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2008.11.10

チュニジア旅行記63「ドゥッガ・その2」

ドゥッガの遺跡で一番ハナのあるのが、キャピトルかな?
いわゆる神殿ですね。
この時代、大きな都市の中心は神殿というのがお約束のようです。

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正面から見ると、どこかで見たような感じがしました。
そうです、スベイトラの神殿群の一番左の神殿に似ているのです。やはり宗教が同じだと建物のコンセプトも同じになるのでしょうね。

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近づいて見上げると、かなりの迫力。
高さはだいたい8mくらいのようです。

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この神殿にお参りするときの決まり事として、「神殿に上る階段の第1段目は、右足から踏み出すこと」だそうです。とうぜん、そのしきたりは守ります。

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この神殿は、スベイトラの神殿と同様に、ジュピターとジュノーとミネルバを祀ったものです。この神殿にも、明らかに神様の像が祀ってあったと思われる場所があります。
しかし、残念ながら神々の像は今はありません。
そういえば、スベイトラの神殿にも神々の像はなかったな。神殿の他の部分はそこそこ残っているのに、神々の像は跡形もないってことは、やはり持ち去られたか意図的に破壊されたかのどちらかなのでしょうか?

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この神殿、当時はきっと天井があったのでしょうが、今はありません。強度を考えると、天井は真っ先に崩れ落ちるようです。多くの石造りの遺跡は、柱だけ残っているケースが多いですよね。

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