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2008.11.12

チュニジア旅行記65「ドゥッガ・その4」

今回のチュニジアツアーの添乗員さんはたいへん融通の利く人で、時間をうまいこと作って予定にないところまで案内してくれました。また、現地ガイドさんも、普通の観光ルートとはちょっと違ったヒネリのあるコースをアレンジしてくれました。

さて、ドゥッガの観光で、現地ガイドさんが遠回りして連れて行ってくれたのは、貯水場。ドゥッガの中ではマイナーな建造物で、普通のツアーではルートに入っていないとのこと。ガイドブックにも載っていませんでした。
確かに地味なのですが、私のようなメカの技術者にとってはたいへんに興味のある建造物です。特に水回りについては高い技術力が必要なので、どういう構造になているんだろうとたいへん興味がわきました。

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貯水場は、当然ながら町のど真ん中にあるわけではありませんよね。この遺跡でも貯水場は町のはずれにありました。貯水場の周りは丘陵地帯が広がっていました。

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このへんにはある動物が住みついているようです。
それは、ロバ。

のどかな雰囲気が印象的だったので、ロバの写真を撮っていると、それを見た現地ガイドさんがコメントしてくれました。
どういう話かというと、「欧米ではロバは間抜けな動物の代名詞です。ロバの写真を撮るのは日本人くらいです。」ということです。
う〜ん、そうだったのか。ということは、ロバの写真を撮っている私は、もっと間抜けっていうことですかね?

ちなみに、ロバの話に乗ってきたのが添乗員さん。
今回の添乗員さんは大ベテランで、いろいろな国で暮らしたり仕事をしたりした経験があるそうです。
で、彼がパキスタンにいた頃の話。
チャレンジャーな日本人が、パキスタンからヨーロッパに歩いていこうとしたそうです。しかも、ロバを連れて。しかし、ロバに荷物を載せようとするといやがるので、荷物は自分で担いで行ったそうです。空荷のロバを犬の散歩のように引き連れて・・・・。

さすがにこれは間抜けだなあ。
結局、彼はヨーロッパに行けたのかなあ・・・・。

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