久々に感動
本日、プロ野球のクライマックスシリーズがありました。
セ・リーグでは、小さい頃からファンだった巨人が勝ち上がりました。。
パ・リーグでは、北海道出身の私が応援する日本ハムが勝ち上がりました。
理想的な展開でした。
何よりよかったのは、レギューラーシーズンで優勝したチームが勝ち上がったこと。リーグで2位や3位のチームが日本シリーズに出るようなことがあれば、レギュラーシーズンの重みが全くなくなります。クライマックスシリーズなんてインチキな敗者復活戦は、ほんとにとっとと廃止してほしいものです。
で、本日感動したのは、日本ハムvs楽天の試合。
楽天は、この日負けたら、日本シリーズに進めません。そして、この日負けたら、この試合はたぶん野村監督のプロ野球人生で最後の試合になるはずです。
そういったことをふまえて、この試合にはいくつもの見所がありました。
その1。
後半の勝負所で、野村監督がリリーフに岩隈を投入したこと。
先発要員の岩隈をリリーフに投入する意気込み。お前が打たれるんだったらしょうがないよ、という信頼。いいシーンでした。
その2。
その岩隈が、見事にホームランを打たれ、事実上楽天の勝ちがほとんどなくなったとき。
このとき、ベンチの野村監督は、たいへんにいい表情で笑ったのです。苦笑でもなんでもなく、やられちゃったなあという晴れ晴れとした笑いでした。
その3。
楽天が負けた直後の、岩隈とマー君の表情。
岩隈は泣いていました。
負けたことが悔しいのか。信頼に応えられなかったことが悔しいのか。男の泣き顔でした。
マー君は、鋭い目つきで日本ハムのほうをにらんでいました。この次は絶対に負けないぞという気迫が伝わりました。マー君、男らしかったです。
その4。
負けたにもかかわらず、しかもアウェイの札幌ドームであったにもかかわらず、楽天の野村監督が胴上げされたこと。しかも、日ハムの選手も胴上げに加わって。
このシーンを見て、涙が出てきました。
いいシーンだったな・・・・。
ああ、心地よい感動だったな。
やはりスポーツっていうのは、こうじゃなくっちゃ・・・・。
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