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2007.09.20

2007夏旅行19「平和記念資料館」

広島の平和記念資料館に行きました。
が、私はその中の展示をほとんど見ることができませんでした。

広島の平和記念館に行く前から、ここには原爆や戦争に関係する悲惨な写真や遺物が展示がされていることは知っていました。それらを直視する自信は最初からありませんでした。一生トラウマになりそうで。

だから、旅行に行く前、同行のどすこい君には、「広島の平和記念資料館に行かないからね。」と宣言していました。
ところが、直前になって、現実から目をそらしてはいけないのかなという気持ちがちょっとだけ芽生えてしまいました。

ということで、平和記念資料館を見学したわけですが。

案の定、ほとんどの展示物を見ることができませんでした。
終始展示物から目をそらし、足元を見つめながらさっさと歩いていくことになってしまいました。ちょっとでも悲惨な写真が目に入ったら、あわてて目を伏せ、逃げるようにして立ち去りました。

同行のどすこい君は、教育者ということもあり、こういった現実を真っ正面から受け止めようとしていたようです。

私は、やっぱりダメでした。
こういったビジュアルな現実を直視することは私にはできませんでした。

あとからどすこい君とこのことについてちょっとした議論になりました。
「こういったものを直視すべきか。」
「こういったものを自分の子供に見せられるか。(私もどすこい君も子供はいませんが)」

どすこい君は、直視すべき&子供に見せるべきというスタンス。
たぶん、どすこい君は正しいです。
というか、どすこい君のようなスタンスに立つべきです。

私は、直視しない&子供に見せられないというスタンス。
やっぱ、後ろ向きなのかな。

けど思うのですが、人間ってこういうものを自分の目で見ないと反省できないんでしょうかね。
戦争をやればあんなことになるということ、それくらい頭で理解できるでしょう。
原爆を落とせばあんなことになってしまうということ、それくらい見なくてもわかるでしょう。
そう思うんですが、みなさんどう思いますか?

ちなみに、平和記念資料館を自分の目で見たほうがいいと思われる人もいます。

1. 自分は安全なところにいて、戦争を始める立場にいる人。例えば、政治家。

2. 戦争に勝っている時は大喜びしているくせに被害が出始めると戦争に反対する人たち。もうちょっと直接的にいうと、戦争を始めると大統領の支持率が上がり、自分の国に被害が出始めると大統領の支持率が下がる某大国の人たち。この人たちには、戦争を始める前に平和記念資料館を見せてあげたいです。

3. 「戦争を早く終わらせるためには原爆を落とされてもしょうがない。」と発言する人。当然、彼のことです。

共通しているのは、戦争を他人事と思っている人たち。当事者意識のない人たち。

最後に。

平和記念資料館、ものすごく混んでいました。展示物が見えないくらい人でいっぱいでした。
しかも、若い人や外国の人がたくさんいました。
このように、自ら現実を直視しようとする人たちが多いこと、しかもそれが若い人や外国の人が多かったこと、それを見て、人間って捨てたもんじゃないなぁとちょっと安心しました。


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