さて、2007年F1日本グランプリ、最終日。いよいよ決勝。
イヤな予感通り、朝から雨。
サーキットに着いてからも、土砂降りというほどではないけれど、ダラダラと雨が降り続いています。
まあ、雨が降るといろいろと波乱が起こるだろうし、下位チームもチャンスが出てくるんで、レースとしてはおもしろいんですけどね。テレビで見てる分にはいいんだけど、その場にいるとつらいんですよねえ。
結局、レース前のイベントは全く見ずに雨宿りして、レーススタート直前に自分の席につきました。
レーススタート時点で、雨はそんなに強くはなかったのですが、路面の状況は悪いらしく、ペースカーに先導されてのスタートとなりました。
ペースカーの後にF1カーが数珠つなぎになってダラダラと走行。まあ、雨が降って危険な状況では、このような展開はやむを得ないかもしれませんね。
そうはいっても、雨の中ダラダラ走行を見せられるのも、見ているものにとってはつらいもの。早く雨があがって、路面の状況が良くなって、レースがスタートしないかなあ、と思いながら観戦していました。
10数周目の周回になっても、全く状況に変化なし。まさかこのままレースが成立せずに終わっちゃうんじゃないだろな、と心配していたんですが・・・・。
10数周目、突然レーススタート。状況は全く良くなっていないのに。当然ながら、レーススタート後はクラッシュ多発。なんのために10数周もペースカー走行をしていたんだ!と突っ込みたくなります。
状況は変わらないのにレースは見切りスタート。
どう考えてもテレビ中継の時間を意識したとしか思えません。そう思って家に帰って録画を見てみたら、案の定、テレビ中継の終了時間とドンピシャでレース終了。
やっぱり・・・・。
レースそのものはなかなかおもしろかったけど、レースの運営にははなはだ疑問の残る2007年F1日本グランプリでした。
ちなみに、レース終了後のお話。
サーキットの奥にある駐車場をバスが出発して、サーキットの外へ脱出するまでの時間。
初日、 数分。
2日目、1時間。
3日目、2時間20分。
いくらなんでもかかり過ぎですよねえ・・・・。
それでも、私のツアーバスは、出口に近いほうだったので、サーキットを脱出する時間はかなり短いほうだったはず。それでも2時間20分。他のツアーバスは、とんでもなく時間がかかったはず。たぶん、後発のツアーバスは、シャトルバスを利用した人よりずーっと時間がかかっていると思います。
ツアーバスは、出発時間が遅めに設定されています。レース終了後にダッシュして帰ろうとしても、できません。全員が集まらないと出発できません。融通がききません。どうしても家に着くのが遅くなってしまいます。ツアーバス、考えものです。
富士スピードウエイというのは、単純にレースを楽しむのはとてもいいサーキットかもしれません。コースも抜きどころが多くておもしろいし、場内の設備もなかなかだし。
ただ、イベント会場としては、あのアクセスの悪さは致命的。雨の中、何時間も待たされて。
日本人はおとなしいから大きなトラブルもなかったんでしょうが、一歩間違ったら暴動が起こってもおかしくないような状況でした。
来年はよろしくお願いしますよ、富士スピードウエイさん!
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