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2008.07.30

チュニジア旅行記32「オアシスの村シェビカ」

四駆に乗り換えて最初に訪問したのは、シェビカという村。
岩山の一角のオアシスにある小さな村です。

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この村、現在使われている村と旧村があって、観光の対象は旧村。
このシェビカの旧村、1969年の大洪水で一度完全に水没し、廃墟となっているのです。

このへんの家は日干しレンガでできています。
日干しレンガというのは、我々がよく目にする焼いたレンガとは違い、泥を固めたようなもの。なので、一度水没すると、その後水が引いてもレンガがグズグズに溶けてしまっていて、家として使い物にならなくなるそうです。
それにしても、シェビカの旧村のあるところは、周りを見渡しても水没しそうな地形には見えず、この村が水没するなんて相当な洪水だったことが予想されます。

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旧村を見たあとは、水のきれいな小さな池を見に行きました。
一度岩山のけっこう高いところまでのぼり、体格のいい人は絶対に通れそうもない岩の裂け目をくぐり、さらに石段をずーっと下ったところにその池があります。

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その池は、まさしく日本人がイメージするオアシスそのもの。たいへんいい感じでした。
ここで、現地ガイドさんのコメント。
「ここの水は絶対に飲まないでください。100%おなかをこわし、3日間は苦しみます。」
こういうコメントがあるということは、もしかして観光客人でここの水を飲んだ人がいるんでしょうか?

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そういった強烈な水質であっても、現地の人は飲料水として利用しているようです。生まれ育ったところの水には慣れてしまうものなんですね。

ちなみに。
こんなところにもカエルがいました。乾燥した岩山の中のたいした広くもない池で、代々生きながらえているってすごいと思いませんか?

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帰りは、この池から流れ出る川に沿って歩きます。
ここもイメージ通りのオアシス雰囲気があって、たいへん楽しかったです。

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