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2009.03.31

紅葉の京都41 「東福寺・その3」

東福寺は紅葉がたいへんに有名ですが、他にもいろいろと見所があります。
そのひとつが、方丈の庭園です。

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方丈は、1890年の再建。庭園は、1938年の作庭。意外と新しいですね。
東福寺の方丈の庭園の特徴は、建物の四方、東西南北に庭園があることです。

一番見応えのあるのが、南庭でしょうね。いわゆる枯山水式庭園で、あの有名な龍安寺の石庭と同じ形式です。
しかし、龍安寺の石庭とは大きく印象が異なります。東福寺の南庭は、石が大きくて密集しており、男らしさを感じるのです。

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白砂の上に石を並べただけ、ただそれだけの庭園なのに、なぜか非常に感動します。また、同じ白砂と石の組み合わせなのに、東福寺と竜安寺の庭はたいへんに印象が違います。おもしろいものです。
若い頃は、こういた小さな発見に感動をした憶えがあまりありません。トシをとったということでしょうか・・・・。

この東福寺の南庭、落葉の時季だというのに、白砂の上には一枚の落ち葉もありませんでした。きっと、丁寧に清掃しているのでしょう。好印象です。

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北庭は、市松模様に並べられた石が独特の雰囲気を醸し出しています。他の庭園ではこういった風景は見られませんよね。これは、設計が新しいせいなのでしょうか? 作者の個性なのでしょうか? 
けど、私にとっては全く違和感無し。いろいろな表現があるんだなあと、感動しました。

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2009.03.30

紅葉の京都40 「東福寺・その2」

東福寺の紅葉、ほんとに見事です。
特に、通天橋付近の紅葉。

通天橋付近は、ただ紅葉が多いというだけでなく、地形が起伏に富んでいます。通天橋の下には三ノ橋川が流れていて、渓谷を作っているのです。その渓谷いっぱいに広がるモミジ。変化に富んでいて、すばらしいです。

この2000本ものモミジ。
色の鮮やかさもすばらしいのですが、葉の密度がたいへんに高いような気がします。圧倒的な紅葉の圧力。大満足でした。
これで、もうちょっと人が少なかったら・・・・。

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2009.03.29

2009年F1開幕!

3月29日、ついに開幕しました、F1。
第1戦は、オーストラリアグランプリ。

今年はレギュレーションが大幅に変更になったこともあり、だいぶ勢力図が変わったようです。現時点では、初戦なのでマシンの完成度も高くなく、チーム間の戦力差もあまり大きくなく、ある意味どこが勝つかわからない状態。それはそれで楽しめます。

さて、レースのほうは。
佐藤琢磨くんが参戦していないので、応援は中嶋一貴くん。マシンの仕上がりは良いし、8位以内は可能性大、あわよくば上位進出を期待していたのですが・・・・。

自爆。
いけません。
まったくいけません。
誰のせいにもできません。
まだまだ、一人前じゃないなあ。
あれがなければ上位フィニッシュできたのに・・・・。

最近は20代前半の若手ドライバーが多くなってきましたが、自爆とか他車との接触とか、不必要なトラブルが多いような気がしませんか? 軽卒というかムチャというか乱暴というか、そういった行為が目立ちます。腕があっても品位に欠けるというか。

今回のレースでは、軽率な例としては、自爆した一貴くんとピケJr。
ムチャで乱暴な例としては、接触事故を起こしたベッテルとクビサ。
昨年は、ハミルトンの無謀さも問題になりましたよねえ。
みんな20代前半。
若手をレースに出すときには、もっと精神的にきっちりと教育してからのほうがいいのではないでしょうか? レース経験の全くない私が言うのもなんですが・・・・。

1-2フィニッシュしたバトンとバリチェロ、そしてブラウンGPチーム、おめでとう。見事です。今年はこのままいっちゃいそうですね。

それにしても、ブラウンGPチームのマシンのカラーリング、さえませんねえ。真っ白なボディに黄色い線。過去優勝したマシンの中で、一番さえないカラーリングじゃないでしょうか? 
かっこわるいっす。

あと、バトンとバリチェロのヘルメットも、マシンと同色の白と黄色に変更してましたよね。けど、ふたりのヘルメット、同じような色合いなのでちょっと離れて見ると区別ができません。
テレビを見ていてどっちがどっちだかわからないので、もとのヘルメットカラーに戻してください・・・・。

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2009.03.28

紅葉の京都39 「東福寺・その1」

JRの東福寺駅に着いたのが、9時半頃。
その時点で、駅構内は大渋滞。人が多すぎるのも混雑の要因ですが、なんといっても駅が狭すぎます。観光地なんだからもうちょっと広くしてもいいのに。
そして、駅から東福寺まで、ずーっと人の列。

東福寺で一番の人気は、通天橋。
混むのはわかっているのですが、それでも朝一が最も空いていることが予想されます。なので、東福寺到着後、すぐに通天橋に向かいました。通天橋の入り口は、混んではいましたが、ほとんど待たずにズムーズに入れました。

通天橋は、1380年に架けられた歴史のある橋です。
が、1959年の台風で破損し、現在ある橋は1961年に架け替えられたようです。現在の通天橋は比較的新しいものなんですね。けど、新しい割には雰囲気があり、なかなかのものです。満足。
通天橋を渡り、紅葉がいっぱいの庭園を2時間ほどかけてじっくり鑑賞しました。

時間がたつにつれて、通天橋の上は、通勤時の山手線のような大渋滞になってきました。ただでさえ人が多い上に、ほとんどの人が立ち止まって写真を撮っているので、それがまた渋滞の原因になっています。木造の通天橋、底が抜けるのではないかと思うほどでした。

しかも。約2時間後、再び通天橋の入り口に戻ってみると。
通天橋を渡ろうとする観光客で、通天橋の入り口は信じられない大渋滞。ジャニーズ系アイドルグループの東京ドームコンサートのような、人の列。列の最後尾がどこなのか全くわかりません。どう考えても、待ち時間は1時間以上。

ああ、最初に通天橋を渡っておいて良かった・・・・。

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2009.03.27

紅葉の京都38 「京都駅にて」

2008年11月30日(日)、3泊4日の京都紅葉鑑賞の旅の最終日です。

早朝、3泊した大阪のホテルをチックアウトし、9時前には京都駅に到着。
前日までは、荷物をホテルに置いて、最小限の手荷物で観光を楽しんだのですが、この日は着替えなど多めの荷物を抱えています。
なので、まずは京都駅でコインロッカーを探して荷物を預けることにしました。事前にコインロッカーのだいたいの位置を把握していたので、まっすぐそこに向かいました。

さて、そのコインロッカー。
ロッカーの数はけっこう多め。で、半分くらいは普通の100円玉で支払いする普通のコインロッカー。で、残りの半分は、Suicaをタッチすることで手続きをするSuica対応ロッカーでした。

100円タイプのコインロッカーは、ほぼ全てが使用中。Suica対応ロッカーは、まだ多少空きがあったので、ラッキー!と思い荷物を預けようとしたのですが。
このSuica対応ロッカー、落とし穴がありました。

ご存知のように、従来の100円タイプのコインロッカーは、ロッカーひとつひとつにお金を投入するところがありますよね?
しかし、Suica対応ロッカーは、1カ所のタッチパネルで集中的に管理するようになっているのです。
例えば、ロッカーが100個あっても、Suicaをタッチして手続きするところは1カ所だけなのです。つまり、そのタッチする部分にトラブルがあったら、100個のロッカー全てが使えなくなるということです。

私はどういう場面に遭遇したかというと。
空いているロッカーを見つけて喜んで荷物を入れて、Suicaで手続きしようとタッチパネルのところへ行こうとしたら。10人くらいの中年のおばちゃん軍団が、タッチパネルの使い方がわからなくて悪戦苦闘していたのです。もう大声でわいわいがやがや、とても入っていける雰囲気ではありません。私は、その団体のさわぎが一段落するまで、何もできずにじーっと待つはめになってしましました。
ほんとは手伝えば良かったのですが、とてもそんな雰囲気じゃなかったのです。

確かに、スムーズに使えれば、Suica対応ロッカーはたいへん便利です。けど、トラブルになったときのリスク対応がなってません。
私も製品の研究開発を担当する技術者ですが、技術者は「ユーザーは想定内の使い方をしてくれる」と勘違いして製品開発をしがちです。
お年寄りでも対応できるのか、メカに弱い人でも使えるのか、外国人にもわかるのか、製品開発を担当する人はそういった心づかいが大切ですね。

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2009.03.26

紅葉の京都37 「大阪にて」

今回の京都旅行は、宿泊地が大阪でした。しかも3連泊。なので、意外と大阪の雰囲気も味わうことができました。
私の現在住んでいるところは、横浜。ということで、大阪と京浜地区の小さな違いを並べてみたいと思います。

エスカレーターの乗り方。

京浜地区では、エスカレーターに乗るときは、左側に整列して立ち、右は歩く人のために空けておく習慣が定着してきました。
この習慣、必ずしも良いところばかりではなく、賛否両論ではあります。が、私としては、強制されるでもなく自然発生的に生活しやすいルールが確立していくことは、悪くないと思っています。

さて、大阪。
ある駅では、左側に整列して立ち、右側を空けておく。
あるデパートでは、その逆。
違うところでは、片側を空けずに横に広がって立っている。
というように、バラバラなんですねえ。
これはこれで悪いことというのではなく、マイペースな大阪っぽいな、と感じたわけです。ただ、私のようなよそから人にとっては、ちょっと戸惑います・・・・。

駅のバリアフリー。

大阪は、明らかに東京よりエスカレーターやエレベーターが少ないです。私は基本的に階段を使う人なので問題ないのですが、身体にハンデキャップを持っている人や重い荷物を持っている人などにとっては、ちょっとつらいところだと思いました。

駅の階段の上り下り表示。

京浜地区では、階段の上り下りで人が流れやすいように、階段には、上り下りの方向を示す表示が必ずありますよね? 例えば、左側は上りの矢印(↑)、右側は下りの矢印(↓)とか。
ところが、大阪は基本的にこの表示はないところが多いようです。なので、私はいつも階段の右を歩けばいいのか左を歩けばいいのかいいのかわからず、人とぶつかりそうになることが多かったです。

駅の行き先表示。

京浜地区は、駅の中の要所に、必ず行き先がわかるような表示がありますよね? 行き先を迷ったら、周りを見渡せば必ずといっていいほど何らかの表示があります。
ところが大阪は、この行き先表示が実に少ないです。たった数回、大阪のいくつかの駅を利用しただけなのですが、行き先表示がなくって、何回も迷いました。

結論。
東京は、集団に気を使う都市。
大阪は、マイペースを前提とした都市。

違いますかねえ・・・・。

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2009.03.25

紅葉の京都36 「八坂の塔」

高台寺の観光も終わり、一段落。もうちょっと時間があるなあと思って見渡すと、目に入ったのが八坂の塔。正しくは、法観寺の五重塔っていうんでしょうか? 当初の予定にはなかったのですが、近くまで行ってみました。

で、一直線に塔の近くまで行ってみたのですが、塔の真下に立ってみると、イマイチな印象。敷地も狭いし、これといった感動は味わえませんでした。

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だがしかし。
ちょっと離れて見ると、いいんですよ、これが。
坂道の周りの古い町並み。その先に見える五重塔。やはり五重塔っていうのは、離れて見るものですよねえ。

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ちなみに、八坂の塔の近くの町では、舞妓さんとか和服を来た女性が多かったです。京都で見る舞妓さん、町の風景になじんでとてもいい感じ。ほんとは写真を撮りたかったのですが、やはり個人情報とかプライバシーとかに配慮して、写真を撮るのはやめました。「写真を撮っていいですか?」と声をかけて写真を撮ればいいんでしょうけど。
まあ、女性に気軽に声をかけられるような度胸があったら、このトシまで独身でいることはないんでしょうがね・・・・。

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ということで、この日の観光は終わり。
この日も朝から歩きっぱなし。たいへんに疲れました。昼食もどら焼き1個だったし。やっぱトシをとるとスタミナがなくなりますねえ・・・・。

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2009.03.24

紅葉の京都35 「高台寺・その2」

高台寺での出来事。
池のある庭園をひととおり見ておこうと思い、庭園の入り口にさしかかったところで、なにやら不自然な渋滞がありました。

その原因は、ある親子。
5歳くらいの女の子の写真を撮ろうとしている母親がいたのです。ただ写真を撮ろうとしていただけなら問題は全くないのですが、狭い道の片方に女の子を立たせ、自分は道の逆側に立って写真を撮ろうとしていたのです。他の人は、写真のジャマにならないように、親子の間を通るのを遠慮して、母親の後ろ側をムリヤリ通っていたのです。なので、結果として渋滞していたのです。

しかも。
写真を一瞬で撮ってしまえばそれほど大きな問題はないのに、その母親、娘のかわいい写真を撮ろうと必死。娘のかわいい笑顔を期待して、しきりに写真を撮りなおしているのです。周りの状況を全く理解せず、人の迷惑を全く考えずに。

かわいそうなのは、娘さん。
母親は、娘に対して、もっと笑えとかかわいいポーズをとれとかしきりに促すのです。娘さんは、母親の期待に応えようとして、必死に笑顔を作ろうとしているのです。が、どうしても緊張して表情が硬くなってしまうのです。彼女、なんにも悪いところはないのに。そりゃそうだ、自然な笑顔を強制したって、5歳の女の子にその意味がわかるわけはないでしょう。
周りの人に迷惑をかけるどころか、娘にまでムリをさせる。なんかいやなものを見ちゃったなあという感じでした。

で、結局その場を通り過ぎて、庭園をひととおり見学しました。そして、7〜8分後にもとの場所に戻ってみると。

なんと、まだやってる。
娘の笑顔を引き出そうとする母親、どうしていいかわからずにひきつった笑顔を繰り返す娘。

みなさん、どう思いますか?
娘を思う母親の行為として、微笑ましく思いますか?

周りのことは考えず、自分のことしか考えていない親。自分の子供をかわいがっているつもりで、実は自分のことしか考えていない親。
こういう人たちが多くなっている現実。
なんかいやだなあ・・・・。

そういうことを考えながら高台寺をウロウロしても、ちっとも楽しくありませんでした・・・・。

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2009.03.23

免許更新

昨日、自動車免許更新のため、神奈川県警察本部運転免許本部に行ってまいりました。
で、本日の話のポイントは、私の行ったところが「県警というお役所」だということです。

1.県警というお役所もなかなかやるなあと思ったこと。

更新連絡書のはがきには、朝8時半から免許更新手続きが始まると書いてありました。で、日曜日はどうせ混んでいるだろうと予測し、8時前には現地に到着したのですが、すでに受付作業が始まっていました。
お役所というと、普通は融通が利かないと言っていいほど時間には厳格なのに。たくさんの人をさばくために開始時間を早めているのでしょう。いわゆる「お役所仕事」から脱却し、お客様の利便性を優先させているのでしょう。
最近のお役所は、やるなあと思いました。

2.やっぱりお役所だなあと思ったこと。

講習を受けました。映画を20分ほど、残りが資料を交えた講師のプレゼン。
で、そのプレゼンなのですが、使っていたツールがなんとOHP。オーバーヘッドプロジェクターです。透明なトラペンに必要事項を書いてプレゼンしていたのです。
パソコンとパワポでのプレゼンが当たり前の今の時代、若い人はすでにOHPってどういうものかわからないんじゃないでしょうか? 

しかも、10年も20年も前の資料を使い回しているのならまだしも、「昨日の時点での交通事故数」みたいな最新情報をOHPで説明しているのです。毎日のように資料を最新のものに作りなおしているんでしょうね。こういった旧態依然としているところがいかにもお役所って感じがしました。
まあ、OHPでプレゼンされても何ひとつ問題はないのですが。

3.警察のくせに何をやっておるかあ!と思ったこと。

実は私、神奈川県警察本部運転免許本部には原チャリで行きました。
で、神奈川県警察本部運転免許本部の敷地内には駐車場があり、さらにその中に2輪車用の駐輪場があって、そこに原チャリを停めました。比較的早い時間ということもあって、まだ駐輪場に空きがあり、比較的奥のほうの壁に沿ったところに停めました。

で、免許更新手続きも終わって駐輪場に戻ってきてみると。もう駐輪場は無法地帯。壁に沿って一列にきれいに駐車しているバイクの真後ろに、全くスペースも空けずに2列目のバイクが並んでいたのです。当然壁際に停めた私の原チャリは、後ろも横もふさがれて、全く身動きできません。自転車だったらなんとか他の自転車を動かして通路を作ることもできるのですが、ロックをかけて駐車しているバイクは当然私の力では動かせません。
数分間途方に暮れていると、たまたまジャマになっていたバイクの所有者が現れて、バイクに乗って走り去っていきました。なので、やっと原チャリ1台分がすり抜けられるスペースができて、苦労しながらやっと駐輪場を脱出することができました。
ちなみに、他にも、駐車を禁止している黄色い線の内側に停まっている自動車もありました。

神奈川県警、何をやっておるかぁ!
普段町の中では小さい違反もビシバシ取り締まっているのに、自分の敷地内の迷惑駐車は、なぜノーチェックなのかぁ! 
こういった迷惑から一般庶民を守るのが警察の仕事でしょ? まずはしっかりと足元を固めましょうよ。たいへんに印象悪いですよ、神奈川県警さん・・・・。

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2009.03.22

紅葉の京都34 「高台寺・その1」

ねねの道を通って高台寺へと向かいました。

ねねの道は、人でいっぱい。ほんとにギュウギュウ。一時期の原宿のよう。写真は撮ったのですが、ブログには載せられません。個人情報を踏まえて人の顔は載せないようにしているのですが、ここで撮った写真はあまりにも人がいっぱい写りすぎていて、修正不可能なので・・・・。

そして、高台寺。
豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)ゆかりのお寺で、正しくは高台寿聖禅寺というのかな?
この高台寺ですが、紅葉的にはそれほど有名ではないのでしょうが、ねねの人気がものすごいらしく、たいへんに混み合っていました。

ところが。
正直にいいますと、私にとってはイマイチなお寺でした。遺芳庵や傘亭や時雨亭など、数多くの建物があるのですが、全く心に響きませんでした。庭園も平凡。紅葉もイマイチ。
別にお寺が悪いわけではなく、私の心が反応しなかったのです。

特にガッカリだったのが、霊屋。
ただでさえ混んでいる高台寺ですが、妙に長い列ができているところがありました。後から知ったのですが、それは霊屋を見るために並んでいる列だったのです。
霊屋は、秀吉と北政所を祀っている有名なところらしく、秀吉と北政所の木像が安置されているところでした。私はそれを知らずに、なんとなく列に並んでしまいました。

この霊屋、中に入ることはできません。小さな入り口から中を覗くだけ。一度に覗けるのは数名なので、ここでじっくり見学されると、あとにつかえている人は全く進むことができないのです。
やっと中を覗けるところまできて、中を覗いたのですが、暗くて中の様子がよく見えなくて、奥のほうに秀吉と北政所のぱっとしない木像が見えるだけ。
秀吉と北政所には申し訳ないのですが、ガッカリでした・・・・。

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そんな高台寺ではありますが、唯一心を引かれたのが、臥龍廊。
臥龍廊は、「龍が伏せているような感じの廊下」という意味だと思うのですが、そのとおりの廊でした。立ち入り禁止らしく、人がいなかったのですが、こういうところは無理に観光客を入れないほうが良いですね。

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2009.03.20

紅葉の京都33 「知恩院」

知恩院に到着。
いきなりそびえ立つ三門がたいへんに見事です。

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今回の旅行の主旨は紅葉だったわけですが、知恩院は特に紅葉の名所というわけではありません。探せば紅葉したところがあるなあという感じです。

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あまり紅葉が見られないということで、この日は紅葉の時季の土曜日にも関わらず、人はそれほど多くはありませんでした。

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知恩院は、浄土宗の総本山で、歴史も古く、規模も大きいです。
しかし、京都の他の有名な寺院ほど人気はない模様です。

永観堂のような爆発的な紅葉があるわけでもなし。
清水寺のような完成された美しさがあるわけでもなし。
銀閣寺のような美術的な侘び寂びがあるわけでもなし。

けど、そんな平凡さが実に良いのです。
京都で寺院を観光していると、「感動させないと許さないぞ!」と構えた気持ちになってしまいがちです。
が、こういった寺院は本来観光するものではなく、宗教的なもの。「心が落ち着けばそれでいいんじゃないの?」と言われているようでした。

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本堂では、何かの祈願か、法事のようなものが行なわれていて、十数人の人の前でお坊さんが粛々とお経をあげていました。とても心が落ち着いたので、後ろのほうで正座してしばらくお経を聞いていました。

以上、知恩院の良さをほめたわけですが、いただけないことがひとつ。
渋い建物のすぐ近くに、夜間ライトアップ用の設備がで〜んと構えているのです。
なんと景観を壊していることか。
夜間ライトアップなんでいりません。
自然なお寺が良いのです。
観光客にこびる必要はないです。
そう思うのですが、みなさん、どうでしょう?

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2009.03.18

アナログ回帰

先日、レコードをCDに焼き直すために、CDレコーダーを購入したことを記事にしました。
で、ついでというわけでもないのですが、レコードプレーヤーも買ってしましました。

今までもTrioのKP-700というレコードプレーヤーを持っていたのですが、ちょっと調子が悪かったのです。
症状はというと。
電源を入れると、いきなりターンテーブルが逆回転するのです。どうしてこういう壊れ方をするんだろ? 
けど、無理矢理レコードを置いて、スタートボタンを押すと、正規の回転方向にきちんと回転し、クォーツロックもちゃんと機能し、マトモな状態でレコードを聴くことができるのです。

普通に音楽が聴けるのでそのまま使おうかとも思ったのですが、レコードを聴いているうちにいきなり逆回転されたら大惨事になるかもしれません。
結局、買い替えることにしました。

結局買ったのは、KenwoodのKP-990です。Yahooのオークションを利用しました。
プレーヤーはしっかりしたものが欲しかったのですが、今新品のいいものを買うとたいへんに高額。オークションなら、昔の名機をそこそこの値段で買えました。中古ということで程度が心配ではありましたが・・・・。

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プレーヤーが到着して開梱したら、見かけ上の程度はたいへん良く、ひと安心。
レコードプレーヤーをアンプにつなぎ、試しに適当なレコードをかけてみたら、ちゃんと音も出ました。
というか。予想外にすばらしい音が出て、ビックリでした。音を言葉で表現するのは難しいのですが、「色気のある音」という表現がぴったり。感動ものでした。

私も昔は、マニアというほどではないですがオーディオ好きで、オーディオにはけっこうお金をつぎ込んでいました。時とともに徐々にオーディオ熱も冷めていき、高額のオーディオ機材が壊れるたびに安物に取り替えてきました。
今回購入したレコードプレーヤーにつないだアンプも超安物だし、スピーカーに至っては手作り品です。

なのに、この音。
アナログの良さを再認識しました。
と同時に。
最近私がいかに音楽をいい加減に聴いていたのかも、再認識しました。

これを機会に、昔のレコードを聴き込んでみようかなと思っています。
ああ、アナログってすばらしい。

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2009.03.17

紅葉の京都32 「平安神宮」

南禅寺の次は知恩院、と思っていたのですが、ちょっと気が変わり、遠回りではありますが平安神宮にも立ち寄ることにしました。

南禅寺を出てインクラインの近くを歩いていると、力強いオブジェを発見。インクライン関連のオブジェだと思いますが・・・・。

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平安神宮は南禅寺からさほど遠くはないのですが、歩いていくとけっこう時間がかかります。
やっと平安神宮に到着。
けど、平安神宮の周りには紅葉がほとんどなく、観光も一瞬で終了。

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さて、平安神宮に向かったのは、お昼過ぎ。この時間になると、あれだけ晴れていたのに、空模様が怪しくなってきました。

天気を気にしながら、次の目的地知恩院に向かって歩き始めました。で、平安神宮の大鳥居をくぐったあたりでついに激しい雨が降り始めました。当然傘をさすわけですが、なんか傘にあたる雨の音がおかしいのです。
よーく見てみると。
雨じゃあなくて、雹。
ヒョウでした。
11月29日、京都で雹。びっくりしました。思わず大鳥居近くの公衆トイレで雨宿り(雹宿り?)しました・・・・。

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2009.03.16

紅葉の京都31 「天授庵」

南禅寺の境内は基本的には無料で散策できますが、いくつか有料の建物があります。今回は、天授庵に入ってみました。

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天授庵は、建物そのものよりも美しい紅葉と庭園の組み合わせで有名なようです。
例えば、東庭。
東庭は、枯山水様式の白砂の庭です。規模はたいへんこじんまりしていて、いい加減な気持ちで見ると、これといった特徴のない平凡な庭園に見えます。が、今回の私はけっこう気持ちが張りつめていて、このような平凡に見える庭園でも妙に感動してしまいました。

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東庭から南庭に向かう道は、きれいな紅葉に囲まれています。そこに小道具としてちょうど良い門があって、写真のスポットとなっていました。

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南庭は池泉回遊式の庭園になっていますが、その庭園そのものにはあまりピンときませんでした。
ここで興味を引かれたのが、竹林。竹は南方の植物で、私の出身地である北海道では、見られません。なので、竹林というだけで非常に感動してしまうのです。今回は、竹林と紅葉がいっぺんに見られて、たいへんに感動しました。

注:
念のため竹の北限を調べてみましたが、どうも私の故郷の北海道の函館が北限っぽいです。けど、見たことないぞ? どこにあるのかな・・・・。

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天授庵は、不思議なことに明治のにおいがします。1339年に建立、1602年に再興されたというのに。明治時代にいろいろと手を入れたのかな? それとも、気のせい?

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南禅寺の境内は、紅葉の時季の土曜日ということでかなりの混雑でした。が、天授庵は意外と人が少なくゆったりとした気持ちで散策できました。強烈な印象はないのですが、味のあるところだと思いました。

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2009.03.15

紅葉の京都30 「水路閣」

南禅寺の中には、お寺とは本来関係のない歴史的建築物があります。
それが、水路閣。

明治時代の初期、一大公共事業として企画されたのが、琵琶湖疎水事業。
京都は、地下水や小さな川が水源で、水不足とまではいかないけれども、あまり水に余裕がなかったようです。大きく発展するためには圧倒的な水源が必要ということで、琵琶湖疎水事業に着手。膨大な水源である琵琶湖から、いくつもの山をぶち抜いて水を引こうというものでした。

その中の水路のひとつが、水路閣。

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この水路閣の凄いところは、歴史ある南禅寺の境内の中を通っていること。
今でさえ、南禅寺と水路閣は、同じ歴史的建造物として融合した風景をなしています。しかし、明治時代に水路閣を作ったときは、歴史のある南禅寺の境内に、超近代的な公共の建造物を作ってしまったことになります。現代でいうと、金閣寺の庭園の中に新幹線や高速道路を通すようなものでしょう。
いろいろな障害があったことが予想されますが、結果的には京都の町の近代化に大きな役割を果たしたようです。

今でも、水路閣の上にはちゃんと水路があって、水が流れています。さすがに作った当時の役割はなしていないのでしょうが、今はこの水路の水、何に使われているんでしょうかね?

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当時の近代的建造物も、今では紅葉の似合う歴史的建造物になっています。時の流れを感じますね。

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2009.03.13

紅葉の京都29 「南禅寺」

南禅寺は、イメージ的には大規模な公園といった雰囲気ですね。不思議なことに、宗教的なにおいがしないのです。
紅葉についても、紅葉の名所といった感じではなく、さりげなくそこら中が紅葉してますっていう感じです。観光しなくても、ただ散歩しているだけで落ち着いた気持ちになれそうです。

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南禅寺というと、なぜかお寺より湯豆腐のほうが有名ですよね。
南禅寺を訪れたときは、ちょうどお昼時。しかし、湯豆腐屋さんはどこもかしこも超満員で、昼食にありつけるのがいつになるのか予想もできません。結局、湯豆腐はパス。
まあ、私自身湯豆腐にはあまり執着はないのです。以前このあたりの有名湯豆腐屋さんで湯豆腐をいただいたことがあります。たしかにおいしいです。おいしいのですが、湯豆腐ごときに3000円も4000円もかけるのは、納得いかなかったのです。会社の社員食堂では、100円くらいで豆腐が食べられるわけですから。まあ、比較するもんじゃないんですけどね・・・・。

結局、昼食は、どら焼きを1個を立ち食いして終了。
紅葉の時季のお昼時に、南禅寺付近でまっとうな昼食をとるのは至難の業です。どれだけ待たされるかわかりません・・・・。

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2009.03.12

紅葉の京都28 「永観堂から南禅寺へ」

見知らぬ土地を歩いていると、思いもしないものを発見する楽しみもあります。

今回の発見は、永観堂幼稚園。

永観堂のすぐ横にある幼稚園なんですが、なんと立派な幼稚園なんでしょう。私は、有名なお寺かと勘違いして、思わず門をくぐろうとしてしまいました。門に「永観堂幼稚園」と書いているのを見つけて、ビックリして入るのをやめたのですが。今の時代、何の用もない中年のおっさんが幼稚園に入ろうとしただけで、何を誤解されるかわかりませんからね・・・・。

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さて、今回重点的に散策した京都の東側には、水に関係したものがたくさんあります。インクラインとか、鹿ヶ谷疎水道とか、水路閣とか。
永観堂から南禅寺に向かう道の近くにも、さりげない水路がありました。このような名もない水路でも、京都にあるとたいへん風情を感じるのが不思議ですね。

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2009.03.11

無事終了

本日、私がプレゼンしなければならない重要な会議がありました。
私の部門のトップ会議に近いもので、失敗は許されません。

で、成功するためには、いくつかのハードルがあります。

この会議のトップであるえらい人。
その次にえらい所長。
そして私の直属の上司。

トップのえらい人は、技術的にも充分現役の知識を持つ優れた人。良い人なのですが、非常に細かい人なので、この人には相当突っ込まれる覚悟をしておかなければなりません。
が、会議の直前になって、この人は急遽外出が決まって、欠席。
いきなり第一のハードルクリア。

次、所長。
この人も、基本的に良い人。技術的にはあまり突っ込みませんが、正論は譲らない人。そして、気に入らないことに対しては、意固地と言っていいほど拒否反応をする人。
この人は敵に回してはいけないので、会議の前に事前に私のプレゼンの主旨を説明し、根回しをしておきました。
結果、良い理解を得ていただいたらしく、本番でも終始有効的。
第二のハードルクリア。

問題は直属の上司。
この人は、基本的に悪い人ではないのですが、管理職としてはダメダメな人。上に対してはとことん従順、下に対しては無関心。上に気に入られるためには手段を選ばす、下が気に入らない意見を言うと、すぐ感情的になります。
今回のプレゼンは、私が担当している技術を私がプレゼンをするのですが、形式的には直属の上司が私を指名してプレゼンさせる、という形です。ということは、私のプレゼンが失敗すれば、その人のメンツがつぶれることになります。

なので。
会議に至るまでは、笑ってしまうくらいの怒濤のチェック。
事前に私が資料を作ってこれでいいですか?と確認すると、気に入らないところは罵倒するように修正の指示。修正して持っていくと、以前言ったこととは全て忘れて全く違う主旨のことを指示。これが何回続いたか。
保身ってこういうもんなんだな、と悲しくなってしまうほどです。
なんとか事前にこれでいきましょうという合意を得られ、第三のハードルクリア。

なんだかんだで、本番に突入。
プレゼンそのものは、たいへんスムーズに進行。
当然直属の上司は私に突っ込みは入れません。自分が不利になるから。

ということで、無事プレゼン終了。
プレゼンは好評だったので良かったのですが、たいへんに気疲れしました・・・・。


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2009.03.10

紅葉の京都27 「永観堂・その2」

永観堂の紅葉は、すばらしいです。
すばらしいのですが、紅葉鑑賞中に事件発生。愛用の一眼デジカメEOS20Dがバッテリー切れ寸前になってしまったのです。前日、充電し忘れてました。しかも、予備のバッテリーを持参していませんでした。

さあ、たいへん。今回の旅行は写真撮影が楽しみだったのに。
しかたなく、サブのコンパクトデジカメIXY900ISでほとんどの写真を撮り、ここぞというシャッターチャンスでEOS20Dで写真を撮るという綱渡りの撮影をしなければならなくなってしまいました。

安物のコンパクトデジカメを使っても、腕でカバー!というほどの腕も持っていないし。
困ったもんです。

で、後から写真を見てみると。
コンパクトデジカメの画質は一眼デジカメの画質と比べてしまうと、やはりイマイチ感があります。特に、色の鮮やかさがなくのっぺりした感じで、奥行き感も不十分です。

とはいっても、あくまで一眼デジカメと比べた場合です。比べなければ、それなりの写真が撮れてます。最近の安物のデジカメ、よくできてますねえ。
また、色の鮮やかさは後から多少は補正できるのが、デジカメのいいところですね。邪道と言えば邪道ですが・・・・。

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2009.03.08

紅葉の京都26 「永観堂・その1」

正式には禅林寺というのでしょうが、通称の永観堂という名で有名ですね。
お寺の歴史とか本尊の阿弥陀如来像(みかえり阿弥陀)とか、語るべきところはたくさんあるのでしょうが、永観堂の一番の見所はなんといっても紅葉。

以前、永観堂へ紅葉を見に来たことはあるのですが、そのときは夜のライトアップのときでした。
ライトアップされた不自然な色の紅葉、夜の花見の宴会のようなギュウギュウの見物客、そういったところばかりが目について、あまり良い印象はありませんでした。

が、今回は、昼間の快晴の永観堂。
すばらしいです。
紅葉の時季の拝観料は1,000円と割高でちょっとボッタクリっぽいのですが、それに見合う感動があります。
見物する人がいっぱいで落ち着いた味わいはないのですが、それはしかたがないですね。清水寺のように早朝から拝観できれば、人も少なくて落ち着いた雰囲気を味わえるのでしょうが・・・・。

いずれにせよ、永観堂の紅葉、最高でした。

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2009.03.07

Jリーグ開幕!

いよいよJリーグが開幕しました。

私は基本的にはサッカーにはあまり興味はないのですが、北海道出身なので、当然ながらコンサドーレ札幌を応援しています。
昨年は、久々のJ1でしたが、ぶっちぎりの最下位でJ2陥落。今年はゼロからのスタートです。

さて、私も応援に本腰を入れなきゃな〜と思い、応援用のユニフォームをオークションでゲットしました。

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なぜオークションでゲットしたかというと、普通に買ったのでは高いから。定価が14,490円もするのです。オークションで落札した価格は、2,000円。1999年のユニフォームで中古ではありますが、たいへんに程度の良いものを格安でゲットできました。

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ちなみに、このユニフォーム当時の選手のサイン入りです。
表には、黄川田選手,森選手,大森選手,アウミール選手のサインがバッチリ入っています。

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裏には、ディドGKコーチのサインが入っています。

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ちなみに、コンサドーレのユニフォームは他にもオークションで出品されていたのですが、7,000円とか15,000円とか、サインも入っていないのにけっこう高額でした。
なのに、私のゲットしたユニフォームは、選手やコーチのサイン入りで2,000円。この値段でゲットできたのはたいへんにラッキーでした。というか、なんでこの値段で落札できたんだろ?

私は横浜在住なので、なかなか北海道で行なわれるホームゲームには行けません。が、横浜近郊で行なわれるアウェイゲームでは、このユニフォームを着て応援に行く予定です。

がんばれコンサ!

今年はJ2で優勝してJ1昇格だ!

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2009.03.06

CDレコーダー購入

本日、秋葉原まで出向いてCDレコーダーを購入してまいりました。
購入の目的は、手持ちのレコードをCDに焼き直して聴くためです。

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前々からレコードをCD化しようと思っていたのですが、きっかけがなく、のびのびになっていました。ところが先日、大手カメラ系電器店のアウトレットショップに立ち寄ったところ、私の目的に合ったCDレコーダーが、店頭展示品ということで格安で売られていました。
その場で買えば良かったのですが、その日は用事があったので、その場での購入を断念。次の日に買いにいくと、すでに売り切れていました・・・・。

なんか悔しくて、CDレコーダーについていろいろ調べてみると、最近は新製品のCDレコーダーはほとんど出ていない模様。わざわざCDレコーダーを使わなくてもパソコンでCD化できるようになったからのようです。そうはいっても、私はそこそこオーディオにこだわりがあるほうなので、パソコンで音質の悪いCDを作りたくはありません。

ということで、ネットで中古で程度の良いCDレコーダーを探しました。なかなか望みのものがなかったのですが、ついに発見。でも、中古の電気製品を現物も見ないで買うのはちょっと不安。
ところが売り出しているショップを見てみると、秋葉原のお店であることがわかりました。これなら会社帰りに立ち寄れるということで、本日行ってきたのです。

結果、大正解。
程度もわかったし、その場でコンセントつないで音も出してくれたし。しかも、遠いところからわざわざ出向いてきてくれたということで、29,800円のところ28,000円にまけてくれたし。

何より良かったのは、ショップのお兄さんとオーディオについて語り合えたことです。
昔のオーディオの話。
最近は、オーディオにこだわりのある人もこだわりのある店も少なくなり寂しいですねという話。
やはり大きくて重い製品のほうが音が圧倒的にいいですねという話。
アナログの時代は、プレーヤーのカートリッジの針圧がちょっと変わっただけでも音が変わるので、セッティングのしがいがありましたねという話。
お互いにプログレにはまったことがあり、ピンク・フロイドは良かったですねという話。

私はマニアというほどではありませんが、オーディオには興味があり、しかも古い懐かしい話がたくさんできたので、たいへん楽しい時を過ごすことができました。。

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2009.03.04

紅葉の京都25 「インクライン」

南禅寺のすぐ近くには、蹴上インクラインがあります。
インクラインというのは、「急な坂を登るための特別な貨物鉄道」と思えばいいのかな?
京都の蹴上にあるインクラインは、「水路と水路に段差があって船が通れないので、貨車に船を乗せて坂の上り下りをするもの」のようです。

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ちなみにこの蹴上のインクラインの鉄道、582mあって、世界最長なんだそうです。

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私は仕事ではメカ関係の研究開発をやっており、こういった構造物にはたいへんに興味があります。
が、一般の人はあまり関心がないようです。紅葉の時季の京都、しかも土曜日。どの観光地も人でいっぱいになるはずなのに、インクラインでは観光客が皆無でした。
いいところだと思うんだけどなあ・・・・。

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インクラインの始点(終点?)は、船溜りになっています。たぶん、インクラインを使う船の待機所だったんでしょうね。
ここには噴水があります。ここを訪れたのは10時前だったのですが、ちょうど太陽がいい位置にあって、見事な虹が見えていました。

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2009.03.03

紅葉の京都24 「京都から大阪へ、そして再び京都へ」

先斗町で夕食をとり、この日の予定は全て終了。
いやほんと、この日は歩きまくりました。1日であれだけ歩いた記憶は、ここ数年ありませんでいた。日頃の運動不足もあって、えらいこと疲労しました・・・・。

その後、大阪の淀屋橋にあるホテルに戻りました。
京都からちょっと離れたこのホテルに決めた理由は、ひとつは京都市内のホテルは、ほとんど予約でいっぱいだったから。
もうひとつは、狭いながらも新築でこぎれいだったから。
そして、広い共同浴場があったから。
歩き回って疲労したときに、ゆっくりと足を伸ばせるお風呂に入れるというのは、最高ですよね。

ということで、入浴後ゆっくりと睡眠を取り、3日目の朝。
見事な快晴で、美しい紅葉が期待できます。
ホテルを出て、京都駅に到着したのが、8時半頃。まずは、駅前のおいしい立ち食いパン屋さんで朝食をとりました。

その後、南禅寺や永観堂方面へ行こうと駅前のバス停へ向かったのですが・・・・。
この日は、紅葉シーズンの土曜日。あらゆる方面へ向かうバス停は、人がどこまで続いているかわからないほどの大渋滞。もう、とんでもないです。まいりました。

ということで、予定を変更し、ちょっと遠回りではありますが、地下鉄で南禅寺に向かいました。

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2009.03.01

3.1プロレスリング・ノア武道館大会観戦記

本日3月1日のプロレスリング・ノアの武道館大会、たいへんに盛り上がった良い大会でした。
プロレスリング・ノアは、3月いっぱいで地上波でのテレビ中継がなくなります。みんながその危機感を持って、それを乗り越えようとしている力強さが伝わってきました。

本日は、小橋建太の復帰戦もありました。
ただ、本人の希望もあって、第一試合で地味に行なわれました。地味と言ってもえらいこと盛り上がったのですが。

そして、後半の3試合がまた異常に盛り上がりました。

潮崎・杉浦 vs 中邑・ミラノ。
我がプロレスリング・ノアと新日本プロレスの対抗戦です。対抗戦の緊張感は、一種独特。時として殺伐とした雰囲気になっちゃうし。
でも、今回の対抗戦は、殺伐とした雰囲気はなく、ほどよい緊張感のある良い試合でした。
結果もプロレスリング・ノアの勝利。
よし!

GHCジュニアヘビー級選手権。中嶋 vs KENTA。
本日のベストバウト! 最高に良い試合でした。
ふたりの激しい闘志と激しい打撃技。一瞬の気も抜けない緊張感。瞬間的な技に対応する見事な反射神経。どんなに打たれても回復する体力と気力。超人的スタミナ。
どれひとつとっても、一生かけても、私にはマネのできないことばかり。すばらしいです。
ちなみに。
KENTA、28歳。
中嶋勝彦、21歳。
こんなに若いうちからあんなに激しい試合をやるなんて、きっと選手寿命は短いんだろうなあ。というか、長生きできそうにないよなあ・・・・。

GHCヘビー級選手権、健介 vs 秋山。
メインイベント。これまたいい試合。これだけいい試合が続くと、見てるほうも気を抜けなくてたいへんです・・・・。

ああ、満足だあ!

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