お酒の効能
本日、読売新聞におもしろい記事が載っていました。
東京大学の教授の研究によると、以下のことが実験で検証されたそうです。
「ラットを使った実験によれば、薄れかけた恐怖の記憶をアルコールが鮮明にする役割を果たす。」
つまり、アルコールを飲酒すると、ウサをはらすどころか嫌なことをはっきりと思い出してしまう、ということのようです。
今までの常識とは逆ですね。
私はお酒を全く飲めない人なので、お酒でストレスを発散している人のことをある意味うらやましいと思っていました。
しかし、酔っぱらいがウサをはらすときっていうのは、なんか嫌なことや人の悪口を繰り返し繰り返し話して、どんどんエスカレートしていきますよね? それがストレスの発散伸し方なんだなあと思っていたのですが、実はアルコールのせいでどんどん嫌なことが鮮明になってきて、嫌なことばかり考えるようになっている、というのが正しいようです。
本人はストレスの発散になっていると思っているんでしょうが、不愉快さを増幅しているだけっぽいんですね。その不愉快さの中に、お酒を飲めないシラフの人(私のような人)がまじっていると、その不愉快の増幅に巻き込まれて迷惑なんですよねえ。
まあ、お酒の飲める人(ほとんどの人)にそんなことをいうと、おこられちゃいそうですがね。
楽しくお酒を飲むことは全く否定はしませんし、私もそういう場にいるのは好きなのですが、ストレス発散のためにお酒を飲むときは、他人を巻き込まないでほしいものです・・・・。
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