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2008.09.30

チュニジア旅行記47「再び地中海」

エルジェムのコロセウムを観光したあとは、その日の宿泊地のスースへ直行しました。
スースは、地中海に面した町。チュニジア観光が始まったチュニスまで約100kmの地点です。なんか帰ってきたなあという感じがします。

この日宿泊したホテルは、エル・ハナ・ビーチというホテル。規模は大きいけど、あまり高級ではないリゾートホテルって感じかな? まあ、私はホテルにこだわるほうではないので、全然問題はないのですが。

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このホテルのイヤな思い出。
食事をするため、自分の部屋から1階のレストランまで下りていこうとして、エレベーターに乗ろうとしてました。で、下りのエレベータが来て、ドアが開いて、乗り込もうとした瞬間に、フランス人と思われるたいへんに太った中年おばさんに、あからさまに「チッ!」と舌打ちされました。どうも、途中でエレベーターをとめられたのが気に入らない模様。ヒジョーに不愉快。
ちなみにそのおばさん、そのエレベーターが途中の階で停まるたびに思いっきり「チッ!!」と舌打ちしてました。やな感じ。

さて、そのホテルは地中海まですぐなのですが、残念ながら私の部屋はその逆向き。しかし、町の様子やお土産屋さんが見えて、それはそれで楽しめました。

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さて、夕食後には、当然のように外をお散歩。
ホテルのすぐ前の通りは見渡す限りお土産屋さんがならんでいて、たいへん活気がありました。その日はあまり買い物をする気はなく、町の雰囲気を楽しみたかったのですが、やはりそこはチュニジア、お店の人にやたら声をかけられました。お土産を売るための呼び込みも多いのですが、私を見るなり「ジャッキー・チェーン!」と呼びかけたり、いきなり空手のポーズで挑まれたりと、なかなか落ち着かないお散歩になりました。
まあ、そんな雰囲気も嫌いじゃないのですが。

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お土産屋さんの他にも、スーパーマーケットもありました。
チュニジアのスーパーマーケットはどこもきれいで品揃えも豊富、日本のスーパーより買い物がしやすいくらいでした。

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ちなみに、このあたりのお土産屋さんは、けっこう夜遅くまでやっています。ほとんどの店が午後11時くらいまで開いています。私の行ったことがある海外のお土産屋さんの多くは、比較的早く閉店するところが多かったので、意外な感じがしました。
さすがリゾート地って感じでした。

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2008.09.29

プロレスとF1とサッカーと野球

9.28全日本プロレス横浜文化体育館大会。

久々に全日本プロレスを観戦してまいりました。
本日のベスト試合は、なんといっても世界ジュニアヘビー級選手権試合、チャンピオン土方 vs チャレンジャー丸藤。全日本代表の土方、プロレスリング・ノア代表の丸藤の一騎打ち。

土方は、負けるとチャンピオンベルトが他団体に持っていかれるので、負けられません。一方、丸藤も、プロレスリング・ノアではヘビー級のチャンピオンになったレスラー、ここで負けるわけにはいきません。
もしかして引き分けになっちゃうのかなあと思いつつ見ていたのですが、見事に決着がつきました。さすが丸藤! お互いの意地と技が見事にぶつかり合って、たいへんに良い試合でした。

2008F1シンガポールグランプリ。

MVP、フェルナンド・アロンソ。
さすが、アロンソ! 決して速くない車で見事な優勝。もっと速い車に乗せてあげれば、間違いなく世界チャンピオンだと思うんだけどなあ・・・・。

敢闘賞、中嶋一貴くん。
久々の入賞、よくやった! 決してレースのあやではなく、ちゃんとレースをしての結果。実力です。さあ、次の日本グランプリ、頼んだぞ!

最低殊勲選手、ネルソン・ピケ・Jr。
何をやっておるかぁ! 優勝争いに全く関係ないところでの自爆事故。おかげでせっかくのマッサvsハミルトンの一騎打ちが台無しだぁ!

最高不運選手、フェリペ・マッサ。
あなたは悪くないです。ついていないだけです。ただ、ツキがないと世界チャンピオンにはなれないんだよなあ・・・・。

サッカーJ1。
コンサドーレ札幌、また負けたぁ! 
しかも! ポイントゲッターのダヴィが他チームと交渉中、移籍が確実とは! 
ああああ、どうなってしまうんだ、コンサ・・・・。

野球。
巨人、負け。最近あんまり野球に興味ないのでどうでもいいや。

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2008.09.28

チュニジア旅行記46「エルジェムの円形闘技場・その3」

チュニジアのエルジェムのコロセウムを見学したわけですが、我々中年のおじさんにとって、コロセウムというという言葉を聞いただけで血が騒ぎます。ただ、そのコロセウムというのは、ローマのコロセウムのイメージですが。

ローマのコロセウム。
あのブルース・リーのアクション映画「ドラゴンへの道」の舞台となったところです。そして、ブルース・リーとチャック・ノリスが一騎打ちしたところです。

ブルース・リー主演の映画はひととおり見ました。
一番のヒット作は、もちろん「燃えよドラゴン」。
私が一番好きな映画で、ストーリーが一番感動的なのが、「ドラゴン怒りの鉄拳」。
そして、一番格闘シーンが凄まじいのが「ドラゴンへの道」のローマのコロセウムでの決闘シーンじゃないかな?

ブルース・リーは、とてつもないカリスマ性を持ったスターでした。当時中高生だった男子のほとんどが、彼の映画を見ているんじゃないかな?
私も例外ではなくブルース・リーのファンでした。私はまだローマのコロセウムに行ったことはありませんが、もし行ったら、ぜひともブルース・リーのファイティングポーズで写真を撮りたいと思っております。
もちろん、カンフーパンツにカンフーシューズ、上半身は裸で。

さて、ここまで映画「ドラゴンへの道」の格闘シーンは、ローマのコロセウムで行なわれたことを前提として書きました。

だがしか〜し!
ブログを書いているときにちょっと確認のため調べたところ、ローマのコロセウムで行なわれたブルース・リーの格闘シーンは、実はスタジオのセットで撮影されたものなんだそうです。

うわあ〜、やられた。
30年以上だまされてたよ・・・・。

ということで、今回はチュニジア旅行記とはちょっとはずれた内容となってしまいました。
が、エルジェムのコロセウム、すばらしいですよ。
最後に、エルジェムのコロセウムの写真をどうぞ・・・・。

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2008.09.26

誇りと恥

大先輩のTさんが定年退職。
本日、その送別会があり、たいへんに盛り上がりました。

Tさんは、たいへんストレートな性格で、どんなことでも、誰に対しても裏表なく、思ったことを言葉にしてぶつけてきます。なので、いつも本心で接してくれるのです。
議論が白熱して感情的になることもよくあるのですが、終わったことに対しては根に持たないタイプです。なので、仕事上Tさんをいやがる人は山のようにいると思うのですが、人間としてTさんを嫌う人はひとりもいないんじゃないかな? 私もTさんにはずいぶん鍛えられました。こういう人と一緒に仕事ができたことは、私の誇りでもあります。

Tさん、長い間ご苦労様でした。

一方、本日同じ会社にいること自体が恥と思えるような人を発見して、悲しい思いをしました。以下、その様子を・・・・。

本日は、私の所属する部門を始め、いくつかの研究開発部門が全社的に成果を発表する日でした。200〜300人くらいの聴講者に対して、何人かのプレゼンターが自部門の成果を順番に発表していきます。

会場は、小さな映画館のように、聴衆が全員発表者のほうを向いて座る形式。
発表者の左手には、事務局がふたり座っています。司会者と、タイムキーパー。
右手には、事務局がひとり(20代後半?)座っています。この人は、質疑応答のときに、質問者のところへマイクを持って走っていって、マイクを渡す役割のようです。私は、ちょうどこのマイク係のすぐ近くに座っていました。
問題は、このマイク係のやつ。

プレゼンが始まってから、ひたすら熟睡。
全員に見られているのに、ひたすら熟睡。
首を直角に曲げて椅子からずり落ちそうになって、終電の酔っぱらいのように熟睡。
プレゼンターが交代しても、気づかず熟睡。

最初はみんな見て見ぬふりをしていました。しかし、あまりにもひどいので、一番近い私が注意してやろうかなとも思っていたのですが、プレゼンをしている最中に立ち上がって居眠りを注意するのもプレゼンターに失礼かなと悩んでいました。さすがに事務局のひとりが気づいて、プレゼンターが交代するときに注意しにいき、一言注意していました。これでなんとかなるかな。

だがしかし!
次のプレゼンが始まると、即座に熟睡。なんじゃ、こいつ。

次のプレゼンターのプレゼンが終わったとき、さすがに耐えかねた事務局のひとりが再度注意しにいきました。ただ、注意の仕方がたいへんソフトで、ニコニコしながら「ここで眠ると目立つから、あまり眠いようだったら客席のほうへ行って目立たないように寝たら?」みたいな弱腰な注意をしていました。
なぜ怒らな〜い!

そして、この直後にマイク係がとった行動に驚愕。
このマイク係、マイクを持って客席の目立たないところに行き、両手を枕にして机の上に突っ伏して寝やがった! 
信じられな〜い!

ついに、このマイク係が寝ている間に質問する人が出ました。本来なら、マイク係がマイクを持って走っていって質問者にマイクを渡さなければならない事態。しかし、当然このマイク係は熟睡中で気づかず。あわてた他の事務局の人が、10mほど走ってこのバカなマイク係からマイクを奪い取り、そのまま質問者のところへ行ってマイクを手渡すというていたらく。

こんな人間と同じ会社にいること自体、恥。

手本になる人間が退社していき、カスばかりが残っていく。ああ、どうなっちゃうんだろ、この会社。

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2008.09.25

チュニジア旅行記45「エルジェムの円形闘技場・その2」

エルジェムのコロセウムの中に入ると、意外にきれいなのでびっくりします。いろいろと補修はされているのでしょうが、それにしても保存状態は良さそうです。

直径65mのアリーナ。
広いと感じる人もいれば、狭いと感じる人もいると思います。実際にこの中で戦った人は、どう感じたのでしょう。生き残るためには勝つしかない追いつめられた状態で・・・・。

あと、アリーナと観客席を仕切る壁は、意外と低い感じがしました。
コロセウムというと、アリーナで猛獣が大暴れしたと思うのですが、あれくらいの壁だったら猛獣は軽く飛び越えて観客席に乱入しそうなもんですが・・・・。

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観客席は、立派。
高さも36mとけっこうな高さです。この観客席の上のほうには、観光客ものぼることができます。上から見下ろすコロシアムは、また違った風景に見えます。さらに、遠く市街地も見渡せます。
とにかくこのコロセウム、どこから見ても景色が違っていて飽きません。ここを訪れたときは、十分時間をかけて全てを丁寧に見る価値があると思います。

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このコロセウムには、地下室もあります。
アリーナの中央に細長い黒く見える部分がありますが、ここは大きな細長い穴があいていて、地下室とつながっているのです。今は安全のため鉄格子がはめられていますが。

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この地下室は何のためにあるかというと、アリーナで戦う人や猛獣のための控え室だそうです。この細長い縦穴の両側には横穴がいくつもあって、それがひとつひとつ控え室になっているのです。

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剣闘士は、ふたつのタイプがあるそうです。
奴隷や戦争で捕虜とした人たち。
そして、ヒーローになるために志願した人たち。
しかし、いずれにしても、こういうところに来てみると、猛獣と戦う剣闘士あるいは戦うことを強制される剣闘士の恐怖が実感されます。

ん?
ちょっと待てよ?
この地下室に猛獣を閉じ込めておいたといっても、赤ちゃんの頃から猛獣を育てたとはとても思えないぞ。ということは、どこかで猛獣を捕まえてきて、ここに運び込んだんじゃないかな? 
そうだとすれば。
その時代には、当然麻酔銃などなかったわけだから、思いっきり抵抗する猛獣を生け捕りにしたことになるぞ? その時点でかなりの犠牲者が出たんじゃないかな? 
もしかして、陰の最強の勇者は、猛獣を生け捕りにして運んでる人なのかも・・・・。

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2008.09.24

チュニジア旅行記45「エルジェムの円形闘技場・その1」

エルジェムの円形闘技場、いわゆるコロセウムですね。

コロセウムというと、ローマのコロセウムが有名で、世界一の大きさ。エルジェムのコロセウムは世界で3番目の大きさなのですが、保存状態はローマのコロセウムよりかなり良いようです。

世界3位の大きさなのですが、その巨大さはかなりのもの。
アリーナの直径は65m、収容人数は35,000万人。当時のエルジェムの人口が確か40,000人とかそれくらいなので、ほぼ全市民が入れる大きさです。
このコロセウムができたのは2世紀頃という話ですが、チュニジアには似たようなコロセウムが全部で25あるそうです(その中ではエルジェムにあるのが一番巨大)。いかにこのころのローマ帝国の力が凄かったのかが想像できますね。
ちなみに私がよく行く日本武道館の収容人数の約2倍ということになります。広いなあ。

これくらい広いと、写真を撮るのもたいへん。
私の持参したメインカメラとレンズは、EOS20Dとシグマの18-50mm(F2.8)。EOS20DはAPS-Cのカメラなので、18-50mmのレンズはフルサイズに換算すると28-80mm相当になります。
28mmというとそこそこ広角なのですが、コロセウムの入り口から写真を撮ると、全体が画角に入りません。

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お金を払って敷地内に入ると、あまりの巨大さ、あまりの近さに見上げるような感じになります。
エジプトのピラミッドは超巨大ですが、離れて写真を撮るとちゃんと全貌が撮れますよね。ところが、エルジェムのコロセウムは、敷地内に入ってしまうと、近すぎて写真1枚の中には全然収まらないのです。

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ひととおり敷地内を1周してコロセウムの外側から何枚か写真を撮ったのですが、全体が収まる写真は1枚もありませんでした。

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エルジェムのコロセウムの全貌を写真1枚の中に収めるためには、敷地内に入ってしまうより、敷地の外からのほうが良いです。
具体的に言うと、観光バスの停まる駐車場から1枚。駐車場からコロセウムに向かうお土産屋さんの並ぶ小道から1枚。

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しかし、外からコロセウムを撮った写真は、私の腕の未熟さもあって、なかなか良い写真が撮れません。やはりコロセウムの中に入ってからのほうが迫力のある写真が撮れるようです。

ということで、いよいよコロセウムの中へGO!


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2008.09.23

女性に人気

ここ数日、友人の娘さん(6歳&3歳)と遊ぶ機会がありました。
6歳の娘さんとは、数回会ったことがありますが、ここ1〜2年は会っていませんでした。3歳の娘さんとは、赤ちゃんのときに会っただけなので、2年以上は会っていないはず。

なのに。
えらいこと気に入られ、たいへんに楽しく遊んでしまいました。
あー、楽しかった。

いつも思うのですが、なぜか私は6歳以下の女の子と、人の嫁さんに人気があるような気がするのですが・・・・。
思うに、きっと警戒されないタイプなんだろうな。いきなりお友達として認識されるんだろうな。

できることなら、適齢期の女性からも好かれたいのですが、どうでしょう、適齢期の女性の皆さん・・・・。

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2008.09.21

素人の壁塗り

本日、またまた友人宅の壁塗りを手伝いにいってまいりました。
ひと段落ついたので、素人がやった壁の漆喰塗りの流れをまとめてみました。

まずは、漆喰を塗る壁面の養生。
とにかくこの作業は手を抜かずに丁寧にやること! 
天井付近は見上げる姿勢になってやりづらいので、ちゃんとした足場を作ってからやること! 

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次に、その他のところの養生。
窓をしっかり覆うこと! ただし、作業中は空気の入れ替えができるように工夫しておいたほうが良いです。
 また、作業する部屋以外でも、廊下の床面は養生しといたほうが絶対に良いです。汚いまま廊下を歩くとすぐに廊下が汚れます。
あと、養生する部屋の出入り口は、ちゃんと人が通れるようにスリットを入れておいたほうが良いです。

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養生が済んだら、作業開始。
作業前の壁は、ボードをネジでとめているだけなので、ボードの隙間やネジの穴で部分的にへこんでいます。

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まずは、下塗り。
「うま〜くヌレール」という漆喰材をボードの隙間やネジの穴にすり込んでいきます。この作業は、乾いたら2度塗りするのが基本。

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下塗りが終わったら、下塗りした部分をヤスリがけ。
60番くらいのペーパーでひたすら擦ります。この作業、とんでもなく粉塵が舞うので、マスクは必須。目に入ってつらいので、ゴーグルをつけてやると良いです。でも、どんなに重装備しても、手や髪の毛は粉がついてパリパリになります・・・・。

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さて、いよいよ本塗り。
これはなかなか難しいです。
特に、壁が直角に交わるところとかせまいところは塗りづらいです。
また、均一に塗り広げるのも実にたいへん。漆喰材が柔らかいほうが延びて塗りやすいので、2〜3回こねて柔らかくしたほうが塗りやすいかも。ただし、こねまくると柔らかくなりすぎて逆にまずいようです。

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塗り終わった直後は、乾く速度にムラがあるので、変な模様がつきますが、乾いてしまうとあまり目立ちません。
ちなみに、本塗りも2度塗りが基本です。

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最後に、アドバイス。
時間は思った時間より3倍くらいかかります。余裕を持って作業を進めましょう。
あと、ひとりでやると死ぬほどたいへんなはず。応援を呼びましょう。

ということで、ひととおり壁塗り終了。
ご苦労様でした!

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壁塗りのお手伝い

昨日、先週に引き続き、またまた友人のH君の新居の壁塗りに行ってまいりました。

先週の作業は、3畳と6畳と10畳の部屋の養生。そして、3畳の部屋の下塗り。作業をしたのは、H君と私。作業時間は、買い物を含めて約10時間。
その後、H君がひとりで引き続き作業を続け、そして本日を迎えました。

昨日の作業は、6畳の部屋の下塗りと、下塗りしたあとのヤスリがけと、3畳と6畳と10畳の部屋の本塗り。集合したのは、家主のH君を始め、友人のKTさん、Mさん、KA君、そして私の5人。

先週の作業は、私にとっては非常に時間のかかる作業に思えたのですが、H君は非常に楽観的で、なんとかなりますというスタンスでした。だがしかし、結果はなんとかならず、大幅な遅延。
それを踏まえての今回の作業でしたが、今回も絶対に予定通り終わらないと思ったのは、私だけ。他の4人はすぐに終わりますという読み。

ありえない。なんとみんな楽観的なことか。案の定、今回も大幅な作業遅延。昨日中に楽勝で終わる作業が、明日に持ち越しになりました。
みんな、なんて読みが甘いのか。
こういう読みの甘い人たちがですね、製品開発のチーフになったりするとですね、できるわけがないムチャな日程を立ててですね、部下がヒジョーにたいへんな思いをするんですよ・・・・。

さて、昨日の誤算その1。
壁に下塗りした漆喰を、60番の紙ヤスリで荒く磨いてデコボコをとるんですけど、この作業が意外とたいへん。まず、意外と力が必要で、体力を消耗します。
しかも、磨いたあとの漆喰の粉がバンバン飛び散って目に入ったりして、これまたたいへん。この漆喰の粉がまた強力で、手や身体にまとわりつき、髪の毛がバリバリになって手櫛が通らないほど。まいった。

昨日の誤算その2。
お昼のご飯は、H君の嫁さんが持ってきてくれました。そのとき、3人の子供を連れてきました。6歳の長女、3歳の次女、4ヶ月の長男。そのうち、長女と次女にえらいこと気に入られて、休憩するはずが思いっきりのお遊びタイムに変更。たいへんにかわいくて、気に入られて、たいへんうれしいのですが、遊び回っているうちに体力消耗、そして時間経過。
しかも、子供たちが帰るとき、「もっと一緒に遊ぶ約束をしたのに・・・・」と泣かれてしまいました。もっと遊んであげたかったんだけどなあ・・・・。
いずれにせよ、約束を破って女を泣かす男って、ダメダメですよねえ・・・・。

昨日の誤算その3。
誤算というか予想通りというか、壁の本塗り、遅々として進まず。意外と漆喰が延びなくって、さーっと濡れないんです。やはりプロの腕は凄いってこと。

結局、本塗りを終了したのは、10畳の部屋だけ。3畳の部屋は3分の1暗い終了。6畳の部屋は、手つかず。かかった時間は、約7時間。
ということで、次の日に延長戦決定。
あああ・・・・。

作業終了後、全員そろって近くの温泉へ。これが大正解。サッパリしました。

最後に、なじみのお店で打ち上げ。
私は全くお酒を飲めないのですが、気心の知れた仲間での飲み会はいいですねえ。
だがしかし、いつも話題になって集中砲火を浴びるのが、KA君とその嫁さんと子供の教育の話。
そしてもうひとつが、私が独身であることについての話。お前は相手を選んでいるとか、一度結婚してみろとか、いつもさんざん言われるんですよねえ。
う〜ん、こればかりはなあ・・・・。

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2008.09.19

チュニジア旅行記44「マトマタ・その3」

マトマタでは、ホテル・シディ・ドリスで昼食をいただきました。

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このホテルは、ベルベル人の穴居住宅だったものを改造して作ったのだそうです。ホテルになるくらいだから、大きな家だったのでしょうね。この地方の有力者だったのかな?

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このホテル、あの有名な映画「スターウォーズ」のシーンが撮影されたロケ地として有名です。ロケで使われたところがちゃんとわかるように、案内も出ていました。

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今も撮影で使った設備が残っています。私はスターウォーズには思い入れはないのですが、映画好きな人にとってはたまらないでしょうね。

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近くで設備を見ると、いかにも作り物って感じでリアル感がイマイチでした。映画で見るとあんなにかっこいいのに。やはり、撮影の技術ってすばらしいんですねえ・・・・。

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ここでは、バーのシーンが撮影されたようです。
当然、そのバーも保存されていました。その名もスターウォーズバー。そのまんまですね。

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このバーは、今でも現役で営業しています。
私はスターウォーズのバーのシーンを憶えていませんし(というか映画すら見ていないのですが・・・・)、お酒も飲めません。それでも、このバーはなかなか雰囲気がよく、訪れる価値ありだと思います。

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さて、チュニジア旅行も半分を過ぎました。
で、ついにやってきました、恒例の下痢。
私は、海外旅行に出かけたときの下痢率ほぼ100%。どんなところへ行っても、どんなに飲み物や食べ物に注意しても、なぜか必ずおなかをこわしてしまうのです。
なので、いつも海外旅行では思いっきり現地の食事をとることができないのです。
情けない・・・・。

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2008.09.18

チュニジア旅行記43「マトマタ・その2」

マトマタの竪穴式穴居住宅ですが、家の内部にも入ってみました。
この住宅は、現在も人が住んでいる普通の家です。

さてこの穴居住宅は、大きな縦穴の周囲に部屋が洞窟のように掘られています。それぞれの部屋は、日本の住宅のように役割が決まっています。

例えば寝室。
床にはカーペットが敷いてあり、寝るところは低いベッドになっていますね。涼しいせいか、ベッドの上にはネコが寝転がっていました。

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台所。
部屋の左側には、ガスコンロも置いてありました。洞窟の中で火を扱うということは、うまく排気をしないと煙たいと思うのですが、大丈夫なんでしょうかね?

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絨毯または布を織る部屋もありました。
これは、観光客向けっぽいかな? それとも絨毯や布を生産して生計を立てているのかな?

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部屋毎にドアはついているのでしょうが、訪れたときはほとんどのドアが明けっ放しになっていました。
これも、観光客に部屋の中を見せるためなのかな? それとも暑いからいつもドアを明けっ放しにしているのかな?
あと、入り口の上のほうに、魚と手形の模様が描かれている部屋もありました。これは魔除けらしいです。

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日陰にネコを発見。
ここらで見かけるネコは、いつ見ても寝ているようです。やはり日中は暑いので、涼しいところで寝るしかないのでしょうか・・・・。

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今回訪れた住宅では、ホットケーキ風のパンをいただきました。蜂蜜だったかなんとかオイルだったか忘れたのですが、それをつけて食べたパンはたいへんにおいしかったです。

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2008.09.17

チュニジア旅行記42「マトマタ・その1」

マトマタの穴居住宅を見学しました。

ずいぶん昔からベルベル人の人が住んでいる家なんですけど、その作りが独特。
大きな縦穴を掘り、その縦穴の壁に小さな洞窟をいくつか掘って部屋にしているんです。なので、縦穴の真ん中は広場のようになっていて、その周りは全て壁、ということになります。

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なんでこんな形の家になったかというと、侵略者に対して隠れるため。普通に家を建てるより、穴を掘って住んだほうが遠くから発見されづらいということです。

その他にもメリットがあって、縦穴の底には直射日光があたりづらいので、涼しいのです。
なるほど。
けど、直射日光にあたりづらいということは、逆に内部は暗いということ。実はそれにも工夫してあって、縦穴の下半分は白く塗ってあります。白いほうが光が反射して明るいわけです。
かしこい。
また、白く塗っているのは、虫除けの意味合いもあるそうです。白いのは多分石灰なんだろうな。

日本に住んでいる感覚でいうと、縦穴住宅は、雨が降ったら水が流れ込んでたいへんだろうなあ、という気がします。けど、基本的に乾燥している地域なんで大丈夫なんでしょうね。

それでも、雨に対する工夫はされていて、縦穴の縁には一周にわたって溝が掘ってあり、直接縦穴の中に水が流れ込まないようになっています。しかもその溝は、最終的に1カ所に集まるようになっていて、流れてきた雨水が生活用水としてためられるようになっているのです。
生活の知恵ですねえ。

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縦穴の縁には、木の棒がささっていて、それにテレビアンテナが縛り付けられていました。
海外の地方へ行くと、よくパラボラアンテナが立っているのを見かけます。しかし、ここで見つけたアンテナは、地上波アンテナ。地上波アンテナがあるということは、そんなに遠くないところに基地局があるということ。
マトマタの穴居住宅は、メチャクチャ田舎にあるようなイメージがあります。しかし、チュニジアという国は、田舎のほうでもけっこういろいろな設備が整っているようです。

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2008.09.16

中間管理職っていう職業は・・・・

明日、部門のトップへプレゼンしなくてはならず、本日は22時まで資料作り。
22時直前に仕事を切り上げて退社。
ほんとは仕事は終わってないんだけど、うちの会社は電子的セキュリティで退社時間が記録され、22時を過ぎて退社をすると怒られるんです。

まあ、忙しいのはいいんですけどね、そこは中間管理職。
22時までがんばっても仕事が間に合わなければ怒られるし。
仕事をがんばって22時過ぎても怒られるし。
いくら残業してもお金にならないし。
仕事が間に合ったからといってほめられるわけでもないし。

つまらない職業ですよねえ、「中間管理職」っていう職業は・・・・。

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2008.09.15

さあ、困った

先週の水曜日からダラダラと風邪っぽくって、寝込むほどではないのですが、なかなか体調がすっきりしません。

ということで、本日9月15日、月曜日。
いろいろと体力的に疲れるイベントがあったので、本日はゆーっくり寝て、起きたのが夕方の18時近く。本日もなんか体調がすっきりしません。
そうはいっても、私は一人暮らしで自分では食事を作らない人なので、朝食だか昼食だか夕食だかわからない食事をするために、近くのファミレスにいきました。

メニューを見て、注文するものを決めて、ボタンを押してウエイトレスさんを呼んで、注文をしたのですが・・・・。
「○★※@∀!」
自分でしゃべってみてびっくり。
声が出ないんです。
メニューを指差して注文して、その場は何とかなったのですが・・・・。

このときまで、自分が声のでない状態になっていることは全く自覚していませんでした。そりゃそうだ、一人暮らしじゃ自分の家でしゃべることなんかないからなあ。

さて、問題は明日から3日間の会社のお仕事。

9月18日は、非常に重要な報告会で私が報告しなければなりません。
9月17日は、その報告会で話す内容を、私の部門のトップに報告しなければなりません。
9月16日は、そのための最終資料作りを行なう内部打ち合わせを、私が仕切らなければなりません。

さあ、困った。
明日まで声が出るようになるかな・・・・。

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養生と壁の下塗りを初体験

友人H君が家を新築。
彼のコンセプトなのか予算が足りないのか知りませんが、部屋の壁塗りは自分でやるとのこと。で、ひとりではたいへんだということで、私にも招集がかかり、昨日お手伝いをしてきました。

昨日の作業は、養生(汚れ防止シート貼り)と下塗り。
来週の作業は、漆喰の本塗りです。
でですね、この初日の作業をふたりでやったんですけどね、死ぬほどたいへんでした。

まずは、養生。
3畳くらいと6畳くらいと10畳くらいの部屋の、汚してはいけないところや窓の枠のところを、テープやシートで必死でマスキング。椅子にのって天井にテープを貼ったり、うずくまって足元にテープを貼ったり。ほんと体力勝負でした。
作業そのものもたいへんだったのですが、この日は暑くて無風。まだエアコンなども設置しておらず、当然汗だく。この暑さがまたきついんですよね・・・・。

10時に集合し、11時くらいから作業を開始して、なんとか3部屋の養生が終了したのが、20時。まだ壁の下塗りをしていないのに、20時。
養生の作業時間は、予定を大幅に上回りました。

この時点で、壁の下塗りはやめようという話もあったのですが、来週のためにもひと部屋くらい下塗りをやっておこうということになり、一番狭い3畳の部屋の壁の下塗りを開始。

ここで登場したのが、誰でも簡単に塗れるという漆喰、その名も「うま〜くヌレール」。
なんじゃ、この商品名。なんかあんまりじゃない? 気が抜けます・・・・。

というわけで、漆喰塗り作業開始。
この頃になると、疲れているんだけどテンションは高くなっていて、ひたすら塗りまくり。テキパキと作業が進んで、1時間半ほどで終了。
さすがにそのあと6畳と10畳の部屋の作業をする気にもなれず、本日の作業は、ここで終了。
あ〜、疲れた。

ここで、この日の振り返り。

その1。作業に要する時間の読み違い。
H君、ずいぶん楽勝で作業が片付くような感じで話していたけど、ちょっと楽観的すぎたんじゃないの? 素人ふたりで初めての作業なんだよ? まあ、その楽観的なところが君のいいところでもあるんだけどね・・・・。

その2。体力的問題。
これは私もやってみて初めて気づいたのですが、この作業、えらいこと体力を使います。40代後半のおじさんふたりであの作業は、けっこうきついっす。
う〜ん、若いころだったら何とも思わなかったんだろうなあ。
情けなし・・・・。

それでも、会社の仕事じゃ味わえないような、楽しさと充実感がありました。
H君、楽しかったよ。
お疲れさ〜ん!

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2008.09.13

「うわあぁ〜!」 2連発

2008年F1イタリアグランプリ予選結果。

1位 ベッテル
2位 コバライネン
3位 ウェバー
4位 ボーデ
5位 ロズベルグ

しかも!
ハミルトンもライコネンもクビサも11番手以下!

うわあぁ〜!
いくら雨の予選とはいえ、メチャクチャだぁ〜!

こんな波乱の中でこそがんばらなければならない中嶋一貴くんは、ほぼ指定席の18番手。
いかんなあ。お父さんは、ほんとに雨の日に強かったのになあ。
そいれにしても、決勝はどうなっちゃうんだろ・・・・。

そしてもうひとつ。

サッカーJ1、コンサドーレ札幌、またしてもボロ負け。

うわあぁ〜!
8戦連続勝ち無しだぁ〜!
ぶっちぎりの最下位だぁ〜!
J2陥落目前だぁ〜!
いか〜ん!

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2008.09.11

夏風邪

夏風邪をひきました。
昨日今日と体調良くないっす。
だがしかし。
こういうときに限って、私の担当している大きな仕事の締め切りが迫っていて、うかつに休めない状態。
がんばらなきゃ。

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2008.09.10

チュニジア旅行記41「ドゥーズからマトマタへ」

ドゥーズからマトマタまで、バスで移動。移動時間は1時間半くらいかな?

このへんは、どこまで行っても砂漠&ブッシュの単調な景色。それでも、こういった単調な景色は日本にはないものです。とても居眠りする気になれず、真剣に(かつボーッと)景色を眺めていました。

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ときどき砂漠の中にいきなり集落があります。遠くから眺める日干しレンガの集落は、非現実的というか幻想的。とても生活するのに理想的な環境ではないと思うのですが・・・・。いったいどこから水を引いているんでしょう?

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途中の小さなドライブインで休憩。
ここではミントティーをいただきました。ミントティーは、北アフリカでは一般的な飲み物のようですが、地方によっていろいろな飲み方があるようです。日本のお茶のようであったり、お湯の中に生のミントの葉っぱをそのままいれたり、砂糖をたっぷり入れたり、砂糖抜きだったり。
このドライブインでいただいたのは、煮だしたミントティーにたっぷり砂糖を入れたもの。ナッツ入りです。私はこのタイプのミントティーが一番好きです。

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2008.09.09

チュニジア旅行記40「ラクダのスクワット」

サハラ砂漠をほんのちょっとだけお散歩して楽しんだのですが、我々が行ったところはお金を払えばラクダに乗ってお散歩できます。まあ、ラクダのタクシーですね。

そこには、多くのラクダが駐車していました。
ラクダはみんな同じ方向を向いて座っているのですが、みんなよりによって風上に顔を向けて座っているのです。砂まじりの強い風が吹いているのに。ガマン強いんだか、気にならないのか・・・・。

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ラクダに乗らなくても、ちょっとだけお金を払えば、ラクダに乗って写真を撮ってもらうだけ、というのもできるようです。
で、そのラクダに乗って写真を撮ってもらう風景を目撃しました。が、これがまたたいへん。

何がどうたいへんかというと。
乗馬したことがある人や競馬をよく見る人はわかると思いますが、馬に乗るときって、ふつう馬が立っていますよね。立っている馬に苦労してまたがりますよね。馬がしゃがんで、人を乗せてから立ち上がるシーンなんて見たことないですよね。

ところが、ラクダはこれをやってしまうんです。
ラクダに乗るときは、しゃがんだラクダにまたがって、それからラクダが立ち上がるんです。ラクダから下りるときはその逆で、ラクダがしゃがんでから下りることになります。
まさにスクワット。

我々が行ったときは、10人くらいの観光客が、交代で1頭のラクダに乗って写真を撮ってもらっていました。

すなわち! 
そのラクダは、人間を乗せて10回もスクワットをやるはめになったのです。
気の毒・・・・。

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最近は、ラクダに乗ることが禁止のツアーもあるようです。なぜなら、落馬(落ラクダ?)して怪我をする人が多いから。

なぜ落馬が多いかというと、ラクダの独特の立ち上がり方に原因があるようです。
しゃがんだラクダが立ち上がるとき、ラクダはまっすぐゆっくりと立ち上がってくれません。まず最初に後足を思いっきりのばしてお尻のほうから立ち上がり、その次に前足を伸ばしていきます。いきなり後足を伸ばして立ち上がるので、前に転げ落ちる人が多いようなんです。

また、ラクダの歩き方も独特。
人間を含めて多くの動物は、歩くとき、右後足を出すときは左前足を出して、右左交互になりますよね。ところがラクダは、右後足と右前足を同時に出して歩くんです。このときの独特な揺れのために、落馬をする人もいそうですね・・・・。

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2008.09.08

チュニジア旅行記39「砂漠とF1」

しばらく中断しておりましたチュニジア旅行記の復活です。
チュニジア旅行から3ヶ月たってしまいましたが、まだ憶えているかな?

さて、日本を出発してから5日目、チュニジア観光を始めてから4日目。現地の日付は、6月9日(月)となります。

この日の朝、いつものようにホテルのロビーへ集合。
ちょっと時間に余裕があったので、ロビーのテレビに目をやると・・・・。
なんとチュニジアで、しかも奥地のトズールで、F1のニュースをやっていました。そういえば、前日の6月8日(日)は、カナダグランプリがあったのです。

いやあ、こんなところでF1のニュースを見られるとは。さすが世界的イベント。
と感動する一方、「ああ、結果を見ちゃったよ・・・・」という残念な気持ちもありました。というのも、チュニジア旅行の最中にカナダグランプリがあるのは当然知っていて、録画予約をしていたんですね。帰国してから最初からレースを見るのを楽しみにしていたので、結果を先に知りたくはなかったんですよ。
なのに、いかにもウイニングランって感じでBMWのクビサがアップで放映されていたんですよ・・・・。

さて、気を取り直して、その日の観光に出発。
最初の観光は、砂漠です。そうです、サハラ砂漠です。
ほんの入り口だけでしたが、砂漠の雰囲気を楽しみました。

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ここでちょっと自由時間。せっかくなので、近くのナツメヤシのところまで砂漠の中を歩いて見ました。

写真ではわかりづらいのですが、かなりの突風が吹いていて、風上には顔を向けられないほどでした。砂が顔に当たって痛いくらいです。
また、砂漠の砂はたいへんに細かく、きっちりとチャックを閉めたカバンの中も砂だらけになってしまいました。
しかし、これくらいの風は現地ではそよ風なのだそうです・・・・。

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実はこの砂漠の入り口は、ラクダのツアーの出発地点となっていました。
なので、そこら中、ラクダのフンだらけ。きれいな砂のあるところまでは、けっこう歩かなくてはなりませんでした。それでも、きれいな風紋(砂紋)が見えたときは、いかにも砂漠に来たなあという感じで大感動でした。過酷な環境によってできた細かい砂、常に吹いている強烈な風、このふたつがセットとなって初めてできる見事な作品ですね。

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さて、このブログを書いているときにふと気づいたこと。
チャックとファスナーとジッパーって何が違うんだっけ?
調べてみると、意外な事実が。
ファスナーは、英国式。
ジッパーは、米国式。
そして、チャックは、なんと和製英語。英語のChuckとは関係なく、キンチャクをもじった和製英語なんだそうです。知らんかった・・・・。


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2008.09.07

9.6プロレスリング・ノア武道館大会観戦記

今回の武道館大会、ちょっと残念なのは、お客さんの入りがイマイチだったこと。最近武道館が満員になることが少なくなってきたなあ・・・・。
けど、試合内容は、充分に満足のいくものでした。

今回のコメントは、2試合。

ブリスコ兄弟 vs 中嶋・飯伏。
本日の最高試合。
中嶋くんのハードな技、飯伏くんのジュニアらしいトリッキーで華々しい技、ブリスコ兄弟のアメリカンな見せる技、全てが最高にかみ合っていました。大満足。
ただ、この試合に出場している選手、外国人と他団体の選手ばかりで、ノアの選手はひとりもいないんだよなあ・・・・。

GHCヘビー級選手権。
チャンピオン森嶋 vs チャレンジャー健介。
結果からいえば、残念ながら森嶋くんの負け。GHCのベルトは他団体に流出してしまいました。
けど、森嶋くん、今までの情けない負け方とは違い、チャンピオンらしい堂々とした負け方。試合的には満足のいくものでした。
ただ、森嶋くん、相手の技を無防備に受けすぎだよなあ・・・・。

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2008.09.05

2008夏旅行17「ちょっとだけ美瑛」

富良野から美瑛に戻ったころは、すでに日が傾いていました。
ほんとはゆっくりと美瑛の丘をまわりたかったのですが、その日は苫小牧のどすこい君の家に帰らなくてはならず、あまりゆっくりもできません。駆け足で美瑛をドライブすることになりました。車から降りて写真を撮る時間もほとんどなく、目的地も決めないでひたすら美瑛の雰囲気を味わえそうなところを走りまわりました。

美瑛には何度も行っているので道もだいたいはわかっているつもりだったのですが、いざ走ってみると意外と思ったところにまっすぐに行けないものです。ウロウロしているうちに、見慣れないひまわり畑を見かけました。

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ここでは車から降りて写真撮影。
美瑛にはまだまだ見たことのない美しい風景が残っているようです。
近いうちにまた来たいなあ・・・・。

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てなわけで、今回の夏旅行も無事終了。
短い旅でしたが、たいへんに充実した旅でした。
どすこい君、いろいろとお世話になりました!

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2008.09.04

2008夏旅行16「富良野をウロウロ」

ノロッコ号で富良野に到着したのが、14時ちょい前。
美瑛に車を置いてきたので、また列車で美瑛に戻らなければならないのですが、さすがローカル線。美瑛行きの列車の出発時間までだいぶ時間がありました。このへんを列車で移動するときは、ちゃんと時間を調べてから行動したほうが良いですね(笑)。

ということで、時間をつぶす意味も含めて、ちょっと遅めの昼食をとることにしました。
富良野といえば、「唯我独尊」というカレー屋さんが有名です。私は行ったことがなかったのですが、どすこい君がだいたいの場所を知っていたので、そこに向かいました。

ちょっと迷ったのですが、無事「唯我独尊」に到着。
だがしかし。
とんでもない長蛇の列。いくら有名店でも、よくこの列に並ぶ気がするなあと思うほど。多少の待ち時間は覚悟していたのですが、あまりの列にここでの昼食を断念しました。

で、別のお店を探したのですが、これがまた、ひと苦労。
駅の周りをかなりウロウロしたのですが、昼食をとるようなお店がほとんどないのです。富良野といえば観光地、観光客向けのレストランや喫茶店が山のようにあるイメージがあったのですが・・・・。

なんとかお店を見つけて昼食をとったあと、富良野を出発。
帰りもノロッコ号に乗れれば良かったのですが、時間の関係で普通の列車で美瑛に向かうことになりました。

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2008.09.03

2008夏旅行15「ノロッコ号・その2」

富良野・美瑛ノロッコ号は、機関車の他に客車が3両あって、それぞれつくりが違っています。テーブルがついた対面シートや、窓側に向かって座れるベンチシートがあって、観光列車としての工夫がされています。窓も広くて全開にできるので、視界も抜群です。

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ちなみに、美瑛から富良野に向かうときは、機関車が客車を押す形になります。先頭の客車からはジャマな機関車が見えないので、きわめて視界良好。進行方向がよく見えます。富良野に向かうときは、客車の先頭に陣取るのが良いかも。

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北海道の観光列車らしく、客室内にはダルマストーブもありました。う〜ん、懐かしい・・・・。

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さて、美瑛から富良野に向けて出発。
美瑛駅からラベンダー畑駅までは、美瑛の美しい丘陵が続き、たいへんに北海道らしい雰囲気にひたれます。この区間は、思う存分景色を楽しめるように、列車は非常にゆっくり走ります。とても良い配慮ですね。美瑛付近は起伏の大きな丘陵ですが、富良野に近づくにつれてだんだんと平原に変化していきます。その微妙な変化が味わい深いです。

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ラベンダー畑駅から富良野駅までは、住宅街の中を走るような感じです。
北海道らしさを短時間で楽しむなら、美瑛駅から乗ってラベンダー畑駅で折り返すのが良いかもしれません。実際に、我々が乗ったノロッコ号も、多くの人がラベンダー畑駅で下車していました。

で、問題がこのラベンダー畑駅から富良野駅までの十数分間。それまでゆっくり走っていたストレスを発散するかのように、列車は全開で走るんです。機関車が後ろから押しているので、走行は不安定なはず。そんなにとばして大丈夫なの?と怖くなるほどでした・・・・。

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2008.09.02

2008夏旅行14「ノロッコ号・その1」

正しくは「富良野・美瑛ノロッコ号」というのかな?
観光列車のノロッコ号に乗って美瑛から富良野までの旅を楽しみました。

美瑛の駅で切符を買うとき、夏休みということもあって混むだろうと思い、指定席を申し込みました。だがしかし、窓側の席はもう売り切れとのこと。美瑛始発だし、それほど待っている人もいなかったため、自由席に変更。結果的にはそれほど混み合うことなく好きな席に座れて、ラッキーでした。

しばらくホームで列車を待っていたのですが、列車が見えてきたときにはさすがにテンションが上がりました。

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北海道の鉄道は、札幌付近だけが電化されているようで、基本的にはディーゼル車。ノロッコ号の機関車も、当然ディーゼル車でした。
ノロッコ号のディーゼル機関車は、たぶんDE15型。このタイプのディーゼル機関車は、ボンネット部分が長くて運転席がずいぶん後ろのほうにあります。視界が悪くて運転しにくそうですね。

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運転しにくそうといえば、運転席の中もそう。
見るからに運転席が狭く、機器の配置から考えると横向きに座って運転してるんじゃないかな?

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ちなみに、車両編成は、機関車+客車3両。
富良野から美瑛に向かうときは、先頭のディーゼル機関車が客車を引っ張ります。
で、美瑛から富良野に向かうときは、機関車を入れ替えないでそのままバックで走ります。機関車が客車を押すわけです。なんか不自然な感じがしますが、それがまたローカルっぽくて良いですね。

ちなみに、ノロッコ号は、運転士さんがひとりだけのワンマン列車。富良野から美瑛に向かうときは、当然先頭の機関車に乗って運転します。

じゃあ、美瑛から富良野に向かうときは?
機関車が最後尾なわけですから、運転士さんが機関車に乗っていたら客車がジャマで前方が見えませんね。運転士さんはどこに乗っているかというと、先頭になる客車の先頭部分に小さい運転席がついていて、そこに乗って最後尾の機関車をリモート操縦しているとのことです。
工夫してますよねえ。

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2008.09.01

2008夏旅行13「黒岳」

大雪山の黒岳に登ってきました。
といっても、ロープウエイとリフトを使ってですけど。

ロープウエイに乗ると、5合目まで連れて行ってくれます。

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このロープウエイの山麓駅の屋上は、ちょっとした展望台になっています。
ここから見る風景は、なかなか良いです。比較的近いところに、いくつもの山が重なって見えます。障害物がないため、ほぼ360°のパノラマの風景が楽しめます。

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さらに良いのは、層雲峡のゴツゴツした柱状摂理や峡谷の谷間の温泉街が見下ろせること。
ちょっとガスがかかっていてクリアな見通しではなかったのですが、十分満足でした。

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ここからの景色も十分すばらしかったのですが、せっかくなのでリフトで7合目まで登りました。

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7合目の展望台は、実はあまり見通しが良くないです。山に近すぎて、ひらけたところが少ないんです。ここは、山頂を目指す人の中間地点で、ゴールという感じではないようですね。
それでも、澄んだ空気がさわやかで、山に来たなあという感じを満喫できました。

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さて、今回黒岳の紹介をしたのですが、実は30年近く前にここに来たことがあります。大学の野鳥の会の活動の一環として、黒岳に登ったんですね。当時は、確か5合目から歩いて1984mの山頂まで登ったはず。
う〜ん、若かったなあ。
最近は自分の足で歩くことをしなくなっちゃったなあ・・・・。


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