2008F1日本グランプリ観戦記・その5
いよいよ決勝当日。
朝5時45分に宿をスタート。7時頃にはサーキットに到着。昨年は雨でひどい目にあいましたが、今年はなんとか富士山が見えるくらいには晴れてくれました。
F1の決勝は13時30分からだったのですが、その前にサポートレースとして、ヴィッツのワンメイクレースとポルシェのワンメイクレースがありました。
このワンメイクレース、実におもしろいです。
正直言って、F1は抜きつ抜かれつが少ないし、知識のあるマニアックな人でないと楽しめない感じがありますよね。
ところが、ワンメイクレースは、基本的に車は同じ。違いは、テクニックとチューニングだけ。差がほとんどつかないため、最初から最後までダンゴ状態。いたるところで抜きつ抜かれつの過激なバトルが見られるのです。
レースに出ているヴィッツは、公道も走れる改造の少ない車体なので、よりいっそう差がつきにくく、見ていてたいへん楽しいです。
ヴィッツの走りを見ていて、F1との明らかな違いは、コーナーのライン取り。
ヴィッツはFFのため、タックインを使った走りをするんだと思いますが、明らかにF1よりも早めにコーナーのイン側にへばりつき、鋭角的にコーナリングしていきます。
それにしても、ヴィッツレースを見ていると、チョロQレースを見ているようで微笑ましいです・・・・。
ヴィッツのレースのあとに行なわれたポルシェのレースもおもしろかったです。
ヴィッツレースのような接近戦が随所に見られました。
ポルシェも、F1よりも早めにコーナーのイン側にへばりついてコーナリングしていきます。
ただし、ご存知のようにポルシェはRR。
かなりのオーバーステアなはず。リアを流しながらのパワースライドでコーナリングをしている模様です。
ハードなブレーキングのせいなのか、パアースライドのせいなのか、コーナーリングのときにタイヤから白煙が吹き上がるシーンもよく見られました。
接近戦が多いということは、接触も多いということ。我々が観戦していた第1コーナーでも、車が押し出されてくるくる回っていました・・・・。
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