ネパール旅行記08「ダルバール広場散策」
カトマンズのダルバール広場を散策。
観光客向けの人力車が走ってました。この手の人力車、東南〜南アジアではよく見かけますね。けど、ここでは数はあんまり多くなかったかな?
あと、牛を大事にする国らしく、放し飼いの牛もウロウロしてました。けど、インドほどたくさんはいませんでした。
そういえば、牛のことについてガイドのSさんから意外な話を聴きました。
「ネパールでは宗教上の理由で牛は食べません。」
まあ、このへんまでは、意外でもなんでもなくわかりやすいですね。
ネパールは、チベット仏教やヒンドゥー教が混じり合った信仰の厚い国。その中で、ヒンドゥー教徒は国民の約90%になるそうです。インドと同様牛を大事にするのは当然ですね。
意外だったのは、次の一言。
「牛は食べませんが、水牛は食べます。」
ええっ! そうなの?
どうも牛と水牛は全く別の動物と解釈されているそうです。日本では牛も水牛も同じような感覚なんですけどねえ。
観光だけでなく、現地に行かなければなかなかわからないようなこういった話を聴くのも、海外旅行の楽しみのひとつです。
そういえば、ネパールの話じゃないんですけど、猿も日本と海外では解釈が違いますね。
日本では、ニホンザルもチンパンジーもオナガザルもみんな猿って呼びますよね? ところが、英語では猿に相当する言葉として「monkey」と「ape」があります。大雑把に言うと、尻尾があるのが「monkey」で、尻尾がない(もしくは非常に短い)のが「ape」。
たしかに、「猿の惑星」という映画の原題は、「Planet of the Monkeys」ではなくって「Planet of the Apes」ですよねえ・・・・。
| 固定リンク
コメント