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2006.06.29

モロッコ旅行記38「ハッサン2世モスク」

いよいよモロッコ旅行最後の観光、ハッサン2世モスク。
1986年から1993年にかけて造られた、モロッコ最大のモスクです。

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とにかく何から何まで巨大です。
世界一の高さのミナレット(200m)。建物の内部には2万5千人収容可能。8万人を収容できる9ヘクタールの敷地。つまり、8万人の人が一度にお祈りできるわけです。

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大理石の彫り物を始めとした装飾もすばらしく、建物自体が新しいこともあって、パーフェクトな美しさです。

神学校や博物館も併設されているとのこと。これだけの施設が、信仰のために建てられたわけです。信仰の対象ということで、建築資金は国民の寄付金や税金に頼っているそうです。あまりにお金がかかりすぎて、高い税金が国民の負担になっているそうです。信仰もたいへんだなあ。

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ハッサン2世モスクの観光も終わり、帰り道でもう一度モロッコ最後の観光地ハッサン2世モスクを振り返りました。雨にぬれたハッサン2世モスク、なにやらジーンときました・・・・。

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2006.06.28

モロッコ旅行記37「カサブランカ」

モロッコを概ね一周し、ついにカサブランカまで帰ってきました。

カサブランカといえば、あの有名な映画を思い出します。けど、あの映画はすべてハリウッドで撮影され、現地ロケはなかったみたいですね。

カサブランカは、モロッコの経済の中心で、人口約260万人という近代的な大都会。いろいろなモロッコの町を見て歩いて、石造りの風情のある建物を見慣れてしまうと、カサブランカはちょっと味気ないような感じもします。

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町の中心あたりには、ムハンマド5世広場があります。
この広場のまわりには、市庁舎や裁判所や劇場など町の中枢機関が集まっているようです。レトロな大砲が印象的でした。

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ちなみに、ここで泊まったホテルは、海の近くの高級住宅街の中にありました。近くをウロウロと散策したんですけど、明らかに雰囲気が違っていました。車もベンツが多いようでした。どこの国でもベンツはブランドなんですねえ・・・・。

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2006.06.27

モロッコ旅行記36「ヴァンテアン!」

モロッコは地理的に比較的フランスと近く、また一時期フランスの統治下におかれていたということで、フランスとの関連は密接。当然、車もフランス車が多いわけです。

私と同じ車はないかなと期待して町をウロウロしていると、期待通り我がRenault21号と同型車を発見! 日本ではほぼ確実に出会うことのないRenault21号。もう大喜びでした。

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どうもこの国ではこの車はけっこうな人気らしく、2台並んで路駐しているところも見かけました。
見かけたRenault21号、どの車もぶつけた痕や傷があちこちにありました。ちなみに傷だらけの車やボコボコの車はRenault21号に限ったわけではなく、すべての車に共通でしたが・・・・。

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おまけ。
どう見ても白バイって感じのバイクが路駐してました。
どこの国でも警察車両っていうのは白黒なんでしょうか?

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2006.06.26

熱海慰安旅行

6/24から6/25にかけて、会社の親しい友人と熱海に小旅行に行ってまいりました。

場所は熱海、海が見える高台にある会社の保養所。こぎれいで料理もなかなか優秀。部屋も充分以上に広いし、文句なし。

メンバーは、友人Kさん,K嫁さん,K息子1号(小4),K息子2号(小2),友人Hくん,H嫁さん,H娘1号(4歳),H娘2号(9ヶ月),そして私。

おおむね17時頃現地集合。お風呂に入って、子供たちと遊んで、ご飯を食べて、子供たちと遊んで、2次会開いて、子供たちと遊んで、3次会開いて、3時就寝。翌日朝7時半に起きて、子供たちと遊んで、ご飯を食べて、子供たちと遊んで、10時に解散。

参加メンバーでは私だけが独身なんですけど、私はなぜか小さな子供に好かれるタイプらしく、子供の皆さんにはとても楽しく遊んでいただきました。子供の皆さん、ありがとう。
家族を持つっていいことなんだなあと思うと同時に、親って毎日こんなにたいへんなんだなあと痛感いたしました・・・・。

食事の後の2次会では、普段あまり顔を会わすことのないK嫁さんとH嫁さんと、たいへん楽しくお話しできました。K嫁さん、H嫁さん、ありがとう。

3次会では、KさんとHくんには、会社のゴタゴタでストレスのたまっていた私の話を、深夜3時までイヤな顔ひとつせず聴いていただきました。たいへんにすっきりといたしました。Kさん、Hくん、ありがとう。

たいしたイベントもなく、集合して食べて飲んでお話をしてのダラダラ旅行だったけど、たいそう楽しゅうございました。

追伸。
仕事でドタキャンになってしまったAKくん、残念! 来年また企画しよう!

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2006.06.23

モロッコ旅行記35「マラケシュ・その6」

世界中どこにでもいるネコ。
マラケシュのスークでもいろいろなネコが出迎えてくれました。

机の下で丸くなるネコ。基本形ですね。

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サンダル屋さんのテーブルの上で休むやる気のないネコ。そういえば、やる気満々のネコって滅多にいませんねえ。

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銅細工屋さんの前でランプを守るネコ。まあ、守りきれないとは思いますが・・・・。

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バイクのシートの上で考え込むネコ。何を考えているのでしょう。

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木彫りのラクダの隣りで同じポーズを決めるネコ。親近感があるんでしょうか? それともライバル心?

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2006.06.22

モロッコ旅行記34「マラケシュ・その5」

マラケシュの大きな見所のひとつ、ジャマ・エル・フナ広場。

ジャマ・エル・フナとは、死者の広場という意味。もともとは公開処刑場だったそうです。ところがところが、今は死者とは全く縁のない、モロッコで最もにぎやかな広場になっています。

この広場は、基本的に常設のお店に囲まれるような形になっています。
お店は、お土産物屋さんであったあり、喫茶店であったり。絨毯屋さんと思われるお店も見かけました。

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広場そのものは、もう人でいっぱい。広場で何をやっているかというと、大道芸であったり、食べ物の屋台であったり、音楽の生演奏であったり、ガラクタ売りであったり。

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大道芸は、アクロバットとかダンスとか火を吹く人とかほんとヴァリエーションに富んでいます。
蛇使いとかもあちこちにいました。私は蛇が苦手なので、パス。

この広場、ちょっと困ったことに、ちょっと写真を撮ろうとカメラを構えると、どこからともなく人が近づいてきて、「チップを払いなさい」となってしまいます。したがって、あまり写真は撮れません。

屋台では、フルーツとかお肉のかたまりとかなんだかよくわからない食べ物とかがごちゃ混ぜになって売っています。おいしそうなんだけど、食べるのには、なかなか勇気がいります。

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とにかくジャマ・エル・フナ広場はすごい活気です。この活気が1年中毎日夕方から深夜1時くらいまで続いているのだから、とんでもないパワーです。時間の都合上、夕方しかこの広場にいることができませんでしたが、ぜひとも深夜までこの喧噪を楽しみたかったです・・・・。

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2006.06.21

モロッコ旅行記33「マラケシュ・その4」

マラケシュの旧市街(メディナ)は、ものすごく活気にあふれています。あのにぎやかなフェズ・エル・バリがおとなしく感じるほど。
その中にあるスーク(市場)を散策しました。

マラケシュのスークは、とてもヴァリエーションに富んでいます。たいして広くない場所に、いろんな専門店街化したスークが密集しています。陶器,スパイス,羊毛,絨毯,鍛冶屋,染色職人,貴金属,木工品,衣類&布地,革職人,鉄職人,銅&真鍮製品・・・・。散策していても、ちょっと歩くたびに風景がころころ変わります。非常に楽しかったです。一日中散策しても絶対飽きない魅力があります。

この写真は、スパイスのスークで撮ったものだったかな?
私の海外旅行の最大の楽しみのひとつは、その国の市場へ行くこと。その国の生活がよくわかってとても興味深いです。

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この写真は、たしか銅&真鍮製品のスークで撮ったものです。
このへんになると、もう道なんだか店なんだか工場なんだかよくわからないゴチャゴチャ感があります。それがまたとってもステキ!

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木工品のスークでは、木彫りの牛をゲットしました。
がんばって値切っていたら、お店の人から「お前は日本人なのに現地人より値切る」みたいな妙なほめられ方をしました。私って貧乏?

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自由時間はずーとひとりのんびりとスークを散策する予定でした。
ところが、旅行中に仲良しになった2人のおばちゃんたち(60歳くらい?)に妙に頼られてしまい、ずーっと接待散策になってしまいました・・・・。

なぜか私、ちっちゃい女の子と人妻とおばちゃんには人気があるんですよねえ。けど、適齢の独身女性には人気がイマイチ。結果としていまだ独身。う〜ん、困ったもんだ・・・・。

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2006.06.20

モロッコ旅行記32「マラケシュ・その3」

マラケシュの町を散策して見かけたもの。

コウノトリの巣。

繁華街にある古い石造りの家のてっぺんに、突然コウノトリの巣があったりします。そういえば、ヴォリビリスの遺跡の柱のてっぺんにもあったなあ。日本では絶対に見かけることのない風景ですね。それにしても、繁華街の家の上に巣を作るなんて、モロッコのコウノトリは人間を恐れないんだなあ・・・・。

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エンジン+人力のハイブリッド自転車。

モロッコではこのタイプの自転車をけっこうみかけました。モロッコは狭くて入り組んだ町が多いので、こういう自転車が重宝されるんでしょうか。

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ファティマの手。

イスラムの国ではいろいろな魔除けを見かけますが、モロッコで有名なのがファティマの手。アクセサリーとかいろんなヴァリエーションがあるんだけど、一番目につくのがドアノッカータイプのファティマの手です。写実的なものから抽象的なものまで、いろいろなデザインのものがあります。私はリアルなファティマの手のドアノッカーがたいへん気に入って、ぜひともお土産に欲しかったのですが、売っているお店を見つけることができませんでした。残念・・・・。

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2006.06.19

モロッコ旅行記31「マラケシュ・その2」

マラケシュで観光したところをいくつか紹介。

サアード朝の墳墓群。
ここは、サアード朝(1549〜1659年)時代の代々のスルタンが葬られている所です。その後、周囲を壁で囲んでしまったため、その存在がわからなくなっていたそうです。再発見されたのは1917年で、上空を飛んでいた飛行機から発見されたとのことです。

スルタンのお墓のある建物内へは入れないんだけど、外から覗き込むことができるようになっています。なぜかすごい人数の人が、中を覗くために行列を作っていました。

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次は、メナラ庭園(だったと思います)。
ここは12世紀のムワッヒド朝時代に造られた庭園です。
実はこの庭園、他にいろいろと観光してきてけっこう疲れている状態での見学でした。しかもものすごくいい天気で、強烈な暑さでした。

その中、たいへん広大な敷地内をヘロヘロになりながら延々と歩き、そのゴールが大きな貯水池。昔のスルタンのデートスポットだったらしいのですが、要するにただの四角い大きな池。
別にひどい観光地ではないのですが、体力と気力を振り絞って到達したわりには、見返りが少なかったような気が・・・・。

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2006.06.18

モロッコ旅行記30「マラケシュ・その1」

世界遺産のマラケシュの街は、モロッコで一番モロッコらしい熱気にあふれる街かもしれません。
フェズと同様、これだけ観ればOKみたいなインパクトのある建物とかはないんですけど、街そのものがすばらしいのです。

そうはいっても、当然見所となる観光地はたくさんあります。
まずはその中から、いくつかの観光地を紹介します。

ベン・ユーゼフ・マドラサ。
1565年に建てられ、1956年まで使われていた神学校です。壁面は、緻密な彫刻とモザイクタイルで覆われていて、非常に美しい建築物です。ここでは、中に入って当時使われていた部屋を見学することができました。部屋も廊下も狭くって、とてもストイックな感じがしました。

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クトゥビア。
12世紀に着工され、1192年にミナレット部分が完成したそうです。クトゥビアのミナレットは、高さ65m。この手の塔では、セビリアのヒラルダの塔(93m)に続いて世界第2の高さだそうです。

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2006.06.17

昔と今のギャップ

本日、スカパーでかぐや姫再結成コンサートをやっていたので、見てしまいました。

かぐや姫といえば、私が音楽に目覚めた中学生時代に人気絶頂でした。今回も当時の曲が中心で、大変懐かしく見ることができました。
で、音楽の話をすると止まらなくなるので、また別に機会にじっくり書きます。

それにしても、今回のかぐや姫の再結成を見て、かなりショックだったことがひとつ。
正やん(伊勢正三)の歌がとんでもなくへたくそになっていました。声も全然出てないし・・・・

私はかぐや姫の中では正やんの歌が一番好きでした。22歳の別れ,置手紙,アビーロードの街,ペテン師とか、すばらしい曲ばかりですよねぇ。それがあの歌唱力では・・・・。ああ、トシのせいなのかなあ。

そういえば、天地真理さんのファンだった私が、比較的最近バラエティ番組に出ていた天地真理さんを見たとき、確実に「見なきゃよかった・・・・」と思ったものです。

昔の思い出って、けっこうそのまま大切にしておいたほうがいい場合がありそうですねえ・・・・。

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2006.06.16

我がRenault21号、本日オイル交換

本日会社を早く引き上げて、オイル及びエレメントを交換してきました。

オイルは、ここのところしばらく愛用している「BE-UP シンセティック 5W-50」。5ℓで12,000円位とちょっと高いけど、15年も乗ってる車の体調管理するためにはこれくらいおごってやらないとダメかも、と無理矢理納得しています。

作業してくれたお兄さんから「オイルがちょっと漏れてますよ」と指摘されたけど、気にしない気にしない。
私のRenault21号、かかりつけの修理工場の社長によると、「ばあどさんのRenault21号は、他の人のRenault21号よりオイル漏れが少ないですねえ」とほめられてますから。

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2006.06.15

モロッコ旅行記29「ファンタジーショー」

オート・アトラスを経由して、マラケシュに到着。
夜は、ファンタジーショーの見学です。

で、いつもの観光バスでファンタジーショーの会場に行きました。しかし、いつも同行してくれる添乗員さんが、「私はバスで休んでます」と言って、同行してくれませんでした。
ショーを見ているうち、同行しなかった理由がよくわかりました。理由は、「つまらないから」。馬に乗った騎馬隊の人が走りまわるだけ。

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もともと私は、観光客向けの民族舞踊とかショーとかがとっても苦手なんです。どうもイマイチ魅力を感じないんですよねえ・・・・。

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2006.06.14

モロッコ旅行記28「オート・アトラス」

カスバ街道を通って、カスバや砂漠の魅力を堪能。
そしていよいよアトラス山脈を越えてマラケシュへ向かいます。
アトラス山脈は、モロッコを南北に分断していて、景色や町の様子が一変します。

で、オート・アトラス。
3000〜4000m級の山々を縫うように、狭いクネクネとした道が延々と続きます。乗り物に弱い人は、絶対に乗り物酔いします(断言!)。運転手さん、かっとばすし。
山は日本とは違って禿げ山がほとんどです。けど、禿げ山にもいろいろな色があったり断層が見えたりして、飽きません。
私がモロッコへ行ったのは夏だったのですが、冬にはここいらへんの山々は雪に覆われるようです。

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途中、最高地点にあるお土産屋さんでちょっと休憩。最高地点はティジン・ティシュカというところです。このへんは時々悪い人がいるので、一人でウロウロしないようにと添乗員さんに注意されました。

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この写真、たしかティジン・ティシュカで撮ったもののはず(記憶が曖昧で、まちがっているかも)。う〜ん、ちゃんと写真を整理したりメモをとっておいたりしないと、あとから思い出すのはたいへんだなあ・・・・。

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2006.06.13

モロッコ旅行記27「カスバ街道を行く」

まず最初に、カスバというのは、「城壁で囲まれた要塞」のこと。ちなみに、クサルというのは、「要塞化された村」のこと。イマイチ違いがわからないのですが・・・・。

カスバ街道は、ワルザザードからエルラシディアを結ぶ東西に長く続く道です。
砂漠の中に突然出現するオアシスの町や、ベルベル人が築いた大小のカスバが、あちこちに見られます。

まずは、ティネリールの町。
ここはオアシスのある町なんですけど、なんか西部劇に出てくるような感じですね。オーストラリアにもこんな風景があったような気が・・・・。

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次は、ベルモロのカスバ。だったと思います。
このへんになると、名前まできちんと憶えてないんです・・・・。

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そして、たぶん、タウリルトのカスバ。

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最後に紹介するカスバは、名前すら記憶にありません・・・・。

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で、名前をよく憶えていないカスバが印象が薄かったという意味ではなくって、ガイドブックにすら載っていないカスバが無数にあるということです。バスから外をぼーっと眺めているだけで、説明すらされない名もないカスバもあります。全部ひっくるめて、カスバ街道は見所が多く、全く飽きません。

それに、写真を見てもわかるように、同じ形のカスバはほとんどなく、みんな非常に個性的な形をしています。これもまた良いですね。その土地の特徴を活かした設計なのか、領主さんの個性が色濃く反映されたのか、そういうことを考えるのも楽しいものです。

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2006.06.12

酔っぱらいとワールドカップ

本日、仕事の区切りがつき、一緒0に仕事をしていた関係会社の人の送別会がありました。
私は飲めないけど、楽しく飲む飲み会は好きで、こういった飲み会は大歓迎です。

で、酔っぱらい。
みんないい人。けど、みんな飲む。一部の人はとってもたくさん飲む。で、何回も何回も何回も同じ話を繰り返す。非常に前向きに自分の意見を主張するんだけど、必要以上に絡んでくる。これには困ります。気持ちはわかるから、みんな、もうちょっと楽しく飲めるお酒の量を考えようよ。

で、トラウマの話。
本日はワールドカップの日本対オーストラリア戦。みんな早く家に帰ってテレビを見ましょう、という話になったんですが。
そのときの主賓のNさん。ワールドカップでも何でも、生観戦とか生中継とかで日本を応援したくなりますよね? ところがNさんは、絶対テレビを見ないとのこと。サッカーが好きで、若い頃サッカー部だったのに。
なぜかというと、ドーハの悲劇が原因だそうです。熱狂的にテレビ応援をしていて、最後まで勝ちを信じてたのですが、どうしても我慢できなくなってトイレに行き、戻ってきたら例のロスタイムの1点が・・・・。あんなにつらい思いをするなら二度とテレビなんか見るもんかと心に誓ったそうです・・・・。

ちなみに、この記事を書いている時点で、日本は1対0でリード中。
がんばれ、日本!

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2006.06.11

モロッコ旅行記26「アイト・ベン・ハッドゥ」

7世紀頃アラブ人がモロッコ北部を支配すると、それを逃れたベルベル人がこのあたりに移り住みました。そしてクサル(要塞化した村)をつくりました。
そのひとつが世界遺産アイト・ベン・ハッドゥです。

「アラビアのロレンス」や「ハムナプトラ2」のロケ地としても使われているようですね。
小山の斜面を利用して作られた村は、まさしく「要塞」っていう感じです。

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小山のてっぺんにある建物は、見張りをする場所だったんでしょうか? それらしい雰囲気を醸し出しています。

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村全体を見ると、道は狭く非常に入り組んでいます。日本の城下町もそうだけど、攻撃される可能性のあるところというのは、敵を混乱させるために町全体を迷路化するのが常套手段のようですね。

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アイト・ベン・ハッドゥには、今でも数世帯の人々が住んでいます。そのうちの一軒にお邪魔してお茶をいただきました。

その家では、ロバとか牛とか羊とかの家畜を飼っていました。世界遺産のまっただ中、しかも狭いレンガ造り建物の中で家畜を飼うのは非常に大変なことだと思うのですが・・・・。

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この家の他には、ちょっとしたお土産屋さんがありました。
そのまわりには、ネコもウロウロしていました。こんなところにもネコっているんだなあ・・・・。

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2006.06.10

秋葉原について語る

本日、秋葉原にお買い物に行ってきました。
だがしかし、最近の秋葉原は、私のようなおじさんには居場所のない街になっちゃってて、ちょっとさびしいです・・・・。

30年目は家電の街。
20年前はオーディオの街。
10年前はパソコンの街。
そして今や完全にオタクの街。

私はオーディオの街としての秋葉原が好きだったなあ。
ちょっとまじめなオーディオ店には必ずリスニングルームがあって、じっくり音を聴かせてくれたし。音を聴きながら店員さんとマニアックなお話をするのは楽しかったなあ。

最近の秋葉原の風景は、美少女モノのショップやメイドさんばかりが目立って、目のやり場に困ってしまいます・・・・。

それにしても、秋葉原をうろついているオタクの人たち、どうしてみんな一様に同じような雰囲気を醸し出しているんだろ? ちょっと不気味。

というように秋葉原の現状について嘆く私ではありますが、そういう私もちょっとだけ今の秋葉原に惹かれている面もあります。
私は初期ウルトラマン世代の人間で、そういったグッズが秋葉原にはけっこうあるんですね。
本日もカプセル怪獣ミクラスをゲットしてしまいました。

私も人から見ればオタクなのかな?

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2006.06.09

モロッコ旅行記25「トドラ峡谷」

サハラ砂漠の朝日を見た後は、トドラ峡谷へ行きました。

トドラ峡谷は、カスバ街道からちょっと入った所にある雄大な峡谷です。
とんでもない高さの岩壁が、道の両側にほぼ垂直にそびえています。ちょっと恐怖を感じるくらいのものすごさです。観光バスなんか、ミニカーのように見えます。

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この狭い谷は観光スポットとなっているので、ホテルとかレストランとかがあってちょっとした集落になっています。けど、こんな所に住むなんて、かなり勇気が要りそう。地震や雨の多い日本では、こういうところはすぐに崩れてしまいそうです。

実は私はトドラ峡谷観光をけっこう楽しみにしていました。で、期待通りのすごさだったのですが・・・・。
朝から頭痛が続いていて、このあたりで最悪の体調になっていたのです。もうフラフラで、ゆっくりと歩き回って観光する体力はありませんでした。残念。

結果的には、我々のツアー参加者5人は、例外なくこのような症状に悩まされ、1日くらいダウンすることになったのでした・・・・。

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2006.06.07

モロッコ旅行記24「サハラ砂漠の朝日」

さて、いよいよサハラ砂漠の朝日です。

午前3時前に叩き起こされ、いつもの観光バスでしばらく移動。で、さすがに観光バスでは砂漠の中に入っていけないので、途中で4輪駆動車(ランドローバー?)に乗り換えです。

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で、この4輪駆動車、乗ってみると中は小学生男子の学習机のようにいろんなステッカーがベタベタ貼っています。話によると、このあたりはパリダカラリーのコースになっていて、ドライバーさんはみんなそれに憧れているとのこと。だからラリー関係のステッカーを貼っているんですね。ああ、男の子だなあ。

で、真っ暗な中、砂漠の入り口まで1時間くらい疾走。これがまた速い! 真っ暗で何の目印もない荒野を全力疾走です。さすがパリダカかぶれのドライバーさん。

で、暗いうちにメルズーガ大砂丘の近くに到着。
そこから目的地まで歩くんだけど、その目的地というのがけっこう高い砂丘のてっぺんなんですね。目的地に着く頃にはけっこうヘロヘロになりました・・・・。

で、やっと朝日を見ることができました。
見事な快晴、見事な朝日。がんばったかいがありました。

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あかるくなって周りを見渡すと、もう一面砂漠。これまた感動。

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当然のようにお約束のラクダを目撃しました。
砂漠のムード満点ですね。

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で、朝日の見学を終え、4輪駆動車で帰る途中、茶店でお茶とちょっとしたおやつをいただきました。

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だがしかし、実はこのあたりから非常に体調が悪くなっていたのです。みんながそこいらをうろうろしている間も茶店のテントの中でずっと横になっていました。う〜ん、旅はまだ長いのに。どうなることやら・・・・。

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2006.06.06

Renault21号のミニカー ゲット!

ついに我が愛車Renault21号のミニカーをゲットしました!

数ヶ月前、インターネットショップでRenault21のミニカーを予約販売してました。入荷は未定とのことで、どうせ入荷しないんだろうなとたいした期待もせずに予約を入れました。

私のRenault21号の色は黒なんですが、ダークブルーとシルバーとレッドしかないようでした。一番色の近いブルーを予約し、ブルーがなければシルバーかレッドでもいいです、としておきました。

で、先日入荷のお知らせメールが来ました。とりあえず大喜び! ただし、ブルーは先に予約をしている人がいたようで、ゲットできず。シルバーは生産中止。ということで、レッドなら入手可能とのこと。まあ、色は後から塗り替えればいいので、すかさず購入しました。

それにしても、もう日本にはRenault21turboに乗ってる人はほとんどいないはずなのに、海外からわざわざ輸入するとは、ミニカー屋さん、儲けになるのかな?

しかも、よりによって予約がかち合うとは! 

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2006.06.04

モロッコ旅行記23「エルフード」

サハラ砂漠への入り口、エルフード。

ここへ着いた瞬間、強烈な砂嵐。生まれてはじめての体験でした。頭に帽子、目にサングラス、口に手拭いといった非常に怪しい姿で行動。現地ガイドさんからは、「完璧だ」とほめられました・・・・。

で、到着してすぐにお土産屋さんに連れて行かれました。ここの名物は、化石。これは私にとっては望むところです。じっくり時間をかけて、アンモナイトと直角貝のセットをゲットしました。

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で、エルフードのホテルに宿泊するわけですが、ここで添乗員さんから厳重な注意がありました。

「モロッコは比較的治安が良いが、エルフードは例外。決して一人で出歩かないように。」

ここはただでさえ治安が悪い上に、日本人を狙い撃ちにする悪人がいるとのこと。それは日本人の女性で、日本人観光客になれなれしく話しかけ、懐かしいからお話をしませんかと自分の家に遊びにくるように仕向け、安物をとんでもない額で売りつけたり、逆らうと集団でボコボコにするとのこと。

気の弱い私はさすがに外出できませんでした・・・・。

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2006.06.03

モロッコ旅行記22「フェズからエルフードまで」

フェズからエルフードまで、バスで移動。

ちなみにこのツアーで最初から最後まで使ったバスは、フルサイズの観光バス。それに対して我々のツアーは、お客さん5人。添乗員さんと現地ガイドさんとドライバーさんと交代のドライバーさん。トータル9名。当然、窓際争いなど発生するわけもなく、非常にゆったりとできました。
途中、ミデルト付近のドライブインでお食事。このドライブイン、なんか非常にご立派で、ちょっとした観光スポットのようでした。

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バスでの移動中、ぼんやりと外を眺めていました。
興味のない人には単調な景色かもしれません。しかし私にとっては、バラエティに富んだ景色で飽きません。砂漠だけのように見えても、山やら灌木やら廃屋やらいろいろなものがあるし、しかもどこも微妙に違っていて、変化に富んでいるのです。
移動中はここぞとばかり睡眠をとる人も多いのですが、私はどんな退屈な景色でもぼんやりと眺めているのが好きです。

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途中、なぜかバスを下ろされて、お散歩しましょうということになりました。
お散歩コースは、砂漠の中にある森林の中。たぶん有名なアトラス杉の森なのかな? 高度が2000m近いこともあって、涼しく快適なお散歩でした。

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2006.06.02

モロッコ旅行記21「イフレン」

フェズ観光が終わり、次は砂漠から昇る朝日を見るために、サハラ砂漠に向かいました。

その途中、イフレンで休憩。
イフレンは、とてもモロッコとは思えないような整然としたヨーロッパ的な町。他のモロッコの町が人の熱気と活気であふれているのに対し、イフレンはびっくりするほど静かです。標高1650mということで、避暑地になっいるようです。きっと高級別荘地なんだろうな。

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で、フェズだったかイフレンだったかその近くの町だったかよく憶えてないんですけど、お皿とか茶碗とかの陶磁器を作っている工場を見学しました。まあ別に観光の目玉というわけでもないし、どこにでもあるような工場なんでしょうけど、こういう現地の人のお仕事や生活がわかるところって、いいですよね。
ちなみにこの工場では、タイガー・ジェット・シンにそっくりな職人さんが一生懸命作業していました。

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2006.06.01

モロッコ旅行記20「フェズ・その8」

今回のモロッコ旅行はパッケージツアーだったのですが、フェズでも当然のようにお土産屋さんに連れて行かれました。

今回行ったのは、絨毯屋さん。

興味のない買い物につきあわされるほどつまらないものはないのですが、私は絨毯好きなので、大喜びでした。ちなみに、私にとってつまらない買い物は、貴金属,衣料品,ブランドものなどです。

ちなみに、生まれてはじめての海外旅行でトルコに行ったとき、全く買う予定がなかったのに衝動的に現地名産の絨毯を買いました。畳1帖くらいの大きさで6万円くらいだったかな? そのあと、インドへ行ったときもやはり畳1帖くらいの絨毯を買いました。今回のモロッコ旅行では、買いたくなる衝動をじっと我慢しました・・・・。

060601

で、今回でフェズ観光記は終了。大変楽しい思い出だったのですが・・・・。

最後にフェズでの残念な思い出をひとつ。

フェズの迷路のような市街地の中で、10歳くらいの男の子がいて、観光客である我々に興味を示して近くをうろうろしていました。どこの世界でも子供はかわいいもので、言葉が通じないながらもニコニコしながら応対していました。

さて、ここからが問題。
私は腕時計を持っていないので、ストップウォッチ型の小さな懐中時計をベルトにぶら下げていたんですけど、その男の子、懐中時計に興味を示して「俺にくれ!」みたいにまとわりついてきたのです。その懐中時計、けっこう思い入れがあったもので、さすがに「ダメですよ」みたいに断っていたのですが・・・・。
ちょっと目を離した瞬間に、盗まれました。鮮やかなお手並み。
ああ、どこの国へ行っても誰に対しても警戒をしなければならないのは当然かもしれないんだけど、こういうのはいやだなあ・・・・。

今回のモロッコ旅行唯一のいやな思い出でした。

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