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2006.05.30

モロッコ旅行記18「フェズ・その6」

フェズ・エル・バリの観光のメインは、なんといってもタンネリ(スーク・ダッバーギーン)。
なめし革の染色工場です。
鮮やかな色のコントラスト、幾何学的な美しさ、私はこういうところが大好きです。

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ここは完全に住宅街に囲まれていて、道から見えるような所ではないので、隣接している革細工屋さんにおじゃまして、そのベランダから見学するようになっています。

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風呂桶のような染色桶のひとつひとつには、いろいろな色の染料が入っていて、そこに動物の皮をつけて染色します。染色桶にはタイルがはってあるのがわかりますね。中世の時代と同じやり方で、手仕事で皮を染めています。

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染料はいろいろな色で美しく、見るほうにとってはすばらしい風景。
だがしかし。その染料の臭いは強烈。日本の住宅街でこんな臭いを出す工場があったら、1秒で訴えられるのでは・・・・。ベランダから見ている私にとっても強烈な臭いだったわけですから、実際の作業をしている人たちにとってはとんでもない重労働なはず。たしかガイドの人も、「長く続けられる職業じゃない」とか「この仕事をする人は寿命が短い」とか言っていたような気がします・・・・。
たいへんだなあ。からだに気をつけて、がんばって! 職人さん!

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