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2008.07.14

チュニジア旅行記22「スベイトラ・その2」

スベイトラ遺跡の一番の見所はなんと言っても神殿群なのですが、その他にもなかなかおもしろいものが見られます。

ガイドさんの説明がよく聞き取れなかったのですが、個人用のお風呂か洗礼の場所だったと思われるスペースがありました。見事なモザイクを見ることができます。こういったモザイクの多くは保存のためにバルドー博物館に移されているのですが、現地で見るモザイクもすばらしいですね。

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公共のサウナもありました。
床の下で火を焚いて、上の部屋で汗を流すつくりです。ちょうど真ん中が陥没していて床の下の部分を覗けるようになっています。全体のつくりがよくわかるようにうまい具合に壊れているので、あえて修復していないようです。

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円形の劇場もありました。ずいぶんきっちりと修復しているなあと思ったら、この円形劇場は今でもイベントがあると使っているようです。

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ここで、添乗員さんのひとこと。
「円形劇場の向こう側には川があります。風が川のほうから吹いているので、このへんも見かけよりは涼しいでしょう。」
おお、こんな乾燥したところにも川が流れているのか!
と思って自由行動のときにわざわざに見に行ったのですが、見事に枯れていて、一滴の水も流れていませんでした。涼しいと思ったのは、そんな気がしただけだったんですねえ・・・・。

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さて、スベイトラで最後の自由行動。
あまりにも神殿群の印象が強烈だったので、一番奥にある神殿群まで走って行って、もう一度じっくり鑑賞しました。う〜ん、すばらしい。

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それにしても。
この広大なスベイトラ遺跡、我々が行ったときは、観光客は我々だけでした。このすばらしい遺跡を見に来ている人が全くいないんですよねえ。こういうことは、日本ではあり得ませんね。おかげさまですっきりとした写真をたくさん撮ることができました。

チュニジアは、他の多くの遺跡にも観光客はあまりいませんでした。一方、海沿いのリゾート地には、かなりの観光客がいました。
チュニジアは、ヨーロッパの人にとってはリゾートに来るところなんでしょうねえ。あんなにすばらしい遺跡がいっぱいあるのに、もったいない・・・・。


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