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2007.03.01

ネパール旅行記55「現地ガイドSさんの話・その1」

ナガルコットのホテルを出発し、バクタプル観光へ向かいました。
移動のバスの中では、現地ガイドSさんの楽しい話をたくさん聞くことができました。

この日はツアーの最後の日。Sさんともお別れ。
Sさんは、日本語はヘタな日本人より正しい日本語を話せます。また、性格もよく、気配りも抜群で、みんなの人気者になっていました。

それまでの車中では観光の話がメインでしたが、この日はツアーメンバーの希望でSさん個人の話をしてもらいました。

Sさんは、日本語の勉強とかいろいろな目的で何度も日本に行ったことがあるそうです。そのSさんに日本の印象を聞いてみました。

最初の感想は、「海がある!」。
ネパールには海はないですもんね。

あと、家族の話。
ネパール、特に地方では大家族が多く、みんな助け合って生きています。日本では、若い人がみんな都会に出てしまったりして、お年寄りがひとりで暮らしているようなところも多いですよね。Sさんは、日本のそのような状況をたいへん心配していました。

「日本とネパールを比べてどうですか?」という質問に対して。
日本は技術的にも最先端で人々も必死で仕事をしていて、すごいなあと感じる一方で、そんなに突っ走らなくてもいいんじゃないかなあという気もする。ネパールは、ちょっとのんびりしすぎているけど、無理しないでじっくりやってる感じがする。
「日本とネパールの間あたりの状態がいいんじゃないかな?」と言ってました。

ネパールの町でウロウロしているウシについて。
町の中で意味もなくウロウロしているウシは、多くはもう仕事をあまりできなくなったお年寄りのウシだそうです。ウシは聖なる動物なので、年をとって働けなくなっても殺せないんで放し飼いにしているそうです。

その他、ここでは書けないようなSさんのプライベートな話もいっぱい聞けて、よい思い出になりました。

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