モロッコ旅行記27「カスバ街道を行く」
まず最初に、カスバというのは、「城壁で囲まれた要塞」のこと。ちなみに、クサルというのは、「要塞化された村」のこと。イマイチ違いがわからないのですが・・・・。
カスバ街道は、ワルザザードからエルラシディアを結ぶ東西に長く続く道です。
砂漠の中に突然出現するオアシスの町や、ベルベル人が築いた大小のカスバが、あちこちに見られます。
まずは、ティネリールの町。
ここはオアシスのある町なんですけど、なんか西部劇に出てくるような感じですね。オーストラリアにもこんな風景があったような気が・・・・。
次は、ベルモロのカスバ。だったと思います。
このへんになると、名前まできちんと憶えてないんです・・・・。
そして、たぶん、タウリルトのカスバ。
最後に紹介するカスバは、名前すら記憶にありません・・・・。
で、名前をよく憶えていないカスバが印象が薄かったという意味ではなくって、ガイドブックにすら載っていないカスバが無数にあるということです。バスから外をぼーっと眺めているだけで、説明すらされない名もないカスバもあります。全部ひっくるめて、カスバ街道は見所が多く、全く飽きません。
それに、写真を見てもわかるように、同じ形のカスバはほとんどなく、みんな非常に個性的な形をしています。これもまた良いですね。その土地の特徴を活かした設計なのか、領主さんの個性が色濃く反映されたのか、そういうことを考えるのも楽しいものです。
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