« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007.02.27

ネパール旅行記54「ヒマラヤにお別れ」

ヒマラヤから昇る朝日を観たあと、ホテルで朝食。
この日の朝食は、おかゆが出ました。体調を壊して事実上まる2日絶食が続いていましたが、やっとまともに食べることができました。

さて、この日はネパール旅行最終日。
ホテル出発後は歴史的観光地をまわるので、ヒマラヤをゆっくり見られるのはここナガルコットが最後となります。
ということで、朝食終了後、再び屋上に上がってゆっくりとヒマラヤを観賞しました。
朝食終了後はすっかり太陽が昇っているので、日の出の景色とは色合いがえらいこと違います。

07022701

ガネッシュ・ヒマール。
早朝はピンク色だったのに、今は真っ白です。

07022702

ドルジェ・ラクパ。
このあたりの風景が、最もヒマラヤらしい感じがしませんか?

07022703

エヴェレストが見えるはずの風景。
下の写真の真ん中に写っているはずなんだけど、判別不能です。
エヴェレストは遊覧飛行の飛行機からアップで見られたから満足です。けど、やっぱりいつかはエヴェレストに近づいてナマで見てみたいなあ・・・・。

07022704

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.26

ネパール旅行記53「ナガルコットの朝」

ナガルコットのホテルの狭い屋上で、ラッシュアワーのようにギュウギュウになりながら日の出を観賞。太陽が見えた瞬間にみんな引き上げちゃったんで、そのあとは屋上を独占してヒマラヤの山々を観賞することができました。

ナガルコットからヒマラヤまでは、かなり距離があります。当然、思ったよりもかなり小さく見えます。そのかわり、遮るものがなくパノラマの風景が楽しめます。

07022601

雲海の向こうに見えるランタン・リルン。
この山がだいたいパノラマ風景の中央あたりかな?

07022602

ランタン・リルンの左のほうには、ガネッシュ・ヒマールの連峰が見えます。
朝日を浴びた幾何学的な姿。ナガルコットから見た山の中では一番絵になるかな?

07022603

さらにずーっと左のほうには、マナスル(8156m)が見えます。
ナガルコットからきちんと認識できる山の中では、一番高くて有名な山ですね。けど、近くの山の間から遠慮がちにちょこっと顔を出している感じで、迫力はイマイチでした・・・・。

07022604

ランタン・リルンの右側は、ずーっと雲海です。朝日を浴びる雲海、その向こうに見えるヒマラヤの山々。ああ、来てよかったなあ・・・・。
さて、下の写真なんですけど、左端にチョー・オユー、その隣りにガウリシャンカル・・・・と続いて、一番右のほうはヌンプールからカルヤルンまで写っているはずです。

ここで問題です。
この中に、エヴェレストが写っているはずです。どれでしょう?

07022605

答。
実は、私にもよくわかりません。小さすぎて・・・・。
この写真のおおむね真ん中あたりに写っているはずなんですが・・・・。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.25

ばあど家の豆まき

本日、旅行仲間の宴会が私の家でありました。
今回のお題は、豆まき。

なぜかこの時期、毎年私の家で豆まきが開催されます。いいトシして大量の豆をまきまくるので、いつも私の家はたいへんなことになります。

今年の豆まき、最初はHくんの家でやる予定でした。ところがその家でインフルエンザ発生。な
第2候補のUさんの家に連絡を取ろうとしたらしいんですけど、連絡とれず。結局、今年も私の家で豆まきをやることになりました・・・・。

普通の豆でやると掃除がたいへんだということで、今年はなぜか落花生で豆まき。
まあ、多少掃除は楽になりますけどね、50歩100歩というかなんというか・・・・。

掃除もたいへんだけど、豆を食べるのがまたたいへん。
自分のトシの数だけ食べなきゃいけないんないんですよね。私は今年で48歳になるので、今年は豆(ピーナッツ)48個を一気食い。願いがかなうって言うけど、その前に太りそうです・・・・。

その他、昔の旅行の写真をみんなで見たりで楽しい宴会でした。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007.02.24

2007年のF1は?

今年もいよいよ3月18日にF1開幕。
スーパーアグリ以外の全チームが新車をシェイクダウンしました。

テストの状況を全体的に見てみると、各チームの力の差が昨年ほどなく、今年はけっこう接戦になるのではないかな?という感じがします。

各チームの状況をざっくりコメントすると以下のような感じかな?

ルノー。
テストの状況だけ見ると、昨年ほどの完成度ではない感じ。アロンソも抜けちゃったし、今年は苦戦かな?

フェラーリ。
順調っぽいけど、ずば抜けているっていう感じはないな・・・・。

マクラーレン。
ここはかなり好調そう。去年と違ってかなり優勝争いに絡んできそう。

ホンダ。
テストだけ見るとあまりタイムが出てないようだけど、チームとかドライバーはけっこう楽観的らしいです。どうなんだろ。

トヨタ。
テストでは全然タイムが出てないけど、大丈夫かな?

BMWザウバー。
絶好調っぽい。もしかしたらTOP3に食い込むかも。

ウイリアムス。
イマイチなのかな。

レッドブル。
よくわかりません・・・・。

トロロッソ。
レッドブルと全く同じマシンらしいです。当然ながら、そこそこ速いです。けど、レギュレーション上大丈夫なのかな。

スパイカー。
去年よりは速いんだろうけど、下位争い脱出は難しそう。

スーパーアグリ。
まだ新車をシェイクダウンしていないんでよくわからないけど、昨年の改造車でのテストを見てみると、去年のようなぶっちぎりの最下位ということはなさそう。うまくすると中盤争いくらいはできるんじゃないかな? ただ、今年の新車は去年のホンダのマシンをベースにしているという噂で、それが認められないとレギュレーション違反となってしまいます。どうなっちゃうんでしょうか?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.02.23

ネパール旅行記52「ナガルコットの日の出」

早朝4時頃に起きて星空の写真を撮っているうちに、5時。ちょっとだけ仮眠をとって、今度は日の出の写真撮りです。

星空の写真はホテル前の広場で撮ったんですけど、そこからは朝日が昇るところが見えません。そこで、ホテルの屋上に行きました。
ホテルの屋上は、ほんの4畳半くらいの広さしかなく、そこはすでに日の出を見る人でギュウギュウでした。しかも、ほとんどが日本人。世界中どこへ行ってもほんと日本人観光客ばかりです。

日の出の時間までは少々時間があったのですが、景色がすばらしいので飽きずにボーッと景色を見ていました。
最初は色がなかった山々が徐々に赤くなっていきます。刻々と変化して、1秒たりとも同じ景色がありません。

07022300

さて、日の出。
ここナガルコットでは、山の向こうから太陽が姿を現します。この日は手前が見事な雲海になっていて、日の出を見るには最高の条件でした。

07022301

前日のオーストリアンキャンプでは、太陽は雲海から浮かぶように昇ってきました。雲の中から太陽が生まれてくるような神秘的な日の出でした。
ナガルコットでは、山の稜線が突然キラッと輝きました。
この瞬間、ホテルの屋上がどよめきました。

07022302

このあと、山をのり越えるようにして太陽が徐々に姿を現しました。オーストリアンキャンプの日の出が神秘的なら、ナガルコットの日の出は大迫力でした。

07022303

そして、太陽が山を越えた瞬間、周りは圧倒的な光で満たされました。
すごかったなあ・・・・。

07022304

さて、ここで感動は人それぞれなんだなあと思うことがふたつありました。

その1。
ほとんどの日本人が、ぎゃあぎゃあ大声で話したり悪ふざけをしたりして日の出を眺めているんですよねえ。こんな感動的なシーン、黙って見つめて感動したいのに。そういう感覚がないのかなあ・・・・。

その2。
屋上に集まったほとんどの人が、朝日見た後、「ああ、よかった。」とか言いながらみんな即座にホテルの中に帰っていくんです。私なんか、まる1日でもこのすばらしいヒマラヤの景色を見ていたいのに。みんな日の出だけを見たかったのかな? 日の出だけなら日本でも見られるのに。もったいないなあ・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.02.22

愛車ZX号、チャンバー交換

我が愛車(といっても原チャリですが)の Live Dio ZX 号、チャンバーを交換しました。

もともとは、ベリアルのグランドスラムと言うスポーツマフラータイプのチャンバーをつけていました。

070222zx01

このチャンバー、性能はすばらしいですね。中速トルクが強烈で、中速域はターボがかかったような加速感が得られます。
だがしかし、最近防音材が耐久劣化してきたらしく、だいぶうるさくなってきました。そんな強烈な騒音ではないにしろ、周りの迷惑を考えると静かなほうがいいのは当然です。

ということで、チャンバー交換を決意しました。
静かで速そうなチャンバーということで選択したのが、レーシングサービスゼロのZEEKというチャンバー。サイレンサー部分が折り返されているユーロタイプのチャンバーです。

070222zx02

このチャンバーで2週間ほど走ったインプレッション。
グランドスラムのような中速のモリモリ感はないけれど、フラットな加速で不満のない性能。音は期待したほど静かではないけど、許容できるレベル。グランドスラムがバリバリといった耳障りな音だったのに対して、ZEEKはボーッといった感じの耳にやさしい音です。これなら周りに迷惑をかけないかな?

しかし、ひとつだけ欠陥が。
チャンバーとサイレンサーのつなぎ目からけっこう激しい排気漏れがあるんです。サイレンサーをバネで引っ張って固定しているだけなんで、シール性が悪いようです。ちょっと走ると、そこからガスとオイルの混合物が漏れてくるんですね。

ということで、排気漏れ用のシール剤を塗って補修しました。これで排気漏れもバッチリ止まりました。

070222zx03

まだチャンバーを換えただけで最適なセッティングができていないんで、もうちょっと速くするために次はウエイトローラーでも交換してみようかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.21

ネパール旅行記51「ナガルコットの星空」

ナガルコットのホテルで夕食をいただいた後、自分の部屋に戻りました。
ストーブの臭いが強烈だったので、すぐにストーブを消したんですけど、寒い寒い。シャワーを浴びた後はすぐにフトンにもぐり込みました。

そして4時前に起床。
星空の写真を撮りました。
ほんとはチャンドラコットやオーストリアンキャンプのような何もない山の中で星空の写真を撮りたかったんですけど、体調が悪くて夜中に起きられなかったったのです。

外に出てみると、うれしいことに完璧な快晴。星もいっぱい見えました。三脚をセットし、まずは月の写真を1枚。月は思いのほか明るいので、たいした工夫をしなくてもいい感じで写真が撮れました。

07022101

さて、問題はここから。
実は私、星空の写真を撮ったことがないんですよね。バルブでシャッターを開放している時間、絞り、ISO感度、そういったものの勘所がさっぱりわかりません。手探りでの撮影でした。

まずは、こんなものかな?というセッティングで1枚。
ターゲットは、オリオン座。なんとなくオリオン座っぽく写りましたが、暗くて星も少ないですよね。

07022102

そこで、開放時間を長くして、絞りも開けて、ISO感度も上げてもう1枚。
これは大失敗。星はたくさん写ったんですけど、真昼のような明るさになってしまいました・・・・。

07022103

そして、失敗をフィードバックして1枚。
今度のターゲットは、北斗七星。やっと、だいたいイメージ通りの星空をとることができました。

07022104

ほんとはいい写真が撮れるまでたくさんの写真を撮りたかったんですけど、星空の写真は1枚撮るのに10分とか15分とかかかるので、あまりたくさん写真を撮ることはできませんでした。残念。もっと練習していけばよかったです・・・・。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.19

ネパール旅行記50「ナガルコットのホテル」

カトマンズのトリブバン空港に着いたあと、その日の宿泊地であるナガルコットに向かいました。
ナガルコットは、ヒマラヤの山々からはけっこう距離がありますが、遮るものがほとんどなくヒマラヤが一望できる絶好のビューポイントです。

ナガルコットに着いたときには、もう真っ暗。
バスを降りてからホテルまで数分間、急な坂道を距離を登らなければならないのですが、トレッキングで疲れた身体にはちょっときつかったです。

やっとのことで、ホテルに到着。
この日のホテルは、フォート・リゾートというホテルでした。古くて年季の入った建物でした。

07021901

ホテルに入ってすぐに目についたのが、日本の国旗。
三浦雄一郎さんが2003年に70歳でエヴェレストを登頂したときの記念の旗らしいです。三浦さん、このホテルに泊まったのかな? ルート的には全然方向が違ってるけど。

07021902

ホテルは、山の中のホテルらしく質素なつくり。ホテルというよりロッジという感じかな? ストーブも、いかにもって感じですね。

07021903

ちなみに私、前日の早朝から体調を壊していてて、まる2日間ほとんど絶食状態。この日の夕食もほとんど食べられず、早々に自分の部屋に引き上げました。

このホテルは、受付とレストランと客室がある本館があって、それとは別にコッテージ風の客室があちこちに点在しています。私の部屋は、このコッテージ風の部屋でした。山に来た感じがして、なんか得した気分でした。

07021904

このコッテージ、雰囲気はいいんですけど、中に入った瞬間強烈な臭いがしました。いかにもガスが不完全燃焼してるって感じの臭い。ほんと半端じゃなかったです。

部屋に入る前に係の人がストーブの消し方をレクチャーしてくれて、寝る前には必ずストーブを消すように言われていたんですが、寝る前どころか部屋に入った瞬間ストーブを消しました。寒かったけど、ガス中毒にかかるよりはマシ。

臭いも強烈ですが、見た目にもかなりヤバい感じ。ガスボンベから直接火が出ているような感じの怖いデザインのストーブでした・・・・。

07021905

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.18

ネパール旅行記49「再びカトマンズ」

ポカラを出発した時間が予定より遅れたので、カトマンズに着いたのは夕方。ちょっと暗くなり始めていました。
ポカラほど山に近いわけではありませんが、カトマンズからもヒマラヤを見ることができます。ヒマラヤは、ネパールのどこからでも見ることができるのかも。

07021801

カトマンズのトリブバン国際空港は、軍の飛行場も兼ねているようです。戦闘機は見かけませんでしたが、輸送機っぽいのがスタンバイしていました。
特に隠しているわけではないようだったのでじっくり見ることができましたが、軍の機密とかは大丈夫なんでしょうか・・・・。

07021802

バラバラになったヘリも転がっていました。修理中なのかな? 廃車になって捨てられているわけではないんでしょうが・・・・。

07021803

飛行機から降りて空港まではマイクロバスで移動です。
バスの一番後ろに立ってたんですけど、ふと気づくとバスが何かをひっぱっています。よ〜く見てみると、我々のスーツケースとかの荷物を載せた台車。我々の乗ったマイクロバスは、乗客だけではなく荷物も同時に運んでいたんですね。
台車に載せたスーツケースは、落っこちないように係の人が全身を使って必死に押さえていました・・・・。

07021804

乗客と荷物を同時に運んでいるんで、荷物の受け取りも待ち時間がありません。台車から降ろした荷物をその場で受け取るだけ。ある意味とっても合理的ですね。

07021805

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.17

愛車Renault21号、本日のメンテナンス

我がRenault21号、本日のメンテナンスは、バッテリー交換とエアフィルター清掃。

最近の我がRenault21号、きわめて好調で、これといったトラブルはありません。
だがしかし、バッテリーは約5年間使っているので、いくら何でもそろそろ交換の時期。バッテリーが弱っている兆候はあまりなかったんですけど、交換することにしました。

ということで、先日バッテリーを買おうと某大手カーショップに行ったんですけど、20,000円を超えるお値段。ちょっと高いなあと思ったので、インターネットショップをのぞいてみたら、送料を含めても約13,000円。迷わず通販で購入することに決定。

一昨日バッテリーが届いたので、本日取り付けを行ないました。
まずは、今までつけていたバッテリーを取り外しました。
今までつけていたのは、ACDelco社の55Aのタイプ。よく見ると、マイナス端子の周りに白い粉がついています。電解液が漏れていたんでしょうね。それでも、起電力も落ちておらず、まだまだ使えるようでした。昔はバッテリーの寿命は2〜3年だったのに、最近のバッテリーはずいぶん性能が上がっているようです。

07021701

今回装着したのは、Bosch社の60Aのタイプ。ちょっと容量が大きめのものをつけてみました。
ちなみに、端子に集中している青いケーブルは、自作のアーシングです。

07021702

バッテリーを自分で交換して思ったこと。
バッテリー、重過ぎ!
持ちづらいし、腰を痛めそうになりました・・・・。

バッテリー交換のついでに、エアフィルターの清掃も行ないました。
私の使っているエアフィールターは、 K&Nの湿式タイプ。
まずは取り外し、バンバンたたいたあと歯ブラシでブラッシングして大きなゴミをとります。小さな虫の死骸がけっこうくっついていました。
次に専用のクリーナーをスプレーして清掃。
その後、水洗い。
最後に専用のオイルを吹き付けて終了。

070217

さて、次は何をメンテナンスしようかな・・・・。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.02.16

ネパール旅行記48「ポカラからカトマンズへ」

ポカラからカトマンズへ向かう飛行機では、またしてもヒマラヤの見える窓側の席をゲットできました。ラッキー!

今回のツアーでヒマラヤの山々を間近で見られるのはこれが最後。窓が汚いのと日が傾いてきたのとでヒマラヤの山々はセピア色に見え、ちょっと寂しい気持ちになりました。

それにしても、山々の名前がほとんどわからないのが悔しいなあ・・・・。


07021600


07021601


07021602


07021603


07021604


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.15

ネパール旅行記47「ポカラにお別れ」

ポカラを起点としたトレッキングや観光が終了し、ついにポカラともお別れです。
ちょうどいい時間にポカラ空港に到着したんですけど、飛行機が1時間ほど遅れる模様。ということで、空港の屋上でのんびりしながらヒマラヤの山々を眺めていました。

空港からヒマラヤまではけっこう距離があるため、山々は全体的にほんのりと霞がかかっているように見えました。それはそれで幻想的でいい感じ。
また、全体的にはほぼ快晴だったのですが、山の近くにはちょっとだけ雲が出ていて、変化のある眺めを楽しめました。

マチャプチャレ。
裾野のほうには薄い雲がかかっていて、山が空に浮いているよう。いつ見ても、どこから見ても、圧倒的な美しさでした。

070215

アンナプルナサウスとヒウンチュリ。
ゴツゴツとした山肌が朝日を浴びて燃え上がる姿は最高でした。ちなみにアンナプルナサウスは、いつ見ても山頂から雪が舞い上がっていて、火山の噴煙のようでした。

070215_1

アンナプルナ3。
丸ごと岩のような迫力。登るのがたいへんそうな山ですよねえ。

0702153

アンナプルナ2とアンナプルナ4。
このへんは、山がつながっていますね。たまたまアンナプルナ2とアンナプルナ4が頭ひとつ高くなっているけど、その間の低い部分も実はとんでもない高さなんですよねえ・・・・。

07021524

ラムジュンヒマール。
まわりにある山がみんなとんでもなく高く、個性的な姿をしているので、ちょっと地味に見えちゃいますね。それでも近くで見ると大迫力なんだろうなあ・・・・。

070215_2

充分にヒマラヤの眺めを堪能した後、遅れていた飛行機が到着したので、飛行機に乗り込んでいよいよポカラにお別れです。名残惜しいので、飛行機に乗ってからもヒマラヤの写真を撮りました。
ちなみに、写真全体が妙に赤っぽい印象なのは、夕焼けのためではなく、飛行機の窓がとんでもなく汚いためです・・・・。

070215_3


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.02.14

モノの価値

私はマンガが好きです。
マンガに限らず、本とか新聞とか雑誌とか、いろんな意味で情報や知識を得るのが大好きなわけです。

さて、そのマンガ。
マンガが好きでもそんなにメチャメチャお金をかけているわけではなく、最近はよく中古本を買います。

一番最近買ったのが、石川賢さんの「虚無戦記」。伝奇SFとでも言うんでしょうかね。なかなかおもしろいのですが、今日はその内容ではなくってお値段の話。

「虚無戦記」全7巻。ちなみに定価は1冊1,000円。
セットでは見つからなくって、古本屋さんとインターネット通販(中古)で購入したんですけど、そのお値段は、以下の通り。

第1巻  100円(古本屋さんA)
第2巻  100円(古本屋さんA)
第3巻  100円(古本屋さんA)
第4巻  100円(古本屋さんA)
第5巻 2,500円(インターネットショップB)
第6巻  172円(インターネットショップC)
第7巻  97円(インターネットショップD)

なぜ第5巻だけこんなに高いの? 
第5巻だけ異常な人気というわけでもないだろうし、第5巻だけ異常に品薄というわけでもないだろうし。不思議ですよねえ。

まあ、古本を買うケースというのは、以下の2角パターンがありそうですね。
1. 安いのでつい買ってしまう。
2. 売り切れとか廃刊になっていて、見つけたらどんな高くても買う。

私の場合、最初は古本屋さんAで第1〜4巻を見つけ、4冊で400円は安いなあということでまずは4冊ゲット。その後、他の古本屋さんを捜したんですけど、残りの第5〜7巻が見つからりません。インターネットショップで検索したらあっさり見つかり、第6〜7巻を172円と97円でゲット。ここまでは、順調。

さて、残りの第5巻、どうしても見つからないのです。そしてついにインターネットショップで第5巻を発見。それが2,500円。最初の1冊が2,500円だったら絶対買わなかったんだろうけど、最後の1冊なので、仕方なく2,500円でゲット。

最初は安いからといって買い始めたのに。
なんか罠にはまったよう気分です。

モノの価値は、自分で納得して決めるもの。まあ、新品で買えばトータル7,000円かかったはずなので、3,169円+送料で買えたんだから、いい買い物だったんでしょうね。

今回は、納得!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.13

ネパール旅行記46「またまたポカラ」

時間つぶしと疲労回復のために、ペワ湖の湖畔のベンチでのんびり休憩。

07021301

湖畔には、レンタサイクルもありました。
ボロボロのママチャリではなく、ちゃんとした最新型のマウンテンバイクでした。日本のちょっとした観光地よりレンタサイクルに力を入れている感じです。
私は自転車が好きで、時間がたっぷりあって体力も十分だったら、迷わずレンタサイクルを借りてそこらじゅう走り回るところでした。
残念・・・・。

07021302

警邏中の軍隊の人たちも見かけました。
迷彩服を着て、そのうえライフルをぶら下げての見回りです。ピストルではなく、ライフルですよ、ライフル。平和そうに見えても、やはり日本とは違うんだなあと実感した瞬間でした。

07021303

さて、引き続きベンチに座ってぼーっとしていると、現地の人がカタコトの日本語で話しかけてきました。「ガイドをやっているので日本語を話せます」と自己紹介し、親しげに話しかけてきます。
最初は、友好的な人だなあと感心して話をしていたんですが、途中から妙な展開になってきました。
で、ついに一言。

「私は近くの山で採れたよい葉っぱを持っています。どうですか?」

ななななんと! どう考えても違法な葉っぱを売りつけようとし始めたではありませんか。
もちろん無視。さすがにちょっと怖くなってきたので、出発の時間が迫っているフリをしてツアーバスに逃げ帰りました・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.12

ネパール旅行記45「再びポカラ」

この日は、トレッキング終了後、ポカラに移動して昼食をとり、その日のうちにカトマンズに向かう予定でした。
で、トレッキングに持っていけないスーツケースとかの荷物をホテルに預けていたので、まずは荷物をとりにホテルに向かいました。

その日は、快晴。ホテルの窓から再びヒマラヤの風景を写真に撮りました。
それにしても今回利用したフルバリリゾート&スパというホテル、建物も景色も全てがすばらしかったです。

07021201

ホテルで荷物をピックアップした後、ペワ湖の湖畔のレストランで昼食。
この日も前々日から続いている体調不良のため、食べられそうなものがほとんどナシ。パンみたいな乾いたものなら食べられそうだったんだけど、パンもナシ。現地ガイドさんが気を使ってくれて、レストランに頼んで私のためだけにパンを用意してくれました。ガイドのSさん、ありがとう。パンはたくさん用意されたんだけど、ちょっとしか食べられず、残りはつつんで持ち帰りました・・・・。

で、ホテルの駐車場でびっくりするような車を発見。
「最速」と漢字で描いたトヨタの4輪駆動車。それはいいんですけど、問題はナンバー。なんとテキサスナンバー! テキサスというと、完全に地球の裏側ですよね。どうやってここまできたんだろ。

07021202

昼食をとった後はちょっと時間に余裕があったので、自由時間となりました。トレッキングの疲れもあって、あまりウロウロ歩かずに、ベンチに座ってぼんやりと町の様子を眺めていました。
ポカラ、特にペワ湖の湖畔は、閑静な雰囲気。この日は快晴でヒマラヤの山々もよく見え、のんびり時間をつぶすのには絶好でした。

07021203

ボーッとしていると、突然ウシが目の前を通過してびっくりしました・・・・。

07021204


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.10

ネパール旅行記44「下山の途中で」

オーストリアンキャンプからフェディに向かって下山したわけですが、フェディが近づくにつれて民家と畑が増えてきます。人通りも多くなってきます。このへんは、人々の表情も明るく、充実した生活が営まれているようです。

07021001

道沿いには学校もありました。
このへんはけっこう急な坂道ばかりなので、通学もたいへんなんだろうなあ・・・・。

07021002

途中で日本ではまず見られないものを見かけました。
生きたニワトリを山のように背負ったおばさん。
このへんは、自動車はもちろんのことバイクや自転車も通ることができません。全てモノのを人が背負って運ぶか、ロバなどの動物が運ぶことになります。このへんでは、私のようななまった身体ではとてもやっていけそうもありません・・・・。

07021003

ネパールの低い山に多い典型的な風景、それは棚田。
棚田っていうくらいだから田んぼってことですよね。田んぼっていうからにはお米がとれるんだと思うんですけど、私の行った季節は農閑期だったらしく、何も育っていませんでした。残念。

07021004

さて、オーストリアンキャンプは標高2200m、この日のゴールのフェディは標高1440mということで、760mの下りということになります。体調も少しずつ回復してきていたので、まあ楽勝だろうと思っていたのですが・・・・。

思っていたよりかなりの急坂。しかも、同行のツアーメンバーの歩くスピードが非常に速いのです。みんな65から75歳くらいなのに。ニコニコしながら「トシには勝てないねえ・・・・」などと談笑しています。とんでもない。全然トシに勝っています。
何回も同じルートを歩いた経験のある現地ガイドさんも、「今回のツアーメンバーの歩くスピードは平均よりかなり速いです。」と感心した様子。

そんなわけで、私はついていくのが精一杯。目的地についてバスが見えた時は、ほんとホッとしました・・・・。

07021005


| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007.02.09

ネパール旅行記43「下山開始」

オーストリアンキャンプに別れを告げ、下山開始。
オーストリアンキャンプをスタートしてダンプスを通り、フェディまでのトレッキングです。

しばらくの間は、アンナプルナやマチャプチャレを横目に見ながら歩いていきます。
前日は、最悪な体調での登りでしたが、この日は体調もちょっとだけ回復し、しかも下りです。前日は歩くだけで精一杯でしたが、この日は歩きながら風景を見たり写真を撮ったりする余裕も出てきました。

この日も完璧な快晴。現地ガイドさんによると、こんなに快晴の状態が続くのは1年を通してそう滅多にないとのこと。ラッキー!

07020901

下山の途中では、荷物を運ぶお仕事中のロバさんたちとすれ違いました。不思議だったのは、ロバを誘導する人がひとりもいなかったこと。完全に無人の状態でした。ロバさんたち、逃げたりしないようにきちんと教育されているようです。

07020902

このルート、道沿いにパラパラと民家があります。民家と調和したヒマラヤの風景もいい感じですね。

07020903

07020904

07020905

この村から先は、近くの山に隠れてアンナプルナやマチャプチャレは見えなくなります。
さよなら、ヒマラヤ・・・・。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.02.08

ネパール旅行記42「オーストリアンキャンプにお別れ」

オーストリアンキャンプでの朝もすっかり明るくなってきました。
明るくなってからの山々は、早朝のような派手さはないものの、それはそれでいいものです。

07020801

風景を堪能している間に、サポート部隊は朝食を作ってくれました。その日のメニューは、おかゆとかいろいろ。嘔吐しまくりの前日の早朝からほとんど何も食べていなかったのですが、やっとおかゆを少しだけいただくことができました。体調は、お腹が痛い&頭痛がする&熱っぽい&下痢という食中毒っぽい症状が続いていましたが、前日よりはちょっと楽になっており、まずはひと安心。

ところが。
同行の添乗員さんの顔色が非常によろしくないのに気づきました。様子を聞いてみると、下痢で体調が悪いとのこと。
ああ、私だけではなかったのか・・・・。

それにしても、日本から参加したツアー客と添乗員さん合計12名のうち、体調をこわしたのは、私と添乗員さんだけ。私は47歳、添乗員さんは35歳くらい。
残りの参加メンバーは、みんな65歳以上と思われるのに、全員全く体調には問題がない様子。
恐るべし、お年寄りパワー・・・・!

ちなみに、トレッキングはこの日で最後。
ということで、参加メンバーとサポートメンバー全員で記念写真を撮りました。

07020802

そして、キャンプを撤収。
それにしても、ポーターさん山のように荷物を背負う姿は、とても男らしくてかっこよく見えます。私には絶対に無理です・・・・。

07020803

我々もポーターさんに続いて下山開始。
こんなに近くでヒマラヤを見られるのは最後なので、とっても名残惜しかったです。
ああ、もっともっとゆっくりしたかったなあ・・・・。

07020804


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.02.06

ネパール旅行記41「ヒマラヤの雲海」

オーストリアンキャンプで見事な朝日に遭遇。
朝日が昇った後は、あれほどオレンジ色に輝いていたアンナプルナサウスも、徐々に落ち着いた雰囲気になっていきます。

快晴だったんですけど、アンナプルナサウスの山頂付近からは湯気のようなものが吹き上がっています。もちろんこれは湯気なんかではなく、たぶん積もったいる雪が舞い上がっているんでしょう。よっぽど強い風が吹いているんでしょうね。

07020601

チャンドラコットからは、左はアンナプルナサウスから右はマチャプチャレまでが見えました。しかし、オーストリアンキャンプからは、マチャプチャレの右側がずーっと見通せます。したがって、チャンドラコットからは見えなかった山々を見渡すことができます。

07020602

07020603

この日オーストリアンキャンプから見た空は、見事な快晴。それだけでもラッキーなのに、さらにラッキーなことがありました。
オーストリアンキャンプは標高2200mくらいなんですけど、その下のほうは薄い雲が出ていて、雲海状態だったんです。しかも、モコモコとした雲海ではなく、墨絵のような渋い雲海。ちょっと逆光気味の風景は、非常に良い雰囲気が出ていました。

07020604

07020605

07020606

それにしても悔しいのは、アンナプルナサウスとマチャプチャレ以外は山の名前がほとんどわからないこと。見えているはずの山は、アンナプルナ2,3,4、ラムジュン・ヒマール、マナスル、ピーク29、ヒマールチュリあたりのはず。

写真を見て山の名前がわかる人、教えてください!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.05

ネパール旅行記40「ヒマラヤの日の出」

山が最も華やかに輝くのは、どうも日の出の直前のようです。

ちょっと前までほんのりとしたピンク色だったアンナプルナサウスは、見事なオレンジ色に変身しました。

07020501

同じ山でも、アップで写真を撮ると全く雰囲気が違って見えるのが不思議です。

07020502

マチャプチャレは、山の形,雪の量,見る位置の関係で、ピカピカに輝いて見えるわけではありません。けど、この風格のある山の形は何にも変えがたい魅力があります。

07020503

そして、いよいよ日の出です。

実は、前日宿泊したチャンドラコットでは、天気は快晴だったのですが、日の出をきちんと見ることができませんでした。チャンドラコットは盆地のように山に囲まれていて、一方だけが開けています。日の出は、近くの山に遮られてしまって、見えないんです。もちろんずっと待っていると、その山越しに日の出が見られるわけですが、その頃は周りはすっかり明るくなっているわけです。

ところが、オーストリアンキャンプは、周りが非常に開けています。太陽が地平線から登ってくるのがよく見えるんです。
この日は、雲海の地平線から見事な日の出を見ることができました。

07020504

写真を撮っていて気づくのは、太陽の動きの速さ。ほんとにあっという間に太陽は昇っていきます。

07020505

日の出そのものはヒマラヤ特有のものではなく、世界中どこでも(もちろん日本でも)見られるわけですが、やはりヒマラヤで見る日の出は特別な感慨がありました。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.02.04

ネパール旅行記39「早朝の山々」

オーストリアンキャンプの早朝。
前日体調が悪いまま明るいうちから寝込んでしまったため、睡眠は充分。早朝はまだ暗いうちから目が覚めました。明らかに快晴。ラッキー!
早朝の山の風景を存分に楽しみました。

前日宿泊したチャンドラコットは、位置的にはアンナプルナサウスを正面に見る感じ。一方、オーストリアンキャンプは、マチャプチャレ寄りに移動して見る角度を変えた感じです。

さて、三脚にカメラを取り付けてスタンバイ。写真を撮りながら山の変化を眺めました。
空は徐々に明るくなっていくんですけど、山はいろいろな変化を見せます。日の当たり方によって、徐々に見え方が変わっていく山、急激に変化する山、いろいろです。

早朝のマチャプチャレは、光の変化には鈍感です。時間が経つにつれて、全体的に徐々に山に色がついていきます。そのぶん、どっしりと落ち着いた感じです。人を寄せ付けないような暗い無骨な岩肌が印象的です。

07020401

アンナプルナサウスは、早朝から華やか。光のちょっとした変化で山の色や雰囲気がコロコロ変わります。日の出前の薄暗い時間は、アンナプルナサウスはほんのりとピンク色に染まっています。清々しいですね。

07020402

マチャプチャレの右のほうに見えるのは、たぶんアンナプルナ2とアンナプルナ4。(アンナプルナ3じゃないよな・・・・)
この山は、早朝の薄暗いうちは、山の一部だけに光が当たります。多くの部分は日陰となっています。かっこいい山なんですけど、ちょっと地味に見えますね。

07020403

早朝の山々、いろいろな見え方をしているんですが、全体的に見るとまだ薄いベールをかぶったような印象でした。
ところが、日の出前の一瞬にそのベールが取り払われ、全ての山々が一気に燃え上がります。

07020404


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.02.03

ネパール旅行記38「オーストリアンキャンプにて」

チャンドラコットからトレッキングを始めて約5時間、開けたところで昼食。お弁当とかではなく、サポート隊がちゃんとした料理を作ってくれました。しかし、私は体調が悪くていっさい食べることができず、昼食の間ずーっと横になっていました。

そんなこんなで、2時過ぎには目的地であるオーストリアンキャンプに到着。
ここは、ロッジのような建物や、料理をする場所があって、チャンドラコットと同様キャンプ場のようになっていました。

07020301

チャンドラコットより高度が600m以上高く、牧草地といった感じで開けているので、かなり風景が良さそう。けど、霧に覆われていて、アンナプルナ連峰の山々は全く見えませんでした。

我々が到着した時は、先に到着していたサポート隊が既にテントを準備してくれていました。

07020302

ほんとならお散歩したり写真を撮ったりしてゆっくりするところですが、私は体調が悪くて体力の限界。3時前にはテントの中でダウンしてしまいました。

で、夕食時には一度目が覚めたんですが、相変わらず食欲は全くナシ。ツアーメンバーのおばちゃんから「なんか食べたほうがいいよ」という感じで日本から持ってきた赤いきつねをいただきました。たいへんありがたいことです。しかし、スープを飲むのが精一杯。ほとんど残して、再び寝込んでしまいました。

そして深夜。
ほとんどなんにも食べていないのに、再び下痢。またまた簡易トイレに駆け込むことになりました。この簡易トイレ、地面に穴を掘って、その上に小さなテントを張ったものです。2日間で、ずいぶんお世話になりました。
ちなみに、トイレットペーパーが備え付けてあったのですが、夜露でぐっしょり濡れていて、非常に気持ちが悪かったです。贅沢はいえないんですけど・・・・。

07020303

深夜にトイレに行く途中、空を見上げると、一面の星空。早朝はきれいな朝日が見られそうです。
ほんとは、星空の写真を撮るために三脚とかの準備もしてきたのですが、とてもそんな余裕はなく、そのままテントにもぐり込んでひたすら眠りました・・・・。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.02.02

ネパール旅行記37「ヒマラヤトレッキング」

早朝にアンナプルナ連峰の朝焼けを観賞したあとは、いよいよ本格的トレッキングの開始です。
この日は、チャンドラコット(標高1563m)からオーストリアンキャンプ(標高2200m)まで、標高差637mを登ります。下痢しまくり、嘔吐しまくり、メシ抜きのあとのトレッキングは、実に不安でした。

ほんとはゆっくり寝ていたいところではありますが、テントは即座に撤収されました。撤収したテントや我々の荷物は、すぐに梱包されます。そしてポーターさんたちが背負い、次の宿泊地まで持ち上げてくれます。
ポーターさんたちが大きな荷物を背負っているのを見て、「どれくらいの重さを背負っているの?」と質問したところ、「だいたい40kgくらい」と答えてくれました。すごいなあ・・・・。

07020201

みんなが朝食をとって準備ができたあと、トレッキングスタート。
私はモノを食べられる状態ではなかったので、もちろん朝食抜き。

ルートは、チャンドラコットを出発してからタンチョクやポタラといった村を経由し、オーストリアンキャンプに向かうルート。登山道というよりも、村と村を結ぶ生活道路を登っていく、という感じかな? 登った道は、かなりの部分にキチンと石が敷きつめられてあって、けっこう歩きやすかったです。

07020202

それにしても、この石どうやって持ち上げたんだろ? やっぱポーターさんのような屈強な人が40kg近い石を担いで登ったんだろうな。

このトレッキングルートは、比較的深い森の中にあります。したがって、登っている最中は、ヒマラヤの雄大な山々はあまり見えません。ときどき開けた村から見えるくらいです。

07020203

村では、水牛を飼っているところがけっこうありました。水牛っていうくらいだから、水のあるところにいるイメージだったんですけど、こんな山の中にも飼われているんですね。

07020204_1

この水牛、村とは全然関係のない山の中にもゴロゴロしていました。たぶん野生ではなく、放し飼いにしているんでしょうね。

07020205

トレッキングルートはそんなに険しいわけではなかったのですが、体調を崩していた私にとっては実に厳しいものがありました。

ツアーメンバーは私の他は全員65〜75歳。だがしかし、みんなびっくりするほどグイグイと登っていきます。ただでさえ体力のない上に体調最悪の私(47歳)は、どんどん遅れていきます。
約30分ごとに休憩が10分ほど入るんでですけど、私がひとりで遅れるので、みんな先に休憩ポイントに到着して私が後から追いつくというパターンの繰り返し。
私よりずっと高齢の方々から、「大丈夫?」とか「がんばってね」とか励まされる始末。

景色を楽しんだり写真を撮ったりする余裕もほとんどなく、ひたすら足元を見つめて一歩一歩足を運ぶのが精一杯でした・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.01

ネパール旅行記36「山の表情」

山にはいろいろな表情があります。
1分ごと1秒ごとに変化し続けています。
光の当たり方、雲の動き、風の流れ・・・・。
ただボーッと山を見ているだけでも、ほんと飽きません。一日中眺めていてもいいくらいです。

チャンドラコットから見えた山の中では、アンナプルナサウスが一番表情が豊かでした。
朝日の昇る前の落ち着いた表情。
朝日を浴びた光り輝く表情。
朝日が昇った後の清々しい表情。
ああ、みんなすばらしい・・・・。


07020101


07020102


07020103


07020104


07020105


07020106


07020107


ここに掲載した写真は、レタッチをしたりPLフィルターを入れたりして多少の画像加工していますが、基本的には自分の目で見た感じを忠実に再現したつもりです。

けど、やっぱり現地で自分の目で実際に見た感動を再現するのは難しいなあ・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »