ネパール旅行記09「旧王宮の外側」
ダルバール広場の前には、旧王宮があります。
旧王宮というくらいだから、昔王様の住んでいたところです。旧王宮は、関連する建物がいろいろあって、どこからどこまでが旧王宮だかよくわかりません。また、我々のツアーでは旧王宮内に入場しての観光はありませんでした。
ということで、旧王宮の外側にある旧王宮関連のものをいくつか紹介します。
ハヌマン門(ハヌマン・ドカ)。
旧王宮の入り口です。王宮の入り口だというのに、思いのほか質素でこじんまりしていました。
この入り口は、2匹の狛犬が守っています。
ネパールでは、主なお寺とか門とかいろいろなところを2匹の狛犬が守っています。
日本では狛犬っていっていますが、この狛犬、どう見ても犬には見えません。ちょっと調べてみたら、これはライオンだとのこと。つまり、狛獅子というのが正しいのかな?
たぶん強さの象徴なんでしょうね。ところが、よく考えたらネパールにはライオンは生息していないはず。どこからどう伝わってネパールでライオンがいろいろなものを守るようになったんだろ?
日本の狛犬ももともとはライオンだったのかな?
次は、カーラ・バイラヴ。
破壊神シヴァの化身で、黒い恐怖の神といった意味らしいです。6本の手は、刀を振りかざしたり生首を持っていたりして、非常に恐ろしい表現をしています。
だがしかし。見ての通り、非常にひょうきんな雰囲気を醸し出していて、憎めない感じ。私はこういう個性的な雰囲気は大好きです。
このカーラ・バイラヴの前にも、お約束のように2匹の狛犬が守りを固めていました。
また、カーラ・バイラヴを眺めていると、入れ替わり立ち替わりお参りする人がいて、ネパールの人の信仰心の高さを伺わせます。
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