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2007.01.31

ネパール旅行記35「感動の朝焼け」

ヒマラヤトレッキング初日の夜は、チャンドラコットでのテント泊。だがしかし、下痢や嘔吐が続いてぐっすり眠るどころではありませんでした。
テントの中で横になってるより風に当たっていたほうがいいやと開き直り、外でぼーっとしていると、空が白み始めました。私のトレッキングの目的のひとつは、ヒマラヤの朝焼けの写真を撮ること。ここでダウンしていたら何のためにここまで来たんだかわかりません。
ということで、テントから重い三脚を引っ張りだし、交換レンズをかかえ、体調最悪の身体で撮影ポイントに向かいました。

撮影ポイントは、テントから5分ほど歩いたところにある地元の学校の庭。幸運にも、明らかに快晴。朝日が昇るのを待ちました。
徐々に明るくなってきて、アンナプルナやマチャプチャレがはっきりと見えてきました。もうそれだけでもえらいこと感動。

だがしかし! 本当の感動はこれからでした。
山に朝日が当たった瞬間、山が燃えました。燃えるとしか言いようのないほど、光り輝きました。

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その中でも、アンナプルナサウス(標高7219m)は、見事な輝きでした。アンナプルナサウスは、山頂付近の雪が多いので、太陽の光を反射しやすいんでしょうね。

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テント泊したチャンドラコットは、アンナプルナ連峰にそれほど近いわけではありません。けど、空気が澄んでいるせいか、山肌の様子が手に取るようにわかりました。それにしても、色の鮮やかさはほんと感動的でした。

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そして、マチャプチャレ。
8000m級の山がゴロゴロしているヒマラヤの中では目立った高さではありませんが、その美しい形は非常に目立ちます。たいした高さではないのに、存在感がすごいんです。まあ、たいした高さではないっていっても6993mあるわけですが。
ちなみに、マチャプチャレというのは、魚の尻尾という意味です。確かに二股に分かれた山頂の形は、魚の尻尾のように見えますね。

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マチャプチャレの山頂付近には、雪があまり積もっていません。斜面があまりに急すぎて、雪が積もれないんでしょうね。
アンナプルナサウス山頂の雪景色。マチャプチャレ山頂のゴツゴツした男らしい岩肌。どちらもほんとすばらしかったです。

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体調の悪いのも忘れて、しばらく朝焼けのヒマラヤに見とれてしまいました。
ああ、来てよかった・・・・。


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2007.01.29

ネパール旅行記34「悪夢の一夜」

チャンドラコットでテントに泊まったときの話。

夕食をいただいき、しばらくみんなでお話しした後、20時頃に解散。特にすることもないので、寝ることになります。

チャンドラコットの村には電気は来ているんですけど、当然ながらテントまでは電気が来ていません。もちろんテレビもなんにもナシ。ほんと、電気がないとやることが全くなくなることに、びっくりです。

我々は当たり前のように電気を使って生活しています。いかに便利なことか。
しかし、反面、電気を使うことによって必要のないことまで作り出している感じもします。電気がなくってすることがなければ、寝ればいいだけのこと。そのぶん朝早く起きてやれることもあるはず。こういうところでは、そういうことが再認識させられます。

そんなことを考えながら、寝ようと思って自分のテントにもぐりこみました。
テントの中は、サポートの人たちによって寝る準備がすっかりできていました。寝袋はもちろんのこと、寝袋の下には布団も敷いてあって、枕まで用意されています。しかも! 湯たんぽまで! ああ、いろんなものを背負ってきてくれているんだなあ。

ヒマラヤまで来て、テントに泊まって、しかも冬なのに、こんなに快適にすごせるとは思ってもいませんでした。

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ということで、20時過ぎには快適に眠りにつくことができました。

だがしかし! 
快適に寝ているはずなのに、ふと目が覚めました。時計を見ると、まだ1時。なんでこんな時間に目が覚めたんだ? その理由はすぐにわかりました。

気持ちが悪い・・・・。

なんか吐き気がして、お腹の調子も悪い感じ。
しばらくはそのまま横になってたんですけど、絶えきれなくなって簡易トイレに駆け込みました。案の定、激しい下痢。しかもその下痢、明らかに異常で、その臭いが人間の排泄物の臭いじゃないんですね。何に近いかというと、真夏の生ゴミ。ほんと、お腹の中が腐っているという感じなんです。その後も吐き気が治まらず、夜風に当たっていたのですが、ついに絶えきれずに今度は嘔吐。吐きました。

そんな状態が夜の間延々と続きました。
下痢、嘔吐、横になる、の繰り返し。
1時から夜明けまで、下痢3回、嘔吐3回。その合間には横になっていましたが、ほとんど眠れず徹夜状態。
本来なら、夜中には星空の写真を撮るつもりだったんですが、とてもそんな状態ではありませんでした。

そして、体調最悪のまま夜明けを迎えました。その日は700mくらいの標高差を登るトレッキングをしなければなりません。ただでさえ体力ないのに、この体調で・・・・。

ああ、何と不安なトレッキングだったことか・・・・。


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2007.01.28

ネパール旅行記33「チャンドラコット」

ネパールのトレッキングの最初の宿泊地、チャンドラコットに到着。
ここでテント泊です。

チャンドラコットは、村の名前。近くには学校もありました。学校にはパソコンもたくさん置いてありました。どこの国でも、どんな田舎でも、パソコンはもう当たり前なんですね。そういえば、パソコンがあるってことは、電気も当然きているってことですね。

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チャンドラコットでテントを張ったところは、村の郊外にあるキャンプ場。日本でもちょっと田舎に行くと、○○町の町営キャンプ場とかよくありますよね。ちょうどそんな感じです。
我々が到着した時は、先発のポーター隊がすでにテントを張ってくれていました。
テントの部屋割りは、ツアーを申し込んだグループ毎です。私はひとりでツアーに申し込んだので、ひとりでテントを独占です。

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チャンドラコットに着いたのは既に夕方。夕方には山は雲に隠れてしまうので、写真撮りは次の日の早朝に期待。
特にすることもなくウロウロしている間に、サポート隊のコックさんが夕食を作ってくれました。日本のキャンプ場と同様、水道のある料理場がちゃんとあって、そこで手際よく調理をしてくれました。

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さて、夕食の時間。15人ほど入れる巨大なテントで夕食をいただきました。
ツアーメンバー11人と添乗員さんとガイドさんとサーダーさんが集合。サーダーさんからいろいろなお話を聴けて、楽しい会食となりました。ちなみにこのテント、夕食後はサポート隊が寝る場所となります。

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夕食に出たのは、モモ(チベット風の餃子)やパスタやいろいろ。けっこうおいしくいただきました。

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しかし、この夕食が悪夢の始まりになろうとは・・・・。

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2007.01.27

本日のできごと、ふたつ

本日のできごと、その1。

原チャリでバイクショップに行った時のこと。

原チャリのキーをうっかりバイクショップの前のドブに落としてしまいました。しかも困ったことに、そのドブには金属の格子状のフタがしっかり固定してあって、手が全く入りません。バイクショップの人に助けを求めたんですけど、そこはバイクショップの管轄外で、フタを外す工具はありません。

さあ、困った。
で、バイクショップの人がナイスな道具を持ってきてくれました。ネジとか小さな金属とかを狭いところに落とした時、それをくっつけてとるための、先端に磁石がついたフレキシブルな棒です。その棒でドブの中をあちこち突っついてもらって、やっとキーを引き上げることができました。お祭りの夜店のお魚釣りのような雰囲気でした。
バイクショップのおにいさん、ご協力ありがとう。

本日のできごと、その2。

昼食をとりにファミレスに入った時のこと。

近くに座っていた5〜6歳の男の子とそのお母さんと思われる人が、見事な英会話をしていました。ネイティブと思われる完璧な発音でした。外国で暮らしていて、たまたま日本に帰ってきたんだろうなあ、と思っていたんですが。

1〜2分英語で会話をしたあと、突如完璧な日本語で会話をし始めたんです。
その後も、英語と日本語を数分ごとに切り替えて会話を続けていたんです。子供もお母さんも、何のきっかけもないのに、何の混乱もなく英語と日本語を切り替えて話をしているんですよ。

しかも子供は、英会話の時はお母さんのことを「Mommy !」と呼び、日本語の会話の時はお母さんのことを「ママ!」と呼び分けているんです。

すごいと思いませんか?
教育のためなんでしょうかねえ。普通の学校教育では、絶対にこのように2カ国語を話せるようにはならないだろうなあ。
なんかえらいこと感動してしまいました。

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2007.01.26

ネパール旅行記32「トレッキング開始!」

さて、いよいよヒマラヤトレッキング開始です。
この日は、ルムレからチャンドラコットまでおおむね1時間の行程です。

バスから降りたルムレの村で、同行してくれるサポート隊と合流。
先に合流していた隊長を含めて勢揃いしたところで、ご挨拶と自己紹介。

ちなみに我々のトレッキング隊は、以下のような構成です。

私を始めとした日本からのツアーメンバーが11名。
ツアーの添乗員1名。
現地ガイドさん1名。
サポート隊のサーダーさん1名。
サポート隊のシェルパさん3名。
サポート隊のポーターさん13名。
合計30名です。

サーダーさんは、サポート隊の隊長。もちろん我々と一緒に行動してくれます。

シェルパさんは、同行してサポートしてくれる人。道案内をしてくれたり、我々がへばったときに荷物を持ってくれたり、場合によってはダウンした人をおぶってくれたりしてくれるそうです。

ポーターさんは、荷物を運んでくれる人です。ポーターさんは、荷物を運ぶほかに、テントをはったり料理を作ってくれたりするので、我々より先にスタートして準備してくれます。

ということで、ポーターさん13名を除く残り17名でトレッキング開始。

この日の道は、高低差もほとんどなく、村の中を渡り歩く感じです。道も整備されていて、歩きやすいです。

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村の中を歩いているので、人通りもけっこう多いです。登山道というよりも、現地の人の生活道路っていう感じですね。
人通りが多いのもそのはず、道沿いには比較的大きな学校もありました。

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学校には、当然小さな子供も通っていました。我々はトレッキングシューズに身を固めた気合いの入ったスタイルなのに、その横を素足にサンダルを履いたちっちゃな子がすいすいと抜いていきます。
その子供が背負っていたリュックですが、キティちゃんのリュックでした。こんなところまで進出しているとは。恐るべし、日本の白ネコ。

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トレッキングをしている最中、ふと気づいたんですけど、やけに人が増えているような気がします。よく見てみると、どう考えても挨拶のときにいなかった現地の人が何人も混じっています。しかもたまたま同じ道を歩いているのではなく、明らかに我々と同行するつもりでいろいろと話しかけてきてています。おかしいなあ、こんな人たちはメンバーにいなかったはずなんだけどなあ・・・・。

そうこうしているうちに、あっというまに目的地のチャンドラコットに到着。ここで食事をしてテントに泊まるわけです。

ここで始めて一緒についてきた人たちの目的が判明。
我々のテントの前でいきなり店を広げ始めました。我々をターゲットとしたお土産屋さんだったんですね。こんな山の中にまでついてくるお土産屋さん。いやあ、がんばるなあ・・・・。

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2007.01.25

ネパール旅行記31「ポカラからルムレヘ」

トレッキングシューズの修理も無事終了し、いよいよポカラからトレッキングのスタート地点であるルムレへ向かいました。

私は移動中のバスから外をぼーっと眺めているのが好きです。
観光地でもなんでもない町や道沿いの風景は、その国の自然な姿が観られます。

ポカラ付近の人々は、カトマンズ付近の人々に比べて表情に余裕があるように見えました。生活が安定しているのかな? 

ガイドさんの話では、ポカラ付近にはチベットから来た人たちの難民キャンプがけっこうあるとのこと。けど、難民キャンプっていっても、みんな普通に仕事をしており、どちらかというと移民キャンプっていったほうが正しいようです。
普通に仕事をして、生活に余裕ができたらキャンプを卒業して自分の家を持つことが多いようです。

バスは、途中で停止して、トレッキングに同行してくれるサーダーさんをピックアップ。

ポカラから約1時間、ついにトレッキングのスタート地点ルムレに到着。
さあ、いよいよトレッキング開始です。

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2007.01.24

激論

本日、会社で私が深くかかわっている仕事の会議がありました。

私はその仕事の進め方(マネジメント)に常々疑問を持っていて、会議の場で問題提示。
その場でチーフとちょっとした議論になって、会議が解散した後もかなり激しい議論を繰り広げました。別にどっちが間違っているということではなく、仕事の進め方について今後どうしましょうという前向きな議論ではありました。しかし、どうも話が噛み合なく、私の危機感が正しく伝わっていない模様。ストレスがたまった状態で時間切れとなってしまいました。

で、その話を聴いていた元上司。
帰り道で一緒になってその話で盛り上がりました。この上司、非常に私に理解があって、いつも親身になって相談にのってくれるんですけど、今回も腰を落ち着けて話につきあってくれました。おかげ様で自分なりにちょっとすっきりしました。

で、その話をした場所が、スタバ。
私がお酒を飲めないんで、気を使ってくれたんですけど、コーヒーを飲みながらこういう話を熱く語るのは不自然なのかな? 280円で1時間半以上話をしていたら、スタバのおねえさんに不思議そうな目で見られました・・・・。

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2007.01.23

ネパール旅行記30「大事件発生!」

ポカラ観光のオプショナルツアーも終わり、一旦ホテルへ戻りました。昼食を終えたら、いよいよヒマラヤトレッキングへ出発です。
荷物をまとめた後、昼食前に周りのすばらしい景色をもう一度見ようとホテルの玄関を出た直後でした。

大事件発生。

足元がズルッとすべったような感触があったのです。なんか変なものでも踏んだかな、と思って足元を見てみたら。なんとトレッキングシューズの底が完全にはずれていました。しかも、両足とも。

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この状態では、トレッキングなんかできるわけはありません。なにしろ、裸足で歩くのと同じわけですから。

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靴底のゴムの接着剤が劣化していたんでしょうね。
それにしても、なんというタイミング。あと2〜3時間で山に登ろうというタイミングで靴が壊れるとは。しかも両足いっぺんに。

ちなみに、私の履いていたトレッキングシューズは、イタリアのTECNICA製。そんなに高価なものではないんですけど、一応有名メーカー製です。確かに10年以上前に買った古いものですけど、まさかこんなことが起こるとは、夢にも思っていませんでした。

さあ、これからがたいへん。
まずは現地ガイドのSさんに相談。Sさんはホテルの人に相談してくれたけど、ホテルには修理する場所も新しい靴を売っている店もナシ。Sさんいろいろと手を考えてくれて、最終的にはバスで登山口に移動をする途中に靴を修理するところに立ち寄ってくれることになりました。
新しい靴を買う手もあったんですけど、履きなれた靴のほうがいいでしょうという配慮で、Sさんが靴を修理してくれるところを探してくれることになったのです。

ということで、バスで登山口まで行く途中、市街地に立ち寄りました。
私が靴を修理している間、他のツアーメンバーは、予定になかった市内観光をしてくれることになりました。

市街地に到着するや否や、Sさんは靴の修理屋さんを探すためにバスを飛び出していき、なんとか靴を修理してくれるお店を発見し、そこへ連れて行ってくれました。

そのお店、実は露店の靴修理屋さん。
事前にSさんが料金の交渉をしてくれていたので、到着するなりすぐに修理を始めてくれました。

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修理といっても、靴底を接着するくらいの応急修理だと思っていました。ところが修理のおじさん、あのぶ厚いゴム底を、渾身の力を込めて糸で縫い始めたんです。その技術、そのプロ意識、見事! 悪戦苦闘の末、30分くらいかかって完璧に修理してくれました。

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見かけはすっかり元の状態に復活。
ところが、よ〜く見てみると、昔の高級登山靴のようにしっかりと靴底が縫い合わされていて、壊れる前より完璧な状態になっていました。

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この靴修理屋さん、もちろん外国人観光客相手専門ではありません。当然、値段も、現地の人と同じ値段でやってくれました。そのお値段、わずか100ルピー。日本円でいうと、約150円。
やすい。やすすぎます。これだけがんばってくれて、これだけいい仕事をしてこの値段とは。
ということで、感謝の気持ちを込めて、倍の200ルピーを手渡しました。

いろいろと手を尽くしてくれた現地ガイドのSさん、ありがとうございました。
靴の修理時間にイヤな顔ひとつせずに時間をつぶしてくれた同行のツアーメンバーのみなさん、ありがとうございました。
そして見事な仕事をしてくれたプロの靴修理屋さん、ありがとうございました。
おかげさまで、その後靴に関しては何のトラブルもなくトレッキングを楽しむことができました。

大事件ではありましたが、結果的にはとてもあたたかい気持ちになった大事件でした。
この靴、一生捨てられないだろうなあ・・・・。

それにしても、トレッキング中に靴が壊れていたらどうなったんだろ。裸足でトレッキングすることになったのかな? そう考えると、ぞっとします・・・・。

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2007.01.22

ネパール旅行記29「ポカラ」

ポカラ市内をお散歩しました。

ポカラは、人口約20万人。ちなみに、カトマンズの人口は約80万人ですが、周辺の人口を含めると200万人は超えると言われています。ポカラはカトマンズの10分の1の大きさの都市と言えますね。

そのせいか、ポカラとカトマンズはえらいこと印象が違います。
カトマンズは、インドの大きな都市のように、非常に活気があって雑然としていて車も人もギュウギュウな感じ。
一方ポカラは、閑静で上品な避暑地のような感じで、車も人もあまり見かけません。治安も良さげで安心して歩ける感じです。大昔の軽井沢ってきっとこんな感じじゃなかったのかな?

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歩道上には、いろいろな露店が並んでいます。

ここにもやはりありました、香辛料のお店。私が行ったことのある東南アジアや南アジアや中近東では、必ずたくさんの香辛料屋さんを見かけます。香辛料は生活になくてはならないものなのでしょうね。

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日用品や衣服の露店もたくさんありました。

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スーパーマーケットの中も見学しました。
スーパーマーケットでは、その国の生活を感じることができます。

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スーパーマーケットに置いてあるものはどこの国も似たようなものなんですけど、よく見ると微妙に日本とは違っていて、そういうものを見つけるのも楽しいものです。
ここでは、シンガポール製のキッコーマンの醤油を発見しました。

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町の中をウロウロしていると、なんか違和感が。
ふと気づくと、電信柱の断面が四角いではないですか! 私は函館出身なのですが、函館にある日本最古のコンクリート電信柱も断面が四角形。なんか関連があるんでしょうかね・・・・。

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2007.01.21

1.21プロレスリング・ノア武道館大会観戦記

いろいろな意味で盛り上がったり盛り下がったりした本日のプロレスリング・ノア武道館大会。

まずは、GHCジュニアタッグ選手権、鼓太郎・リッキー vs ブリスコブラザース。

プロレスは必ずしも勝ち負けだけが全てではありません。その試合で如何にファンを沸かせるか、感動を与えてくれたか。そういった意味では、いつも申し分のないプロレスを見せてくれるリッキー・マルピン。
けど、大試合での勝利には無縁でした。しかし、彼のものすごい努力は誰から見ても明らか。彼にはぜひともチャンピオンになってもらって、彼の喜ぶ顔がみたいとみんなが思っていたはず。
そして、ついに彼はやってくれました。ああ、感動・・・・。

GHCヘビー級選手権、三沢 vs 森嶋。

森嶋、何をやっておるかあ! 試合内容も結果も期待していたのに、試合内容も結果も期待はずれ。ああ、あの身体、あの技、強くないわけがないのになあ・・・・。

SUWA・みのる・高山 vs KENTA・丸藤・力皇。

この試合は、SUWAの引退試合でした。
SUWAは、プロレスリング・ノアにとっては、悪役として貴重な存在でした。今日の試合は、自分のスタイルを貫いた非常によい試合でした。
最後は、味方のみのるや高山にまで攻撃を加えて全員を敵に回し、全員からそれぞれの必殺技を順番に受けてフォール負け。実に彼らしい最後。
SUWAの自分のスタイルに対するこだわり、戦うことでSUWAに華を持たせたレスラーたち、そして引退にふさわしい場を設けたプロレスリング・ノア、みんなすばらしい!

彼がもうリングの上で見られないのは実に残念。
プロレスリング・ノアのリングも寂しくなるなあ・・・・。

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2007.01.20

歯医者とスーパーアグリ

本日、歯医者に行ってまいりました。
昨年11月から治療中で、本日は治療した歯にブリッジの土台を入れることになっていました。で、土台を歯に入れる作業中、先生が小さな声でボソッと独り言。

「まがっちゃったな・・・・」

はあ? その後、いろいろと悪戦苦闘していた様子。最後に、「もう一度型をとります」と言って、先週と同じ作業をしました。
治療後、会計をするときに、窓口の係のおねえさんに治療費を尋ねると。

「今回はいいです・・・・」

タダでした。やっぱり何やら失敗したもよう。ダメじゃん。それでも、ちゃんとタダにしてくれたからまあいいか。
それにしても、先生、治療中に独り言はやめてください。ドキドキします・・・・。

さて、話は変わってF1の話。

F1はただいまシーズンオフですが、各地でテストが行なわれています。
で、niftyのモータースポーツニュースによると、1月18日に行なわれたヘレスでのテストで、何とスーパーアグリのA・デビッドソンがトップタイム! しかも、ルノ−2台とウイリアムス1台を押さえてのトップタイム!

まあ、テストなんでほんとの実力とは全く違ったものではありますが、今年のスーパーアグリは期待が持てそう。なにしろ、去年はこの時期車さえなかったわけですから・・・・。

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2007.01.19

ネパール旅行記28「ペワ湖」

ポカラでのオプショナルツアーでは、ペワ湖にも立ち寄りました。

日本でもどこでも、湖というのは必ず観光地になりますね。
ネパールで観光地というと、必ずいるのがお土産の売り子さん。ただ、カトマンズ近辺の売り子さんとポカラの売り子さんは、全く雰囲気が違います。カトマンズの売り子さんは、振り払うのが大変なほど群がってきて買うまで離れないというスタイル。ところがポカラの売り子さんは、非常にあっさりしています。街の雰囲気も、カトマンズが強烈にエネルギッシュなのに対し、ポカラは閑静な別荘地って感じ。まるで別の国のようです。

さて、ペワ湖の風景。
天気がよければアンナプルナ山系が非常に美しく見えるはずだったんですが、この日は山のほうに雲が出ていて、ほとんど見えませんでした。残念。

湖には、当然のように観光用のボートがあります。
我々もそれに乗ってのんびり遊覧しました。私は、意外とこういうのんびりとした観光は嫌いじゃないんですよね。

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湖には、1分も歩けば1周できそうなこじんまりした島があって、そこに上陸。

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ここでは、写真を売ってる人に遭遇。
たぶん現地の人なんでしょうけど、首からニコンのFM2をぶら下げていて、商売をする人というよりもいかにもカメラマンっていう感じでした。

売っている写真は、その人が撮ったペワ湖とアンナプルナ山系の写真。朝日とか夕日とか、非常に上手に撮れていました。私も写真好きで、自分でバンバン写真を撮ろうと意気込んでいました。ところが、その日は天気がよくなく、次の日も天気がよくなる保証がありません。ということで、思わず写真を買ってしまいました・・・・。

その島には、バラヒ寺院というちっちゃな寺院もありました。
こんな小さな島のこんな小さな寺院でも、お参りをしようとしている人たちが行列を作っていました。ほんとネパールの人は信仰が厚いです。

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2007.01.18

ネパール旅行記27「パタレ・チャンゴ」

ポカラ2日目。
この日は午後からいよいよトレッキング開始です。
午前中は基本的には自由時間なんですが、時間がたっぷりあるということで、ポカラ市内観光のオプショナルツアーに参加しました。このツアーは、パタレ・チャンゴとペワ湖とポカラ市内散策がメインでいた。

ホテルを出発後、いきなり渋滞。
通勤渋滞とか事故渋滞ではありません。羊渋滞です。道いっぱいになって羊が移動中でした。日本で渋滞にはまると頭にきますが、こういった渋滞は楽しいもんですね。

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さらに進むと、道の真ん中を堂々と牛が歩いています。このへんに住んでいる動物は、車が怖くないんでしょうか・・・・。

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さて、最初の観光地であるパタレ・チャンゴに到着。
パタレ・チャンゴは、複雑に浸食の進んだ岩壁に川が流れ込んで、滝になっているところです。
パタレ・チャンゴの入り口は、見るからに寂れた観光地って雰囲気。入り口の周りには、古くさい中小のお土産屋さんが数件並んでいる程度。日本でもこんな感じの観光地ってありますよね。観光する前からいやな予感が・・・・。

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で、いよいよパタレ・チャンゴにご対面。
イヤな予感が的中。しょぼいです・・・・。乾季のため水量が少ないっていうハンデはありましたが、それにしてもパッとしない滝でした。「Deviさんというスイス人女性が落ちたんでDevi's Fall と呼ばれています。」というガイドさんの説明をきっかけに、話だけは盛り上がったんですが・・・・。

残念ながら、今回のネパール旅行の中では最も冴えない観光地でした。

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2007.01.17

ネパール旅行記26「ポカラのホテルにて」

ポカラに着いたその日は、観光イベントもなく、ホテルの周りをお散歩しただけで夕食の時間になりました。
そして夕食をいただいたあとは、特にすることもなく、そのまま部屋に戻りました。
部屋は、十分な広さで、文句ナシ。

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このホテルで気づいたこと。
ホテルに置いてあるお約束の本が聖書ですよね。このホテルでも、それらしい本が置いてありました。
Bhagavad Gita。
「神の詩」という意味なんだと思います。多分ヒンドゥー教の神話だと思われます。地域性が出ていて興味深いですね。

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さて、ホテルの夜ですが、私はひとりで旅行しているので話し相手もいません。特にすることもないので、当然のようにテレビを見ることになります。
最近は衛星放送というものがあって、どこの国に行ってもどんなに田舎に行ってもたいへん多くの番組を楽しむことができます。
ポカラのホテルでも、思いもよらない意外な番組をいくつも楽しむことができました。

トムとジェリー。
私は小さい時からこのアニメが大好きで、再放送を何十回も見ているのですが、何度見てもつい大笑いしてしまいます。吹き替えは英語ではなく、もちろん日本語でもなく、インドかネパールの言葉で吹き替えられていました。

ポケモン。
ネパールでピカチューに会えるとは! しかもインドかネパールの言葉をしゃべるピカチューに! ピカチュー君、もう確実に世界的なスターですね。アニメは、世界に誇れる日本の文化に成長したって感じです。

戦隊もの。
なんとかレンジャーの類いです。こういうのもまた世界に通用するんですねえ。

PRIDE。
ネパールでも格闘技は人気なのかな?

風雲たけし城。
ずいぶん昔に日本でやってたバラエティ番組ですね。ネパールで見たテレビ番組の中で一番意外だったのが、これ。このようなお笑い番組は、笑いの感性が同じでないとおもしろくも何ともないはず。言葉のニュアンスも伝わらないだろうし。なのにネパールで放送されているってことは、ネパールの人の笑いのツボは、日本人と同じなのかな?

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2007.01.14

ネパール旅行記25「地上の楽園フルバリリゾート!」

ポカラに到着したのは、夕方。
空港からまっすぐホテルに向かいました。

そのホテルが、フルバリ・リゾート・アンド・スパ。
ここは、とんでもなくすばらしいリゾートホテルでした。ホテルの楽しみ方は人によっていろいろと違うと思いますが、私の価値観では、このホテルは今まで泊まったことのあるホテルの中で確実にベスト3には入ります。

ホテルは、レンガのような外観のおちついた雰囲気。

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各部屋の窓からは、アンナプルナ山域の風景が見られます。
私の部屋の窓からは、正面にマチャプチャレが見えました。

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で、そのまわりには広大な庭園があります。
ホテルを周回するような散策路があって、非常にお散歩に適した庭園です。景色も変化に富んでおり、なんど歩いても飽きることはありません。私は1泊2日の滞在で、ホテルの周りを3周しました。

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このホテルでは、予想もしていなかったすばらしい景観を味わうこともできました。

このホテルは、セティー・ガンダキという川のすぐ近くに建っています。ホテルの庭園からその川を眺めることができるんですけど、ものすごい迫力なんです。浸食でものすごく深くて広い谷になっているんですね。これがホテルの庭園からお散歩ついでに見られるんです。
注意点としては、この風景、ホテルの窓からは見えません。このホテルに泊まったときは、カジノやディスコやゴルフで遊んでないで、絶対に庭園をお散歩してセティー・ガンダキを見ましょう!

セティー・ガンダキの風景だけで、ものすごい観光地になっておかしくないところ。けど、この風景は、まずガイドブックには載っていません。こういう予想外の発見も旅行の楽しみのひとつですね。

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ちなみに、私は下まで降りてみたかったんですけど、降りていくような道はありませんでした。さすがにこの断崖では、道のないところを根性で降りていく気はしませんでした・・・・。
それにしても、写真では、比べるものがないので大きさがわかりづらく、感動を伝えられないのが残念。

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川の下流のほうには、棚田も広がっていました。
ほんと、どこをどう見ても変化に富んだ新鮮な風景が広がっていて、すばらしかったです。

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2007.01.13

ネパール旅行記24「飛行機から見たヒマラヤ」

カトマンズの観光を終え、ポカラへ移動。
飛行機は、29人乗りの小さいプロペラ機。

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この飛行機では、3人が横に並んで乗ることになります。ということは、3人のうち両側の2人が窓側。
ただ、ポイントは、進行方向に対して右側にヒマラヤが見えるということ。右の窓側の席でないとヒマラヤを見られません。
つまり、ヒマラヤの山々を見ながらフライトできる確率は、約3分の1です。しかもこの飛行機、指定席ではなく自由席。当然、右の窓側席争奪戦が始まるわけです。

私はもちろんヒマラヤを見たいのですが、走ってまで席とりするのはなんかかっこわるい気がして、いい席をとるのはあきらめて、ゆっくりと飛行機に乗りこみました。
ところが、日頃のおこないがいいというか、ひとつだけあいていた右の窓側の席をゲットできました!

ということで、ゆっくりとヒマラヤを眺めながらのフライトが楽しめました。
ネパールのこの手の飛行機は、ほぼ例外なく窓が汚いので、なんか昔の映画を見るようなぼんやりとした風景に見えます。けど、それはそれで印象的。天気にも恵まれ、最高のフライトでした。

ああ、すばらしい風景!
けど、自分の中で残念なのは、山の名前がさっぱりわからないこと。
これで山の名前がきちんとわかっていたら、感慨ももっと大きいんだろうなあ・・・・。


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2007.01.12

ネパール旅行記23「おいしい食事と楽しいお金」

午前中には、エヴェレスト遊覧飛行とパタン観光とスワヤンブナート観光が終了。

ということで、昼食の時間です。
たしかカトマンズ市内のホテルエヴェレストのマンダリンというレストランだったかな? ここで食べた昼食がえらいことうまかった! ネパールでは、いろいろと事情があって(後でこのblogで事情をお話ししますが・・・・)、満足に食事をとることがあまりなかったのですが、ここは非常においしかったです。
その料理は、ギャコック。チベットの鍋料理です。キノコとか野菜とか水牛の肉とか何やらわけのわからない肉とかがたくさん入っていて、さっぱりしていて、日本人の口に合います。たくさんオカワリしました。

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さて、ここでお金の話。
ネパールでは、観光客が行くようなところはたいていドルや円が通用するので、ネパール通貨のルピーはほとんど持ち歩かなかったのですが、たまたま持っていた手持ちのルピー札をふと見ると、動物の絵が描かれています。もしやと思っていろいろなお札を見てみると、それぞれ違った動物が描かれています。
ガイドのSさんにきいてみると、次のような動物が描かれているそうです。

1000ルピー札 ゾウ
500ルピー札  トラ
100ルピー札  サイ
50ルピー札  山の羊
10ルピー札  シカ
5ルピー札  ヤク

なんとなく強い順に並んでいて、非常にわかりやすいですね。
たまたま100ルピーと50ルピーと10ルピーのお札を日本に持ち帰ったんですけど、記念に全種類持ち帰ればよかったなあ・・・・。

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2007.01.11

ネパール旅行記22「乗り物編」

海外旅行に行った時、その国々の乗り物を知るのも私の旅行の楽しみのひとつです。
ネパールで見かけた特徴的な乗り物をちょっと紹介します。

リクシャー。
自転車の後ろに二人乗りの座席のついた、いわゆる人力車。市民の足としては使われておらず、観光客向けの乗り物です。日本でも京都とかの歴史を売り物にする観光地では時々見かけますね。

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テンプー。小型オート三輪です。
テンプーの中でも小型のものは、タクシー的な使われ方をしているようです。タクシーより料金はやすいということ。
4〜8人乗りのものは、一定のルートを周回するバス的な使われ方をしているようです。

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バイクも多いですね。
ベトナムほど多くはないですが、結構な数のバイクが走り回っています。原付のような小さなものとかスクータータイプは思いのほか多くなく、中型のものが多かったかな?

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車は、中古の日本車かインド車がほとんどのようです。
小型のものが多いですね。カローラとか。特にポカラでは、古いタイプのカローラを非常に多く見かけました。30年前の日本のようで、ちょっと懐かしい雰囲気でした。

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ちなみに、もし交通事故に遭ったら。
日本だったら、まずは相手の車のナンバーを確認するのが基本ですね。
ところが、我々日本人観光客がネパールで交通事故に遭うとたいへんです。ナンバーが全く読めません・・・・。

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2007.01.10

ネパール旅行記21「スワヤンブナート」

ネパール旅行の2日目は、エヴェレスト遊覧飛行とパタン観光が思いのほかスムーズにいきました。充分に時間があったので、前日にキャンセルになっていたスワヤンブナートに行くことができました。

スワヤンブナート。
カトマンズの西の郊外の小高い丘の上に建つ有名な仏教寺院です。ヒマラヤ最古の寺院らしいです。ブッダの目が壁面に描かれていることから、日本では目玉寺と呼ばれることもあるらしいです。ネパールといえば、ヒマラヤの山々とこのブッダの目を思い浮かべる人も多いんじゃないかな?

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スワヤンブナートは歴史が古いだけあって、敷地内にはいろいろな宗派やいろいろな様式の建築物が混在しています。メインのストゥーパの他にも、インド・シカラ様式の仏塔、チベット仏教カギュ派のゴンパ(僧院)、ハリティ寺院、ヒンドゥー教の像・・・・。狭い敷地内なのに、対立することもなくいろいろな宗教が融和しています。この不思議な風景は、ネパール独特なのかも。

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中央のストゥーパの周りには、お約束のマニ車が並んでいます。
マニ車はチベット仏教の法具です。マニ車には経文が書かれており、マニ車を1回まわすと経文を1回読んだことになるということです。マニ車は、いろいろなところでいろいろな形で見かけます。カトマンズ近郊のお土産屋さんでもたくさん売っています。

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スワヤンブナートは、野生の猿がたくさん住みついているので、モンキーテンプルとも呼ばれています。確かに小さめの猿がゴロゴロいました。全く人間を警戒しない観光地の猿というのは、世界共通ですね。

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スワヤンブナートの敷地内には、お土産屋さんも多数ありました。他の観光地よりもお土産の種類がバラエティに富んでいたように思います。特に、お面を売っている店が多かったかな? スワヤンブナート観光もお土産屋さん巡りも、楽しくて楽しくてしょうがなかったんですけど、スケジュールの都合でゆっくり滞在することができませんでした。残念。でも、ここで十分な時間があったら、えらいこと出費したかも・・・・。

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2007.01.08

ネパール旅行記20「ゴールデンテンプル」

パタンのダルバール広場の近くにあるゴールデンテンプル。
日本でいうと金閣寺みたいものですかね。

ガイドブックによると、パタンの代表的な仏教寺院ということになっています。
けど、入場するときには革製品(革靴とか革ベルトとか)を身につけていてはいけないというあたり、ちょっとヒンドゥー教っぽい感じがします。

入り口は、精密なレリーフが施されている門になっています。

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入り口をくぐると狭い中庭になっており、そこから見上げるように金色の寺院が建っています。寺院はけっこうな大きさで、中庭が狭いもんだから、写真を撮るのが大変でした。もっと広角のレンズがほしいところ。

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中庭には、マニ車とろうそくがセットされています。
このへんは、まさしくチベット仏教の寺院って感じですね。

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中庭には、鐘もありました。
鐘は日本の仏教寺院にも当たり前のようにありますが、こちらの鐘はカラフルですね。

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このゴールデンテンプル、狭い中庭から全てを見上げる感じになっていて、建物の全貌がイマイチわかりづらかったです。そこのところがちょっと残念。


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2007.01.07

ネパール旅行記19「パタンで買ったお土産」

今回のネパール旅行はトレッキングがメインだったため、トレッキング以外の観光地では十分な時間がとれませんでした。当然ながら、お土産を買うのもひと苦労。

パタンでは、自由時間が約10分しかありませんでした。しかし、今後のスケジュールを考えると、早めにお土産を買っておかないと何も買えない可能性がありました。ということで、約10分の時間で必死のお買い物をしました。

ここでゲットしたのが、ククリ。

ネパールの有名なナイフですね。民族によっていろいろな材質やデザインがあります。鞘の部分の材質は、水牛の革であったり、水牛の角であったり。柄の部分の材質は、水牛の角であったり、木であったり。デザインもさまざま。

私は本を読むのが好きで、好きな作家(夢枕獏さんとか谷甲州さんとか)が書く山岳小説によくククリがでてきます。そういうこともあって、ククリには興味があり、ククリだけは絶対に買っておきたかったのです。
今回もいろいろな種類のククリを露店で一気買いしました。ただ、刃渡り15cm以上の刃物は日本には持ち込めないので、比較的小さなものばかりになってしまいましたが・・・・。

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ネパールの観光地では、露店の他にも、商品を持ち歩いて観光客に売る人たちがたくさんいます。パタンでは、10代半ばの女の子の売り子さんがたくさんいて、アクセサリーを売っていました。売っていたものは、みんな同じようなアクセサリー。多分水牛の角でできているんじゃないかな?

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この女の子たち、商品を見せたり値段を叫んだりしてひたすらついてきます。始めは全く買う気はなかったのですが、無視して歩いているうちにどんどん値段が下がってきたので、親しい友人用に7個10ドルで購入しました。これならお買い得。

さて、ここからが問題。
私がある女の子から買い物をしたのを見て、5〜6人の売り子さんが一斉に私にまとわりついて購入を迫るんですね。そうはいっても、勧めるものはみんな買ったものと同じもの。買い物は済んでいるので、もう買うわけはないのに。
結局買わなかったんだけど、「あの娘から買ってなんで私から買わないんだ」という目でみられちゃってちょっとつらかったです・・・・。

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2007.01.06

ネパール旅行記18「パタンのダルバール広場」

エヴェレスト遊覧飛行を楽しんだ後、古都パタンに向かいました。

パタンは、マッラ王朝時代の3王国のひとつ(他はカトマンズとバクタプル)。
この同時代の3王国、どの国にもダルバール広場があったり同じ名前の寺院があったりで、きっとかなりのライバル意識があったのではと思われます。

さて、パタンのダルバール広場。
ここは、旧王朝といろいろなお寺と露天のお土産屋さんがぎっしりと並んでいます。

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どこを振り向いてもお寺だらけ。
ダルバール広場には、有名なクリシュナ寺院を始め、ハリ・シャンカール寺院、ジャガナラヤン寺院、バイ・デガ寺院、ヴィシュワナート寺院、ビムセン寺院などの寺院があるんですが、もうどれがどれやら・・・・。

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こんなにお寺ばっかりのダルバール広場、不思議なことに全然飽きないんですね。
なぜかというと、いろいろな形式の寺院が並んでいるから。

ネパールは、中国やチベットやインドに囲まれていて、いろいろな文化が入ってきています。また、民族も、ネワール族を始めとしていろいろな人々が住んでいます。
当然ながら、宗教もいろいろなものが入ってきているわけです。仏教、ヒンズー教、イスラム教・・・・。寺院もそれぞれの宗教の寺院があるだけでなく、複数の宗教が入り交じったような寺院もあります。
普通の国では、ある宗教が入ってくると元の宗教を排斥することが多いんでしょうが、ネパールではうまいこと融和しているように見えます。

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ダルバール広場には、旧王宮もありました。
お約束のように、狛犬(狛ライオン?)が番をしていました。

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2007.01.05

北海道のお土産

北海道に帰省したときに買ったもの。

究極精密造形ポインター号(1/32スケール)。
そう、あのウルトラセブンのポインターですね。
金属製で非常に良い出来。
ああ、またムダな買い物をしちゃったなあ・・・・。


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次は、妹と姪に買ってもらったもの。
北海道名物「鮭をくわえた木彫りの熊」。
ではなくって、「熊をくわえた木彫りの鮭」。
爆笑!


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もうひとつ、北海道名物「鮭をくわえた熊」のアクセサリー。
ではなくって、「バルタン星人をくわえた熊」のアクセサリー。
再び爆笑!


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力関係でいうと、
鮭>熊>バルタン星人
ということになりますね。

さすが、北海道!

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2007.01.04

ばあどのお正月

ちょっと遅れてしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

しばらく本blogをお休みしていましたが、正月は北海道函館の実家へ帰省していました。

私の家はごく普通の一般家庭なのですが、他の家ではまずやらないイベントを毎年行なっています。
それは、餅つき。しかも、臼と杵を使った本格的なやつです。
昔からの由緒ある行事ってわけではなく、私が生まれたのをきっかけに始めたらしいのですが、その心使いはうれしい限りです。
イベント自体はうれしいのですが、普段運動していない中年男にとっては、体力的にはえらいたいへん。もう甥っ子(21歳かな?)には全くかないません・・・・。

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正月を函館で過ごした後、苫小牧に住んでいるどすこい君の家に遊びに行きました。
50インチのプラズマテレビ、すごいねえ。
だがしかし、音が出なかったりいろいろと問題があって、ふたりして取扱説明書を見ながら2時間ほどかかってやっと配線や設定を終了。それはそれで楽しいハプニングでした。

どすこい君の家を起点として、車で軽いドライブへ出かけました。

馬が好きなので、まずは馬を見に日高方面をドライブ。やっぱ広々とした牧場とのんびり草を食べる馬は絵になるなあ。
ちなみに、新冠にはハイセイコーの銅像がたっていました。

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日高方面へのドライブ終了後、ウトナイ湖へ。
ウトナイ湖へは何回も飽きるほど来ています。しかし、私は大学時代野鳥の会に入っていたので、やはり野鳥の聖地ウトナイ湖にはつい立ち寄ってしまいます。
今年見られたのは、コハクチョウとオナガガモ。いつもの冬よりは数は少なかったかな? 何より異常なのは、雪が全くないこと。正月にウトナイ湖に行って雪がなかったのは、初めてのような気がします・・・・。

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