紅葉の京都23 「先斗町」
この日は、先斗町で夕食をとりました。
実は、私は20年ほど前、先斗町に来たことがあります。
当時、私は入社して数年のワカゾーでしたが、大きな仕事を任されていました。私が協力会社さんと一緒にあるパーツを技術開発していたのですが、その協力会社さんが京都近郊にありました。
で、自分の関わったパーツがどのような形で生産されているのか、協力会社さんの工場に見学にいくことになりました。そのときに、協力会社さんの好意で、先斗町の料亭で接待を受けたのです。
さすがに当時接待を受けた料亭を特定することはできませんでした。けど、どう考えても私は一生行けないような高級料亭でした。というか、そこら中、高級料亭ばかりだったような気がします。
ところが、今回20年ぶりに訪れた先斗町は、意外と庶民的な雰囲気でした。ちょっとした居酒屋とかチェーン店風のお店とかがたくさんあって。当時から様変わりしたのかな? それとも、私の感じ方が変わっちゃったのかな?
せっかく先斗町に来たのだから、どこにでもあるような居酒屋には入りたくありませんでした(そもそも私は全く飲めないし)。そうかといって、いかにも高級っぽい料亭は、メニューや料金もわからないし、入る勇気もありません。
そこそこ京都っぽい雰囲気のあるお店で、そこそこリーズナブルな食事。いいお店を探そうとして、小雨の降る中何度も先斗町の路地を往復。
で、結局妥当にお寿司屋さんに入ることにしました。といっても、そのお寿司屋さんの看板には、京都なのに「江戸前寿司」と書いていましたが・・・・。
そこで食べたお寿司はというと。
ネタは新鮮でしっかりしていて、「たぶん」おいしいと思うのです。
なぜ「たぶん」なのかというと・・・・。
シャリに酢がききすぎていて、酸っぱすぎてネタの味がわからないくらいなのです。
これがこの店の売りなのか?
京都の人は酸っぱいのが好きなのか?
私の味覚がおかしいのか?
それともただ失敗しただけなのか?
店はなかなか盛況で人気店らしく、きっとみんなおいしく食べているのでしょう。しかし、私にはちょっと・・・・。
せっかくの先斗町の夕食、残念な結果に終わってしまいました・・・・。
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