本日、会社で外部のコンサルタントを講師としたマネジメント研修を受けました。
管理職対象で、内容は部下に対する話のしかたやコーチングについてです。
最近は仕事の関係で、仕事のしかたとか新しいシステムとか風土改革とか、いろいろなコンサルと付き合いがあります。会社としては、金をかけてそういうコンサルを受けているんだから、「有効に使いなさい」とか「信じてやってみなさい」というスタンスをとる場合が多いわけです。
その中で思うこと。「コンサルっていうのは、どこまで信じたらいいんだろう? ほんとにいいものなんだろうか?」
確かにいいことを言ってるところもあります。興味深いことを提案してくることもあります。
けど、ちゃんとした仕組みを提案してくるところとか、うちの会社の実情に適した提案をしてくるところはまれです。たいていは、ちょっとかっこいい誰も文句はいわないであろう正論的な話をしてくるだけ。はっきりいって、私よりレベルが低いコンサルもありました。プロのくせに。
あと、たいてい「仕事の可視化とか成果の数字化が大切」とか言ってくるくせに、自分のコンサルが我々に対してどのような効果があったのかを可視化・数字化してくるところはほとんどないわけです。
しかも、コンサルするためには必要だということで、いろいろと我々のやり方とか実情を聞きたがる。どう考えても、我々が教わるより我々が与える情報のほうが多かったりすることもあるんです。我々の与えた情報は、コンサル会社のノウハウとして次にコンサルする会社のために使われるんです。どう見ても我々の損。
最近コンサル流行りだけど、みんな不信に思わないんですかねえ。
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