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2008.06.23

チュニジア旅行記08「昼食のときに」

事実上の観光の初日、この日の昼食は地中海沿いのちょっときれいなレストランでいただきました。

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豆のスープが中心で、けっこうおいしかったのですが、色を見てわかるとおり辛いんですよねえ。けど、私は辛いものには抵抗力はあるほうなので問題なし。チュニジア旅行中の食事は、全体を通して辛いものが多かったです。
ただ、現地の人が食べているチュニジア料理がみんなこんな感じかというと、たぶん違うんでしょうね。ホテルやレストランの食事なので、たぶん環境客向けにアレンジしているのだと思います。

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このレストランではツアーメンバー全員がそろって食事をしたのですが、現地で合流した青年海外協力隊員さんからいろいろとお話を聞くことができました。

その中のひとつ。

「チュニジアでは、スープ等を食べた後は、パンでお皿を拭き、そのパンを食べる。その後、そのお皿でお茶を飲む。そうすれば、お皿はきれいになって、余計な水を使って洗わなくてすむ。」

チュニジアのような乾燥した地域では、水はたいへんな貴重品。お皿を洗う水も貴重。生活の知恵ですね。

また、数日後、さらに砂漠に近いところに行ったときは、現地の人にこんな話も聞きました。

「砂漠では、お皿は水を使わないで砂を使って洗う。砂漠の砂は細かいので、お皿はピカピカになる。」

クレンザーみたいなものですね。う〜ん、納得。

こういった話は、まずガイドブックに載っていませんよね。このような話を聞けるだけでも、現地へ行った甲斐があるというものです。


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