徳大寺さんのコメント
最近手持ちの古い本を引っ張りだして読みまくっているんですが、そのときのお話。
我が愛車 Renault 21 号について、あの有名な自動車評論家徳大寺有恒さんがコメントしている本がありました。今回の内容は、その本からの引用を含みます。
私の持っていたのは、1989年版の「間違いだらけの外国車選び」と1992年版の「新・間違いだらけの外国車選び」。
両方とも徳大寺さんの著書なのですが、我が Renault 21 号に対する評価があまりにも違うのでびっくりしました。
1989年版の「間違いだらけの外国車選び」でのR21に対する徳大寺さんのコメント
・日本におけるルノー全体のイメージリーダーたる高性能車
・デザインは四角いがフランスらしさを感じさせる
・とてつもなく速い
・ターボエンジンの扱いが実にうまい
・230km/hを出す車でもシートがドライバーを柔らかく包んでくれる
・車がよくわかった通の乗る車
・M3や190の16バルブと同等以上に速い、しかも3割は安い
・車のつくりは安手だが、その安手のところがいいのである
・趣味的な車なので、多少故障が多くてもしかたがあるまい
・実をいうと私もちょっと食指を動かされるクルマ
1992年版の「新・間違いだらけの外国車選び」でのR21に対する徳大寺さんのコメント
・ジウジアーロともあろうものがどうしてこんなデザインの車をつくってしまったのか
・TXEという車種のオートマチックは壊れまくりで、車好きの友人(NAVIの編集長だった大川さん)のTXEは年間の稼働率が60%だった
・ターボエンジンはいいのだが、他が壊れて動かないんじゃしょうがない
・室内は確かに広い。この車のいいところはこの1点だけ。
・10点法で採点すればせいぜい3点の車
3年の間に、えらい評価の変わりよう。
いったい何があったのでしょうねえ・・・・。
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