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2006.12.28

ネパール旅行記17「エヴェレスト遊覧飛行復路」

エヴェレスト遊覧飛行ですが、ただ自分の席の窓から外を眺めるだけではなく、一番よい席からヒマラヤを眺めることができます。
その一番いい席とは、操縦席。
19人乗りのこじんまりした飛行機なんですけど、エヴェレストの近くまで行ったら、パイロットが乗客を一人ずつ呼んで操縦席から外を眺めさせてくれるんです。狭苦しい操縦席ですけど、外が見やすいようにパイロットがわざわざ身を屈めてくれたりして大サービスでした。

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エヴェレストを見た後、飛行機はUターン。帰途につきました。
往路よりはちょっと山に近いコースをたどったらしく、山がよりいっそう大きく見えました。

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ヒマラヤの山は、ゴツゴツとした鋭角的にそびえ立った山が多いです。壁と呼ぶのにふさわしい山肌が大迫力。

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特徴的な山もいくつかありました。

メルンチェ。7181m。
ものすごい重量感。ものすごく男を感じる山ですね。優美な富士山は、とても女性的に思えます。

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ガウリ・シャンカル。7145m。
二股に分かれた山頂には、帽子をかぶったような積雪があり、非常に美しく感じました。

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というこうとで、エヴェレスト遊覧飛行は無事終了しました。思う存分ヒマラヤを堪能しました。
ほんと、晴れてよかった!


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2006.12.27

ネパール旅行記番外編「世界で一番高い山」

生まれて初めてエヴェレストを見て、「これが世界で一番高い山かあ・・・・」と、えらいこと感動。

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さて、世界で一番高い山ですが、実はひとつじゃないってこと知ってましたか?
私の知る限りでは、世界で一番高い山は3つあります。

ひとつは、もちろんエヴェレスト。
標高8848m。
基準となる海面からの高さが8848mで、世界一。これは有名です。

もうひとつは、南米エクアドルにあるチンボラソ。
標高6310m。
標高6310mしかないのになぜ世界一かというと、この山がほぼ赤道直下にあるからです。地球の形って、みかんのように赤道の部分がふくらんでいますよね? それを考えると、チンボラソは地球の中心から一番離れたところにある山ってことになるわけです。地球の中心からの距離でいうと、エヴェレストよりチンボラソのほうが2100mも高いということになります。

さらにもうひとつは、ハワイのマウナロア。
標高4170m。
標高4170mの山が世界一? その理由は、周りの陸地からの高さ。ハワイのマウナロアは、海の上に出ている部分だけが山になっているわけではないのです。海底5000m位のところから山になっていて、海面上にある4170mの部分はその一部分です。まさに氷山の一角。もし地球から海水を全部抜き取っちゃうと、ハワイのマウナロアは4170m+5000mで、9170mの山になります。それが単独で周りの陸地からそびえたっているわけです。
エヴェレストは、周りの山々に対して頭ひとつ高いだけなので、周りの陸地からの高さという定義にするとえらいこと低い山になってしまいますね。

世界一高い山がたくさんある。そうはいっても、心情的に世界一といえるのは、やっぱりエヴェレストですよねぇ・・・・。

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2006.12.26

ネパール旅行記16「エヴェレスト!」

英名、エヴェレスト。
ネパール名、サガルマータ。
チベット名、チョモランマ。

どのような呼び方であっても、変わらない事実。
世界一高い山。

エヴェレスト遊覧飛行の飛行機から、ついにエヴェレストを見ることができました。
飛行機はそれほどエヴェレストに近づいたわけではないですが、遠景ながらもはっきりとその世界一の高さを感じることができました。

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エヴェレスト(8848m)の左右には、ヌプツェ(7855m)とローツェ(8516m)いう非常に高い名峰が見えます。全てがすばらしいわけですが、高さ的にも配置的にも、やはりエヴェレストが別格の主役に見えます。

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今回は飛行機の窓からエヴェレストを見たのですが、いつかは自分の足で近づいてもう一度エヴェレストを見たいなあ・・・・。

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2006.12.25

ネパール旅行記15「エヴェレスト遊覧飛行往路」

早朝スタートのエヴェレスト遊覧飛行。今回の旅の最初の山場です。

遊覧飛行は、概ね1時間程度と短いものです。
カトマンズの空港を飛び立った後、左手にヒマラヤの山々を見ながらエヴェレストに向かって飛行し、エヴェレストの近くで折り返し、今度は右手にヒマラヤを見ながらカトマンズに戻るというフライトです。

飛行機は19人乗りで全員窓側ということで文句ナシ。
ただし、非常に窓が汚い! しかも小さい飛行機なのでけっこう振動します。ということで、よい写真が期待できないのがちょっと残念。

さて、いよいよ出発。
カトマンズの空港を出発した直後から、遠くにヒマラヤの山々が美しく見えて、早くも感動です。

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5〜10分くらい飛行すると、もうヒマラヤ山脈に突入です。

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ここから先は、もう山、山、山。もうカメラをどこに向けたらいいのやら・・・・。

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よく言われるように、ヒマラヤの山々はゴツゴツしていて非常に男性的。こういう山々に登ろうとする人たちがいるってこと自体信じられません。

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それにしても、ヒマラヤにある山は、山ひとつとっても巨大だけど、そういった山々がこれだけたくさん連なっていることがまた奇跡。どんなに遠くを眺めても、山が途切れることがありません。

ああ、すごいなあ・・・・。

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ここで、このblogを見た人にお願いがあります。

今回紹介した写真ですが、山の名前がさっぱりわかりません。
写真を見て名前がわかる山があったら教えてください!


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2006.12.24

ばあどのクリスマスイブ

ばあど、独身。
クリスマスイブの1日のできごと。

朝9時30分起床。
歯医者へ行く。

治療終了後、家に帰って再び寝る。

14時30分に再び起きて、有馬記念をテレビ観戦。
ディープインパクト、見事な引退試合。こういった心に残る名馬は今後なかなか出てこないだろうな。

16時から我が家でクリスマスパーティ。
総勢大人8人子供5人の大宴会。子供のうち4人は6歳以下。もう大混乱。部屋の中には子供が興味を引きそうなものが山のようにあるので、防御に大わらわ。(ちなみに興味を引きそうなものというのは、ガメラとかマジンガーZとかゼロ戦とかそういったおもちゃ関係)。いろいろな意味で子供たちを取り仕切ってくれたトミケン、どうもありがとう! 助かったよ。

というわけで、なんだかんだたいへん楽しい1日ではあったわけですが、クリスマスイブに独身男性がこういった生活をしているようではダメなんだろうな・・・・。

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2006.12.23

コンサドーレ4強!

サッカーの天皇杯。
コンサドーレ札幌、J1勢に3連勝して4強進出!

私の住んでいる横浜では、普段コンサドーレ札幌の試合をテレビで放映することはまずありません。けど、天皇杯で上位進出したことでテレビ放映されることになり、久々にテレビ観戦しました。

コンサは決して強くないように思います。
個々のプレーははっきり言ってヘタ。ヘタなのに球を持とうとがんばるんで、結局とられちゃう。パスの正確性にも欠ける。形もできてない。しかもポイントゲッターのフッキが怪我のため帰国中。
勝てる可能性は少なく、試合は終始押し込まれる展開でした。

だがしかし!
走る! 粘る! あきらめない!
技術を根性でカバーする、男らしい試合!

ああ、いい試合を見せていただきました。
あと2回勝てば天皇杯優勝。
優勝したら、ご褒美としてJ1に昇格させてもらえないでしょうかね・・・・。

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2006.12.22

ネパール旅行記14「エヴェレスト遊覧飛行へGO!」

ネパール観光2日目。

まずは、早朝暗いうちから起きて、早朝のエヴェレスト遊覧飛行です。
今回のツアーはトレッキングがメインなんですけど、そのトレッキングはアンナプルナが中心。そこではエヴェレストは見ることができません。今回のネパール旅行でエヴェレストを見る唯一のチャンスがこの遊覧飛行なのです。

ちなみにこの遊覧飛行はオプショナルツアーだったんですけど、我々ツアーメンバー11人全員が参加しました。このオプショナルツアー、添乗員さんとガイドさんは空港までは同行してくれたんですけど、空港の中には入らず外で待機していました。

空港内の誘導は、えらく大雑把。
遊覧飛行だけでいくつかの航空会社があって、結構な数のフライトがあるのに、搭乗する便の表示もフライト時間の表示もなんにもナシ。どこにどう待機していればいいのかも、さっぱりわかりません。
時間になると、係の人が肉声で「○○航空の××便に搭乗者する人集まって!」みたいに集合をかけます。日本語じゃないんで、わかりにくい! それでも、まちがわずに予定の飛行機に乗れました。

飛行機に乗る時間には、ちょうど朝日が昇り始めました。ネパールでの初めての朝日、けっこう感動しました。それにしても、晴れてよかった!

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遊覧飛行に使われる飛行機は、どこの航空会社もだいたい同じタイプ。19人乗りのちっちゃなプロペラ機です。航空会社の名前も、イエティ・エアラインズとか、ブッダ・エアとか、地元密着型の名前でいい感じです。

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中に乗り込むと、予想通りの狭さ。
真ん中が通路で、その両側にシートが1列ずつ。座席の指定はなく早い者勝ちで席をとっていくんですけど、全て窓側なので、特にトラブルはナシ。エヴェレストに向かって飛ぶときは左の窓からヒマラヤが見え、折り返して帰るときは右の窓からヒマラヤが見えるので、席の有利不利はなく、存分に遊覧飛行を楽しめます。

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ということで、準備完了。
さあ、いよいよ遊覧飛行スタートです!

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2006.12.21

ネパール旅行記13「カトマンズの夜」

ネパールでの初日の観光が全て終わったあと、夕食をとりにレストランに向かいました。
民族舞踊を観賞しながらネパール料理(ダルバート)をいただくというレストランです。

この民族舞踊付きの夕食というのは、いろいろな国で体験しました。
しかし、実は私、この民族舞踊ってのがあまり好きじゃないんです。どこでも似たような振り付けで、しかも洗練されたテクニックもあまりないし。興味がないんであまり見たくはないんだけれど、踊っている人はみんな我々のために一生懸命踊ってくれているので、ちゃんと見てあげなきゃ申し訳ないし。今までに見た民族舞踊の中で心底すばらしいと思ったのは、トルコで見たベリーダンスくらいだなあ・・・・。

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民族舞踊のバックでは、サーランギというネパールの楽器の演奏もありました。
演奏していたおじさんは、入場や退場のたびに、何の脈絡もなくいろいろな動物の物まねをしていました。あまりうけてませんでしたが。ちなみにこのおじさん、愛知万博のときに日本にやって来て演奏の実演とかしてたそうです。

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この日のビールは、エヴェレストビール。
1953年にエヴェレストに初登頂したシェルパのテンジン・ノルゲイのラベルがかっこいい! 一緒に登頂したヒラリーではなくテンジンをデザインしたあたり、ネパールらしいですね。私はお酒を全く飲めないのですが、このビール瓶は持って帰りたかったです・・・・。

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ロキシーというネパールの地酒も出されました。
このロキシーというお酒、えらいことアルコール度が強いそうです。ガイドのSさんがスプーンにロキシーを注いで火をつけたら、火がつきました・・・・。

レストランでの食事も終わり、ホテルに到着。
この日のホテルは、ソルティクラウンプラザというとても立派なホテル。部屋の配置もよく、私の部屋の窓から外を眺めると、この日に行く予定だったスワヤンブナートが見えました。

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2006.12.20

ネパール旅行記12「渋滞!」

カトマンズのダルバール広場での観光が終了。
もう16時を大幅に過ぎていました。

だがしかし、この日はもうひとつの観光スポットであるスワヤンブナートへ行く予定でした。大急ぎでバスに戻ってスワヤンブナートに向かおうとしたのですが・・・・。

バスに乗った直後、大渋滞にはまったのです。
バスは空いている脇道に停車していたんですけど、その脇道から大渋滞中の道へ入れないんですね。

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渋滞の原因。

その1。
車だけでなく、バイクも人もいっぱい。そのみんなが、脇道から入ろうとしているバスに道を譲ろうとする雰囲気は全くナシ。

その2。
信号がない!

その3。
渋滞している道は、ヴィシュヌマティ川にかかった橋につながっていたこと。どこの国でも、川を渡る橋のところでは渋滞しますよね。

渋滞はいっこうに治まる様子はなく、10分たっても20分たっても全く動けません。
最終的にはバックしてUターンして別の道から渋滞を脱出したんですけど、もうまわりはかなり暗くなっていました・・・・。

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ということで、この日のスワヤンブナート観光はパスになってしまいました・・・・。

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2006.12.19

ネパール旅行記11「大忙しのダルバール広場」

カトマンズのダルバール広場には、いろいろな歴史的寺院が建っていて、見所満載です。
さほど広くない広場の中に密集して建っているので、見るだけなら短時間で全てを見られます。

だがしかし! 我々のツアー、あまりにも忙しすぎました。

この日の昼過ぎにバンコクからカトマンズに着くはずだったんですけど、飛行機が遅れてカトマンズの空港に着いたのが15時過ぎ。そして、その日のうちに、ダルバール広場を観光し、さらにスワヤンブナートも観光することになっていました。

ということで、ダルバール広場は大急ぎで観光。
写真を撮るための自由時間なんか、わずか5分。とても落ち着いて写真を撮っている状況ではなく、走るまわるようにして写真を撮りました。当然ながら、ただそこらじゅう適当にカメラを向けてえいっと写真を撮るだけ。それぞれの寺院の特徴的なところをきちんと写真に収めることができなかったので、後で写真を見返しても、どの写真がどの寺院なのかさっぱりわからないという情けないことになってしまいました。

以下の寺院は全て見たはずなんですけど、どれがどれやら・・・・。

シヴァ・パールヴァティー寺院、シヴァ寺院、ナラヤン寺院、カスタマンダプ寺院、ジャガナート寺院・・・・。


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ダルバール広場の近くには、インドラ・チョークとか、アサン・チョークとか、お土産物屋さんや商店がたくさんある古い町並みがあります。
地元の人の生活ぶりを見たり、ウインドウショッピングをしたりするのが大好きな私としては、当然ながらそちらにも行きたかったのです。ところが、ツアーとしてはもともとそちらへは行く予定はなく、時間があまりにも足りない今回のような状況では、「すいませんがチョークのほうにも行ってみたいんですけど・・・・。」とはとても言い出せませんでした・・・・。


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2006.12.18

ネパール旅行記10「旧王宮の内側」

ダルバール広場に面した旧王宮。
残念ながら中に入ることはできませんでしたが、外からでも主な建物は眺めることができました。

まずは、バサンタプル・ダルバール。

9階建てのネワール様式の建物です。
ネワール様式と説明されたんですけど、実はネワール様式の定義がイマイチわからないんですよね。ちょっとみると、日本の寺院(例えば五重塔)に形が似てます。
違うところは、材質。
日本の寺院は基本的なところは全て木材でできていますけど、バサンタプル・ダルバールは基本的なところはレンガでできています。屋根とか窓枠の彫刻とかは木材のようです。ネパールの他の寺院もこういった様式が多いようです。

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次は、タレジュ寺院。

この寺院は、なかなかバランスのとれた美しい形をしていますね。で、やっぱり日本の寺院と似たような形をしています。日本の寺院に似ているといっても、レンガでできているというだけで全く印象が違って見えるのが不思議なところです。

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2006.12.17

ネパール旅行記09「旧王宮の外側」

ダルバール広場の前には、旧王宮があります。

旧王宮というくらいだから、昔王様の住んでいたところです。旧王宮は、関連する建物がいろいろあって、どこからどこまでが旧王宮だかよくわかりません。また、我々のツアーでは旧王宮内に入場しての観光はありませんでした。

ということで、旧王宮の外側にある旧王宮関連のものをいくつか紹介します。

ハヌマン門(ハヌマン・ドカ)。

旧王宮の入り口です。王宮の入り口だというのに、思いのほか質素でこじんまりしていました。
この入り口は、2匹の狛犬が守っています。

ネパールでは、主なお寺とか門とかいろいろなところを2匹の狛犬が守っています。
日本では狛犬っていっていますが、この狛犬、どう見ても犬には見えません。ちょっと調べてみたら、これはライオンだとのこと。つまり、狛獅子というのが正しいのかな?
たぶん強さの象徴なんでしょうね。ところが、よく考えたらネパールにはライオンは生息していないはず。どこからどう伝わってネパールでライオンがいろいろなものを守るようになったんだろ?
日本の狛犬ももともとはライオンだったのかな?

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次は、カーラ・バイラヴ。

破壊神シヴァの化身で、黒い恐怖の神といった意味らしいです。6本の手は、刀を振りかざしたり生首を持っていたりして、非常に恐ろしい表現をしています。
だがしかし。見ての通り、非常にひょうきんな雰囲気を醸し出していて、憎めない感じ。私はこういう個性的な雰囲気は大好きです。

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このカーラ・バイラヴの前にも、お約束のように2匹の狛犬が守りを固めていました。
また、カーラ・バイラヴを眺めていると、入れ替わり立ち替わりお参りする人がいて、ネパールの人の信仰心の高さを伺わせます。

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2006.12.16

ネパール旅行記08「ダルバール広場散策」

カトマンズのダルバール広場を散策。

観光客向けの人力車が走ってました。この手の人力車、東南〜南アジアではよく見かけますね。けど、ここでは数はあんまり多くなかったかな?

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あと、牛を大事にする国らしく、放し飼いの牛もウロウロしてました。けど、インドほどたくさんはいませんでした。

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そういえば、牛のことについてガイドのSさんから意外な話を聴きました。

「ネパールでは宗教上の理由で牛は食べません。」

まあ、このへんまでは、意外でもなんでもなくわかりやすいですね。
ネパールは、チベット仏教やヒンドゥー教が混じり合った信仰の厚い国。その中で、ヒンドゥー教徒は国民の約90%になるそうです。インドと同様牛を大事にするのは当然ですね。
意外だったのは、次の一言。

「牛は食べませんが、水牛は食べます。」

ええっ! そうなの?
どうも牛と水牛は全く別の動物と解釈されているそうです。日本では牛も水牛も同じような感覚なんですけどねえ。
観光だけでなく、現地に行かなければなかなかわからないようなこういった話を聴くのも、海外旅行の楽しみのひとつです。

そういえば、ネパールの話じゃないんですけど、猿も日本と海外では解釈が違いますね。
日本では、ニホンザルもチンパンジーもオナガザルもみんな猿って呼びますよね? ところが、英語では猿に相当する言葉として「monkey」と「ape」があります。大雑把に言うと、尻尾があるのが「monkey」で、尻尾がない(もしくは非常に短い)のが「ape」。
たしかに、「猿の惑星」という映画の原題は、「Planet of the Monkeys」ではなくって「Planet of the Apes」ですよねえ・・・・。

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2006.12.14

クラブワールドカップを見て

なんとなくテレビを見ていたら、サッカーのクラブワールドカップのバルセロナvsクラブアメリカの試合をやっていました。

もう仰天。すごいですね、バルセロナ。
ボールが低反発枕のように足に吸い付いてる。瞬時の判断でワンタッチのパスを出しまくっている。ものすごいプレーを当たり前のようにやってる。しかも、全てに余裕を持って楽しんでやってる。
次元が違いますね。

今までのトヨタカップは南米代表とヨーロッパ代表の一騎打ちだったけど、最近は6地区の代表のトーナメントになってますよね。けど、その必要はないような気がします。南米代表とヨーロッパ代表が、誰がなんといおうと世界一を争うにふさわしいと思うんですけど、どうですかね。

例えば日本のクラブが出ても力の差がありすぎておもしろくないだろうし、仮にラッキーパンチが入って勝ったとしても世界一にふさわしいとはとても思えないし、ワールドカップの品位を落とすだけのような気がするんですけど・・・・。

さあ、次は決勝。楽しみ!

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2006.12.13

ネパール旅行記07「クマリの館」

ダルバール広場の南側には、クマリの館があります。

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クマリというのは、生き神様。
クマリは、ネワール仏教徒の中で、家柄が正しく血の汚れがなく容姿端麗な少女から選ばれます。年齢は4歳から10歳くらいまで。初潮を迎えると、次のクマリにバトンタッチ。いろいろな神事に携わる象徴的な存在のようです。
クマリを経験した少女は、大きくなっても結婚してはいけないことになっているそうです。けど、実際は60%位の人が結婚しちゃってるということ。やっぱ、卒業してからは自分の幸せを求めてほしいので、その話を聞いてちょっと安心。

普段クマリはクマリの館に住んでいますが、観光客のために、定期的に窓から顔を出してくれます。
我々のツアーもクマリが顔を見せてくれる時間に合わせてクマリの館に行きました。

クマリの館そのものは、特別にインパクトのある建物ではなかったです。木彫りの窓枠にきれいな彫刻が施されているのが印象的なくらいかな?

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狭い中庭があって、そこでクマリが顔を出しているのを待ちます。
クマリに会いにきたのは我々だけではなく、他の観光客もけっこういました。
クマリは、15秒くらい顔を見せてくれました。

ここでちょっといやなこと。
観光客の中には日本人が多いんですけど、生き神様が顔を見せてくれるというのに、大声で馬鹿話をしたりふざけたりしている人が多いんです。我々は観光客として見に来ているわけですが、現地では生き神様に会うということは神聖な行為のはず。そういった現地の風習に全く敬意を払っていないんです。
現地では現地のやり方があります。宗教的な行事とかは、その宗教を信じている人たちだけのもののはず。本来人に見せるべきものではないのに、見せていただいているわけです。そういった感覚を持つべき。金を払って来ているんだから何をやってもかまわないという態度は非常に不愉快でした。

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2006.12.12

ネパール旅行記06「ニューロードとバサンタプル」

カトマンズのトリブヴァン国際空港に到着。
ここで出迎えてくれたのが現地ガイドのSさん。今回のネパール旅行では、Sさんには大変にお世話になりました。Sさんの話はまた改めて書きます。

空港に着いたのは15時頃ですが、そのまま最初の観光地であるダルバール広場に向かいました。

ダルバール広場のにつながっているニューロードと呼ばれる通りにバスは到着。
ここでバスを降り、徒歩でダルバール広場方向に歩いていきました。

ニューロードは、ちょっとリッチなショッピング街となっているようです。人通りも多く、にぎやかな感じ。電化製品とかカメラとか、そういうお店が多かったかな? 

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日本製品を扱っているお店もけっこうありました。カシオとかソニーとか富士フィルムとか。私に少なからぬ縁のあるキヤノンの看板もあり、なんかうれしかったです。

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ダルバール広場の入り口には、バサンタプルと呼ばれる広場があります。
ここは特に観光すべきものはないのですが、広場いっぱいに観光客向けの露天商が店を広げていました。

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私はこういうところが大好きで、時間があればいくらでもウロウロしていたいのですが、今回は十分な時間がなく通過しただけ。残念・・・・。

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2006.12.11

サッカー2題

最近アジア大会が盛り上がっています。私はこういったお祭り騒ぎが大好きなので、大喜び。日本選手も大活躍だし。

で、女子サッカー。
男子は負けちゃったけど、女子は決勝進出ですね。偶然に強いだけじゃなくって、形になっているような気がします。何よりいいのは、決定力があること。ここで決められる!と思ったときにきちんと決めています。これは強いです。この決定力、ぜひとも男子に見習っていただきたいものです。

で、我がコンサドーレ札幌。
天皇杯でJ1勢を連覇して8強入り! いやあ、びっくり。この調子で優勝だあ!
それにしても、天皇杯で優勝したってJ1には上がれないんだよなあ。やはりJリーグで勝たないとなあ・・・・。

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2006.12.10

12.10プロレスリング・ノア武道館大会

今年最後のプロレス観戦に行ってまいりました。
もちろん、プロレスリング・ノアの武道館大会です。

今回の目玉のひとつ、GHCヘビー級選手権、丸藤vs三沢。
新旧天才同士の戦い、期待通りのすばらしい試合でした。

三沢ももう44歳。すっかりお腹が出てきてるし、昔と比べて動きも緩慢。しかし、技の破壊力と打たれ強さは相変わらず。
一方の丸藤。ここ1〜2年でとんでもなく強くなってます。細かった身体もめちゃくちゃたくましくなったし。
どちらが勝ってもおかしくない試合でしたが、やはり最後は技の破壊力が決め手となったかな?

さて、今回のもうひとつの目玉。小橋の挨拶。

ガンのため右腎臓摘出。命にかかわるような状態だったわけです。手術後の状態は良好みたいだけど、現在も予断を許さない状況であるのは間違いないないはず。
にもかかわらず、168日ぶりでファンの前に登場してくれました。

挨拶は、「必ずリングに戻ってきます!」といった簡単な内容。
あの小橋のこと、絶対に帰ってきてくれるでしょう。けど、命にかかわること、無理してほしくないっていうのも正直な気持ち。どんなに時間がかかってもいいから完璧に病気を治して、また最強の姿を見せてほしいものです。

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2006.12.09

ネパール旅行記05「バンコクからカトマンズへ」

ネパール旅行2日目。
バンコクでの短い滞在を終え、いよいよネパールへ向かいます。
ということで、まずはホテルを出発し、バンコクのスワナプーム空港へ到着。

この空港がきれいなことは先日書きましたが、バックグラウンドミュージックの選曲もなかなか秀逸。「天国への階段」のインストルメンタルヴァージョン。まあ、空港で「天国への階段」というのもどうかとは思いますが。

あと、空港の待合室のテレビでは、日本のアニメの「ドラゴンボール」がやってました。もちろんタイ語で。今や世界中どこに行っても日本のアニメが見られますね。ほんと、日本のアニメは世界に誇る文化になりました。

さて、乗る予定の便は、タイ国際航空のTG319便。荷物を預けて出発を待っていました。
だがしかし、突如出発時間が1時間ほど遅れるというアナウンスがありました。なにやら機体に問題があったようで、機体を入れ替える模様。せっかく積んだ荷物を載せ替えていました。

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いったい何があったんだろ? ちょっと心配だったけど、機体が替わるから大丈夫でしょう。それにしても、予備の機体があるとは、準備万端ですね。

で、1時間ちょい遅れてバンコクを出発。

残念ながら、席は窓側ではなくて通路側。途中ヒマラヤに近づいたときは、さすがに窓側の席は騒然となっていました。私も席を立ち、空いている窓からとりあえず写真を1枚撮りました。これが事実上私とヒマラヤの初対面でした。

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ちなみに、タイのバンコクからネパールへ向かうときは、飛行機はヒマラヤの南側を飛びます。可能ならば北側(進行方向右側)の窓側をとれれば、ヒマラヤをずっと眺めながらフライトができます。

さて、乗り合わせたタイ国際航空TG319便。ここでも私好みのスッチーさんがおりました。タイ国際航空、レベル高いかも。

そしてついにネパールへ到着したのでした。

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2006.12.08

ネパール旅行記04「バンコクにて」

深夜にバンコク着、翌朝バンコク発。
バンコクに滞在したのは、ほんの一瞬。
せっかくのホテルもただ泊まるだけでした。

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ちょっと慌ただしすぎ。この辺のスケジュール、もっとうまくいきませんかね、阪急交通社さん。

ということで、バンコクでの行動は、空港からホテルまでのバス移動だけとなりました。観光はナシ。それでも、ちゃんと現地ガイドさんがついてくれて、いろいろとおもしろい話をしてくれたので退屈しませんでした。

そのガイドさんのお話。
「タイでは車は高い。1600ccのカローラは240万円する。」
「日本車が80%、欧州車が20%。」
「交通規則を守らない人が多いので、交通事故が多い。」
「人を轢いたら逃げる!」
「バンコクのタクシードライバーはみんな運転がうまい。下手な人はみんな死んでる。」
「バンコクは空気が悪いので、平均寿命は短い。」

なんかバンコクの発展と交通事情のお話が多かったです。
確かにバンコクの町は非常に近代化されたいて、ぱっと見た感じは東京とあまり変わりませんでした。

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ちなみに、ホテルから空港までの道で、派手なリアウイングをつけたタクシーにぶち抜かれました。よ〜く見たら、なんとランエボのタクシー! どこの国にも好きな人はいるんですねえ。

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2006.12.07

ネパール旅行記03「バンコク到着」

11/25の22時頃、バンコクに到着しました。

私にとってバンコクの空港というのは、ちょっとした思い出のあるところです。
十数年前、私が生まれて初めて海外旅行をしたのが、ギリシャ・トルコ・エジプトのツアーでした。そのとき、最初に飛行機の乗り換えがあったのがバンコクの空港。つまり、私が初めて海外に降り立ったのがバンコクの空港だったのです。

帰ってきたんだなあという感慨がけっこうありました。
だがしかし、感慨はあるんだけど、空港の景色に全然記憶がないんです。それもそのはず、バンコクの国際空港はつい最近できたばかりの新空港だったんですね。

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スワナプーム空港。「黄金の地」という意味だそうです。
カタカナの「キ」という字の真ん中をびよ〜んと伸ばしたような形で、世界一長い空港ということです。ハシからハシまで歩いてみたけど、確かに広いです。広い割にはうまく作られていて、わかりやすい空港という印象。新しいだけあって非常にきれいだし。

入り口には、有名な神話のオブジェがあります。
神様組と阿修羅組が蛇(ナーガ)を使って綱引きをする、あの神話です。このあたり、南方の仏教国らしい雰囲気がでてますね。

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空港内には、いろいろなお店がたくさん並んでいて、お土産には困らない感じ。けど、ブランド品とかありきたりのものが多く、現地ならではってものはあまり多くなかったかな?

日本関連のお店もけっこうありました。
例えば、お寿司屋さん。通路の真ん中に店を広げていて、日本酒なんかもたくさん並べてありました。

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あと、思わぬ人との出会いもありました。
ジェンソン・バトン君。こんなところで出会えるとは。さすが有名人。

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好印象だったスワナプーム空港ですが、ひとつだけ文句があります。
空港のトイレのトイレットペーパーの紙質が悪く、しかも幅が狭くて非常に使いづらいです! 
まあ、タイ以外の国にもいろいろいったけど、トイレットペーパーの品質は日本が一番ですね・・・・。


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2006.12.04

ネパール旅行記02「バンコクに向かって」

ネパールへ行くために成田から乗った飛行機は、バンコク行きの17:15発のタイ国際航空TG677便。
成田からネパールへの直行便がないため、タイを経由するわけです。

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飛行機のタイプは、ボーイング777-200。新しくてなかなかよい飛行機ですね。私好みの非常にかわいい日本人スッチーもいて、快適な飛行機の旅。

あ、快適といってもひとつだけクレーム。
機内食がおいしくない! まあ、おいしくないのはタイ国際航空に限ったわけではなく、私の乗ったほぼ全ての航空会社に共通の話ですが。もうちょっとなんとかなりませんかねえ・・・・。

で、タイに入国する前に出入国のカードを書くわけですが、そのときちょっと情けないことがありました。

「Occupation」の意味がわからず、何を記入したらよいかわからなかったんですね。英語力がないなあとちょっとがっかり。

添乗員さんに意味をきくと、「職業です。」とのこと。私は会社員なので、そう記入しようと思ったんですけど、今度は「会社員」という英語がわからない。がっかり。

再び添乗員さんに「会社員という英語がわからないんですけど。」ときいたら、「カンパニー・エンプロイーです。」と答えてくれたんですが、今度は「エンプロイー」のスペルがわからない。ほんと情けなし。

ああ、学生時代は英語は得意だったんだけどなあ・・・・。

そうこうしているうちに約7時間のフライトも終了し、バンコクへ到着しました。

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2006.12.03

ネパール旅行記01「出発!」

11/25〜12/2で、ネパールへ行ってきました。
そのときのできごとや自分で見聞きしたことを書いていこうと思います。

今回参加したのは、阪急交通社さんのパッケージツアー「感動のネパール・ヒマラヤ8日間」です。
いくつかの世界遺産の観光の他に、キャンプ泊を含んだトレッキング、エベレスト遊覧飛行など、盛りだくさんのツアーです。私は写真を撮るのが好きなので、それもまた楽しみ。

まずは準備。
いろいろなものをスーツケースに詰め込んでみたら、総重量23kg。
三脚3kg、飲み物5kg(500mℓのペットボトル10本)、スーツケース7kgで、それだけで23kgの中の15kgを占めてます。重い。
あれ? 飛行機に預けられる荷物の重さって20kgだっけ? ちょっとオーバーしてるけど、まあいいや。
その他に、カメラ2台とレンズ3本を背負って出発です。

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さて、横浜の鶴見を出発し、品川から成田空港までは、NEX(成田エクスプレス)を利用。便利でいいんだけど、それにしても片道3550円は高すぎます。

さて、成田空港に到着し、指定されたところに集合。
私を含めて参加者11名、添乗員1名(男性)、合計12名のツアーでした。
ちなみにおどろいたのは、私以外の参加者は全員びっくりするほどの熟年の皆さん。どう見ても65から75歳くらい。ほんとに標高差約600mのトレッキングができるんでしょうか・・・・。

ちなみに、私は47歳独身。
今回の旅行で新しい出会いがあればいいなあと期待していたんですが、メンバーを見た瞬間に玉砕しました・・・・。

というわけで、ツアーはスタートしました。

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