チュニジア旅行記80「さよならチュニジア」
ツアー最終日。
この日は観光はなく、帰るだけ。チュニスからローマまで行き、そこで乗り継いで成田に向かいます。
午前中にチュニスの国際空港に到着。まずは、お世話になったツアーバスのドライバーさんとお別れ。交代要員も無しにたったひとりで相当な距離を走破したドライバーさん。
どうもありがとうございました。
さて、空港に入って荷物を預けようとして、ちょっとした事件発生。
最近、預ける荷物についてのチェックが厳しくなり、規定より重い荷物は預けるのを拒否される可能性があるとのこと。今回の目標は20kg以内。重い絨毯を買ったので、私の荷物は確実に20kg以上であることが予想されます。全てスーツケースに詰め込むと重量オーバーの可能性があります。そこで、事前に梱包を工夫して、絨毯は手荷物にして持ち込むことにしました。
そして、空港の荷物を預けるところで順番を待っていたのですが、添乗員さんからひとこと。
「ばあどさんの手荷物は怪しい感じがするので、梱包を開いて中身をチェックされる可能性があります。できればスーツケースに入れちゃったほうが良いです。」
なぜ怪しいかというと、以前報告した通り、絨毯屋さんがたいへん上手に絨毯をガムテープで固めて梱包していたからです。
たしかに怪しく見えるかも。
チェックを受けて梱包をバラバラにされちゃうと、自分では再梱包をするのは不可能。
ということで、急遽絨毯をスーツケースに入れることにしました。
それがまた、たいへん。
空港の中で、スーツケースを開けて、中に入っている荷物を整理し、手荷物にできそうなものを外に出して袋詰めにし、絨毯をスーツケースに入れてスーツケースを閉め、作業終了。
あ〜、恥ずかしかった。
結局、絨毯のかわりに手荷物として機内に持ち込んだのは、使用済みの着替えや下着。これはこれでチェックされると恥ずかしいのですが・・・・。
そして、ここでこのツアーで重要な役割を果たしてくれた2名とお別れ。
ひとりは、現地ガイドさん。
経験豊富でフランクで、安心してガイドをお願いすることができました。しかも、機械的なガイドではなく、いろいろなことに柔軟に対処してくれて、ほんとに良い旅ができました。
どうもありがとうございました。
もうひとりが、チュニジアで合流した、現地で海外青年協力隊で活躍しているTちゃん。
現地に精通しているTちゃんのおかげで、普通のツアーでは知ることができないようないろいろなことを知ることができました。何より、その明るさとかわいさで、毎日がたいへんに楽しかったです。
Tちゃん、どうもありがとうございました。
ということで、チュニジアともお別れ。
後は成田に向かうだけ。チュニスの空港を目に焼き付けて、飛行機に乗りました。
| 固定リンク
コメント