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2008.11.19

チュニジア旅行記71「シディ・ブ・サイド その2」

シディ・ブ・サイドの評価、そのイヤな面。

なんといっても商売が乱暴!

まず、お土産の値段が、超ボッタクリ価格。
まあ、仕方のない面もあるのですが、それを売る態度が非常に高圧的なんです。
私は、経済的に苦しい国に行って生活に困っていそうな人からモノを買うときは、常識程度の値段交渉の後、多少高くても快く買うようにしています。

しかし、チュニジアは先進国。
しかも、シディ・ブ・サイドは、高級リゾート地。
生活のために商売をしているというよりは、明らかに金儲けのための商売、1円でも多くむしり取ってやるという感じが見え見えなんです。

さらに、お土産物屋さんに入ってウインドショッピングをしていると、店員さんがすぐによってきて買え買えとしつこく言い寄ってきます。閉口して店を出ようとしても、身体を盾にして出口をふさいで、私が店から出られないようにした店員さんもいました。

逃げるように外へ出て、他の店の店頭に並んでいたお土産をちょっと眺めていたら、いきなり店員さんが寄ってきました。めんどくさいから立ち去ろうとしたら、いきなり腕を思いっきりつかまれました。「いいからもっと見ていけ。いくらなら買う?」といった感じで腕を放そうとしません。
なんとか腕を振り払って逃げ出したのですが、たいへんイヤな思いをしました。

シディ・ブ・サイドそのものはたいへん景観も良く好印象だったのですが、こういう人たちがゴロゴロいたので、トータルの印象はチュニジアの中では最悪でした。

実は、自分のお土産としてモザイクのプレートを買う気でいました。品揃えの豊富なお店もいくつかあったのですが、怖くて買う気も店に入る気も失せてしまいました。

もちろん、チュニジアにはこういったイヤな感じの人ばかりいるというわけではなく、むしろ圧倒的な少数派です。チュニジアの多くの人は、たいへんに明るくて気さくで性格も良いです。特にチュニジア南部の人たちは、純真な感じがして、会ったその日から友達になれそうな人もたくさんいました。
なのに、チュニジアの印象を落とすような人がいたのは事実ではあり、非常に残念でした・・・・。

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