2009F1日本グランプリ観戦記・その9
2009年10月4日、F1日本グランプリの決勝です。
天気は完璧な晴れ。晴れすぎて、強烈な日焼けになってしまいました。
さて、決勝前には、ポルシェのワンメークレースがありました。以前から、前座レースとして、シビックとかインテグラとかのワンメークレースがありましたが、このレースが意外とおもしろいのです。
車の性能がほぼ同じなので、接近戦が多く見られ、抜きつ抜かれつの迫力のあるレースが楽しめます。上位から下位まで、常にどこかでバトルが繰り広げられているのです。
当然のように、接触とか自爆とかがよく見られます。まあ、大きな事故につながらなければいいんですがね。
ポルシェのレースの最中に、場内放送でおもしろい話がありました。
F1マシンの鈴鹿サーキットでのラップタイムは、約1分30秒。ポルシェレースでのポルシェのラップタイムは、約2分30秒。
これだけでも、F1というのは如何に速いかがよくわかります。
で、おもしろい話はここから。
F1のレースでは、大きな事故があったとき、ドライバーを救助したり応急処置をするために、ドクターカーというのがスタンバっています。救急車が駆けつける前に、真っ先に事故現場に駆けつけて救急作業をするのが、ドクターカーです。
そのドクターカー、ベンツのワゴンなんですが、鈴鹿サーキットのラップタイムが、約2分30秒。なんと、ポルシェレースのラップタイムとほぼ同じなのです。
軽量化されてカリカリにチューニングされたポルシェと、救急器具とお医者さんを乗せたドクターカーがほぼ同じラップタイム。
ドクターカー、恐るべし!
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