ネパール旅行記39「早朝の山々」
オーストリアンキャンプの早朝。
前日体調が悪いまま明るいうちから寝込んでしまったため、睡眠は充分。早朝はまだ暗いうちから目が覚めました。明らかに快晴。ラッキー!
早朝の山の風景を存分に楽しみました。
前日宿泊したチャンドラコットは、位置的にはアンナプルナサウスを正面に見る感じ。一方、オーストリアンキャンプは、マチャプチャレ寄りに移動して見る角度を変えた感じです。
さて、三脚にカメラを取り付けてスタンバイ。写真を撮りながら山の変化を眺めました。
空は徐々に明るくなっていくんですけど、山はいろいろな変化を見せます。日の当たり方によって、徐々に見え方が変わっていく山、急激に変化する山、いろいろです。
早朝のマチャプチャレは、光の変化には鈍感です。時間が経つにつれて、全体的に徐々に山に色がついていきます。そのぶん、どっしりと落ち着いた感じです。人を寄せ付けないような暗い無骨な岩肌が印象的です。
アンナプルナサウスは、早朝から華やか。光のちょっとした変化で山の色や雰囲気がコロコロ変わります。日の出前の薄暗い時間は、アンナプルナサウスはほんのりとピンク色に染まっています。清々しいですね。
マチャプチャレの右のほうに見えるのは、たぶんアンナプルナ2とアンナプルナ4。(アンナプルナ3じゃないよな・・・・)
この山は、早朝の薄暗いうちは、山の一部だけに光が当たります。多くの部分は日陰となっています。かっこいい山なんですけど、ちょっと地味に見えますね。
早朝の山々、いろいろな見え方をしているんですが、全体的に見るとまだ薄いベールをかぶったような印象でした。
ところが、日の出前の一瞬にそのベールが取り払われ、全ての山々が一気に燃え上がります。
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