出版業界の罠・その3「宇宙戦艦ヤマト」
巧妙な罠を仕掛けてくる出版業界。
なんと「週刊宇宙戦艦ヤマト」なる雑誌を出版してきました。
ガンダムの週刊誌が出てくるのなら、話はわかります。
ガンダムは、初期のガンダムから現在のガンダムまで少しずつ形を変えながらも脈々と続いています。新しいファン層も開拓しています。ガンプラという独特の文化も築いています。
なので、ガンダムの週刊誌が出てきてもおかしくないのです。
だがしかし、ヤマトははっきり言って過去の遺物。
しかも、テレビシリーズや劇場版も含めて、ほんとに良かったのは、最初のテレビシリーズと「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」だけ。後は、おまけみたいなもんです。
なのに、今になって「週刊宇宙戦艦ヤマト」発刊。
今さらこんな週刊誌が出て、誰が買うというのでしょう。こんな週刊誌を買うのは、学生時代にヤマトにハマった一部の人だけでしょう。
そして、私が学生時代にヤマトにハマった人なのです。
この週刊誌も、、当然のように初回の創刊号には、専用バインダー付き。さらに、創刊号は半額の290円でした。
出版業界はどんどんずる賢くなってきて、さらに巧妙な罠を仕掛けてきました。
この「週刊宇宙戦艦ヤマト」を全巻買いそろえた人には、ヤマトの模型が無料でプレゼントされるのです。これはもう全60巻買いそろえるしかないでしょう。
それにしても、「国宝の美」「野鳥の世界」「宇宙戦艦ヤマト」と私の趣味にドンピシャの企画を続けてくるとは、ほとんど私を狙い撃ちにしているとしか思えません。
次は何を仕掛けてくるのでしょう。
恐るべし、出版業界‥‥。
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