ネパール旅行記38「オーストリアンキャンプにて」
チャンドラコットからトレッキングを始めて約5時間、開けたところで昼食。お弁当とかではなく、サポート隊がちゃんとした料理を作ってくれました。しかし、私は体調が悪くていっさい食べることができず、昼食の間ずーっと横になっていました。
そんなこんなで、2時過ぎには目的地であるオーストリアンキャンプに到着。
ここは、ロッジのような建物や、料理をする場所があって、チャンドラコットと同様キャンプ場のようになっていました。
チャンドラコットより高度が600m以上高く、牧草地といった感じで開けているので、かなり風景が良さそう。けど、霧に覆われていて、アンナプルナ連峰の山々は全く見えませんでした。
我々が到着した時は、先に到着していたサポート隊が既にテントを準備してくれていました。
ほんとならお散歩したり写真を撮ったりしてゆっくりするところですが、私は体調が悪くて体力の限界。3時前にはテントの中でダウンしてしまいました。
で、夕食時には一度目が覚めたんですが、相変わらず食欲は全くナシ。ツアーメンバーのおばちゃんから「なんか食べたほうがいいよ」という感じで日本から持ってきた赤いきつねをいただきました。たいへんありがたいことです。しかし、スープを飲むのが精一杯。ほとんど残して、再び寝込んでしまいました。
そして深夜。
ほとんどなんにも食べていないのに、再び下痢。またまた簡易トイレに駆け込むことになりました。この簡易トイレ、地面に穴を掘って、その上に小さなテントを張ったものです。2日間で、ずいぶんお世話になりました。
ちなみに、トイレットペーパーが備え付けてあったのですが、夜露でぐっしょり濡れていて、非常に気持ちが悪かったです。贅沢はいえないんですけど・・・・。
深夜にトイレに行く途中、空を見上げると、一面の星空。早朝はきれいな朝日が見られそうです。
ほんとは、星空の写真を撮るために三脚とかの準備もしてきたのですが、とてもそんな余裕はなく、そのままテントにもぐり込んでひたすら眠りました・・・・。
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コメント
ベンタさん、こんにちは。
お互い厄介な病気を経験してしまいましたね。たぶんステロイド系の薬をしばらく飲み続けることになると思いますが、副作用の多い薬です。気をつけてくださいね。
私の場合、副作用は少ないほうだったのですが、それでも体重が10kgほど増え、ニキビが多くなってしまいました。数年経った今は、再発もなく普通にやっております。
お互い、健康に気をつけながら旅行を楽しみたいですね。
今後もよろしくお願いします。
投稿: ばあど | 2007.02.04 22:37
ばあどさん、初めまして。ベンタと申します。スティル病の検索で、このブログを発見し立ち寄りました。
私は昨年11月末に発症し、1月26日に退院したところです。マラソン大会にでた2日後から38度以上の発熱し疲れだと思ってそのまま海外出張にゆきました。一向に熱が引かないので病院に行き、入院。病名特定までに1ヶ月ほどかかりました。
ばあどさんは、その後ネパールに行かれたりされているようで、これは病後の参考!になるぞと思いコメントを書かせていただいています。私は、仕事でチベット高原やらシベリアやらややこしいところにいかないといけないので。。。^^;)ネパールにも仕事やら登山やらで4,5回お邪魔しました。もう20年以上前ですが。これから懐かしくネパールブログも読ませていただきます。
今後ともアドバイスがいただければ幸いです。
投稿: ベンタ | 2007.02.04 06:30