先日、夜更かしをしていたら、スカパーで宇宙戦艦ヤマトの集中放送をやっていました。私は小さい頃、宇宙戦艦ヤマトの大ファンだったので、ついつい見てしまいました。
で、ビックリしたことがあります。
そのヤマトの集中放送にコメントを寄せていたのが、あの石破茂さん、現農林水産大臣だったのです。単なるコメントだけではなく、映像付きで。しかも、公務室と思われる部屋からの映像でした。
たかだかスカパーのアニメ番組のために石破さんにコメントを依頼したテレビ局も凄いですが、それに答えた石破さんも凄いですね。
普段はお硬い軍事屋さんにしか見えない石破さんですが、番組では、石破さんはたいへんに意外な面を見せていました。
ヤマトのことを、子供のようにキラキラした目でたいへんにうれしそうに話していたのです。政治的雰囲気は一切ナシ。高校生の頃、「さらば宇宙戦艦ヤマト」の映画を、1日3回4日連続(合計12回)で見たことを始めとしていろいろなエピソードを語ってくれました。
石破さんとは会ったらすぐにでも友達になれそうな、親しみを感じる雰囲気でした。
石破さんは、現農林水産大臣ではありますが、防衛大臣や防衛庁長官としての経歴のほうが印象に残りますよね。こういったことがヤマトのコメントに結びついたのかな?と思って、石破さんについてネットでちょっと調べてみました。(これから記述する石破さんについては、Wikipediaからの引用を含みます。)
石破さん、老けて見えますが私より3学年上の52歳。私と同じ1970年代に青春時代を過ごした、同世代ということになります。予想通り、宇宙戦艦ヤマトファン、軍事オタク、鉄道マニアだったようです。
ロシアの国防大臣が来日したときは、彼を喜ばすために、ロシアの空母のプラモデルを2日間徹夜して作ってプレゼントしたこともあるようです。
映画「戦国自衛隊1549」や「亡国のイージス」は自衛隊の全面的な協力があって数々の兵器が登場しましたが、これを認めたのも当時の防衛庁長官の石破さんの判断だったようです。
軍事オタクというとなんとなく戦争万歳的な人と思われがちですが、決してそうではなく、きちんとした判断をするために軍事のことを含めて一生懸命勉強しているということらしいです。
キャンディーズのファンだったようです。しかもミキちゃんの。
ちなみに私もキャンディーズは好きでしたが、ランちゃん派でした。
政治のことと彼自身の趣味や性格のことは、別モノなのかもしれません。
が、普段のテレビや新聞の報道からは、石破さんの一部の側面しか知ることができていませんでした。
石破さんに限らず、報道というのは政治家の一部の側面しか伝えてくれません。しかも、たいていはネガティブな側面を。
我々は、政治家にいろいろと文句を言う前に、もっともっと政治家について知る努力をしなければいけないんだな、と思ったわけです。
次の選挙も、ちゃんと考えて投票しないと・・・・。
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