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2010.06.30

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅25「金剛三昧院の多宝塔」

壇上伽藍でゆっくりした後は、金剛三昧院の多宝塔を訪れました。

金剛三昧院は、メインの町並みからちょっと奥に入ったところにあります。距離は短いですが、けっこうな坂道を上らなければなりません。自転車のギアを思いっきりローに入れてなんとか上りきりました。運動不足を痛感です・・・・。

金剛三昧院のすぐ前に、桜が咲いていました。ここを訪れたのは、5月1日。例年の桜の開花時期は4月下旬らしく、なんとか間に合った感じでした。

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さて、金剛三昧院。
ここには、国宝の多宝塔があります。この多宝塔、1223年に建てられた日本で二番目に古い多宝塔なのだそうです。高野山は意外と古い建物が少ないので、貴重ですね。
ちょっとした庭園の中にこじんまりした多宝塔が建っていて、遠目にはなかなかいい感じでした。

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だがしかし。
近づいてみると、びっくり。もう、ボロボロなんです。
もちろん管理している人はいろいろと気をつけているのでしょうが、「古い」を通り越して「朽ち果てた」といった感じなのです。
国宝に指定しているくらいなんだから、国としてもうちょっと手を入れないとまずいんじゃないの?と気になりました・・・・。

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2010.06.29

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅24「壇上伽藍・その2」

壇上伽藍では、多くの個性的な堂宇が見られました。
まあ、いずれも再建されていて歴史が浅いのが残念ですが。

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その中で、ちょっと意外だったのは、山王院でした。
壇上伽藍は、真言密教の聖地なのですが、その敷地内に立派な鳥居があるのです。鳥居といえば、日本古来の神道の象徴ですよね。神と仏が共存する、日本らしい風景だなあと思いました。

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2010.06.28

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅23「壇上伽藍・その1」

高野山を散策するにあたって、観光的なメインは壇上伽藍と呼ばれる地区でしょう。そんなに広くはない地域に、多くの堂宇が建ち並んでいます。

壇上伽藍で最初に訪れたのは、金堂。
地味な建物ではありますが、今でも主な法要はここで行われているようです。

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一番めだつのは、カラフルな根本大塔。
一階は四角い断面、2階は円形の断面で、多宝塔と呼ばれる作りです。高さは48.5m、実際に見ると非常に大きく感じます。
今回使った一眼レフカメラのレンズは、18-50mmの比較的広角のズームなのですが、建物全部が入るように写真を撮るのはけっこうたいへんでした。

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壇上伽藍はいろいろな堂宇が並んでいるのですが、なにか深みというか年輪というかそういうものに欠けている印象がありました。
後から調べてみたら、壇上伽藍のほとんどの建物は、江戸時代末期から昭和初期に建てられたものなんだそうです。ほとんどの建物が、何回も火災にあっており、オリジナルはほとんど残っていないようです。
高野山は標高が1,000mくらいあって天気が安定せず、カミナリが落ちやすいので火災も多かったようなのです。

根本大塔と金堂も、再建したものなのだろうなあくらいに思っていたのですが。
根本大塔と金堂は、なんと、昭和時代に再建された鉄筋コンクリート製の建物でした。
なんか、残念な感じです・・・・。


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2010.06.27

2010年F1ヨーロッパGP

今回は、可夢偉くんの大活躍でした!

セーフティカーが入って展開に恵まれた。
チームの作戦が見事にあたった。
そういった点もありますが、何より可夢偉くんの実力が光ったレースでした。

特に、ラスト3周で2台を抜いたのは圧巻でした。しかも、そのうちの1台は、なんとフェラーリのアロンソ。
2007年のカナダGP、スーパーアグリの非力なマシンでアロンソをぶち抜いた佐藤琢磨くんの姿とダブりましたよ。
久々にドキドキするレースでした。

結果は、可夢偉くんは7位。
しかし、レース後の審議で上位にペナルティが与えられれば、4位の可能性もあります。

可夢偉くん、よくやった!

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2010.06.26

ラッシャーさんお別れの会

本日、先日亡くなったラッシャー木村さんのお別れの会に行ってまいりました。

ラッシャーさんは、国際プロレスを始めとしたいろいろなプロレス団体を渡り歩いてきました。私は、全日本プロレスとプロレスリング・ノア時代のラッシャーさんをずーっと見てきました。

スピーディな動きがあるわけではありませんでした。
派手な大技を持っているわけでもありませんでした。
相手を圧倒するパワーを持っているわけでもありませんでした。
しかし、根性のプロレスを見せてくれました。

晩年のラッシャーさんの戦いぶりは、全盛期とは比較にならないものでした。
が、ファンはラッシャーさんに温かい声援を送り続けました。
これも、ラッシャーさんの温かい人柄と、ファンを大事にする気持ちがあったからこそでした。

ラッシャーさんの一番の思い出は、数々のマイクパフォーマンスでした。ラッシャーさんのマイクパフォーマンスを聞くために会場を訪れた人も、多かったと思います。

本日ディファ有明で行なわれたラッシャーさんのお別れの会では、訪れた人にラッシャーさんの絵はがきが手渡されました。
絵はがきのデザインは、ファイティングポーズをとったラッシャーさんではなく、試合をしているラッシャーさんでもなく、笑顔でマイクを握っているラッシャーさんの姿でした。

ラッシャーさん、安らかに眠ってください。

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2010.06.25

最近の体調

このところずーっと体調がイマイチです。
体調が悪いというほどではないのですが、異常に疲れやすい感じなのです。

3年以上フィットネスクラブに通っていて、当初は週に5回は通っていました。そのころは、信じられないほど筋力とスタミナがついた自覚がありました。
最近は、せいぜい週2回。サボり気味なので体力が落ちているんでしょうかね。

あと、不規則な生活をしているせいか、身体がだるく、週末などは重い感じの頭痛になることもあります。まあ、通院するほどではないのですが。

そんなこんなで、先日会社の総合健康診断がありました。
その結果を見て、びっくり。
なんと、全ての項目が見事にAランクだったのです。私はいいトシをした中年のおっさんなのですが、このトシになるとふつうオールAはとれないものです。身体のほうは、普通の人よりはるかに健康なのだと思われます。

なのに、なぜ体調がイマイチだと感じるのか。
よくよく考えると、多分精神的なものなんじゃないかなという気がしてきました。

最近、会社やプライベートでつらいことが重なり、精神的に落ち込み気味なのです。
毎日がつらくて早く週末にならないかなあと思い、週末になったらなったで何もやることがなく落ち込む始末。
こんなことでは、体調が悪く感じるのは当たり前かもしれません。

いかんなあ。
もっと前向きに楽しく生きる努力をしないとなあ。

またしてもブログにネガティブなことを書いてしまいましたが、気持ちを切り替えてがんばります!

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2010.06.24

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅22「霊宝館」

高野山の霊宝館は、外観はあまりパッとしません。が、21点の国宝を含む約50,000点もの文化財が収蔵されているそうです。
高野山にはお寺がたくさんあって、もともとは、いろいろな文化財がいろいろなところに収蔵されていたはず。が、できるだけ一括管理したほうが良いとの判断で、多くの文化財が霊宝館に集められたようです。

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霊宝館では、密教に関するいろいろなものが収蔵されているわけですが、一番有名なのは八大童子じゃないでしょうか。人間味のある柔らかな表情は、なかなか魅力的です。今回も、八大童子を見ることができると楽しみにしていたのですが。

見ることができませんでした。
八大童子は収蔵されていたのですが、通常展示はされておらず、ときどき特別展示をしているだけなのだそうです。

がっかりです。
たぶん、霊宝館を訪れる多くの人は、八大童子を楽しみにしているはずです。出し惜しみしないで展示してくれたらいいのに。
残念ながら、今回は絵はがきでしか八大童子に会うことはできませんでした・・・・。

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霊宝館で見た文化財の中で、意外にも印象に残ったものがあります。
それは、深沙大将立像。
なぜこんな地味な仏像が心に残ったのかというと。

深沙大将立像は、永井豪さんの「手天童子」というマンガに出てくる正義の鬼、戦鬼に似ているのです。まだ見たことはないのですが、秋篠寺の大元帥明王立像も、戦鬼のイメージに近いです。
そういえば、「手天童子」の中には、密教や曼荼羅を思わせるような描写も見られます。

永井豪さん、きっとこういった宗教的なものに少なからず影響を受けているんだろうなあ・・・・。


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2010.06.22

足首負傷

昨日、会社に行こうとしてマンションの階段を下りる時、足首をひねりました。そうとうな角度で足首が伸びたのがわかり、激痛が走って、一瞬ヤバい!と思ったのですが。
痛みはすぐに治まって、そのまま会社に行き、何の症状もないまま一日が終了。

そして、本日。
朝から足首と脛にちょっとした筋肉痛のような違和感がありました。どうも、ひねったところを無意識にかばって変な歩き方をして、筋肉痛になったと思われます。
それでも生活に支障があるわけでなもなく、二日目も終了。

だがしかし。
お風呂に入ったあと気づいたのですが、やはり足首がちょっと腫れていました。まあ、ほんのちょっとなんですがね。

トシをとると、ちょっと身体に負荷がかかっただけで怪我をしやすくなりますね。子供の頃は、ハデに転んでも階段から転げ落ちても、怪我ひとつせずにケロッとしていたのに。

気をつけよーっと。

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2010.06.21

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅21「金剛峰寺」

空海、真言宗、高野山、金剛峰寺。
学生時代、セットで暗記したものです。
その金剛峰寺を拝観しました。

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金剛峰寺といっても、広義では高野山全体が金剛峰寺という定義なのだそうです。高野山全てが境内ということです。
それではあまりにも広すぎてこのブログでは紹介しづらいので、ここでは主殿を金剛峰寺として紹介します。
なぜかというと、主殿の中に「金剛峰寺」と書いていたからです(笑)。

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正直特別な見所はないのですが、なかなか渋くて味わい深いお寺でした。

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意外と良かったのは、石庭です。
石庭というと龍安寺の石庭があまりにも有名ですが、そういった先入観を排除して客観的に見ると、他にもいろいろと良い石庭があります。ここもそのひとつでした。

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金剛峰寺の中では、お茶とお菓子の無料サービスがありました。
お寺のお坊さんが、自らこのサービスをしていました。
ありがたいことでした。


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2010.06.20

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅20「徳川家霊台」

徳川家霊台は、奥の院とはだいぶ離れたところにあります。ここには、初代将軍の家康と二代目将軍の秀忠が祀られていました。

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徳川家の墓所は高野山にあるんだったっけ?。東照宮じゃなかったっけ? 東照宮でも、久能山だっけ?日光だっけ?

なんだかよくわからなくなったので後から調べてみました。
徳川の歴代将軍の墓所は、数カ所にあるようです。
日光東照宮、増上寺、輪王寺、寛永寺。
で、家康の墓所は日光東照宮(最初の1年は久能山東照宮)、秀忠の墓所は増上寺となっています。すると、高野山の徳川家霊台の意味合いが、イマイチよくわかりません。

調べた情報から推測すると。
高野山の徳川家霊台は、もともと大徳院というお寺の境内にあったらしいのです。大徳院は代々徳川家と縁のあったお寺なのだそうです。
徳川幕府は江戸にあったので、公式には江戸に近い日光の東照宮と輪王寺、江戸にある増上寺と寛永寺に将軍のお墓を作ったのでしょう。
そして、先祖代々縁のある高野山にも霊台を作ったと思われます。
たぶん正解だと思うのですが、どうでしょう・・・・。


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2010.06.19

W杯 日本 vs オランダ

ただいま、ワールドカップの日本対オランダの試合が終わりました。

残念。
けど、いい試合だったんじゃあないかな。
ボールを支配されていた時間は長かったけど、しっかり守っていたし、見せ場も何度か作ったし。うまくいけば引き分け、もしかしたら勝てるかもといった期待を持たせてくれました。

負けたといってもまだ絶望的な状況ではないです。
次のデンマーク戦、しっかり勝って予選突破してもらいたいものです。

がんばれ、ニッポン!

蛇足ではありますが。
普段見ているJ2の試合と比べると、ワールドカップのサッカーはまるで別のスポーツのようです。我がコンサドーレ札幌、もっともっともっともっと練習して、少しでも世界レベルに近づいて欲しいものです。
というか、世界レベルの前に、まずはJ2でトップを争うくらいにはなってほしいものです・・・・。

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2010.06.18

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅19「女人堂」

高野山の女人堂。

ここへ行くのはけっこう苦労しました。なぜ苦労したかというと、けっこうな坂道を自転車で上ることになったからです。10年前なら楽勝で上れたような坂道なのですが、最近の私の体力の低下は著しく、結局最後は自転車からおりて、自転車を押して行くことになりました・・・・。

さてその女人堂ですが、ちょっと納得できないです。納得できないのは、その役割。
高野山は長いこと女人禁制で、明治時代に見直されるまで女性が参拝できなかったのです。なので、女性はその入り口にある女人堂より先には行くことができず、ここを参籠所としていたのです。

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私は、自ら宗教はやりません。しかし、文化としての宗教には大いに興味があります。その宗教の中でも、最近は真言密教に魅力を感じています。真言密教そのものというよりも、空海という人の考え方や行動に共感できるものがあるのです。

その尊敬すべき空海の流れを汲む真言密教ですら、(今で言う)女性差別があったと知った時は、けっこうショックでした。まあ、空海その人が女性差別をしたわけではないのでしょうし、今とは時代が違うわけですが。

宗教は、時としてネガティブな面もあります。女性差別だったり、他の宗教を弾圧したり、戦争の元になったり、金儲けの手段となったり。宗教そのものが悪いのではなく、間違った解釈をしている人がいるだけかもしれません。

もちろん宗教によって救われる人も多いでしょう。人それぞれの考え方もあるでしょう。私は宗教を否定しているのでも非難しているのでもありません。あくまで、私自身は宗教をやらないということです。

まあ、ちょっと堅苦しいことを書いてしまいましたが、私としては、これからも宗教を文化として楽しんでいこうと思います。

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2010.06.17

趣味のあう人

私は長いことスカパーでいろいろな番組を見てきました。
で、2ヶ月ほど前、NTTの光テレビの無料キャンペーンがありました。光テレビもスカパーと同じような番組構成だったので、同時に契約する必要はありませんでした。しかし、画質とか使いやすさとか光テレビのほうが良かったら乗り換えてもいいかなと思い、無料の期間だけ契約してスカパーと光テレビを両方見くらべていました。

しかし、光テレビには致命的な欠点があることが気づき、解約することにしました。
その致命的欠点とは。

光テレビの番組の中に、「フジテレビNEXT」がなかったのです。「フジテレビNEXT」では、私の好きなF1が全戦生放送されているのです。
F1は地上波でも見られます。しかし、数時間遅れて放送されることが多いのです。「フジテレビNEXT」では必ず生放送。しかも、予選もフリー走行も全て生放送でノーカットで見られるのです。

ということで、本日、光テレビの窓口に電話して解約の手続きをしました。

電話を受けてくれたのは、推定20代の若いお姉さん。今後の参考のためにと解約の理由を聞かれました。
私は正直に「フジテレビNEXT」が番組のラインアップにないからと答えました。さらに話の流れで「私はF1が好きなので。」と話しました。
そしたら。

そのお姉さんもF1の大ファンだったのです。
「え?私もF1のファンなんですよ!」
「今年のF1はなかなかおもしろいですよねえ。」
「ヨーロッパラウンドは日本では午後9時からの放送ですよねえ。」
「やはり生放送で見たいですよねえ。」
と、お姉さん、大喜びでF1の話を始めました。

ああ、こんな趣味の合うお姉さんが身近にいたら。
思わず電話で「今度食事でもどうですか?」と誘いたくなりました・・・・。

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2010.06.16

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅18「大門」

自転車で巡る高野山。
その日最初に行ったのは、大門でした。

大門は、高野山の入り口のようなものだと思うのですが、金剛峰寺とか壇上伽藍とか主なお寺からはずいぶん離れたところにポツンと建っています。

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大門はもともと1141年に建てられたのだそうですが、現在ある大門は江戸時代に再建されたもののようです。なぜ江戸時代に建て直されたからというと、前の大門が火事で焼失したからのようです。日本の歴史的建造物の多くは木造ですよね。大門に限らず、多くの歴史的建造物が焼失したり再建されたりしています。再建する時は以前の雰囲気をできるだけ残そうとして建て直すのでしょうが、本当の意味で当時の面影を残している建物は数少ないのかもしれません。

この大門には、巨大な仁王像があります。
ちゃんと調べたわけではないのですが、日本で二番目に大きい仁王像のようです。一番目は、もちろん東大寺の仁王像。
日本最大の仁王像が東大寺の仁王像だということは多くの人が知っていると思いますが、二番目に大きい仁王像が高野山にあることを知っている人は少ないことでしょう。私も知りませんでした。

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ちなみに、世界最古の木造建築物は法隆寺。
二番目は? 
私にはわかりません。

じゃあ、日本で一番高い山は富士山。
二番目は?
北岳と答えられる人は少ないでしょうね。

昨日の書き込みでも話しましたが、やはり一番と二番ではインパクトが全く違いますよね‥‥。

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2010.06.15

はやぶさ

W杯サッカー人気に隠れて大々的には報道されていませんが、日本の小惑星探査機はやぶさが、7年の旅を終えて無事帰還しました。
これは、たいへんなことです。私のような技術者にとっては、驚愕の出来事なのです。

はやぶさには、いろいろな着目点があります。
イオンエンジンを使ったこと。
小惑星に着陸したこと。
小惑星のサンプル採取した可能性が高いこと。

しかし、私が感動したのは、あれだけいろいろなものが故障しながら、自動修復や地球からの奇跡的な対応により、無事地球に帰還したことです。

7週間も通信が途絶えてはやぶさを見失い、普通なら完全に諦める状態だったのに、あり得ないほどの努力をして通信回復。
4基のエンジンのうち3基のエンジンが故障したのに、稼働可能な部分をつなぎ合わせて見事に修復。

数々の失敗には反省するところもあります。
が、全ての故障を想定して故障した時のために手を打っていた緻密な計画、そしてなにより関係者の皆さんの驚異的な熱意と根性により、このプロジェクトは成功したのです。

こういったプロジェクトは、未来のためにどんどん推進しなくてはならないと思います。技術の進歩のために。そして、なにより技術者という人材を育てるために。

なのに、世の中には、事業仕分けで有名になった某女性政治家のように、「世界一になる理由は何があるんでしょうか?、2位じゃダメなんでしょうか?」みたいな発言をする人がいるわけです。

科学技術を全く理解していない上に、技術大国である日本の将来を本気で心配しているとも思えません。そもそも、一番を狙うからこそ二番にもなれるわけでしょう。最初から二番を狙うような低い志では、二番さえとれないのは明確でしょう。
はやぶさも、アメリカですら成し遂げたことのない「世界初」の記録を10以上も作っているのです。

しかもこの女性政治家、事業仕分けではやぶさの予算を大幅に削減しているのです。そのときの発言の主旨は、以下のような感じでした。
「この計画が国民の生活にどのような役に立つのか?」
「あんな失敗ばかりの計画に金をかける価値があるのか?」
「能力のない職員に高い給料を払う価値があるのか?」

信じられません。
科学技術を否定するだけでなく、科学の発展を願ってがんばっている人の努力さえ否定するような発言をするとは。
このような人が政治を動かしている限り、日本の科学技術は確実に衰退してしまいます。
困ったものです・・・・。

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2010.06.14

期待

W杯の日本対カメルーンが始まりました。
最近日本チームの成績はパッとしないけど、やはりどうしても期待してしまいますよね。

勝つかもしれない。
負けるかもしれない。

とにかく応援しましょう。
勝っても負けても、がんばった日本チームをほめてあげましょう。

以前、期待通りの結果にならなかったことに腹を立てて、帰国した選手に水をかけたバカがいましたが、とんでもないですよね。

選手には選手のがんばりかたがあります。
ファンにはファンのがんばりかたがあります。
みんなでがんばって予選突破だ!

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2010.06.13

あれから1年

あれから1年が経ちました。
プロレスリング・ノアの三沢光晴さんが亡くなったのが、2009年6月13日。あっという間の1年でした。

本日は、三沢さんの追悼興行でした。
会場のディファ有明の入り口には、三沢さんの写真と献花台。試合開始前に、全員で1分間の黙祷。
それ以外は、あえて過度の演出をすることなく、全く普通の興行でした。

それで良かったと思います。
いつまでも三沢さんに頼っていたのでは、三沢さんもあの世でゆっくりできないでしょう。「なんだ、俺がいなくても大丈夫じゃん。」と思ってくれるように、選手もファンもがんばらないと。

選手の皆さん、ファンの皆さん、これからもプロレスリング・ノアを盛り上げていきましょう!

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2010.06.12

懐かしのMac

懐かしいMacをゲットしました。
Mac といってもパソコンではありません。National の 「Mac GT」、正式型番「RQ-540」。そうです。1975年発売のラジカセです。通称「縦型Mac」と呼ばれていました。

ヤフーのオークションで出ていました。1,000円で。もちろんジャンク品で作動しませんが、私の青春時代(高校生時代)に愛用していたものと同じものなので、迷わず落札しました。

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ほんとに懐かしいです。
1970年代はいろいろな意味ですばらしい時代でした。一番感受性の強かった時期(中学高校時代)にその時代を過ごせたのは、私の人生にとってたいへんにプラスになっています。

その1970年代。
学生にとって、ラジオやラジカセはなくてはならないものでした。当時はテレビ番組を録画するビデオやDVDなどがなかったので、ラジオ番組やラジオでかかる音楽をラジカセで録音するのが楽しみでした。

また、当時はやっていたフォークソングですが、私の好きな井上陽水を始め多くのフォークシンガーがテレビに出演することをいやがっていたので、フォークシンガーの話や曲を聞けるのはラジオがほとんどだったわけです。

好きだった番組は、「オールナイトニッポン」と「ベストテンほっかいどう」かな。

「オールナイトニッポン」では、私の心に残るパーソナリティは、あのねのねでした。う〜ん、懐かしい。
そして、何より心に残っているのは、テーマ曲の「ビタースウィート・サンバ」。オールナイトニッポンが始まるのは夜の1時。このテーマ曲がかかると、「俺は夜更かしをしているんだなあ」とちょっと大人になったような気がしたものでした。

私が高校時代まで過ごした北海道では、当時の中高生の多くが「ベストテンほっかいどう」を聴いていたんじゃないかな。毎日歌謡曲のランク付けをしていて、その日誰のなんという曲が1位になるのか、クラスメートの話題になっていました。
パーソナリティのミスターデーブマンの話も楽しく、毎日夕方の放送時間には必ず家にいて放送を聴いていた記憶があります。

ああ、1970年代、良かったなあ‥‥。

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2010.06.11

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅17「自転車」

今回高野山観光をするにあたり、移動手段は自転車を使いました。車に積んで、横浜から持ってきたのです。

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高野山にはいろいろと見たいところがあったのですが、車での移動は大変不便です。基本的に駐車場がないので。
かといって、歩いてまわるには広するのです。
なので、自転車でまわるのがちょうど良い感じなのです。
まあ、距離的にはちょうど良かったのですが、運動不足の私にとってはきつい坂道もありましたが‥‥。

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古い町並みをまわるときは、車よりも絶対に徒歩か自転車が良いですね。車では見のがしてしまうようなことにも気づくことができ、ちいさな感動が得られることがあります。何より、雰囲気が直に味わえますよね。

今回の古い町並みでの気づきのひとつは、交番。
高野山の雰囲気を壊すことがない自然な建物でした。しかし、これだけしっくりと風景になじんでしまうと、交番を探していても交番だと気づかない可能性がありますね‥‥。

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あと、変なお店屋さんもありました。
いったい、何を売っているんでしょうか。怖くて入れませんでしたが‥‥。

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2010.06.10

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅16「写経」

宿坊の恵光院さんでは、写経も体験しました。

写経セットを手渡され、部屋で時間のあるときに写経するようにということでした。
写経セットというのは、下書きされた写経用の紙と、筆ペン。私は小学生の頃、書道が得意でした。というより、書道が趣味でした。なので、今回も筆と硯と墨で本格的に写経することを期待していたのですが、ちょっと残念でした。

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手渡された写経用の紙は、下書きがしてあるのですが、その下書きの仕方が巧妙でした。裏に文字が左右対称に印刷されているのです。表から見ると、きちんとした文字に見えるように。かしこい考え方ですね。

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さて、写経開始。
写経するにあたってお坊さんに言われたのは、心を安らかにして願い事をしながら写経するとよいですよ、ということです。
なので、ささやかな願い事をしながら写経を始めたのですが‥‥。

いつの間にか願い事など忘れて、一心に写経に集中してしまうのです。いかんいかんと思いながら、再び願い事とともに写経を始めるのですが、ふと気づくとまたもや写経にのめり込んでしまっているのです。
結局、写経を開始して終了するまでの約1時間、願い事などほとんどせずに写経に集中してしまったのでした。

阿字観のときは、何も考えずに心を無にすることがいかに難しいかということを知りました。
そして写経では、字を書きながら願い事をするような平行作業をすることが、とても難しいということを知りました。
さらには、写経というひとつの行為に集中すれば、心を無にできるということも知りました。

阿字観と写経の両方を体験することによって、なんとなく今までと違った考え方ができるようになったような気がします。
今回の宿坊での修行体験は、私にとってはたいへんに有意義なものとなりました。

写経した紙は、空海の眠る奥の院に奉納していただきました。
ちなみに空海は、「弘法も筆の誤り」という諺があるほど書が上手な人ですよね。私の書を見てどう思うのでしょうか‥‥。

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2010.06.09

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅15「阿字観」

高野山の宿坊である恵光院さんでは、阿字観を体験しました。

阿字観というのは、座禅のような瞑想方法です。今回は、阿字観の中でも比較的習得しやすい数息観というものを学びました。

阿字観の基本は、ひたすら心を空にすること。欲や邪念を断つ。要するに、何も考えないことなのだそうです。
そして数息観は、心を空にする手段として、呼吸を整えながら1から10までの数字を心の中で数えることをひたすらに繰り返します。
たったこれだけです。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1、2、3、4‥‥みたいな感じで。

その他ちょっとしたルールをひととおり教わり、部屋をちょっと暗くして数息観を開始しました。
もしかしたら簡単かもと思いながら、数息観を始めたのですが。

これがまた、実に難しいのです。
まず、単純に1から10までの数字を何も考えずに繰り返すのが意外と難しいのです。ついつい、11、12、13‥‥と次に進んでしまうのです。
10以上続けて数えるのがなぜよくないかというと、例えばその日の数息観で300まで数えたすると、次の日はどうしても300以上数えようという欲が出てしまうのだそうです。

数をキチンと数えるだけでも難しいのに、心を空にして何も考えないことは、もうほんとに至難の業です。10も数えないうちに余計なことを考えている自分に気づきます。どんなにがんばっても何か考えてしまいます。というか、「何も考えないようにがんばる」こと自体がすでに問題。自然に何も考えないように持って行くべきなのに。
う〜ん、これは修行が必要だなあ‥‥。

で、部屋が明るくなり、お坊さんから数息観の時間が終了したことを告げられました。自分としては、全く心を空にすることなく数分がたってしまったなあという感覚でした。
が、お坊さんが言うには、今回の数息観は15分くらいだったそうなのです。

え? 自分の感覚では数分だったのに、実は15分もたっていたの? ということは、自分では気づかないうちに心を空にして何も考えていない時間があったのかも。

そういうわけで、とても不思議で有意義な体験でした。

それにしても、何も考えないということは実に難しいです‥‥。

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2010.06.08

ライブ!

6月6日(日)は、大忙しの1日でした。
お昼からプロレス観戦、夕方は中野ブロードウエイでお買い物。
そして夜は、ライブに行ってきました。
場所は沼袋にあるサンクチュアリ。目的のバンドは、ARSNOVA でした。

まずは、前座の ptf の演奏がありました。

バイオリン,キーボード,ドラム,ベースの4人からなるインストルメンタルバンド。彼らが登場した時は、ほとんど大学生のアマチュアバンド?と勘違いするような、ごく普通の若者集団のように見えました。
しかし、演奏が始まるとその印象は一変しました。バイオリンを中心とした攻撃的な曲が多く、ハードプログレをうまく具現化しているように思えました。攻撃的すぎて聴くほうが休むヒマもないくらい。もうちょっと曲にメリハリがつくと、このバンド、大化けするんじゃないかな?

そして、ARSNOVA 。

ARSNOVA は、GERARDと双璧をなす日本を代表するプログレッシブロックバンドです。もともとキーボード,ベース,ドラムの女性トリオだったのですが、その時々で編成が少しずつ変わるようです。今回は、女性のゲストボーカルも登場しました。

さて、演奏について。
もう、何も申し上げることはございません。大迫力。これぞライブ!これぞプログレ!といった感じでした。
ベースの柴田伸子さんは、地味ながら確実な演奏。
ドラムの高橋明子さんは、女性とは思えないほど芯のあるアグレッシブなドラミング。
そして、私の大好きなキーボードの熊谷桂子さん。このバンドの音楽性を決めているのはたぶん熊谷桂子さんなのでしょうが、私の求める音楽性にドンピシャなんです。
最高の曲、最高の演奏でした。

けど、不満が残るのは、ファンが少ないこと。
せいぜい50席、立ち見を含めても60〜70人ほどしか入らない小さなライブハウスが、超満員にならないのです。こんなにすばらしいバンドなのに。
ちなみに ARSNOVA の海外での人気はものすごく、9月にはドイツ公演もあるそうです。4,000人ほどが集まる音楽祭に呼ばれるようなバンドなのです。日本でも、もっともっと評価されるべきバンドです。

最後に。
ライブが終わった後、熊谷桂子さんのサイン会がありました。
私はその場でDVDを買ってサインしていただき、握手もしていただき、一緒に写真まで撮っていただきました。
熊谷桂子さん、年齢はわかりませんが、1980年代から活動しているので、けっこうなおトシのはず。なのに、その美貌、そのスタイル、その服装のセンス。その彼女が身体を密着するようにして一緒に写真に収まってくれたのです。
もうドキドキ。舞い上がってしまいました‥‥。

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2010.06.07

6.6プロレスリング・ノア後楽園ホール大会

昨日は、お昼の12時からプロレス観戦でした。
この日は、いつも以上に熱の入ったすばらしい試合が続き、たいへんに満足でした。
特にラスト3試合は、特筆ものでした。

斎藤・高山・吉江 vs 森嶋・佐々木・起田。
これぞプロレス。
信じられないくらいでかい人たちが、全力でぶつかる。まさに、肉弾戦。ゴジラとキングギドラの戦いを目の前で見たような迫力。普通の人には絶対にマネできないプロレスを見せてもらいました。
私は、こういうプロレスが好きなんですよねえ。

KENTA vs 丸藤。
長いこと怪我で休んでいた KENTA の復帰戦。相手は、好敵手の丸藤。もう、私の中では今年の年間最高試合です。この人たちががんばっている限り、プロレスリング・ノアは安泰です。

バイソン・キース vs 杉浦・谷口。
珍しく流血の試合となってしまいましたが、荒れた感じの試合というわけではなかったです。不器用な人たちばかりの試合でしたが、それぞれが自分のできることを全てやったという感じで、好感の持てる試合でした。

全試合が終わったのが、14時30分くらいかな?
そのあと、ヒマつぶしに中野ブロードウエイに行ってまいりました。で、そこで先日亡くなったラッシャー木村さんに出会いました。これも何かの縁。迷わず我が家に来てもらいました‥‥。

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2010.06.05

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅14「護摩祈祷と宝来」

恵光院さんでは、護摩祈祷を体験することができました。

護摩祈祷は、早朝、護摩堂という狭い建物の中で行なわれました。
我々宿泊客は、火炉を囲むように座って護摩祈祷に参加しました。護摩祈祷は、お坊さんがお経を唱えながら火炉に護摩木をバンバン投げ込んでたき火のように火を焚き、願い事をするというものです。密教独特のやり方のようです。

狭くて暗くて寒いなか行なわれる護摩祈祷は、たいへんに緊張感のある儀式でした。火というのは、人間にとって集中力を高める効果があるような気がします。意識せずにたき火の火をじーっと見つめていたり、ろうそくの火をじーっと見つめていたりすることってありますよね。

それにしても、狭くて天井の低い木造の護摩堂の中で、天井に届くほど火を焚く儀式は、なかなか豪快です。よく火事にならないなと心配になりました。

あと、恵光院さんだけではないのでうが、高野山ではあちこちで切り絵が貼ってあるのを見かけました。お坊さんが意味を教えてくれたのですが、宝来といって、注連縄(しめなわ)の代わりなのだそうです。高野山ではあまり稲が育たず、藁が入手しにくいのだそうです。藁がないと注連縄が作れないということらしいのです。
それにしても、なぜ注連縄の代わりが切り絵なんでしょうね‥‥。

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2010.06.04

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅13「宿坊」

高野山での宿は、恵光院さんでした。
チェックインは14時とのことでしたが、13時に着いてしまいました。が、快くチェックインさせていただきました。

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お部屋には大満足でした。
建物は古いのですが、角部屋の個室で、充分な広さ。この日はたいへん寒かったのですが、コタツもあり、いい感じでした。
このコタツ、夜には大活躍することになります。

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窓からは、ちょっとした庭園と阿字観道場がバランスよく見えて、非常に落ち着いた感じがしました。

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恵光院さんは、敷地も建物もたいへん広く、びっくりしました。お寺の中を歩いていても、廊下はクネクネとどこまでも続き、うっかりすると迷子になりそうでした。実際、外国人の方は、ときどきお寺の中で迷子になることがあるそうです。

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夕食は、17時から。ちょっと早いのですが、早寝早起きのお寺らしいですね。
当然ながら、精進料理。質素ではありますが、味のほうは充分満足なものでした。
こういった宿坊では、質素な精進料理は当然なのですが、ときどき食事に不満を持つお客さんもいるようです。お寺に泊まるということは、食事もまた修行のひとつのはず。何事にもありがたいという気持ちを持ちたいものです。

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食事の後は、奥の院のナイトツアーに参加。
この日は中学生の団体さんも泊まっており、お風呂の時間に制約があるということで、ナイトツアーから帰ってからは、大急ぎでお風呂に入りました。

さて、お風呂の後はおやすみのですが、これが大ピンチ。
お坊さんがお布団を敷いてくれたのですが、掛け布団は薄いものが一枚だけ。そして、この日は非常に寒かったのです。ストーブをつけてさらにコタツに入ってやっと寒さをしのげる感じの寒さだったのです。
私は寒がりで、人より多めの掛け布団が必要なのに、困ってしまいました。これも修行かと思うと、「もう一枚掛け布団をください。」という一言も言い出せませんでした。
ストーブをつけっぱなしで寝るのは危ないので、結局コタツのすぐ近くに布団を移動し、コタツにもぐり込むようにして一夜を過ごしたのでした。
お坊さんは、こんな寒い中でも薄い布団で寝るのだなあと思うと、感心してしまいました。

ちなみに恵光院さんを始め、高野山で見かけたお坊さんは、比較的若い人が多いのがちょっと意外でした。お坊さんはお年寄りというイメージがあったので。
あと、どうでもいいことではありますが、恵光院さんのお坊さんは、なぜかイケメンばかりです。礼儀正しく親切で、とてもさわやかな感じがしました。

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2010.06.02

罠から罠へ

先日、出版業界の巧妙な罠にはまり、「国宝の美」「週刊・野鳥の世界」「週刊・宇宙戦艦ヤマト」という3種類の週刊誌を買い続けていることを書きました。

そして先日、「週刊・世界遺産」という週刊誌が発売になってしましました。

やられたぁ!
またしても私を狙い撃ちするような週刊誌でした。

もうこれ以上週刊誌にはハマらないぞという決意をしていたのですが、決心が揺らぎました。
悩んだ末、今まで買っていた週刊誌のひとつの定期購読を断念することを決意。断念したのは、「週刊・野鳥の世界」。「週刊・宇宙戦艦ヤマト」ははずせないし、「国宝の美」はもう一息で完結です。「週刊・野鳥の世界」は何巻続くかわからないほど膨大な量になりそうだし、1冊1冊全てに目を通す気力が続きそうもないので、断念することとしました。

それにしても、次から次へと罠を仕掛けられます。
今度はどういう罠を仕掛けられるやら‥‥。

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2010.06.01

2010 高野山と伊勢神宮と熱田神宮の旅12「奥の院・その4」

昨日に引き続き、奥の院ナイトツアーでガイドのお坊さんに聞いたお話。

お地蔵さんのお話その1。

お地蔵さんは、地蔵菩薩の石仏なのですが、地蔵菩薩というのは子供を守る仏様なのだそうです。なので、お地蔵さんの多くは子供がつけるよだれかけをつけているのだそうです。

お地蔵さんのお話その2。

奥の院には、小さなお地蔵さんがたくさんあります。なぜ小さなお地蔵さんがたくさんあるかというと。
日本中、いろいろなところにお地蔵さんがあります。が、新しく道をつくったり、古い土地を再開発したときに、どうしてもジャマになってしまうお地蔵さんもあるわけです。そのお地蔵さんを壊したり捨てたりするのは忍びないということで、奥の院に納めることがあるようなのです。

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最後に、みろく石(おもかる石)のお話。

御廟のちかくにみろく石というものがあります。
みろく石は直径15〜20cmくらいの大きさで、木枠でできた祠の中に置かれています。さらに、石が置かれているすぐ奥には、10cm弱の高さの台があるのです。
そしてその祠には、ちょうど片手が入るような隙間があるのです。

その隙間から片手を入れて、みろく石を片手で持ち上げ、10cm弱の高さの台の上に持ち上げることができれば、極楽浄土へ行けるのだそうです。
で、台の上にみろく石を持ち上げられなければ、その人は罪深いのだそうです。

私もチャレンジしたのですが‥‥。
持ち上げられませんでした。
私は罪深いのでしょうか?
それともただ非力なだけなのでしょうか?

ガイドのお坊さん曰く、この石は普通の人が持ち上げられるギリギリの重さに設定されているそうです。持ち上げられなかった人は罪深さを反省するように、なんとか持ち上げられた人でも「危なかった!」と思わせて油断しないようにするためなのだそうです。

そうはいっても、私にはみろく石を持ち上げられなかったわけで。
「非力なうえに罪深い人」ということになるんですかね‥‥。

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