« モロッコ旅行記05「ムハンマド5世の霊廟」 | トップページ | モロッコ旅行記07「地中海?」 »

2006.05.08

モロッコ旅行記06「ハッサンの塔」

ラバド観光のメインとも言えるハッサンの塔。
ムハンマド5世の霊廟に隣接して建っています。

1195年にムワッヒド朝のヤクーブ・マンスールが建設に着手したらしいけど、彼の死とともに工事は中断。高さ88mにする予定が44mで終わってしまったとのこと。それでもこの手のミナレット(尖塔)では世界第3位の高さだそうです。

06050802

私はここが非常に気に入っています。ハッサンの塔そのものもいいけれど、周りにあるドラム缶のような石柱とセットですばらしいです。私はメカ設計を仕事としているので、こういう幾何学的な美しさには感動してしまいます。こういうところって滅多にないんじゃないかな?

06050801

ここでさらにすばらしいのは、塔を観る位置と角度によって印象が違っていて、どこから塔を眺めても違った感動があるっていうこと。ドラム缶型の石柱もみんな微妙に形が違うし。龍安寺の石庭をモロッコの人が作ったらこうなるのかな? 

06050803

隅っこのほうにある壁のモニュメントまで、なにやら意味ありげで見入ってしまいます。

天気にも恵まれ、たいへん感動したハッサンの塔でした。

|

« モロッコ旅行記05「ムハンマド5世の霊廟」 | トップページ | モロッコ旅行記07「地中海?」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: モロッコ旅行記06「ハッサンの塔」:

« モロッコ旅行記05「ムハンマド5世の霊廟」 | トップページ | モロッコ旅行記07「地中海?」 »