RAINBOWの衝撃
先日買ったDVD、RAINBOWの「Live in Munich 1977」には、とにかく衝撃を受けました。
これを超えるハードロックのライブは他にあるんでしょうか?
私は音楽を正式に学んだこともなく、大それた評論をできる立場ではありませんが、とにかく1曲1曲の密度がものすごいんです。この当時の曲は結構長いものが多く、ライブともなればさらに1曲が長くなることが多いんですが、飽きるどころかどんどんひきこまれていくんです。インタープレイもたくさんあり、曲の良さとメンバーの良さがとてもうまくかみ合っています。
選曲も私の好きなものばかり。
私の最も好きな曲「Kill the King」がオープニングナンバーで、もうすでに大満足。後半の「Still I'm Sad」では、もう完全にノックアウト状態でした。
選曲で唯一残念なのは、それまでのライブで選曲されていた「Stargazer」がはずれて「Long Live Rock'n'Roll」になっていたこと。「Long Live Rock'n'Roll」も悪くはないんだけど、「Stargazer」のほうがRAINBOWらしいですよねえ。
メンバーについては、なんといってもリッチー・ブラックモアとロニー・ジェイムズ・ディオとコージー・パウエルが組んでいるんだから、それだけで言うことなし。
DVDを見ていて個々の感想は以下のような感じです。
ベースのボブ・ディズリー。
この人の評価は意外と高いみたい。けど、私にはそのへんを聴きわけるほどの能力はないようです。ようは特別な印象はなかったっていうこと。DVDに登場する時間も短かったし。
キーボードのデヴィット・ストーン。
この人、RAINBOWというか、ハードロックバンドに向いていないかも。うまいへた以前に、キーボードソロの盛り上げ方がハードロック的じゃないんです。まあ、出身がカナダのシンフォニック・プログレッシブ・ロック・バンドということうを聞けば、なるほどなっていう感じなんですが。それにしてもリッチー、なんでこの人をバンドに入れたんだろ?
ヴォーカルのロニー・ジェイムズ・ディオ。
この人、すごいです。腹の底から響き渡る声、歌のうまさ、文句なし。リッチーが気に入ったのもよくわかります。
ドラムのコージー・パウエル。
「Still I'm Sad」の中の「1812年大序曲」のドラムソロ。もう言葉では表現できないほどの感動。完全に鳥肌状態。私の中では間違いなく世界最高のドラマーです。
ギターのリッチー・ブラックモア。
彼については、いろいrな思いがあるので、また他の機会に書きます。
ということで、大感動のRAINBOW「Live in Munich 1977」でした。
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