チュニジア旅行記21「スベイトラ・その1」
移動中のバスの中で、添乗員さんの案内がありました。
「ドライブインでトイレタイムのあと、スベイトラの遺跡を見学します。」
バスが停まったので手ぶらでおりてトイレで用を足したあと、バスに戻ろうとしたのですが、いきなりみんなはバスと逆方向へ歩き始めました。
あれ?と思ったのですが、そのまま歩いてスベイトラ遺跡に向かうとのこと。
私はバスに戻ると思っていたので、カメラ等はバスに置いたまま。あわててカメラをとりにバスに戻ったのですが、運転手さんはすでに休憩のためにどこかへ行っていて、バスの中には入れない状態。必死に運転手さんをさがし、やっと見つけてバスのドアを開けてもらい、カメラを持ち出すことができました。
大失敗。
待たせてしまった同行のツアーの皆さん、ごめんなさい。
さて、スベイトラ遺跡。
広大なスペースの中に、ゴツゴツしたローマ系のいろいろな遺跡が点在しています。私は、こういった感じの昔のままの遺跡が大好きです。狭くて薄暗い博物館の展示では、やはり現地の雰囲気を再現することは難しいですよね。
一番の見所の神殿群の入り口にはアントニウス・ピウスの門があるのですが、これをくぐるときはけっこうワクワクでした。
門をくぐると、神殿群。
これはなかなか感動もの。ローマ系の遺跡らしく、ローマの神々が祭られていた神殿が3つ並んでいます。左から、ミネルヴァの神殿、ジュピターの神殿、ジュノーの神殿。ギリシア神話的に言うと、アテナの神殿、ゼウスの神殿、ヘラの神殿ということになりますね。
3つの神殿はパーフェクトな状態で残っているわけではないのですが、それでもそれぞれの神殿が全く同じつくりではなくそれぞれに特徴があることがわかります。それぞれの神様の特徴を表現しているんでしょうか? それとも、同じものを3つ並べのはつまらないからなのかな?
比較するものがないので写真に撮ると大きさのイメージがわからないのですが、たいへんに大きな建物です。
う〜ん、実際の感動を写真で表現するのは難しいなあ・・・・。
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