2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅25「金剛三昧院の多宝塔」
壇上伽藍でゆっくりした後は、金剛三昧院の多宝塔を訪れました。
金剛三昧院は、メインの町並みからちょっと奥に入ったところにあります。距離は短いですが、けっこうな坂道を上らなければなりません。自転車のギアを思いっきりローに入れてなんとか上りきりました。運動不足を痛感です・・・・。
金剛三昧院のすぐ前に、桜が咲いていました。ここを訪れたのは、5月1日。例年の桜の開花時期は4月下旬らしく、なんとか間に合った感じでした。
さて、金剛三昧院。
ここには、国宝の多宝塔があります。この多宝塔、1223年に建てられた日本で二番目に古い多宝塔なのだそうです。高野山は意外と古い建物が少ないので、貴重ですね。
ちょっとした庭園の中にこじんまりした多宝塔が建っていて、遠目にはなかなかいい感じでした。
だがしかし。
近づいてみると、びっくり。もう、ボロボロなんです。
もちろん管理している人はいろいろと気をつけているのでしょうが、「古い」を通り越して「朽ち果てた」といった感じなのです。
国宝に指定しているくらいなんだから、国としてもうちょっと手を入れないとまずいんじゃないの?と気になりました・・・・。
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