこの本には載っていませんでしたが、平成ガメラ3部作も捨てがたい魅力があります。ガメラの造形と特撮の凄さは特筆もの。ただ、欠点がいくつかあるのです。
1.ストーリーがわかりづらい(特に3作目)。ひねりすぎ。
2.相手怪獣のデザインが凝りすぎ。格闘シーンでは、何がどう戦われているのかわかりづらい。
こういった欠点がなければ間違いなくゴジラを超えられたのになあ。残念!

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2005.11.07

科学技術はなぜ失敗するのか

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仕事の関係で失敗学を研究することになりました。で、勉強のため「科学技術はなぜ失敗するのか」(中野不二男著)という本を読んでみました。

はっきりいって、この本は題名に偽りありです。題名だけ見ると、科学技術の失敗を分析をしっかりして次の成功につなげましょう、と言ってるように思えませんか? しかし、この本では20個程度の事例を淡々と評論しているだけ。深い掘り下げもなく、事例の中には何が失敗なのかもわからないようなものもあります。
全体の流れとしても一本スジが通っているわけでもなく、何が言いたいのかよくわかりません。

ただ、ひとつだけ非常に参考になるところがありました。
それは、失敗率0%の考え方と成功率100%の考え方です。これは同じようでも全く違う考え方だということです。
作者は、ゼロ戦とアメリカの戦闘機の事例でこれを説明しています。

ゼロ戦は、失敗率0%を目標として作られているという考え方。
失敗率100%というのは、撃たれて撃墜されること。一方、失敗率0%とは、撃墜されないで相手を撃墜すること。つまり、失敗しないことを目標としてしています。
撃墜されないことを目標としているわけだから、戦闘機のつくりとしては、装甲を薄くしてでも軽くして機動性を上げたり、脱出や救出のことなど全く考えなかったりするわけです。つまり、やられたときのことを想定していません。したがって、やられ始めると(想定外のことが起こると)、歯止めがきかないということになります。

さて、アメリカの戦闘機。これは成功率100%を目標として作られているという考え方。
成功率100%というのは、戦闘行為をして帰還すること。成功率100%を狙うには、まず成功率0%のことを想定します。
成功率0%というのは、撃墜されること。じゃあ、撃墜されないためにはどうするか。スピードを上げたり、装甲を厚くしたりしていくわけです。それでも撃墜されることは想定されます。そのときは、撃墜されたパイロットを如何に救助するかを考えていきます。そうして成功率100%に近づけて行くわけです。

この考え方、正しいと思いませんか?
いろんな意味で非常に参考になりました。

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2005.11.06

11.5Noah武道館大会観戦記

プロレスリング・ノアを観戦してストレスを発散してまいりました。
今回印象に残ったのは、以下の3戦ででした。

【小橋・潮崎vs健介・中嶋】
今回の見所は、小橋と健介のからみだけではなく、潮崎くんと中嶋くんの若手2人が如何に戦うか。試合内容はぜひテレビで観ていただきたいのですが、全員が自分の持ち味を出し、全員がファンの期待に応える戦いをして、観ていて非常に気持ちがよかったです。メインでもセミでもないのにこのレベル。ほんとNoahの戦いはレベルが高いです。すばらしい!

【森嶋・ヨネvsKENTA・柴田】
実はこの試合、特別すばらしいというレベルではありませんでした。ただ、他団体から初参戦の柴田くんがいるということで、やっぱ独特の雰囲気になりました。柴田くん、危険な雰囲気を漂わせていていいんだけど、いかにも線が細い。攻撃はまあまあなんだけど、打たれ弱いんだよね。一方、期待は大きいのに伸び悩んでいる森嶋くん、今回はまあまあの戦い。今後も最低限今回レベルの試合を続けていただきたいものです。

【力皇vs田上】
GHCヘビー級のタイトルマッチです。で、最初から最後まで異常な田上コール。田上の力が落ちてきているのは誰の目にも明らかで、今回は最後のがんばりを見たいという会場の雰囲気がモロに伝わります。多分ほとんどの人が、田上が大健闘をしたうえで負けるシーンを頭に描きながら応援していたはず。けど、田上が勝っちゃった。なかなかいい試合だったんだけど、力皇が勝たなければならなかった試合。これでいいのか?力皇!

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2005.11.04

往年の人気歌手に遭遇!

本日仕事帰りに川崎駅の地下街を歩いていると、妙な人だかりがありました。
100人くらいかな? ほとんどが50歳以上と思われるおじちゃんおばちゃんたち。
なんだろと思ってのぞいてみると、どっかで見たことのあるおじちゃんが演歌を熱唱中。誰かと思ったら、あの往年の人気歌手の湯原昌幸さんではないですか! 

たしか30年くらい前には意外と人気があったんじゃないかな? 失礼ながら、まだ歌手をやってたことにびっくりでした。 歌手とは言っても、私としては「うわさのチャンネル」に出演していたときのお笑い系タレントとしての印象のほうが強いんですが。

ちなみに、「うわさのチャンネル」といっても最近の若い人はわからないだろうなあ。30年くらい前にやっていたバラエティ番組で、和田アキ子とかザ・デストロイヤーとかせんだみつおとかマギー・ミネンコとか出ていた人気番組だったんです。低俗なお笑い番組ではあったけど、結構おもしろくて毎回見てました。

湯原昌幸さんと遭遇したことによって昔のいろいろなことを思い出して、妙に感慨深い一日となりました。

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2005.11.02

会議は踊る

11月1日の会議。8時30分〜10時15分、10時15分〜12時、15時〜17時、17時30分〜20時30分。
11月2日の会議。10時〜12時15分、13時15分〜15時、15時〜17時。
こんな感じで最近会議ばっかりです。

私は誰でも知ってるような大手電機系製造業の開発系スタッフの管理職です。管理職という立場上会議が多いのはしょうがないけど、こうも多いと実働する時間が全くありません。特別に忙しいわけではないのに自分の仕事が全く進みません。これも大企業病のひとつなんだろうな。

まあ、会議そのものを否定するつもりはさらさらないんです。目的とかアウトプットとかはっきりしていれば。例えば、情報を周知させるための会議とか、何かを決めるための会議とか。

私の関係する会議の場合、会議そのものは前向きで議論も活発な場合が多く、それ自体はまずいことではないのです。けど、まずいところもたくさんあるんです。

1.自分の意見にこだわり擦り合わせをしない
2.会議の目的や全体を見ないで個々の議論に走る
3.1回の発言が長い、自分の話に酔ってどんどん本筋をはずれていく
4.人の話の言葉尻をとらえて反論するのでどんどん本筋からはずれていく
5.人の意見を最後まで聞かずに自分勝手に話し始める
6.自分の考えが通らなかったり議論に負けたりすると、感情的になったり不機嫌になったりすねたりする
7.ファシリテータがいない、決める人がいない

要はみんな子供なんですね。前向きで活発と言っても好き勝手に発言しているだけ。議論に勝ちたいだけ。しかも、まとめる立場の管理職のほうがこの傾向が強いんです。
まあ、無関心でシーンとしている会議よりはいいんですけど、なんとかなりませんかねえ。

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2005.11.01

11番目のF1チーム!

本日、ついに11番目のF1チームが発表されました。

チーム名は、Super Aguri Fomula 1 。
代表は元F1ドライバーの鈴木亜久里さん。エンジンはホンダ。ドライバーは佐藤琢磨くんと交渉中とのこと。スポンサーはまだ発表されてないけど、ソフトバンクが噂されているそうです。
FIAへの2006年のエントリーはしたけど、まだ承認はされてない模様。けどまあ大丈夫でしょう。

とりあえず佐藤琢磨くんの来期のシートが確実になって、ひと安心。また、チームも日本色が強そうなので、応援のしがいもありそうです。まずはよかった、よかった。

けど、代表が亜久里さんかあ。現役時代はあんまり好きじゃなかったんだよなあ・・・・。

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