当たり前のことではありますが、私の勤める会社は、コンプライアンスやハラスメントについて組織的に気をつけていこうという動きがあります。
先日コンプライアンスについてのイベントがあったことを書きました。
今度は、会社でハラスメントに関する啓蒙活動がありました。
ハラスメントは、セクハラやパワハラがありますが、コンプライアンスより難しいものがあります。なせなら、相手がいるからです。
ある行為が、ある人にとってはハラスメントとは感じないけど、ある人にとってはハラスメントと受け取られることがあります。パワハラについてはまだしも、セクハラはさらに難しいです。
不必要な身体的接触は論外としても、ちょっとした言動もハラスメントとなることがあるようです。それが、全くの好意であっても。
例えば、管理職の上司が、若い女性に対して、「たまには食事でもしない?」と誘っただけでハラスメントになる可能性が高いとのことです。
強要するわけでもなく、何度もしつこく迫るわけでもないのに。
そんなことを言っていたら、女性を食事に誘うことができなくなります。
しかし、女性を誘うとハラスメントになる可能性があるからといって、男性を食事に誘ってばかりいると、今度は女性を差別しているとしてハラスメントととられることもあるとのこと。
どうしたらいいのでしょう?
そもそも、そんなことを厳格に守っていたら、社内恋愛や社内結婚は、全てハラスメントに該当するはずです。かならず何らかのアプローチがあるはずだから。
なぜ社内恋愛や社内結婚が許されているかというと、お互いが好意を持っているからでしょう。
ということは、だ。
食事に誘ったとき、相手が自分に好意を持っていればセーフ。相手が自分に好意を持っていなければアウト。ということなんでしょうか。
私のように、女性の心を読めない人にとっては、女性を食事に誘うことすら難しくなってしまいます。
なんか、いやな風潮になってきました。
まあ、女性を食事に誘うような度胸がないためにいまだ独身でいる私は、セクハラに無縁の人間なのかもしれませんが。
最後に知り合いの管理職と雑談をしたのですが、パワハラやセクハラにならずに女性を食事に誘うためには、第三者を介在させればいいのではないか?という話になりました。
例えば、合コンとか、人に紹介してもらうとか。
すでに中年のおっさんになった私ではありますが、いまだに私を合コンに誘ってくれたり女の子のいる場に誘ってくれたりしてくれる友人がいます。
ほんと、ありがたいことだし、そういう友人を持ってうれしく思います。
まあ、頼りにしてばかりではダメなのでしょうが、そういったチャンスを大事にして、これからもがんばるぞぉ!
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