本日、アルバイトしてきました。
カメラマンです。
「若手歌手の宣伝のため、コンパニオンのおねえさんが街頭で宣伝用のうちわを配るんだが、その様子を写真に撮り、報告用の資料をつくるように。」とのこと。
その友人は、そういった企画をするお仕事なんですね。
ちなみに私はプロのカメラマンではなく、ハッキリ言って、素人。たまたまちょっといいカメラを持っているので、写真を撮るのがうまいと勘違いしたんでしょうね。
私はハッキリ言って、風景や静物の写真ならそこそこ自信はあるんですけど、動くものや人物写真は全く苦手。
たいへんに困ってしまいましたが、断りきれず、お手伝いをするハメに。
場所は、渋谷。
ものすごい人通り。
その中でコンパニオンのおねえさんがうちわを通行人に渡すんですけど、その手渡す一瞬をカメラに収めなくてはならないのです。これがたいそう難しいのです。
いい表情を撮るのが難しい。
コンパニオンと通行人を重ならないように撮るのが難しい。
他の通行人が入らないようにするのが難しい。
何より、ほとんどの通行人がうちわを受け取らないので、シャッターチャンスが少ない。
このような難しい状況ではありましたが、ほんと自分の腕のなさを痛感しました。
いい写真を期待していたと思われるHさん、ごめんなさい。
いい写真が撮れませんでした・・・・。
さて、その中で、いくつか失敗というか、恥ずかしい思いをしました。
まずは失敗その1。
カメラの選択ミス。
一眼レフのような大きなカメラを持ってコンパニオンさんの周りをウロウロしていたら、ジャマになるだろうし意識してしまうだろうと思って、コンパクトなキヤノンのPowerShot Pro 1 を選択したんです。
そしたらこのカメラ。動作が遅くて使い物になりません。ピントが合うのが遅いし、シャッターチャンスに反応しないし。ただでさえ少ないシャッターチャンスがほとんど全滅状態。
後半は、このカメラを使うのをあきらめて、キヤノンのEOS20Dでお仕事をしました。
失敗その2。
最初にみんなが集まって朝礼をし、顔合わせをする予定だったらしいんですけど、事務局の都合により中止。つまり、コンパニオンさんが私をカメラマンだと認識しないでお仕事が始まったんです。
なんか警戒されているようで、とてもやりにくかったなあ・・・・。
失敗その3。
ハッキリ言って、私は若い女性の写真を撮るのがほんと苦手です。
渋谷の人ごみの中で、Tシャツ短パンのおねえさんの写真を撮りまくる中年男。もう人からどう見られているか、想像するだけで恥ずかしいわけです。恥ずかしいもんだから、堂々と正面から写真を撮ることができず、影からこそこそと写真を撮るわけですが、よく考えるとよりいっそう怪しいですよねえ・・・・。
まあ、こんな性格だからいまだに独身なんでしょうが・・・・。
ほんと、堂々と女の子に話しかけられる人や、堂々と女の子の写真を撮れる人がうらやましいです・・・・。
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